うろこの家・うろこ美術館
神戸にあるうろこの家・うろこ美術館は、北野異人館の中でも高台に建つ目立っている異人館です。
外国人の高級借家として明治に建てられた建造物で、国の登録有形文化財にもなっています。約3000枚の石をうろこのように覆っており、その外観からうろこ館と呼ばれています。
神戸の異人館の中でも始めに公開された建物になっています。
西洋骨董品を展示しています
西洋骨董品を展示しており、ロイヤル・ウースターやマイセン、ロイヤル・コペンハーゲンなどの骨とう品も展示しています。
隣接している美術館ではヨーロッパやロシアの近現代の絵画を展示しており、三階からは神戸が一望できるようになっています。
<施設情報>
施設名:うろこの家・うろこ美術館(うろこのいえ・うろこびじゅつかん)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目20-4
電話番号:0120-888-581
営業時間:9時~18時 10月~3月17時まで
予算:異人館巡りプレミアムパス3,000円(無料ドレスサービス付)
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:神戸異人館の中でもひときわめだつうろこの家。天然石をうろこのように重ねており明治に建築された建物を見学できます。
URL:http://kobe-ijinkan.net/
英国館
イギリス貴族の気分満載の英国館は、英国紳士の暮らしが解るようになっている建物です。
夜はENGLISH PUBになっており、まさに英国気分が味わえます。
イングリッシュガーデンもあり、コロニアル様式のバルコニーから見る景色はまさに英国になっています。イングリッシュガーデンを参考にしたい人は是非行ってみてください。
シャーロックホームズの部屋を再現しているベーカー街221Bの部屋もあり、帽子とケープも貸し出し可能になっています。シャーロックホームズ気分を味わってみてくださいね。
憧れの英国での暮らし
なんとも優雅に暮らしている様子を再現しているので、一気にラグジュアリー感が味わえます。
当時のバーカウンターやレトロな車も置いていますよ。インスタ映え間違いなしのホットスポットです。
<施設情報>
施設名:英国館(えいこくかん)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目3−16 英国館
電話番号:078-241-2338
営業時間:9時~18時 10月~3月17時まで バーは17時~1時
定休日:バーは日曜祝日休み
予算:750円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:コロニアル様式の洋館でイギリス貴族の暮らしを見ることができます。二階にはシャーロックホームズの部屋があり変装もできます。
URL:http://kobe-ijinkan.net/england/
風見鶏の館
旧トーマス邸であるゴシック風建築は1900年初頭に建築された建物です。ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が実際に住んでいた家です。
三角屋根の上には風見鶏が乗っており、神戸の象徴というイメージが濃い人も多いです。そのため、神戸の消火栓にはこの風見鶏が入っているので、見かけたらチェックしてみましょう。風見鶏は魔除けの意味があり、当時はキリスト教を普及する意味でも使われていました。
あざやかなレンガ調の建物は、神戸異人館の中でもひときわ目立つ存在となっています。
元はドイツ人の住居
国の重要文化財にもなっており、中を見学することができます。当時の日本からは考えられないような建築になっており、見どころが沢山あります。窓、玄関、間取りとどれをとっても見ごたえがあります。
当時の暮らしを思い出しながら見ていくのがおすすめです。
<施設情報>
施設名:風見鶏の館(かざみどりのやかた)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町3丁目13-3
電話番号:078-242-3223
営業時間:9時~18時
定休日:6月・2月の第一火曜日
予算:500円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:1904年にドイツ人の自宅として建てられた歴史的建造物です。
URL:https://www.kobe-kazamidori.com/kazamidori/
ウィーン・オーストリアの家
モーツァルトをテーマにしている、ウィーン・オーストリアの家では、18~19世紀の貴族の家をイメージした建築物です。独特な丸い円錐が特徴になっています。
ロココ調の衣装や女帝マリア・テレジアの肖像等も展示されており、見どころの多い歴史的建造物です。
モーツァルト関連も展示
モーツァルトが作曲に使っていたピアノの複製や、当時の衣装もあります。
ガーデンテラスにはカフェがあり、オーストラリアのビールや、ヨーロッパワインなどを置いてあります。ウィーンから直接取り寄せているチョコレートケーキも人気ですよ。ジュースもモストなど珍しい物があるので、ウィーン・オーストラリア好きにはたまらないカフェになっています。
<施設情報>
施設名:ウィーン・オーストリアの家(うぃーん・おーすとらりあのいえ)
住所:所在地: 〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目15-18
電話番号:078-261-3466
営業時間:9時~18時 1月~2月17時まで
予算:500円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:モーツァルトをテーマにした建物で、世界でも珍しいモーツァルトが作曲に使っていたフォルテ・ピアノがあります。ウィーン直送のチョコレートケーキやぶどうのジュースも飲めます。
URL:https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/wien
旧ドレウェル邸
神戸にある西洋館の旧ドレウェル邸は、1915年にフランス人用に建てられた建造物ですが長い間ドイツ人が暮していました。その後神戸市か買取、無料で一般公開されています。
中には休憩所もあり、使用人の部屋まで見ることができます。高台にあるため、二階からは神戸市内が見えるようになっているので、神戸異人館散策の途中に寄ってみるのもおすすめですよ。
廊下が違う!
広くて窓が一面にある廊下は日本ではあまり見られない建築です。日本にも縁側という廊下一面に窓がある設計があるものの、日本の窓はあくまでも出入りするように作られているので、下まで窓であり、突き当りには押し入れや壁になっているのが定説です。突き当りにも窓がある建築は海外らしい設計でしょう。庭には1300本の樹木が植えられており、二階からは庭も見下ろせます。
<施設情報>
施設名:旧ドレウェル邸(きゅうどれうぃるてい)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2-10-24
営業時間:9時~18時
定休日:6月・2月の第3木曜日
予算:無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:1905年にフランス人によって建てられ、現在は神戸市が管理し無料開放しています。洋館らしい建築物で、庭も素敵な洋館です。
神戸北野教会
神戸北野教会は150年の歴史ある建造物です。
本格的な独立型チャペルとして、神戸異人館の中でも神聖な場所として扱われてきました。
歴史ある建物とパイプオルガン、そして本物の教会として現在ではチャペルに利用されています。神様の前で愛を誓った二人は、鐘塔から鐘が鳴らされ鐘を聴く全ての人に祝福されています。
本場ステンドグラス
ブルーのステンドグラスから光が差し込み、自然光が沢山取り入れられる造りになっており中も明るくなっています。花嫁の白、ステンドグラスの青、そして真っ赤なレッドカーペットを想像するだけでも胸が熱くなりますね。教会自体も樹木に囲まれていて、もちろん結婚式も挙げることができるようになっています。
神戸異人館の中を通って行くので、雰囲気も抜群です。建物の中は何かないと入れないのですが、外から見るだけでもかなり素敵なのでおすすめですよ。
<施設情報>
施設名:神戸北野教会(こうべきたのきょうかい)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町1丁目2-9
電話番号:078-855-9845
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:本格的な教会と、庭が見れます。外から出も十分貫禄があり、素敵な建築物なので是非見てみてください。
URL:https://www.kitanochapel.com/
香りの家オランダ館
元オランダ総領事邸だった建物を公開しています。独特なドイツの壁やオランダならではのチューリップの咲き乱れる、ノスタルジックな雰囲気がある素敵な洋館です。
そしてここでは、世界でただひとつだけの香水を調合してくれる、珍しい手作り香水を作ってもらえます。レシピは三年保存されているので、再購入も可能になっています。
洋館ならではのノスタルジック
どこを切り取っても絵になるのは洋館だからこその特権です。
壁や調度品のひとつひとつが、こだわりを感じる素敵な空間が広がっています。全て見ることができるので、じっくりと堪能してみましょう。オランダ館の中でもおすすめは150年前の自動演奏ピアノは足で踏むと演奏してくれるシステムになっています。
オランダ民族衣装を借りることができ、気分も盛り上がるおすすめのスポットです!
<施設情報>
施設名:香りの家オランダ館(かおりのいえおらんだかん)
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目15-10
電話番号:078-261-3330
営業時間:9時~18時 1・2月17時まで
予算:700円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:元オランダ総領事邸、オランダ館で世界でたったひとつの自分だけの香水を作ってもらえます。
URL:http://www.orandakan.shop-site.jp/
まとめ
異人館は坂道にあるので、少し歩くのがきついですがそれでも坂の上から見る神戸の街は絶景です。異人館も点在しているので、あまり苦にならず歩いて行けますがスニーカーで行くのがおすすめです。
異国情緒溢れるノスタルジックな異人館で、どっぷりとレトロな雰囲気に染まってみましょう!