三輪神社
まずは名古屋市内にある変わった神社を3つご紹介!
1つ目に紹介するのが、名古屋の観光スポット・大須商店街の一角にある三輪神社(みわじんじゃ)です。
三輪神社は1570年に、奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)から神様を迎えて創建されました。
可愛すぎる!うさぎだらけの神社
三輪鳥居や縁結びの木、尾張藩の矢場跡など、見どころがたくさんある三輪神社ですが、やはり一番の見どころは境内のあちらこちらに見えるうさぎたち。
拝殿のすぐ目の前にある『幸せのなでうさぎ』をはじめ、境内のあちらこちらでうさぎの置物を見ることができます。
お守りやおみくじ、さらにはおみくじ掛けもうさぎの形。
もう見るもの全てが可愛すぎて最高に癒されます。
由緒によると、うさぎは三輪神社に祀られている大物主(おおものぬし)神様のお使いとされている動物で、運気を上げて幸福をもたらしてくれると言われているそうです。
推し活の神社としても人気
最近では推し活の神社としても注目を集めている三輪神社。
なんでもこちらのうさぎ絵馬に願い事を書いて奉納すると、好きなアイドルのコンサートチケットや紙席が当たる確率が高くなるのだとか。
そのためか、最近は推しの似顔絵を書いたうさぎ絵馬で溢れかえっているそうです。
推し活をしている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
<詳細情報>
住所:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-9-32
電話番号:052-241-7468
開閉時間:直接お問い合わせください
料金:拝観無料
URL:
https://miwajinnjya.com/
桃巌寺
2つ目に紹介するのが、千種区にある桃巌寺(とうがんじ)。
織田信長の父・信秀の菩提寺として建立されたお寺で、もともとは現在の千種区穂波町付近に建てられましたが、度重なる水害の影響により、今から約350年ほど前に現在の地へ移されました。
珍しい!?緑色すぎる大仏様
桃巌寺の境内には、名古屋で一番の大きさを誇る『名古屋大仏』が安置されています。
写真でもお分かりいただけるかと思いますが、まあとにかく色が鮮やか!
1987年に建立された時はここまで緑色じゃなかったそうですが、2006年の改修工事でこんなにもハッキリとした緑色になってしまったそうです。
大仏様以外にも珍しいものが満載!
鮮やかな名古屋大仏ばかりに目がいってしまいそうになりますが、桃巌寺はほかにも見どころが盛りだくさん。
本殿には直径1メートルほどある巨大な木魚や、願い事を書いて奉納する『祈願石』などがあります。
また、本殿の奥には音楽や芸事にご利益があるとされる『ねむり弁天』が祀られています。
ねむり弁天は毎年1月1日〜5日、5月7日・8日にご開帳されるので、近くで見たい方はその時期を狙うのがおすすめ!
ちなみにご開帳されていない時でも、遠くからであれば眺めることができます。
<詳細情報>
住所:〒464-0819 愛知県名古屋市千種区四谷通2-16
電話番号:052-781-1427
開閉時間:9:00~17:00
料金:拝観無料
※ねむり弁天・パゴダ塔拝観は1名につき1,000円
羊神社
3つ目に紹介するのが、北区にある羊神社。
創建時は不明ですが、歴史のある神社で、現在の本殿は1838年に建てられたものと伝えられています。
境内は羊パラダイス
神社の名前からもお分かりいただける通り、羊神社には羊がいっぱい!そのため、ひつじ年は参拝客でごった返すそうです。
手水舎をはじめ、境内のいたるところで可愛らしい羊を見られるので、訪れるとほっこりとした気持ちになれます。
社務所の近くには親子で仲良く寄り添った羊の像が。
目の前に賽銭箱があるので、お金を投げたらぜひ羊さんを撫でてあげてください。
季節限定の御朱印がキュート
可愛いのは境内の羊だけではありません。
羊神社は御朱印もキュート!季節ごとに違うデザインの御朱印が登場するので、御朱印集めをしている方はぜひ各シーズンの御朱印をチェックしてみましょう。
<詳細情報>
住所:〒462-0032 愛知県名古屋市北区辻町5-26
電話番号:052-912-0063
社務所受付時間:9:30~15:30(月・木・土・日)
料金:拝観無料
桃太郎神社
ここからは尾張エリアの変わった神社仏閣を3つご紹介します。
まず最初に紹介するのが、犬山市にある桃太郎神社。この地に古くから伝わる桃太郎伝説にちなみ、1930年に創建されました。
こちらは全国的にも有名な珍スポットで、境内には桃の形をした鳥居や、桃太郎伝説に登場するおばあさんが洗濯に使っていたとされる『洗濯岩』などがあります。
桃太郎の出演者たちが勢揃い
桃太郎神社の見どころは何といっても境内のいたるところにあるコンクリート像。
物語の名場面が再現されているので、境内をまわりながら桃太郎伝説を学べます。
桃から元気よく誕生する桃太郎をはじめ、お供の猿・雉・犬、赤や青のカラフルな鬼たち、さらにはおじいさん、おばあさんまで登場するので、見ごたえ抜群です。
中にはこんな鬼のコンクリート像も。背中に乗っても笑って許してくれる心優しい鬼だそうで、子どもたちに大人気のようです。
境内にある約20体のコンクリート像は、全て造形作家の浅野祥雲氏によってつくられています。浅野氏の作品は愛知県・日進市にある五色園や、岐阜県・関ヶ原町にある関ヶ原ウォーランドでも見ることができます。
桃太郎グッズを展示する宝物館も必見!
境内には桃太郎に関する資料が展示された宝物館(有料)もあります。
鬼が使ったとされる金棒や、鬼ヶ島の岩、きびだんご作りに使った石臼など、珍しい宝物がたくさん見られるので、参拝へ行かれる方はぜひこちらも立ち寄ってみてください。
<詳細情報>
住所:〒484-0002 愛知県犬山市栗栖大平853
電話番号:0568-61-1586
社務所受付時間:10:00~16:00
料金:拝観無料
※宝物館…大人200円 、小人100円
URL:
http://www.yha.gr.jp/momotaro/shrine.html
間々観音
続いてご紹介するのが、小牧市にある間々観音(ままかんのん)。正式名称は龍音寺(りゅうおんじ)といいます。
こちらは日本で唯一、お乳に関するお願いにご利益があるお寺ということで、境内がとにかくおっぱいだらけ。
由緒正しきお寺ですが、思わずクスっと笑ってしまうところが満載です。
センサー付きのおっぱいにびっくり
境内に入ってまず衝撃を受けるのが、おっぱいの形をした手水場。
見た目からインパクト大ですが、実はこれ、人が近くに来るとセンサーが反応して乳首の部分から水が出る仕組みになっているんです。
真剣に考えてつくられたことは重々理解しているのですが、何といっていいのやら……。
しかもセンサー付きのおっぱいはこれだけじゃないんです。
こちらの『慈乳観世音(じにゅうかんぜおん)』も、人が近くを通るとセンサーが反応して右乳から水が出る仕組みになっています。
ご覧ください。長い間、参拝者のために水を流し続けたからか、今では右乳の下がすっかり違う色に変わっています。
間々観音へ参拝に行ったら、ぜひこちらの慈乳観世音にも手を合わせましょう。
胸の悩みがある女性はぜひ訪れるべし
境内のいたるところでおっぱいが見られる間々観音。もちろん絵馬にもおっぱいが付いています。
授乳のお願いはもちろん、発育やお乳の病気のお願いなどにもご利益があるとされているので、胸に関するお悩みを抱えている方はぜひ参拝へ行ってみてください。
<詳細情報>
住所:〒485-0048 愛知県小牧市間々本町152
電話番号:0568-73-6173
開閉時間:7:30~17:00
料金:拝観無料
URL:
https://mamakannon.wixsite.com/index
田縣神社
尾張エリアの変わった神社仏閣で最後にご紹介するのが、間々観音と同じく小牧市にある田縣神社(たがたじんじゃ)です。
男性のシンボルを祀る珍しい神社で、毎年3月におこなわれる豊年祭が有名です。近年では国内だけでなく、海外からも多くの参拝者が訪れています。
豊年祭でおなじみの大男茎形は必見
境内のあちこちで男性のシンボルが見られる田縣神社ですが、一番の見どころは何といっても本殿にお供えされている『大男茎形(おおおわせがた)』。
文字通り、驚くほどのビッグサイズで、長さは約2.5メートル、重さは何と300キログラム近くもあるそうです!
豊年祭ではこの大男茎形を神輿に乗せ、厄男たちが御旅所から田縣神社まで担いで街中を練り歩きます。
イメージするだけでもすごい光景ですが、実際の様子はさらにインパクト抜群!奇祭と呼ばれるだけあります。
お祭りを見るのは難しいかもしれませんが、迫力満点の大男茎形は見る価値アリ。田縣神社に参拝へ行かれたら、ぜひ見に行ってみてください。
ダブル参拝でさらにご利益アップ!?
田縣神社へ行く方は、車で10分ほどの距離にある大縣神社(おおあがたじんじゃ)にもぜひ立ち寄りましょう。
大縣神社は女性の御神体を祀る神社で、子授けや安産にご利益があると言われています。
子孫繁栄にご利益がある田縣神社とセットで訪れれば、子宝に恵まれるかも!?
また、大縣神社は梅の花の名所としても知られています。
見頃は2月中旬から3月中旬。紅白の美しいしだれ梅は見ごたえ抜群です。
<詳細情報>※田縣神社
住所:〒485-0004 愛知県小牧市田県町152
電話番号:0568-76-2906
御祈祷受付:9:00~15:30
料金:拝観無料
URL:
http://www.tagatajinja.com/index.html
妙善寺
続いては三河エリアの変わった神社仏閣を4つご紹介します。
1つ目に紹介するのが、西尾市にある妙善寺(みょうぜんじ)。地元では「ハズ観音」と呼ばれ親しまれています。
ハズ観音という呼び名は、地名である幡豆町に由来しているのだとか。
また、かぼちゃと縁が深いお寺ということで、「かぼちゃ寺」とも呼ばれているそうです。
かぼちゃでいっぱいのお寺
幡豆町の民話によると、その昔、西林寺(現在の妙善寺)の利春僧都(りしゅんそうず)が観音様より「道徳を授けるから浜へ出かけなさい」とお告げを受けたと言われています。
そして言われた通り、浜辺へ出かけると、岸に大きくて丸い実が打ち上げられていたそう。
これが実はかぼちゃだったそうで、のちに妙善寺がかぼちゃ寺と呼ばれる由来になったとされています。
境内はかぼちゃづくしで、かぼちゃの中に観音様がいらっしゃる『百寿かぼちゃ観世音』や、触ると幸福が訪れるという『幸せのかぼちゃ』などがあります。
冬至に訪れるのがおすすめ
冬至の時期が近付くと、かぼちゃの像だけでなく、本物のかぼちゃも見ることができます。
これは、妙善寺で毎年冬至におこなわれる『かぼちゃサミット』に向けて、全国各地から寄贈されるかぼちゃなのだそう。
冬至の日はたくさんのかぼちゃを見れるだけでなく、かぼちゃと小豆を煮込んだおしるこも振る舞われます。
寒くて外出するのが億劫になる時期ですが、観光される方はぜひ妙善寺まで足を運んでみては。
<詳細情報>
住所:〒444-0701 愛知県西尾市幡豆町東幡豆森66
電話番号:0563-62-2297
開閉時間:直接お問い合わせください(平日9:00~18:00)
料金:拝観無料
URL:
https://www.hazu-kannon.net/
無量寺
2つ目に紹介するのが蒲郡市にある無量寺(むりょうじ)。
平安時代に創建されたお寺で、厄除け・ガン封じにご利益があることで知られています。
絵馬と住職の説法でガン封じ
ガン封じ寺として有名な無量寺の境内には、癌病平癒祈願の絵馬がびっしり。
絵馬には人の形が描かれており、ガンを封じたい部分を黒く塗りつぶして平癒を願うそうです。
本堂では毎日住職による説法がおこなわれています。
「ガン予防にはこういった食べ物が良い」など、ユーモアでタメになるお話が聞けるので、参拝へ行ったらぜひ住職の説法も聞いてみてください。
神秘的な光景が見られる千仏洞めぐり
無量寺といえば、中国の石窟寺院をモデルにした珍しい千仏洞も見どころの1つ。
千仏洞めぐりではガンダーラの仏や大きな大日如来座像などを見ることができます。しかも拝観無料。ここでしか見られない、神秘的な光景が見られるのでおすすめです!
<詳細情報>
住所:〒443-0105 愛知県蒲郡市西浦町日中30
電話番号:0533-57-3865
開閉時間:8:00~17:00
料金:拝観無料
東光寺
3つ目に紹介するのが半田市にある東光寺です。
こちらのお寺は和歌山の東光寺から寺号と本尊を移し、1903年に創建されました。
仏教界のカリスマ・弘法大師がズラリ
東光寺の見どころは、何といっても弘法堂にズラリと安置されている弘法大師像。
東光寺を創建した誠感上人が「弘法信者のために大師像を祀りたい」と、1歳から62歳までの弘法大師像をつくったそうです。
もともと弘法堂には62体の弘法大師像が祀られていましたが、1945年に起きた三河地震の影響によって損壊。現在は45体となってしまったそうです。
とはいえ、ひな壇に並ぶさまざまな弘法大師像は見ごたえアリ!ぜひじっくりと弘法大師の成長をご覧になってください。
<詳細情報>
住所:〒475-0022 愛知県半田市亀崎月見町3-14
電話番号:0569-28-2622
開閉時間:直接お問い合わせください
料金:拝観無料
岡川寺
続いても弘法大師像が見どころのお寺。
三河エリア最後にご紹介するのが、武豊町にある岡川寺(こうせんじ)です。
先程ご紹介した東光寺は数多くの弘法大師像が並んでいましたが、こちらではどんな弘法大師像が見られるのでしょうか。
日本一の弘法大師像が見られるお寺
お堂に入ると、驚くほどビッグサイズな弘法大師像が。
そう、岡川寺では日本一大きい木造の弘法大師像を見ることができるんです!
恵當大弘法大師(えとおおこうぼうだいし)という名前で、高さは3.6メートルもあるそうです。
実物は写真以上に迫力満点!近くを通ったらぜひ岡川寺に立ち寄ってみてください。
<詳細情報>
住所:〒470-2531 愛知県知多郡武豊町冨貴寺東13
電話番号:0569-72-3832
開閉時間:直接お問い合わせください
料金:拝観無料
まとめ
町のいたるところに神社や仏閣がある愛知県。熱田神宮や大須観音などの人気スポットを見てまわるのもいいですが、今回ご紹介した神社仏閣も見どころ満載でとてもおすすめです!
「たまには変わった観光地へ行ってみたい」「話のネタになるようなところへ遊びに行きたい」という方は、ぜひ今回ご紹介した神社仏閣へ遊びに行ってみてください。