与那覇前浜ビーチ
白い砂浜、温暖な気候、そして平坦で落ち着いた印象の地形にそれに準ずる優しい人々……そうした宮古島の中でも絶対に忘れることのできないビーチが一つあります。
それが最初に紹介するこちらの与那覇前浜ビーチです。東洋一美しいビーチである、との呼び声も高いこちらのビーチは、まさに宮古島を代表するどころか日本を代表するような素敵なスポットです。
家族連れからカップルまで幅広い層が足を運ぶのも納得で、文字通り現実離れした充実のひと時を提供してくれます。
こちらの海が「東洋一美しい」と表現されるようなゆえんも、実際に足を運んだ方はうなずいて帰ってこられます。
どこまでも続く全長七キロの砂浜はサラサラとした砂が非常に優しく、足元に触れます。
また澄んだ水色に近い、透明で爽やかな海も水晶の中身をのぞき込んでいるような神秘性と美しさを感じさせてくれ圧巻です。
絵になるとともに、一生忘れられないような圧倒的な美を演出しており、生涯で一度は見ておきたい海となっています。
波が温暖で穏やかな海としても有名で、ビギナーの方のマリンスポーツ入門や、浜辺での遊びにも問題が生じません。そのため幅広い層の方々安全に好きな楽しみ方を満喫できます。
宮古島に訪れた際は、まずこちらのビーチは外せません。
<情報>
名前:与那覇前浜ビーチ
住所:沖縄県宮古島市下地字与那覇1199
パイナガマビーチ
不思議な名前でインパクトのあるこちらのビーチ。名前の由来は宮古島の方言で「パイ」が南、「ナガマ」が長い浜辺を指すそうです。
すなわち南国の大きなビーということですが、こちらはその名前に負けない素敵な空間を演出しておられます。
こちらは沖縄の海や太陽よろしく、非常に優しく穏やかな雰囲気を感じさせるビーチづくりが持ち味となっていて、老若男女幅広い層に親しまれます。
来訪者への配慮と心配りは、沖縄県随一と言っても過言ではないのがこちらのビーチではないか、という呼び声も高いです。
具体的には浜辺がスロープで舗装されているためお子様や足腰が辛くなってきたお年寄りの方などもスムーズにストレスなく移動できる点などがあげられます。
また、ビーチには笠のついたベンチスポットが多数設置されていて、疲れたらすぐに日陰で休むことも可能です。
水遊びをされたり、浜辺でゆったりと過ごされる方も多いですが、いずれの方にとっても休憩は必須であるため、こうしてまったり過ごせる環境をつくられているのはありがたいです。
自然の景観をそのまま残して、比較的フリーにしてくれるビーチも多いのですが、こちらの良い意味での世話焼き加減は疲れた観光客の方を癒し尽くしてくれます。
<情報>
名前:パイナガマビーチ
住所:沖縄県宮古島市平良下里
八重干瀬
こちらは100以上ものサンゴからなる、日本最大規模のサンゴ礁を有するビーチになっています。これだけの数と大きさを兼ね備えた環境はまずなく、訪れた人を感動の嵐にいざないます。沖縄県らしい熱帯の自然環境に触れられるのもプラスで、観光客の方が目を輝かせて足を運ぶスポットになっています。
日本最大級のサンゴ礁が見られるスポットとして、こちらのビーチはあまりに有名です。わわざこのために足を運ぶ方も少なくなく、夏場は特に賑わいを見せるスポットです。
ダイビングやシュノーケリングなどは言わずもがな人気で、海中から見たサンゴ礁は思わず息を飲んでしまうほどの雄大な美しさを誇ります。
さらに毎年春先の干潮の時期には、潮が引いていってサンゴ礁が陸地部分に豪快にも飛び出してきます。この様子も限られた時期にしか見られない希少なものとなっていて、注目は必至です。
まさに海の神秘と雄大さを感じさせる、素敵なスポットとなっています。
<情報>
名前:八重干瀬
住所:沖縄県宮古島市平良前里
イムギャーマリンガーデン
こちらはいわゆる浜辺と海が地続きになっているビーチというよりは、海を満喫できるテラスの要素も兼ね備えたスポットになっています。
天然で入江のような形になった地形を活かして、ダイナミックな自然を楽しめる空間は宮古島でも珍しく、ここでしか味わえない特殊な景観を眺めることができます。
もちろんビーチということで、実際に海に足を踏み入れて泳ぐことも可能です。その場合は比較的波が穏やかなことでも知られるこちらのビーチですので、お子様連れでも安心して満足していただけます。
しかしながら、こちらは景観が楽しめる点でも特殊な存在感を持っています。
「イムギャー」とは現地の言葉で「囲まれた湧き水」という意味を持つそうですが、入江上になった海を崖が取り囲む様は雄大でダイナミックです。
その全長はなんと三十メートルほど。海を高いところから見下ろすのはなかなかできない体験で、目の前に海を見たあとに違った表情を見ることもできます。
総じて、非常に様々な魅力に触れることのできるビーチであり、色々なニーズに応えてくれます。
万能ゆえの満足度の高いビーチ体験を味わってみてください。
<情報>
名前:イムギャーマリンガーデン
住所:沖縄県宮古島市城辺友利605-2
新城海岸
こちらのビーチは宮古島では定番中の定番となっているシュノーケリングスポットで、非常に多くの観光客の方で賑わっています。
遠浅の海やここならではの生態系はどれもシュノーケリングに適していて、多くの人を惹きつけます。
こちらの遠浅で温暖で穏やかな海はどこをとってもシュノーケリングに適しています。その自然環境に迎合するかのように生態系としてもサンゴ礁やウミガメなどが生息していて、非常に豊かな景観を演出しています。
エメラルドグリーン色に染まった海から見えるサンゴ礁やウミガメなどの悠々とした生き様は非常に感銘を受け、本州ではなかなか体感できないひと時になること請け合いです。
シュノーケリングと言えば敷居が高く、荷物なども重そうなイメージを受けますが、こちらのビーチではレンタルが完備されているほか、専門のコーチによる指導も充実しています。
初めてシュノーケリング体験をしてみたい、という方にも割合気軽に楽しんでいただけるスポットとなっていて、それも人気の要因になっています。
現地の人々や自然と触れ合いつつ、海を最上級に満喫できる体験型のスポットです。
<情報>
名前:新城海岸
住所:沖縄県宮古島市城辺字 新城
トゥリバーサンセットビーチ
こちらは宮古島の中心市街地から伊良部大橋へと移動する際に、中継地点のようにリゾートが開発されればよいのではないかという理想のもと、意図的に開発されたビーチになっています。
人々を楽しませることに非常に長けていて、しっかりと整備された空間はロケーションや設備も相まって多くの方が足を運びます。
ちなみにこちらは五月に開催される「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」の会場にもなっていて、強い日差しの中多くの方が狂喜乱舞する熱気のメッカでもあります。
こちらは先ほどのフェスの開催という点からも紹介しましたが、沖縄・石垣島らしい夏のアツさを象徴するような活気あふれるスポットになっています。
それでいながら夕暮れ時の沈みゆく太陽も目玉の一つとなっていて、昼間はワイワイと楽しい快活な印象を感じさせながらも、一日の終わりには少しだけ余韻を残すようなしんみりとした雰囲気も体感させてくれます。
<情報>
名前:トゥリバーサンセットビーチ
住所:沖縄県宮古島市平良久貝550-6
砂山ビーチ
最後に紹介をするこちらも、宮古島空港から車で20分ほどと比較的アクセスのいい場所に位置するビーチになっています。
一点だけ注意をいただきたいのは、駐車場からビーチまではやや徒歩でのアクセスに時間を要してしまうという点で、体力を使われる方もしばしばです。しかしそれを超えても人を招き入れる魅力も兼ね備えています。
こちらの最大の見どころと言っても過言ではないのが、サンゴ礁が固まって浸食されて出来上がった、天然のアーチになっています。砂浜と海辺をつなぐワクワクするトンネルのようになっていて、非常に写真映えもします。
大きな穴から覗き見られる海は独特の表情を見せていてどこか幻想的な雰囲気を演出しています。
アップダウンの激しい砂浜はダイナミックさも兼ね備えておられ、アーチの天然の造形も相まってどこか冒険的な印象さえ抱かせてくれます。
訪れる人をワクワクさせるビーチでもあり、石垣島の中でも稀有な存在感を放っています。是非一度足を運んでみてください。
<情報>
名前:砂山ビーチ
住所:宮古島市平良字荷川取
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
宮古島の中のビーチと一口に言っても、非常にバラエティが豊かでそれぞれの個性が発揮される空間があちこちに点在しています。
観光客の方にとって、時間というものが一番貴重な資源であるかと思います。そうした方にとっても、今回の記事が参考になればと存じます。
是非今回の記事で気になるビーチをチェックして、素敵なひと時をお過ごしください。