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京都のお祭りをご紹介!日本の文化に触れられる素敵な催し!

京都のお祭りをご紹介!日本の文化に触れられる素敵な催し!

2022-07-11 運営事務局

こんにちは。今回の記事では、京都府内で開催されるオススメのお祭り情報・スポットを7つほど紹介していきたいと思います。京都府は、日本の文化を継承していくまさに最前線の土地柄であると言え、様々な思いを込めたお祭りが一年を通して開催されます。そんなお祭りの情報を知ることで、観光客の方にも楽しんでいただきたいです。ただ楽しむだけでなく京都の伝統や日本の誇るべき文化に触れ、趣深い観光をすることもできます。季節ごとのお祭りを紹介しますので、ご自身の来訪タイミングに合わせて旅程を検討ください。
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全国のおすすめのアクティビティやカテゴリー別の特集記事・そのほか、その土地で食べれる美味しいお店や観光スポットなど、失敗しない旅行の為の情報を随時お届けします。

祇園祭



京都のお祭りと言われて、祇園祭を取り上げないわけにはいきません。日本全国にその名を知れ渡らせる、絶大な人気とブランドを誇るお祭りで一緒の間に一度は訪れたいところです。7月の実に一カ月間行われる大規模なお祭りで、山鉾巡行と呼ばれるお神輿を担ぐ巡行はユネスコの無形文化遺産にも制定されているほどです。そんな山鉾行事が行われる7月17日~7月24日は盛り上がりのピークであるとも言え、世界中から評価される素敵なお祭りが京都の夏を彩ります。

超人気!街をあげて行われる夏の風物詩



祇園祭という名前だけあって、京都の中心街・祇園は7月になるとお祭り一色ムードに。とてつもない数の人々が国内外問わず訪れ、大繁盛の装いを見せます。そのお目当ての一つは、何と言っても山鉾巡行だと言われています。大規模で多くの人が担ぎ上げるお神輿は大迫力で息を飲んでしまいます。街の中をお神輿が駆け巡り、その臨場感は是非一目味わいたい気持ちにさせてくれます。有料の観覧席が用意されていますので、絶対に見たいという方は利用を推奨。他にも数えきれないほどの出店なども運営され、文化を楽しむ・お祭りではしゃぐという二重の楽しみ、どちらも満喫できます。

<情報>
名前:祇園祭(祇園祭)
開催:7月1日~31日
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/event/major/gion/  

京都五山送り火



こちらの京都五山送り火も、祇園祭と並び立って京都の夏を彩る名物的な風物詩となっています。祇園祭ほどの大混雑はしないものの、こちらも非常に広範な地域で催事が運営され、多くの方が足を運びます。ここ数年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られており、令和4年度も「未定」となっていますが、昨今の時世を踏まえてもそろそろ復活の時は近いことかと存じます。

京都の夜にでかでかと燃え盛る「大」の文字!



こちらのお祭りの最大の見どころはなんと言っても、京都の山にでかでかと燃え盛る文字やイラストになっています。大文字焼きとも呼ばれる京都の夏の夜の風物詩で、その文字やイラストのすべてが炎で描かれているのです。京都の街並みは景観を守るために、派手な色彩や光を使わないように条例で決められていますが、そんな街並みも相まって夜の雰囲気は非常に閑静で暗め。そんな雰囲気の中で煌々と光る炎は非常に映えます。まるで町全体を照らすようなスケール感と統一感は実に魅力的です。多くの人を繋ぐ平和的な象徴として非常に見応えがあります。そして実際に炎を眺めるだけでなく、街並みには様々な出店の開催もありますので、色々な食べ物を食べたりゲームで遊んだりと楽しむことも可能です。

<情報>
名前:京都五山送り火(きょうとござんおくりび)
開催:8月16日
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/ 

葵祭



こちらは、平安時代にルーツを持っているお祭りとなっています。京都御所から上賀茂神社までの比較的コンパクトなエリアをお神輿で練り歩くお祭りとなっています。そして、お神輿をかつぐお祭りと言えばどうしてもオラオラ系の男性が盛り上がって熱気あふれるものであるとのイメージが強いですが、こちらははっきり言って真逆。平安貴族の白い装束衣装に身を包んだ方々が、ゆったりと京都の街並みを巡行します。

日本の歴史的な文化をふんだんに感じることができる!



こちらのお祭りでは、前述のように平安時代さながらの雰囲気や文化を感じることができるのですが、それだけではありません。なんと鎌倉時代あたりから日本に根付いた「騎射三物」の行事も目の前で見ることができるのです。お神輿などの人工物だけでなく、馬にまたがった平安貴族の格好をした人が京都の街並みを闊歩します。そして、「流鏑馬」と呼ばれる馬に乗りながら的を弓で射るという諸芸になっています。元来武士の鍛錬として行われていたこの行事は迫力も抜群で、見ごたえも抜群です。貴重な機会でなかなか見られないイベントなので、是非ご覧になってください。

<情報>
名前:葵祭(あおいまつり)
開催:5月3日、5月15日

時代祭



次に紹介するこちらは、ここまで取り上げてきた3つのお祭りと並び立って「京都4大行事」と評されるお祭りになっています。京都の初夏から秋口までを一気通貫で楽しませてくれる素敵な行事になっています。日本の文化や伝統をこれでもかと誇示し、守っておられるこれらの行事は日本人としても非常に大切にすべきで、特別です。そんな側面をこちらのお祭りもしっかりと踏襲しています。平安神宮を舞台に、京都の地で育まれてきた「時代」を意識させる形の演出で時の流れをひと繋ぎのストーリーとして体感することができます。歴史に明るい方から、日本に誇りを持たれている方まで、非常に知的好奇心がくすぐられる行事になります。

平安時代から脈々と続く歴史を実感!歴史や伝統をダイレクトに知る



こちらのお祭りの歴史は、なんと平安時代にさかのぼります。平安京に遷都した約1100の記念式典がルーツにあり、それが現在でも脈々と受け継がれる形となっています。実際にお祭りに参加される方も平安装束を着ていたりしますし、単なるお祭りというだけでなく、ショー形式のイベントとしての顔も持ち合わせます。そんな平安時代からの京都の都としての歴史を1000年以上股にかけて振り返るのが本分となっていて、平安時代の貴族風の人々から、馬に乗った武将、鎌倉時代の武士、牛車に乗った大名…などなど歴史の教科書の一幕がまるで目の前で展開されていくような気にさせてくれます。沿道の人々はその様子を見て、京都が紡いできた歴史に想いを馳せるという形になります。日本人として一度は触れておきたい貴重な文化的行事であり、参加をオススメしたいです。事前にパンフレットが配布されるため、照らし合わせて観劇することも可能です。

<情報>
名前:時代祭(じだいまつり)
開催:10月22日
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/event/major/jidai/  

節分祭



ここから紹介していくものは、「京都四大行事」とはいかないものの魅力的で興味深いお祭りとなってきます。節分の行事と言えばすっかり全国にも浸透しましたが、京都では特に八坂神社の節分祭などが著名です。季節を4等分するという古典的な考え方に基づき、区切りを意識するという節分の行事。豆をまくイベントとして、老若男女に周知されています。

定番のお祭り!各地の神社で開催



節分祭は京都府内でも、様々な神社やお寺で開催されています。参加型の側面も強いことからお子様にも人気で、日本の文化に触れるためのとっかかりとしても人気です。京都でも一部の神社の節分祭はさらに人気を集めていて、例えば八坂神社や廬山寺などが特に有名。本格的な変装をした鬼が登場し、豆を投げて楽しむことができます。八坂神社ではさらに神社の神主様が、大衆に向けて豆の入った袋を投下するという光景が記憶にもよく残っていることかと存じます。元来、平安時代の宮中行事に端を発するこのお祭り。いつの時代も恐怖の対象とされる鬼をよけ、幸せな生活を祈念してみてください。

<情報>
名前:節分祭(節分祭)
開催:2月上旬


蹴鞠はじめ



こちらは毎年の年始に下鴨神社で行われる伝統的なお祭りとなっています。「蹴鞠はじめ」というのだから、まさに一年の初めにふさわしい行事となっていて非常におめでたくもあります。元来から京都で年始を迎えたいというニーズは一定数あり、そういう方の期待に応え得るものであるとも言えますし、コロナ禍においても開催される、人気の行事の一つとなっています。

平安貴族を着た人たちが蹴鞠を!



平安貴族の格好に身を包んだ人たちの蹴鞠は実に1時間半も行われます。一見長いようにも感じられそうですが、これにはまた見応えがあります。動きづらそうな格好をしながらも正確にボールをけり上げ繋いでいく様は、仲間同士の絆のようなものが感じられますし、革製の靴でボールを蹴る音は「コツコツ」と閑静な京都の町に独特の音で響き渡ります。年始にしっかりと人と人との繋がりを味わい温かい気持ちになることができます。毎年混雑することが通例ですので、場所の確保は早いことを推奨します。

<情報>
名前:蹴鞠はじめ(けまりはじめ)
開催:1月4日
電話番号:075-781-0010(下鴨神社)

太秦の牛祭



最後に紹介をするのは、こちらのお祭りです。あの聖徳太子×仏教の聖地としても知られる広隆寺で開催されるお祭りで非常に歴史も長いです。こちらは毎年秋口頃に行われ、豊作や悪霊退散を祈る行事になっています。

インパクト抜群のビジュアルは印象に残る!



こちらは「京都三大奇祭」とも言われるほど、一風変わったお祭りになっています。牛にまたがった人が被る仮面はなんともインパクトが抜群で、不気味さと神聖さが同居したような感じ。見ているだけでパワーをいただけるような気になってきます。そんなビジュアルの人が読経をし、最後に堂内に飛び込んでいく、ダイナミックな動きも込みで見応えがあります。一度見たら頭にこびりつく不思議なお祭り、昨今は不定期開催となっているようですので公式の情報をもご確認ください。

<情報>
名前:太秦の牛祭(うずまさのうしまつり)
開催:10月

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。京都には、やはり日本の文化や伝統を継承するような、貴重なお祭りが多数ありました。観光の折に是非お楽しみください。

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