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日本(全国)の魅力ある祭りをご紹介します!

日本(全国)の魅力ある祭りをご紹介します!

2024-03-18 Obaq

日本では全国各地で数多くの祭りが開催されています。各々の祭りでは、地域の歴史や文化が育まれ、独特の魅力が満ちあふれています。本記事では遠方からでも行ってみたくなる16の祭りをご紹介します。
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Obaq

国内では47都道府県、海外では67ケ国を巡っております。この経験をいかし、
幅広い視野で観光スポットの魅力や特徴をお伝えして参ります。

さっぽろ雪まつり

さっぽろ雪まつりは、北海道の札幌市中央区内の大通公園をはじめ数か所の会場で、例年2月上旬に行われる雪と氷の祭典です。1950年に地元の中学生や高校生が、6つの雪像を大通公園に設置したことに始まり、年を追うごとに規模が拡大しました。メイン会場の「大通会場」には、エリアごとに幅40メートル前後の大雪像や中雪像の他に、約2メートル四方の市民雪像が展示されます。「すすきの会場」では、「氷を楽しむ」をテーマとした幻想的な氷像が立ち並びます。また、「つどーむ会場」では、雪のすべり台や迷路が設けられるばかりでなく、雪だるま作りや雪上ラフティングなどを体験することができます。

<基本情報>
開催場所:北海道札幌市中央区内の大通公園など
電話番号:011-281-6400
次回開催予定日:2024年2月4日~11日
公式サイト:https://www.snowfes.com/

青森ねぶた祭

青森ねぶた祭は、毎年8月2日から7日に青森県青森市で開催される「東北三大祭り」の一つです。開催日には青森市の中心街の新町通り、八甲通り、国道4号線、平和公園通りを、巨大な灯籠を乗せた「人形ねぶた」と呼ばれる山車が20台あまり巡行されます。山車の後ろには、「跳人(はねと)」と呼ばれる踊り子たちが、お囃子に合わせて「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声を上げながら、飛び跳ねるように踊り歩くことです。最終日の7日には青森港沖で、台船に乗せられた山車の海上運行が行われます。青森ねぶた祭の最大の魅力は、「跳人」の衣装を着ていれば誰でも踊り子となって、祭りに参加できることです。

<基本情報>
開催場所:青森県青森市
電話番号:017-723-7211
開催日:毎年8月2日~7日
公式サイト:https://www.nebuta.jp/

秋田竿燈まつり

秋田竿燈まつりは、毎年8月3日から6日に秋田県秋田市の竿燈大通り周辺で開催される「東北三大祭り」の一つです。竿燈は、縦横の格子状に組んだ竹竿に、46個または48個の高張提灯を吊り下げたものです。大きいものであれば、高さ10メートル、重さも50キロを超えますが、「差し手」と呼ばれる熟練職人が、力四分、技六分の匠の技であやつります。竿燈を平手、額、肩、腰などに移しかえて支える妙技に、訪れた人々は思わず歓声をあげてしまうことでしょう。提灯を米俵、竿燈全体を稲穂に見立てて、豊作を祈るのです。

<基本情報>
開催場所:秋田県秋田市
電話番号:018-888-5602
開催日:毎年8月3日~6日
公式サイト:https://www.kantou.gr.jp/

神田祭

神田祭は、東京都千代田区の神田明神で隔年の5月中旬に、開催される神社の祭礼です。江戸時代からの伝統を受け継ぐ祭りでは、明治時代まで山車の巡行が行われていました。現在行われている行事で、最大規模のものは5月15日に近い土曜日に実施される「神幸祭」です。午前8時に「鳳輦(ほうれん)」と呼ばれる3基の豪華な神輿を中心とする時代行列が神社を出発します。艶やかな衣装や白装束で身を包んだ氏子が、神田の町内を一日中、華々しく練り歩きます。夕方には御輿、山車、武者行列などの付け祭りが加わり、雰囲気を大きく盛り上げてくれます。「神幸祭」の翌日の「御輿宮入」では、周辺の町内から町神輿が続々と、神社に練りこみます。

<基本情報>
開催場所:神田明神(東京都千代田区外神田2-16-2)
アクセス:JR「御茶ノ水駅」より徒歩約5分
電話番号:03-3254-0753
前回開催日:2023年5月11日~17日
公式サイト:https://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/

秩父夜祭

秩父夜祭は、毎年12月2日、3日に埼玉県秩父市の秩父神社で開催される神社の例祭です。2日の「宵宮」は祭り本番を盛り上げる前夜祭のような役割を担い、4基の山車が市内を曳行されます。3日の「大祭」では、朝から6基の山車の曳きまわしが行われ、午後7時からは秩父神社から、ご神幸行列、各町会の山車がお旅所に向かって練り歩きます。笠鉾や屋台は、釘を一本も使うことなく組み立てられます。金色の飾り具、極彩色の彫刻、後幕の金糸の刺繍で装飾され、「動く陽明門」と形容される程です。山車が方向を変える際には、「ギリ廻し」という特殊な方法が用いられ、訪れた人々の視線をくぎ付けにしています。

<基本情報>
開催場所:秩父神社および周辺市街地
電話番号:0494-21-2277(秩父観光協会)
開催日:12月2日、3日
公式サイト:http://www.chichibuji.gr.jp/event/yomatsuri/

高山祭

高山祭は、岐阜県高山市で、毎年4月14、15日に開催される日枝神社の例祭「春の山王祭」と、10月9、10日に開催される櫻山八幡宮の例祭「秋の八幡祭」の総称です。起源は16世紀後半から17世紀にまで遡ると推定されています。春と秋の2度、10台あまりの「祭屋台」が高山市内を曳きまわされます。お囃子や雅楽、獅子舞に先導され、闘鶏楽(とうけいらく)や裃姿(かみしもすがた)などの伝統的な衣装をまとった数百名にもおよぶ祭り行列も、練り歩き市内は祭りムードで盛り上がります。人形が繊細で大胆な演技を行う「からくり奉納」には、匠の技が受け継がれ訪れた人々の注目をあびています。

<基本情報>
開催場所:岐阜県高山市
電話番号:0577-36-1011(飛騨・高山観光コンベンション協会)
開催日:春の山王祭:4月14、15日/秋の八幡祭:10月9、10日

おわら風の盆

おわら風の盆は、富山県富山市の八尾地区で毎年9月1日から3日にかけて行われ伝統的な年中行事です。起源は、江戸時代の元禄期にまで遡ると伝わります。八尾の町の外に流出していた「町建御墨付文書」が町衆によって取り戻されたことに喜び、三日三晩を踊り明かしたことに始まったようです。坂が多い町の街並みを哀切感に満ちた「越中おわら節」の旋律に合わせて、踊り手たちが無言で洗練された踊りを披露します。胡弓が哀調のある音色を奏でる中、艶やかで優雅な女踊りや、勇壮な男踊りが演じられます。特設の会場では、輪踊りや舞台踊りなども行われ、グループごとに伝統の舞踊を競います。

<基本情報>
開催場所:富山県富山市八尾地区
電話番号:076-454-5138(越中八尾観光協会)
開催日:9月1日~3日
公式サイト:https://www.yatsuo.net/kazenobon

祇園祭

祇園祭は、毎年7月1日の「吉符入」から31日の「疫神社夏越祭」まで、1ケ月にわたって多種多様の祭事が行われる京都市東山区の八坂神社の祭礼です。9世紀、平安時代の貞観年間に始まり、京都の夏の風物詩としてすっかりと定着しています。最大のクライマックスは山鉾巡行です。17日の「前祭」では四条烏丸から、24日の「後祭」には烏丸御池から四条通、河原町通、御池通を、コンチキチンの祇園囃子に合わせて山や鉾が巡行されます。当日は、国内ばかりでなく海外からも大勢の人々で溢れ、市内はお祭りムードで包みこまれます。数十基の山や鉾は、美しい刺繍や舶来の織物などの懸装品で装飾され、「動く美術館」とも呼ばれています。

<基本情報>
開催場所:京都市
電話番号:075-741-7211
開催日:毎年7月
公式サイト:http://www.gionmatsuri.or.jp/

葵祭

葵祭は、京都市の賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)で、例年5月15日に斎行される例祭です。平安時代の中期には都に住む貴族の間で、「祭り」と言えば葵祭のことを指していたと言われています。当初は「賀茂祭」と呼ばれていましたが、江戸時代の1694年に、内裏宸殿の御簾から、牛車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、全てを葵の葉で飾るようになったため、葵祭と呼ばれるようになりました。お祭りのクライマックスは、京都御所から下鴨神社を経由して、上賀茂神社にいたる約8キロの距離を、平安時代の装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀」です。近衛使をはじめとする検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代などが延々と列をなし、市内には平安絵巻が展開します。

<基本情報>
開催場所:京都市
電話番号:075-213-1717(京都市観光協会)
開催日:例年5月15日
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/event/major/aoi/

岸和田だんじり祭

岸和田だんじり祭は、例年9月に大阪府岸和田市の北西部、岸和田城下で開催される伝統行事です。江戸時代の中期に始まり、300年を超える歴史と伝統を誇っています。城下町を曳行する地車の「だんじり」は総欅造りで、前方に100メートル前後の綱が1本つけられています。この「だんじり」を500人程度の人々が力を合わせて疾走させるのです。高速で曳かれる「だんじり」を方向転換するときに行われる「やりまわし」の様子は迫力満点で、曳行コースの曲がり角には大勢の観客があふれます。夜間には美しい提灯で照らし出され、幻想的な雰囲気に包まれます。

<基本情報>
開催場所:大阪府岸和田市
電話番号:072-423-2121(岸和田市観光課)
開催日(2023年):9月16、17日
公式サイト:https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/

管絃祭

管絃祭は、広島県廿日市市の宮島に社殿を構える厳島神社で、旧暦6月17日に斎行される神社の祭礼行事です。2023年は8月3日に行われました。平安時代に厳島神社を造営した平清盛が始めたと伝わります。平安京で貴族が池や河川に船を浮かべ管絃の合奏を行う優雅な「管絃の遊び」を宮島で行ったのです。3艘の和船を横に並べて船組として、神社が面する瀬戸内海の沖合を曳航されます。舳先の左右には篝火が焚かれ、艫に設置された4個の高張提灯や20個あまりの飾り提灯などに灯りが燈され、夕刻から深夜の海をやわらかな光で照らし出します。

<基本情報>
開催場所:広島県廿日市市宮島町
電話番号:0829-44-2011(宮島観光協会)
開催日(2023年):8月3日
公式サイト:http://www.miyajima.or.jp/event/event_kangen.html

阿波おどり

阿波おどりは、例年8月のお盆の時期に徳島県徳島市で開催される伝統行事です。400年を超える歴史を刻んでいると言われています。「踊る阿呆にみる阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々」などのかけ声とともに、「連」と呼ばれる踊り手のグループを単位として踊られます。数十人の踊り手が、三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛などの和楽器が奏でる2拍子のリズムに合わせて、一糸乱れぬ姿で踊り歩く様子には圧倒されます。勇ましさと滑稽さを表現する「男踊り」、上品で艶っぽい「女踊り」では、各々の連の創意が競われます。

<基本情報>
開催場所:徳島県徳島市
電話番号:088-678-5181(阿波おどり未来へつなぐ実行委員会事務局)
開催日(2023年):8月12~15日
公式サイト:https://www.awaodorimirai.com/

よさこい祭り

よさこい祭りは、毎年8月9日から12日に高知県高知市で開催される伝統行事です。期間中には市内に9ヶ所の競演場、7ヶ所の演舞場が設けられ、2万人前後の踊り手が約200のチームを組んで演舞を繰り広げます。踊り手は鳴子を手に軽快なリズムを奏でながら躍動します。踊り手を先導する地方車には華やかに装飾され、市内を乱舞するのです。当初のよさこい踊りは、「正調」と呼ばれる日本舞踊の伝統的な振り付けを基とする盆踊りスタイルでしたが、現在ではサンバ、ロック、ヒップホップ、演歌、フラメンコ、フラダンスなどの要素を取り入れ、バラエティー豊かな舞いが披露されます。

<基本情報>
開催場所:高知県高知市
電話番号:088-875-1178(よさこい振興会)
開催日:毎年8月9~12日
公式サイト:http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/

博多祇園山笠

博多祇園山笠は、福岡市博多区に社殿を構える櫛田神社を中心として、毎年7月1日から15日に斎行される神事です。櫛田神社は博多の総鎮守とされ、約700年の歴史を刻み山笠と呼ばれる作り山が奉納され続けているのです。期間中には市内の各所に高さ約10メートルの「飾り山笠」が並び、後半には男衆たちが勇壮な姿で山笠を担いで走る「舁き山」を見ることができます。最大の見所はフィナーレの「追い山」で、7つの「舁き山」と走る「飾り山」が街中を全速力で疾走します。

<基本情報>
開催場所:櫛田神社(福岡県福岡市博多区)
電話番号:092-291-2951
開催日:毎年7月1日~15日
公式サイト:https://www.hakatayamakasa.com/

長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェスティバルは、中国の旧正月の春節の時期に合わせて長崎県長崎市で開催される季節行事です。市内の新地中華街の人々街の振興のために行っていた「春節祭」の規模が年々拡大し、1994年からは長崎ランタンフェスティバルに発展し、長崎の冬を彩る一大風物詩として定着したのです。中国では「元宵節」に中国提灯のランタンを飾る風習を取り入れました。期間中には、新地中華街をはじめとして、浜町、観光通りアーケードなどの市内の中心部が、極彩色のランタンで彩られます。また、中国の他、国際色豊かなイベントも企画され、市内はグローバルな雰囲気で包まれます。

<基本情報>
開催場所:長崎県長崎市
電話番号:095-829-1426(長崎市文化観光部)
開催日(2024年):2月9~25日
公式サイト:https://www.at-nagasaki.jp/lantern-festival

沖縄全島エイサーまつり

沖縄全島エイサーまつりは、毎年旧盆の翌週末に沖縄県沖縄市で開催される季節行事です。1956年に旧コザ市が誕生したことをきっかけに、市主催の全島エイサーコンクールが行われるようになりました。その後イベントの規模は拡大し、1977年からは沖縄全島エイサーまつりと改められました。期間中には本島各地から選抜された青年会をはじめ、全国の姉妹都市や協賛団体からゲストが集結します。会場では三線、歌、太鼓のリズムが鳴り響き、本場のエイサーの醍醐味を存分に味わうことができます。

<基本情報>
開催場所:沖縄県沖縄市
電話番号:098-989-5566(沖縄市観光物産振興協会)
開催日(2023年):9月8~10日
公式サイト:https://www.zentoeisa.com/

まとめ

本記事では全国各地で開催される16の祭りをご紹介しました。いずれの祭りにもオリジナリティーがあふれ、各々の地域の歴史や文化に触れることができることでしょう。

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