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変わった旅行をしたい方に!静岡県の珍スポット巡り

変わった旅行をしたい方に!静岡県の珍スポット巡り

2023-09-19 ナベチャン

静岡県には富士サファリパークや浜名湖など、魅力的な観光地がたくさんあります。そんな静岡県で、「少し変わった旅をしたい」という方におすすめしたいのが、珍スポット巡りです。今回は静岡県の珍スポット巡りができる1泊2日のモデルコースをご紹介します。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

1日目は熱海の珍スポットを散策

静岡県の中でも、とくに珍スポットが多いとされているのが、熱海・伊豆エリアです。
1日目は温泉リゾート地として有名な熱海の珍スポットを散策していきましょう。

【11:00】熱海駅に到着



旅のスタート地点となるのが、静岡県・熱海市にある熱海駅。
都心からのアクセスも良く、東京駅から新幹線を利用すればわずか1時間弱で行くことができます。



熱海駅に到着したら、まずは見学前に腹ごしらえを!
熱海駅周辺にはボリューム満点の海鮮丼や、おいしいそばが食べられる食事処が揃っています。
新幹線内で食事を済ませてきた方は、「熱海ばたーあん」や「熱海プリン」などの絶品スイーツを堪能するのがおすすめです。



熱海駅周辺の食事処でとくに人気を集めているのが、熱海おさかな・大食堂。
こちらでは具材がこぼれ落ちそうな「海鮮てっぺん丼」をはじめ、「トロとろとろ丼」や「贅沢丼」など、新鮮な海の幸を満喫できるメニューが豊富に揃っています。

<熱海おさかな・大食堂>
住所:〒413-0011 熱海市田原本町3-1 熱海魚熊ビル2F
電話番号:0557-48-6855
営業時間(昼):11:00〜15:00(ラストオーダーは14:30)
定休日:無休
URL:https://www.osakana-daishokudo.com/

【13:00】まずは熱海城で遊戯三昧



しっかりお腹を満たしたら、次は熱海駅のバス停から湯~遊~バスを利用して熱海城へ。
お城と聞くと、ありきたりな観光スポットだと感じる方も多いかもしれませんが、実は熱海城は歴史的に存在したお城ではなく、観光名所として1959年に建てられた架空のお城なんです。
そのため、城内にはジェット付き足湯やマッサージチェア、ジェンガなど、お殿さまが決して体験していないであろう設備がズラリ。
日本城郭資料館や浮世絵美術館など、歴史を学べる施設もありますが、それ以上にアトラクションが充実していてとにかくテンションが上がります。



中でもホットなのが、地下1階にある遊戯施設です。
ゲームセンターでおなじみのゲーム機からボルダリング、卓球、ビデオゲームなど、もはやお城とは全く関係ないものばかりが揃っていて、これまたテンションが上がります。
しかも驚くことに、ここのコーナーは遊び放題!入城者は全て無料で遊ぶことができるんです。ほかの施設を見学したあとは、ぜひ童心に帰って遊んでいきましょう!

<熱海城>
住所:〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993
電話番号:0557-81-6206
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料:大人…1,100円、小・中学生…600円、3~6歳…450円
URL:http://atamijyo.com/

【14:00】熱海トリックアート迷宮館で撮影タイム



熱海城を出たら、次は別館の熱海トリックアート迷宮館へレッツゴー!
こちらの施設には、目の錯覚で立体的に見えるイラストが至るところに描かれています。
また、立ち位置によって背が伸びたり縮んだり、まるで鏡を見ているかのような写真が撮れたり、不思議な体験ができる仕掛けも満載です。

館内のアートは見るだけでなく、触ったり撮影したりすることもできます。鬼気迫るような表情や面白いポージングで、ぜひ記念に残る1枚を残しましょう。

<熱海トリックアート迷宮館>
住所:〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993
電話番号:0557-82-7761
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料:大人…1,100円、小・中学生…600円、3~6歳…450円
URL:http://atami-trickart.com/

【15:10】熱海秘宝館で大人の世界を見学

続いては、熱海トリックアート迷宮館から徒歩5分の距離にある熱海秘宝館へ。
こちらは熱海屈指の珍スポットで、その名の通り、秘宝を展示している施設です。ちなみに18歳未満の方は入館することができません。
そう、ここはエロティックな世界が広がる大人のためのテーマパークなのです……!

館内には男根を模した巨大な木馬に四十八手フィギュア、夜空に浮かぶお尻など、カオスで刺激が強いアトラクションが満載。
館内での撮影が禁止されているので、ぜひ目に焼き付けていただきたいところです。
珍スポット好きは楽しめること間違いなしなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

<熱海秘宝館>
住所:〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町8-15
電話番号:0557-81-5800
営業時間:9:30~17:30
休館日:なし
料金:1,700円
URL:https://www.atami-hihoukan.jp/index.html

秘宝館を出たら、アタミロープウェイへ乗って山麓駅へと向かいます。
こちらのロープウェイは日本一短いロープウェイと言われており、乗車時間は何と約3分30秒!10分間隔で運行しているので、駅に着いたらすぐに乗ることができます。
山麓駅へ到着したら、駅近くにある熱海後楽園のバス停から熱海駅へと戻りましょう。
熱海駅へ着いたら、今度はJR伊東線で伊東駅へ向かいます。

<アタミロープウェイ>
住所:〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町8-15
電話番号:0557-81-5800
運行時間:9:30~17:30(上り最終は17:00)
料金(片道):大人…400円、小人…300円
URL:https://www.atami-ropeway.jp/

【17:30】ディナーは伊豆鮮魚商まるたかで



伊東駅に着いたら、駅から徒歩3分ほどの距離にある伊豆鮮魚商まるたかでディナー。
「えっ、海鮮ならランチでもう食べちゃったよ……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください!
こちらは熱海駅周辺にある海鮮のお店とは少し異なり、地元ならではの変わった地魚が楽しめるお店なんです。




一番の人気メニューは「うずわ飯」。うずわとは伊東のご当地グルメで、ソウダガツオという魚をたたきにしたものだそう。
ひつまぶしのようにそのまま食べたり、出汁をかけて食べたり、3種類の食べ方を楽しむことができます。
うずわのほかにも「ひゃくひろ」「やっぱた」など、まるたかには謎のローカル鮮魚が満載。珍スポット巡りを楽しんだあとは、ぜひ珍食材にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

<伊豆鮮魚商まるたか>
住所:〒414-0002 静岡県伊東市湯川1-16-6
電話番号:0557-38-0105
営業時間(夜):17:00~23:00 (ラストオーダーは22:00)
定休日:無休
URL:https://ito-marugen.com/

2日目は伊東市でクセ強博物館巡り

2日目はクセ強な博物館が集う伊東市で珍スポット巡り!
徒歩での移動が多くなるので、歩きやすい恰好でお出かけするのがおすすめです。

【9:40】まぼろし博覧会でクセ強な世界観を堪能



2日目の最初は「キモ可愛いパラダイス」「怪しい秘密基地」などの異名を持つ、まぼろし博覧会へレッツゴー。
こちらへは伊東駅のバス停からシャボテン公園行きの東海バスに乗って向かいます。乗車時間は約30分、梅ノ木平のバス停で降りたら徒歩1分で到着します。



まぼろし博覧会は伊豆にあった熱帯植物園跡地を整備してつくられた施設で、広い館内には巨大な聖徳太子像、懐かしのおもちゃやレコード、狂気じみたマネキン人形などがひしめきあって展示されています。
まるで本当にまぼろしを見ているかのような異次元空間は、見る人の心を奪うこと間違いなし!レトロな展示品が多いので、昭和世代の方はとくにグッと来るものがあるでしょう。



まぼろし博覧会といえば、見逃せないのがマスコットガールのセーラちゃん。
セーラちゃんはまぼろし博覧会をつくりあげた総合出版社データハウスの社長さんで、この施設の館長でもあるんです!
平日に会うのは難しいですが、土日はセーラちゃんがまぼろし博覧会でお客さまをおもてなしすることが多いので、セーラちゃんを一目見たい方、一緒に写真を撮りたい方はぜひ土日に遊びに行ってみてください。

<怪しい少年少女博物館>
住所:〒413-0231 伊東市富戸梅木平1310-1
電話番号:0557-51-1127
営業時間:3月21日から9月24日まで9:30~17:30、8月のみ9:00~17:30
上記以外の日は9:30~17:00
定休日:無休
料金:大人…1,200円、小中学生…600円
URL:https://maboroshi.pandora.nu/index.html

【11:00】続いて怪しい少年少女博物館へ



まぼろし博覧会で異次元空間を満喫したら、今度はそこから7キロほど先にある、怪しい少年少女博物館へと向かいましょう。
まぼろし博覧会から怪しい少年少女博物館までは距離があり、運行しているバスもほとんどないため、タクシーを利用して行くのがおすすめです。



さて、怪しい少年少女博物館もまたネーミングからしてカオスなにおいがプンプン漂っていますが、実はこちらの施設、先程ご紹介したまぼろし博覧会の姉妹館なんです。
文字通り、施設は入口から怪しい雰囲気が……。建物の前にそびえ立つ巨大な像がその怪しさを物語っています。

公式サイトいわく、怪しい少年少女博物館は『懐かしい恥ずかしい昭和の風俗ファッション博物館』だそうで、館内には昭和時代のファッションに身を包んだマネキン人形や、18禁寄りの展示品が並べられています。
まぼろし博覧会よりも規模は小さいものの、展示内容の過激さはまぼろし博覧会以上です。
わら人形が販売されていたり、お化け屋敷があったりと、オカルトな世界を体験することもできます。

<怪しい少年少女博物館>
住所:〒413-0231 静岡県伊東市富戸街道下1029-64
電話番号:0557-51-8800
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:大人…1,000円、小中学生…600円
URL:https://ayashii.pandora.nu/index.html

【12:00】キャトルサンドイッチズでランチ



怪しい少年少女博物館を出たら、一旦ランチタイムを挟みましょう。
次に向かうねこの博物館と怪しい少年少女博物館の間の通り沿いには、そば屋や日本料理店、焼肉店などが並んでいます。
中でもとくにおすすめなのが、分厚いクラフトサンドイッチを食べられるカフェ、キャトルサンドイッチズです。



怪しい少年少女博物館から徒歩15分ほどの距離にあるこちらのカフェでは、手作りのサンドイッチをはじめ、クラムチャウダーやミルクシェイクなどを販売しています。
具材がたっぷり挟まったボリューミーなサンドイッチは食べ応え満点!
サンドイッチはパンがなくなり次第販売終了となるので、ランチを予定している方は、事前に予約しておくのがおすすめです。

<キャトルサンドイッチズ>
住所:〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1244-74
電話番号:0557-55-7083
営業時間:9:30~15:30
定休日:木曜日・金曜日
URL:https://cattlesandwiches.com/

【13:00】ねこの博物館でほっと一息



お昼ごはんを済ませたら、徒歩でねこの博物館へ。
「やっと博物館らしい施設に行ける……」と思った方、まだまだ甘いです。改めて伝えておきますが、2日目の旅のテーマはクセ強な博物館巡りです。
ねこの博物館は一見普通の博物館のようですが、実は午前中に見た2つの施設の姉妹館。そう、ここもなかなかクセのある博物館なんです。



入口でまず目に留まるのが、まるで人間のように2足で立ち、どこを向いているのかわからない表情を向けるねこの受付嬢。
のっけからさすがまぼろし博覧会、怪しい少年少女博物館の姉妹館といった雰囲気が感じられます。



博物館の1階ではネコ科動物の剥製や世界のトラたち、ねこの骨格標本などを展示、2階では施設で飼育されているねこちゃんたちと触れ合うことができます。
クセはあるものの、テーマがしっかりしているので、まぼろし博覧会や怪しい少年少女博物館よりに比べると、きちんとした博物館に来た気持ちになれます。
ねこ好きの方にはぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

<ねこの博物館>
住所:〒413-0235 静岡県伊東市八幡野1759-242
電話番号:0557-51-5133
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:大人…1,300円、中高生…1,000円、小学生…700円
URL:https://nekohaku.pandora.nu/index.html

【14:15】旅の締めはパチンコの博物館で



旅を締めくくる最後の珍スポットは、ねこの博物館から徒歩15分ほどの距離にある、パチンコ・プチミュージアムCRベルポルト2in伊豆高原。
昔懐かしの古い機種から、そこそこ新しめの機種まで、数多くのパチンコを展示している施設です。
500円を支払うと、何と館内のパチンコを実際に打つこともできるそう。パチンコ好きの方はもちろん、普段パチンコをしない方も楽しめること間違いなしです。
なお、こちらは個人運営で不定休となっているので、見学を予定している方は事前に連絡をしておくことをおすすめします。

<パチンコ・プチミュージアムCRベルポルト2in伊豆高原>
住所:〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1282−81
電話番号:0557-54-3073
営業時間:お昼頃~日没まで
定休日:不定休

パチンコ・ミュージアムの見学を終えたら、最寄り駅の伊豆高原駅まで向かいます。
バスがないので、駅まではタクシーまたは徒歩で向かいましょう。移動時間は徒歩でおよそ20分です。

「時間があるからもう少しだけ散策をしたい」という方は、パチンコ・ミュージアムから徒歩10分ほどの距離にある、アトリエ・ロッキー万華鏡館に立ち寄ってみては。
こちらには世界一の巨大万華鏡をはじめ、館長が制作した数多くの万華鏡が展示されています。
ユニークな場所ですが、入館の締切時間が15時までとなっているので、立ち寄られる方は時間にご注意を。

<アトリエ・ロッキー万華鏡館>
住所:〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1353-58
電話番号:0557-55-1755
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜日・水曜日・木曜日
料金:大人…500円、小人…400円
URL:http://www.mangekyo-kan.com/index.html

まとめ

今回は全てご紹介しきれませんでしたが、熱海や伊豆にはまだまだ面白い珍スポットがたくさんあります。
2泊3日、3泊4日と、ゆっくり熱海・伊豆エリアを観光できそうな方は、ぜひほかの珍スポットも見学コースに入れてみましょう。きっとより濃い旅が楽しめるはずです。
定番の観光地に飽きた方、たまには変わった旅をしてみたいという方は、ぜひ今回ご紹介したモデルコースを参考にしながら旅行の計画を立ててみてください。

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