HOTEL 松本本箱
こちらは松本市内にある“豊かな知と出会う”をコンセプトにしたブックホテルです。
「松本十帖」といって、1686年の創業の歴史を持つ老舗旅館「小柳」の再生プロジェクトの一環で建てられたホテルの一つです。館内はどこを切り取ってもアーティスティックでSNS映えする雰囲気があります。
写真はホテルのランドマーク的存在「オトナ本箱」。「本の世界に浸かる」というコンセプト通り、よく見ると昔の大浴場をリノベーションして作られています。約1200冊の本に囲まれる空間で非日常を体感するなら、こちらはオススメのホテルです。
大人だけでなく、子どもも本の世界に浸ることができる空間があります。
こちらもお風呂をリノベーションした空間が広がっています。ライトカバーは黄色い桶“ケロリン”を使用し、蛇口の下に絵本を配置するなど、少しクスっと笑える雰囲気が醸し出されています。館内では家族で本に浸る1日を満喫できる空間になっていることが、こちらのホテルの魅力でもあります。
客室は館内のエントランスからは想像できない雰囲気があります。全体的に証明は暗めでラグジュアリーな空間が広がり、全室に源泉かけ流し露天風呂があるので高級感があります。また、部屋からの眺めも抜群。非日常をエントランスの本箱と客室で体感できます。
その傍ら、意外にもテレビはあえて設置しておらず、“STOP 使い捨て!”を掲げ、アメニティーは持ち帰りを推奨しています。
アートな空間だけでなく、ホテルのコンセプト、ホスピタリティも溢れているので、ぜひ1度泊まっていただきたいホテルです。
<施設情報>
施設名:HOTEL 松本本箱
住所:長野県松本市浅間温泉
電話番号:0570-001-810
予算:¥25,000~
URL:
https://matsumotojujo.com/journal/
湖畔の洋館 かたくらシルクホテル
2021年4月にグランドオープンしたこちらのホテル。外観は名前の通り洋館で、どこか外国のお城を思わせるイメージです。
また、コンセプトも“繊細かつ優しい まるでシルクのような五感を満たすホスピタリティ”とあり、小物からタオル、部屋着、食材まで一貫したこだわりの詰まったホテル。訪れた人の心と身体を優しく包んでくれる雰囲気が館内からも伝わります。
客室は、2階はシルクを感じさせる“クラシカル”、3階は明るくのびやかな“モダンスタイル”というテーマがあります。どちらも諏訪湖を眺めることができ、開放感あふれるひとときを味わうことができます。
また、どの部屋にも広々とした客室にテラスもついています。部屋の中で過ごすもよし、テラスで風にあたりながらゆっくり過ごすもよし。満足できる空間が広がっています。
さらに魅力的な箇所は、客室内にあるお風呂です。七ツ釜の源泉といって、諏訪湖の湖底から湧出する84度の源泉が湧き出る温泉が各客室にあります。
ラグジュアリー感ある浴槽と薄い琥珀色をしている源泉が、高級感をさらに引き出し、ゆったりくつろげるスペースになっています。
<施設情報>
施設名:湖畔の洋館 かたくらシルクホテル
住所:長野県諏訪市湖岸通り4-1-43
電話番号:0266-52-2151
予算:¥25,000~
URL:
https://katakura-silkhotel.co.jp/
上高地帝国ホテル
こちらは1933年に日本初の本格的山岳リゾートホテルとして誕生した歴史あるホテルです。1977年に木造から鉄筋コンクリート造りに全面改修されていますが、この赤い屋根の外観は変わらずホテルのシンボルとして当時から受け継がれています。
雪がほんのりかかった山と緑に囲まれたロケーションの中、赤い屋根がとても可愛く映えている外観です。
客室は穂高連邦側と、霞沢岳・六百山側の2タイプがあり、ツインベッドが並んでいます。
オシャレな山小屋といった雰囲気でこぢんまりとしている印象ですが、山岳リゾートというだけあって部屋からのロケーションは最高です。
上高地の心地よい風と静けさが非日常の空間をつくりだし、癒されること間違いなし。ぜひ自然と一体になる感覚を味わってみてください。
こちらのホテルは食事代が含まれていないプランが多々あります。しかし、心配いりません。ホテル内にはフランス料理、日本料理をはじめ、カジュアルレストラン、カフェ、バーなど充実した食事のラインナップがあります。その中でもこちらのレストランは、開放感に満ちていて、「お客をうならせるほどの料理を食べることができる」と口コミの評価が高いです。わざわざここで食べるために上高地を訪れる人もいるほど人気なので、宿泊するならば、ぜひ館内の食事処を利用してみてください。
<施設情報>
施設名:上高地帝国ホテル
住所:長野県松本市安曇上高地
電話番号:0263-95-2006
予算:¥20,000~
URL:
https://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi/
上林ホテル仙壽閣
こちらのホテルは1929年に始まり、当時では珍しく、日本特有の旅館建築に美しい洋の雰囲気を取り入れたスタイル。その雰囲気は令和の時代に入っても生き続けているレトロ感のあるホテルです。
魅力の一つ目は館内の雰囲気です。館内には談話室があり、こちらの雰囲気が大正ロマンを彷彿させる佇まいになっています。
この椅子に腰をかけ、ホテルの庭園をながめながらコーヒーを飲み、四季も味わう。そんなオシャレなことができてしまう絶好の空間です。
客室は、和室、露天風呂付客室、温泉付き客室と、離れのタイプがあり、どこの部屋からも、四季折々を感じる庭園を眺めることができます。特に和室は日本が残したい空間がすべてつまっている部屋なので、家族・カップル、外国人など全ての人にオススメできるホテルです。
ホテルの魅力二つ目は、長野県で最大級の湯量をかけ流している露天風呂です。
毎分720リットル、1日1,036トンと、想像つかないほどの源泉が流れ落ちている露天風呂。さらに流れ落ちた源泉が川のように流れ、大浴場の洗い場に行き着くほどの湯量にきっと圧倒されること間違いなし!
ホテルが自慢しているだけあって、この露天風呂は必ず入ることをオススメします。
<施設情報>
施設名:上林ホテル仙壽閣
住所:長野県下高井郡山ノ内町上林温泉
電話番号:0269-33-0787
予算:¥20,000~
URL:
http://www.senjukaku.com/
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
こちらのホテルは2021年3月にオープンしまだ間もないホテルです。
森の中にひっそりと佇むホテル。高級感があるにも関わらず、自然に溶け込んでいる外観は、訪れる人を引き付ける魅力があります。
客室の1番の魅力は部屋にいながら森林浴ができる点です。
開放的なテラスに加え、全室温泉付きなので、どこにいても自然を感じることがでる客室。
また部屋の中は自然光が降りそそぐ造りに設計されています。それに加えて自然を意識したスタイリッシュなインテリアの組み合わせがあることで、さらに開放感あふれるひとときを過ごすエッセンスになっています。
こちらのホテルは、愛犬と一緒に室内で森林浴を満喫することもできます。
ドッグラン付きの部屋も2棟あるため、他の宿泊者を気にすることなく過ごせるので、愛犬家の型にはオススメのホテル。ぜひ、自然のぬくもりを愛犬と一緒に体感してみてください。
<施設情報>
施設名:HIRAMATSU 軽井沢 御代田
住所:長野県松本市安曇上高地
電話番号:0263-95-2006
予算:¥20,000~
URL:
https://www.hiramatsuhotels.com/miyota/
TWIN-LINE HOTEL KARUIZAWA
こちらは“新しい場所、新しいアイデア、新しい人々に出会う旅へ”というコンセプトのもと、2020年7月にオープンしたホテルです。
JR軽井沢駅から大通りを歩いて10分ほどでひと際大きい外観がみえてくるので、分かりやすく交通の便もよい立地です。
客室は、滞在に合わせて選ぶことができるスタイルが特徴です。
ビジネスホテルのようなコンパクトな室内ですが、壁紙の色は明るく、控えめでオシャレなインテリアなど、シンプルの中にも洗練された印象です。シンプルだからこそ、使いやすい工夫がされているため、快適に過ごすことができます。
滞在中はぜひ館内にあるレストラン「ホセ・ルイス」で食事をすることをオススメします。「ホセ・ルイス」は創業1957年からスペイン・マドリード市民に愛されたレストラン。こちらでは信州の食材を活かしたスペイン料理が食べられます。メニューも迷うほど種類があるので、ぜひダイニングやモーニングでその味を楽しんでください。
<施設情報>
施設名:TWIN-LINE HOTEL KARUIZAWA
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-11
電話番号:0267-42-2121
予算:¥5,000~
URL:
https://twin-line-hotel.com/
ANCIENT HOTEL Asama Karuizawa
こちらは2011年、軽井沢の国立公園に建てられたホテルです。“心の再生、リフレッシュ”というコンセプト通り、四季折々を感じる大自然の中で心を癒し、明日への活力が湧くような魅力がつまっています。
「トリップアドバイザー2020 日本の小規模ホテル部門1位 サービス部2位」「トリップアドバイザー2021 ベスト・オブ・ザ・ベストホテル アジア2位 世界9位」と、ホテル、サービスでの数々の栄冠を獲得しているこちらのホテル。これを知ると、もう泊まらずにはいられません。
客室は全13部屋。こちらのホテルは13部屋すべて、造りが違う点が魅力です。部屋それぞれに特徴があり、予約する際どの部屋にしようか迷うこと間違いなし。そのうちの3部屋をご紹介します。上から
・孔雀石の間 古民家の要素を洋室に取り入れた部屋
・水宝晶の間 西洋漆喰で覆われている部屋。まるで洞窟にいるような雰囲気が特徴
・蛍石の間の家具調度品は全て蛍石のイメージに合わせた部屋。四季折々の風景を望むことができる
全てこだわりがふんだんに詰まった唯一無二の部屋なので、どれを選んでも十分満足できる部屋です。
お食事は和食が中心のメニューです。食材がもつ本来の旨味が最大限に引き出されており、オリジナルの器に盛りつけられているので、味よし、見た目もよし。
普段目にするおでんでさえも、上品な味付けと盛り付けで提供されるため、充分満足できる内容です。
<施設情報>
施設名:ANCIENT HOTEL Asama Karuizawa
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2126
電話番号:0267-42-3611
予算:¥20,000~
URL:
https://www.ancient-hotel.com/
まとめ
長野県のホテルは自然や、文化、伝統を活かしたホテルが多々あります。その中でもご紹介した7選はどれも長野の魅力を存分に堪能できるホテルばかりなので、「このホテルに行きたい!」という想いから旅の計画を立ててもいいかもしれません。長野県に足を運ぶ際はぜひ足を運んでみて下さい。