雲の上のまち ゆすはら「梼原町×隈研吾建築物」
高知県の梼原町は高知県の西部にある山間にあり、面積の91%が森林です。マイナスイオンあふれるのどかな景色が広がり、女子旅にもとても人気があるスポットです。北部の標高は1,455mほどの高さにもなるので、「雲の上のまち」とも呼ばれています。世界的建築家である隈研吾氏が、この梼原町にミュージアムや図書館、ホテルや庁舎など6つの建造物を建てました。緑あふれる素晴らしい土地に加えて、SNS映えするスポットとしても多くの観光客が訪れています。
6つの建造物のうち、「雲の上のギャラリー」は別名「木橋ミュージアム」とも言われていて、梼原の美しい森林に綺麗に溶け込んでいるミュージアムです。日本建築の伝統的な木材表現を踏襲し、「やじろべえ型刎橋(はねばし)」と呼ばれる建築は世界でも唯一のものなんだそうです。梼原産のスギを何本も繰り返し積み重ねられた姿は圧巻で、自然に木々から木漏れ日が落ちるように、美しい光と影を鑑賞できるように設計されています。
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— みぃ🐨💜 (@Jinmiyu_1204) January 24, 2022
雲の上の図書館?
が素敵すぎた🥺
是非ナムさんに知ってほしい。 pic.twitter.com/IwOUfHUtoX
「雲の上の図書館」は、靴を脱いで素足で館内に入ることができる図書館で、こちらも隈研吾氏の建築物のひとつです。床の木材の感触を実際に自分の足で感じられる館内では、ふかふかのソファや椅子があちこちに置かれ、床に直接座ったり寝転んだりと好きな体勢で自由に本を読めるようになっています。梼原町のヒノキやスギがたっぷり使われていて、美しく陽射しが入り込む森の中のような空間です。
あー!
— くろしおくん【公式】 (@kuroshiokun_kc) November 22, 2019
ぼく、のぼれないよー‼︎#梼原町 #ボルダリング #雲の上の図書館 #くろしおくん pic.twitter.com/F39asHb2Yh
館内にボルダリングができるスペースがあるのも、この図書館の面白い特徴です。シューズも無料で貸し出してくれて、おしゃれな空間で読書の合間に身体を動かすことができます。全て無料で利用できるというのも嬉しいポイントです。
こちらも隈研吾氏設計で、木材の趣からはガラッと変わって、「雲の上のホテル・レストラン」では、空に浮かぶ飛行機の翼のような優雅な曲線のデザインを楽しめます。
ホテル内の内装や灯りには、梼原町に住んでいるオランダ人のロギール・アウテンボーガルド氏の和紙がふんだんに使われていて、スタイリッシュなデザインに柔らかな温もりを感じさせます。建物の下には棚田をモチーフにした池が美しく張られ、夕陽が射し込むロマンチックな光景の中でお食事できます。ホテル内には天然温泉を楽しめるお風呂やプールもあるので、森林や建造物をゆっくり見て周ってお風呂に入って帰る、というゴールデンコースの休日を過ごせます。
<施設情報>
施設名:雲の上のまち ゆすはら「梼原町×隈研吾建築物」
住所:問い合わせ先:梼原町役場 〒785-0695 高知県高岡郡梼原町梼原1444-1
電話番号:0889-65-1111
・雲の上のギャラリー
住所:高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
電話番号:0889-65-1187
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
入館料:成人200円
・雲の上の図書館
住所:高知県高岡郡梼原町梼原1212-2
電話番号:0889-65-1900
開館時間:9:00~20:00
※休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)
・雲の上のホテル・レストラン
住所:高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
電話番号:0889-65-1100