銀山温泉ってどんなところ?
山形県尾花沢市に位置する「銀山温泉」。
大正(1912~1926年)末期から昭和(1926~1989年)初期に建てられた木造建築の旅館が今なお軒を連ねる温泉地で、県内外から大勢の観光客が訪れています。
銀山温泉の魅力は何といっても、大正ロマンが感じられるようなノスタルジックな雰囲気。
ここだけ時代が違うのではないかと思わせるような街並みです。
銀山川の両岸に建ち並ぶ木造旅館、夕暮れどきの温泉街を照らすガス灯、石畳の通路のところどころに埋め込まれた雪の結晶柄のタイル、目に留まるすべての光景が、現代の建築物や街並みとは異なる独特の美しさを放っています。
銀山温泉が特に美しくなるのは冬。
なかでも冬の夜は、真っ白な雪で彩られた温泉街に、ガス灯のやわらかな灯りが輝く、ドラマチックな光景を見ることができます。
雪景色の写真は多くの雑誌やSNSで紹介されていることも多いので、一度は見たことがある人が多いのではないでしょうか。
しかし、銀山温泉は豪雪地帯として知られ、12月上旬から雪が降り始めます。
積雪量のピークは1~2月で、3月中旬頃まで雪が積もっています。
1メートル以上の積雪となるので、防寒対策や滑りにくい靴が必須です。
実際、3月ごろに銀山温泉を訪れましたが、正直寒く、雪が原因で立ち入り禁止の場所も多く、思う存分散策が楽しめませんでした。
雪景色を楽しむために、冬に訪れるのもおすすめですが、たっぷりと銀山温泉の散策を楽しみたい方は、夏に訪れるのもおすすめです!
電車でのアクセス(東京から)
銀山温泉の最寄り駅はJR山形新幹線・奥州本線(山形線)の大石田駅。
東京駅から行く場合、東京駅からJR山形新幹線「つばさ」に乗車すれば、乗り換えなしで約3時間ほどです。
JR大石田駅で下車後、路線バスを利用し40分ほどで銀山温泉に到着します。
路線バスの運行は一日5本と本数が限られているので、あらかじめ時間を確認してからお出かけすることをおすすめします。
宿泊する場合は、お宿によって大石田駅までの送迎をしてくれる場合もあります!
その場合はぜひ利用することをお勧めします。
お宿のホームページを確認してみてください!
飛行機やバスでのアクセス(東京から)
飛行機で行く場合羽田空港から山形空港までは約1時間。
空港からは銀山温泉行きのバスを利用して約1時間15分ほど。
バスでの移動が長いことが特徴的ですが、トータルの移動時間を短くしたい人におすすめです!
高速バスで行く場合、東京駅八重洲口から各バス会社が運航している高速バスに乗り、仙台駅で下車。
およそ5~6時間で到着します。仙台駅から尾花沢待合所までの山交バス「特急48ライナー」新庄行きバスに乗り約1時間45分ほど。
そこから銀山温泉行きの市営バスに乗り換えてさらに35~45分ほどで到着します。
時間はかかりますが、交通費を抑えたい方にお勧めのアクセス方法です!