館内にはシュールなアトラクションが満載
オープン以降、栃木が誇る人気観光スポットとなっている岩下の新生姜ミュージアムですが、SNSでは「やばい空間」「狂気を感じる」「洗脳されそう」といった口コミが後を絶ちません。
それもそのはず。なぜならこちらの施設は、マジのマジで岩下の新生姜に関するものしかないんです……!
一度足を運んだら最後、帰る頃にはすっかり岩下の新生姜の虜になってしまうこと間違いありません。
そんな岩下の新生姜ミュージアムの見どころといえば、なんといってもシュールなアトラクションの数々。
「よくこんなの考えたな……」と感心してしまうほど、面白おかしく岩下の新生姜を身近に感じられるコンテンツが満載なんです。
館内にはフォトスポットや楽器、かぶり物など、さまざまな展示物が用意されていますが、全て岩下の新生姜デザインとなっており、どのエリアも一面ピンクで染まっています。
中には強制的に新生姜カラーにされてしまったキャラクターも。たしかに狂気を感じます。
とはいえ、こんなのはまだまだ序の口。ここではジンジャー愛がハンパない、岩下の新生姜ミュージアムのカオスで楽しいアトラクションをいくつかご紹介します。
イベントステージ
まずおすすめしたいのが、入口正面にあるイベントステージ。
新生姜カラーのバイクにグランドピアノ、岩下の新生姜になりきれる巨大パッケージのフォトスポットと、なかなか攻めた展示物がズラリと並んでいます。
ちなみにピアノ以外は自由に撮影を楽しんでOK。バイクにまたがって写真撮影することも可能です。
巨大パッケージは日付が載っているので、来館記念の撮影にぴったり!ピンク色の洋服を着ていけば、より新生姜らしい写真を残すことができます。
イベントステージでは不定期でアーティストのライブや芸人のトークショーなどがおこなわれています。
中には展示しているピアノやドラムなどを実際に使って演奏する音楽イベントも!
イベントがある日は混雑するので、休日にお出かけする場合は事前に公式サイトからイベント情報を確認しておくのがおすすめです。
世界一大きな岩下の新生姜ヘッド
続いてご紹介するのが、世界一大きな岩下の新生姜ヘッド。
観光施設でよく見る顔ハメやかぶり物コーナーと同じ類のものなんですが、岩下の新生姜ミュージアムはスケールがケタ違いすぎて笑えてきます。
というのもこちら、高さがなんと5メートルもあるんです……!まさに世界一大きな岩下の新生姜ヘッド。引きで撮らなければただのピンクの顔ハメになってしまいます。
天井まで写すのが難しくても、せめて箸でキャッチされている姿は押さえておきたいところ。エントランスにある巨大パッケージに続き、ここでも岩下の新生姜になりきることができるので、見つけたらぜひ写真を撮ってみてください。
新生姜の部屋
世界一大きな岩下の新生姜ヘッドを通り過ぎ、続いて見えてくるのが謎の空間、新生姜の部屋です。
聞くところによると、ここは部屋の住人である新生姜と一緒に住んでいるかのような気分を味わえる空間となっているそう。
どうやらここまでくると、我々はパッケージに入ったりかぶり物をしたりしなくても、立派な岩下の新生姜になれるようです。
部屋に入ると、ベッドの上で本を読む新生姜さんらしき方が……。なんともシュールな光景です。
ちなみに写真には写っていませんが、ベッドの横には新生姜さんが愛読している本も並べられています。
作品はどれも『吾輩は新生姜である』『君の生姜を食べたい』『ショーガの休日』など、どこかで聞いたことがあるようなタイトルばかりなので、原作を当てる遊びをしても楽しいかもしれません。
新生姜の部屋にはソファも設置されています。真ん中にある新生姜が設置されていますが、もはや新生姜さんなのかただのオブジェなのか見分けがつきません。
しかし、ここはそういうスポットなのです。「そもそも新生姜の部屋って何なの?」と突っ込む気力さえなくなる空間なので、とりあえず入ったら何も考えず、ただただ新生姜さんとの甘いひとときを過ごしましょう。
最後にご紹介するのがこちら。生姜の神様を祀るジンジャー神社です。
境内には狛犬ならぬ狛鹿の『IWASHIKA(イワシカ)』が。角が新生姜になっていますが、ほのぼのした表情がとてもキュートです。
奥には賽銭箱と、石像に見立てた岩下の新生姜も設置されています。一体どんなご利益があるのか全く見当もつきませんが、公式サイトいわく、ジンジャー神社は生姜の効果で夫婦や恋人の仲もポカポカアツアツになるそうです。
しかしながら、扱っているお守りは恋愛成就ではなく、安産祈願という……。
なんともカオスで不思議な神社ですが、実際に願いが叶ったという声も届いているそうなので、お出かけついでにぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。