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日本初の大阪くらしの今昔館で、江戸時代にタイムスリップ!

日本初の大阪くらしの今昔館で、江戸時代にタイムスリップ!

2021-07-28 運営事務局

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全国のおすすめのアクティビティやカテゴリー別の特集記事・そのほか、その土地で食べれる美味しいお店や観光スポットなど、失敗しない旅行の為の情報を随時お届けします。

基本情報

大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマにした住まい専門の博物館です。江戸時代後期から戦後までの大阪の街並みを再現しており、資料や模型などと照らし合わせながら当時の暮らしを見ることができます。
大阪市立住まい情報センターの8〜10階が大阪くらしの今昔館になっており、体感できる展示を目的とした集客型ミュージアムとして人気を集めています。市民の目線からみた大阪の暮らしがよくわかるようになっており、大阪の都市居住の歴史を学ぶ場所として、また住む町大阪としてのイメージアップを狙って作られています。8階からエスカレーターで10階展望フロアに上がり、10階は展望フロアで上から9階を見ることができます。9階は江戸時代の街並み、8階は近代から現代への住まいを見ることができます。大阪くらしの今昔館がある、大阪市立住まい情報センター自体が大阪の暮らしをテーマとしているので、ビル全体で大阪の暮らしに触れることができます。
また、季節ごとに暮しに関するイベントやワークショップも随時開催しているので、飽きることなく楽しむことができます。

10階・展望フロアから江戸時代を見下ろせる!

江戸時代である天保初年(1830年)を再現している9階を上から見下ろせるようになっており、時代劇などで上から街並みを見下ろすあの有名なカットを実際に見ることができます。
突然現れるリアルな江戸時代の街並みに、タイムスリップしたかのような錯覚に陥るほどの出来栄えになっています。
建物も当時の大きさをリアルに再現しており、想像しているよりもリアルなので、本当に屋根の上にノラ猫が歩いているように見えます。二階に付けた、江戸時代のベランダなどもリアルに見えるようになっています。しかし歩いている人は観光の人たちなので注意が必要です。展示物の配置なども簡単に説明があるので、上から確認しておくとわかりやすいのでおすすめです。
街並みに入る前に、リュックやバッグなどの手荷物はロッカーに預けることができるようになっており、展示物に当たって破損してしまう恐れがあるため、必要な物以外は預けるようになります。この時に着物を着た人が歩いている事に気が付きますが、着物は9階でレンタルできるようになっているので、着物に着替えると江戸時代の街並みとより一体になって映えます。

9階・なにわ町屋の歳時記で江戸時代にタイムスリップ!

人間国宝・桂米朝の語りを聞きながら9階に降りると、10階から見下ろしていた江戸時代の風景が目の前に広がります。
江戸時代の商店などをリアルに再現しており、街並みだけでなく店の商品まで置いてあります(購入不可)。かんざしのお店では、本物の櫛が置かれてあり、ふすまのお店では当時のふすまや器具を売ってあり、着物の小物や本屋、呉服店、帳場までリアルに作られており、まるで今すぐ商売ができそうな雰囲気が漂います。
薬屋さんや骨とう品屋もあり、番台がありそろばんがありとなかなかに楽しめます。一方で普通の家も展示されており、江戸時代の暮らしがわかるようになっています。当時の炊飯道具や、お釜、『火の用心』の張り紙まであり、リアル感があふれています。換気扇や井戸も再現しているので細かい所まで楽しむことができます。
お風呂屋さんなどもあり、当時のお風呂屋さんを垣間見ることもできます。
もちろん、中に入って見ることもできるので是非見て帰ってみてください。おもちゃ屋さんのおもちゃは実際に遊んで見ることもできます。スタッフが遊び方を教えてくれるので、実際におもちゃで遊んでみると童心に帰れます。
そして9階には着物をレンタル(有料500円)できるようになっており、多くの人が着物を着て江戸時代の街並みを楽しんでいます。
子どもからお年寄りまで全ての人が楽しむことのできるフロアになっているので、是非ゆっくりと見学してみてください。
9階フロアは、外の時間と同じように空の色が変わって行くので、夕暮れのセンチメンタルな雰囲気も存分に味わうことができます。

8階・モダン大阪パノラマ遊覧でジオラマの世界で時代の移り変わりを見る!

8階に降りてくると、明治~昭和の『モダン大阪パノラマ遊覧』と題されたパノラマがあります。昭和初期の最先端のファッションに身を包んだ人々が行きかう、心斎橋筋商店街を再現されており、天神祭の船渡御や新世界のシンボルタワー通天閣と当時の遊園地ルナ・パークなどがあります。外国人居留地や北船場などで当時の暮らしを再現しています。
中でも大阪市城東区の古市中団地は、当時は最先端と言われていたそれまでの大阪の暮らしをがらりと変えたビルディング方式の団地になっており、全てを模型で再現しています。
他にも昭和のテレビや机や椅子といった物も実際の物を置いてあります。長屋建の賃家が一気に流行りだした当時の長屋の中も見ることができるようになっていて、想像力が掻き立てられます。戦後のバス住宅の暮らしなど戦後すぐの暮らしぶりも見ることができます。
8階入ってすぐにからくり錦絵が置いてあり、電動で時代経過を見ることができます。着物を着ている人が、時代と共に洋服になり、その洋服が時代と共に変わって行く様子や建物などの変化を目で追うことができるので、なかなかに見入ってしまう名品です。
ジオラマも細かい所までよくできており、当時の暮らしを彷彿させるような出来栄えとなっており、じっくりと見て帰ることをおすすめします。

ミュージアムショップ

当時の暮らしの中のおもちゃなどを販売しており、けん玉やめんこ、髪飾りなど懐かしの物が沢山リーズナブルな価格で販売されています。『みにちゅあーとキット』では当時の暮らしのミニチュアサイズの人力車や蓄音機の模型が売られており、手ぬぐいや昔の地図なども販売されています。江戸時代の絵葉書などもあり、お土産物を買うのに最適な場所となっているので是非寄ってみることをおすすめします。
このミュージアムショップに、自動販売機や椅子があるのでちょっとした休憩スペースとしても使えるようになっています。

毎月替わる企画展も必見

町家ツアーや町家衆ツアーなどのイベントやワークショップ、落語やコンサートも随時行われており、企画展もまた毎月替わりますが一貫して昔の時代に関わる物になっています。その時代の絵だったり、家電だったりしますが家電の場合は昔のミキサーや初代ガスコンロ、炊飯器などがあり、ダイヤル式の電話機は実際にダイヤル式の電話を掛ける方法も知ることができます。プッシュ式ではないダイヤル式の電話を見たことがないという人も多いですが、是非触って確かめてみてください。今の便利さを考えると、昔は非常にひとつずつが手間のかかる作業を積み重ねた暮らしだったことが解ります。少しずつ暮らし自体が進化していっていた昔の時代と比べると、今の時代がデジタルの時代になってデジタルの中で普通に暮らしていることが信じられないかも知れません。
また、昔の給食の食器などもあり、昔を懐かしんだり発見が沢山あったりと、楽しめる企画展になっています。なお、企画展は入場料にプラス200円となっていますが、充分元は取れるようになっているので、是非プラス料金を払ってでも見学してみてください。

施設の周辺情報

近くには天神橋筋商店街や侍かふぇ、扇町方面にはキッズプラザ大阪や扇町公園、梅田まで行くと阪急百貨店うめだ本店、阪神百貨店梅田本店、大丸梅田店などがあります。
天神橋筋商店街はアーケード商店街で、南北2.6 kmも長さがあり日本一長いアーケード商店街になっています。商店街には600店舗が出店しており、大阪三大市場のひとつの天満青物市場も近くにありまさに庶民の台所としてにぎわいを見せてきましたが、天満青物市場が大阪市中央卸売市場に移動された今、魅力ある商店街として巻き返しを図っています。商店街の中には美味しいカレー屋や寿司屋などの魅力あるお店があり、まさに隠れ家的穴場スポットになっています。
侍かふぇでは、情熱の日本体験型の和風エンタテインメントショーが見られるようになっています。客席ギリギリまで迫って来る本気の殺陣など、日本ならではの特別のショータイムを見ることができます。ショーが終了した後は、実際に侍に着替えることも可能になっており、近隣の飲食店からの持ち込みもOKになっています。
大阪くらしの今昔館から扇町に向かうと、キッズプラザ大阪や扇町公園があり子ども連れで回るなら、扇町方面に向かうのがおすすめです。キッズプラザでは遊んで学べるこどものための博物館になっており、ハンズオン展示やワークショップなど小さな子供でも楽しめるようになっています。扇町公園では大きな敷地に大型遊具マウンテンスライダーや、丘を利用したトンネル状滑り台、ロッククライミングなどがあり、噴水や芝生が広がっている癒しスポットにもなっています。
2駅戻り
大阪梅田駅まで行くと、阪急百貨店うめだ本店、阪神百貨店梅田本店、大丸梅田店など駅ビルが立ち並んでおり、阪急百貨店うめだ本店には特に女性のファッションに力を入れているビルで、阪神百貨店梅田本店はレディースファッションだけでなく、お土産物も充実しているビルです。大丸梅田店はJR大阪駅に直結しているビルで、阪急百貨店・阪神百貨店と並ぶ大阪梅田の代表的デパートになっています。

<施設詳細>

施設名:大阪くらしの今昔館(住まいのミュージアム)(おおさかくらしのこんじゃくかん(すまいのみゅーじあむ))
営業時間:10時~16時半
定休日:火曜日
電話番号:06-6242-1170
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル 8階
アクセス:地下鉄Osaka Metro谷町線・堺筋線、阪急電鉄の天神橋筋六丁目駅下車
3号出口より直結、JR大阪環状線の天満駅から徒歩7分

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