【1日目】東洋のガラパゴス旅のスタート〜飛行機で奄美大島へ!〜
奄美大島へは、全国から飛行機でアクセスができます。
奄美大島への直行便か鹿児島空港を経由することになります。
直行便は東京(羽田、成田)、大阪(伊丹、関空)、福岡、鹿児島、那覇の各空港から発着しており、JAL、 peach、スカイマークの3社が運航しています。
JALは、羽田、伊丹、福岡、鹿児島、那覇発着便を運航しています。
peachやjalの乗り継ぎを利用すれば、奄美大島に午前中到着が叶います。
ぜひ午前中に奄美大島へ到着し、存分に楽しんでみてください!
1日目は、飛行機での移動と、ホテルの移動がメインになると思います。
島のレストランは早い時間に閉店してしまう場合が多いので、レストランを事前に調べてよるごはんを食べたり、ホテルの夕食を予約するなどして、良い奄美大島旅のスタート日としましょう!
奄美大島とは…
奄美大島は、鹿児島県奄美群島に位置する島で、日本の南方海域にあります。
ウミガメが産卵に訪れる砂浜、アマミブルーとも称される透明度の高い青い海、太古の森のようなイメージの原生林が広がっており、周辺海域や山地は奄美群島国立公園の一部となっています。
また、奄美大島は、世界自然遺産に登録された徳之島、沖縄島北部及び西表島と共に、動植物の多様性が認められた地域として注目されています。
日本本土との交易が活発に行われたことで発展していったといわれる奄美大島は、15世紀から琉球王国の支配下にあり、1609年に薩摩藩による琉球侵攻で薩摩に組み込まれ、以後、幕末まで薩摩藩支配が続いたといわれています。
明治時代に入り、日本国家の元に編入されました。奄美大島には、歴史的な遺産や文化財が多数存在しているので、歴史を感じながら観光を楽しむこともできますよ!
自然豊かな島奄美大島で、美しい景色やアクティビティ、美味しい食べ物など、魅力的な観光スポットなど、まるで海外リゾートにいるかのような南国の旅を楽しみましょう!
【2日目】加計呂麻島旅
2日目は、アクティビティを存分に楽しむ1日にしましょう!
島内では、シュノーケリングやSUP、ダイビングなど色々なアクティビティが体験できるツアーがたくさん用意されていますが、その中でもおすすめなのが、「加計呂麻島」への観光。
体調や季節に左右されずに楽しめるアクティビティなので、冬のシーズンでの奄美大島旅にぴったりです!
加計呂麻島とは…
奄美大島南部の大島海峡を挟んで奄美本島の対岸に浮かぶ離島、加計呂麻島。
離島のさらに離島という特別な環境が生み出す不思議な空気感から「奄美大島最後の秘境」と呼ばれています。
島の周囲は約150kmの1Dayドライブにはちょうどいい大きさで、奄美大島から車をフェリーに乗せて行くことができるので、ゆったりとした島旅を過ごしたい方におすすめです!
加計呂麻島へのアクセス
加計呂麻島へのアクセスは、奄美大島の古仁屋港(こにやこう)から、瀬相港(せそうこう)行き、または生間港(いけんまこう)行きの町営フェリーを利用します。
他にも旅客のみ乗船できる「海上タクシー」がありますが、地元の方の利用が優先で観光客は乗れないことがあるので町営フェリー「フェリーかけまろ」を利用しましょう。
加計呂麻島内のアクセスは、フェリーの運航に合わせて路線バスが運行していますが本数は非常に少ないです。
効率よく島内をめぐるにはレンタカーが便利ですが、加計呂麻島内のレンタカーは台数が限られるので奄美大島の奄美空港周辺や名瀬のショップで借りるのがオススメです。
ぜひ、フェリーにレンタカーを載せて効率よく加計呂麻島観光をしましょう!
ただ、レンタカー屋によっては、フェリーに乗せることを禁止しているお店もあるそうなので、
事前にレンタカー屋さんに聞き、確認することを絶対に忘れないようにしましょう。
島内の生間港・瀬相港・諸鈍(しょどん)の「加計呂麻島展示・体験交流館」の3ヶ所で電動自転車を借りられ、乗り捨てが可能です。
アップダウンの険しい山道の多い島内では電動自転車でのサイクリング旅をお勧めします。
加計呂麻島観光スポット①「スリ浜」
生間港から車で約7分のところにある「スリ浜」は、海のレジャーが盛んな島内屈指のリゾートエリアです。白砂が広がる美しいビーチで、別名「白い村」とも呼ばれています。
映画『男はつらいよ』の撮影現場の一つで記念碑が建てられています。
桟橋から見える海はとても美しく、海底まで見ることができるので泳いでいる魚たちを鮮明に見ることができますよ。
加計呂麻島観光スポット②「実久海岸」
「実久(さねく)海岸」は、加計呂麻島の西端に位置し、海の家があり、シャワーやトイレも完備されています。
実久ブルーと呼ばれる美しい海の色が評判の実久海岸ですが、天候によって様々な一面を見せるのが魅力的で、青、蒼、紺碧などさまざまな色の輝きを見せてくれます。
加計呂麻島にある実久は、伊豆七島~奄美群島~琉球諸島に渡って広く伝承が残される『源為朝』伝説の残る場所であり、為朝の長男実久三次郎のゆかりのある場所でもあります。
近年ではNHKの土曜ドラマで仲間由紀恵さん主演の「島の先生」のロケ地になった海岸としても有名な場所です。
奄美大島は遠浅の海岸の場所が多いのですが、この実久海岸も遠浅の海で泳げない方でも充分に海を堪能できるので、ぜひ訪れてみてください。
<施設情報>
名称:実久海岸
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町実久168
電話番号:0997-72-1199(奄美せとうち観光協会)
アクセス:古仁屋から瀬相港へフェリーで約25分、瀬相港から車で約30分
加計呂麻島観光スポット③「嘉入の滝」
嘉入の滝は、奄美群島の離島・加計呂麻島にある滝です。
加計呂麻島の海の玄関口・瀬相港から車で凡そ15分の距離に位置している滝で、道路上の車中からも見ることができます。
この嘉入の滝は古くはウティリミズヌ瀧と呼ばれていたとされ、その昔は琉球地域の女性祭司・ノロに纏わる聖域であったと伝えられています。
滝の源流は高さ310メートルの嘉入山にあり、滝の高さは約15メートル、滝壺は約2メートルの規模となっています。
因みに滝壺には古くからの言い伝えでは滝の主たる大鰻が棲むとされています。
滝の周囲にはヒカゲヘゴなどの亜熱帯特有のシダ類が茂り、悠久の時の流れを感じさせてくれる幻想的な景観を見にぜひ訪れてみてください!
<施設情報>
名称:嘉入の滝
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町嘉入
港からの移動:生間から約40分 瀬相から約15分
URL:https://www.kakeroma-welcome.com/viewpoint/93.html
加計呂麻島観光スポット④「武名のガジュマル」
ガジュマルは熱帯地方に生息するクワ科の木で、幹が複雑に絡み合っていてとても神秘的な雰囲気が漂っています。
奄美大島では古くから、ガジュマルにはケンムンというイタズラ好きな妖怪が住むと言われています。
まるで島の神様に会いに来たような気持ちになれるような、大きく迫力のあるガジュマルは、古くから神が宿る木として大切に扱われているそうです。
ぜひ、そんな素敵な木に会いに行き、自然のパワーをいただきに行きましょう!
<施設情報>
名称:武名のガジュマル
住所:〒894-2416鹿児島県瀬戸内町大字武名
まとめ
この記事では、奄美大島と加計呂麻島の観光スポットを2泊3日の行程に沿ってご紹介しました。奄美大島には黒潮の森マングローブパークなど今回ご紹介した以外の観光スポットがたくさんあります!
また、鶏めしなどのご当地食材もたくさんあるので、食と体験と自然を満喫する島旅をぜひ楽しんでみてください!