紡 伏見稲荷別邸
京都の古民家を再利用したこちらのお宿。
ひとつの町屋を一棟貸し切りにすることができ、2人〜9人まで宿泊することが可能であるため、家族や親戚がそろってひとつの建物に宿泊することも可能です。
古民家ならではの室内にただよう落ち着く空気感が、心からくつろいだ滞在を可能にしてくれます。
部屋内に入ると、インテリアとしてもおしゃれなデザインの間接照明が設置されており、オレンジ色の明かりがやわらかく室内を照らします。
工夫された間接照明の配置によって、ほっとひと息つけるようなあたたかみのある癒しの空間が演出されています。
『紡 伏見稲荷別邸』の魅力は、京都らしさを感じられる和室部分と、機能性の高い洋室部分がひとつの建物の中で共存しているところです。
こちらは庭を望む1階部分の和室。あたたかい照明に照らされながら、どっしりと落ち着いた京都の古民家の雰囲気を存分に堪能することができます。
1階の洋室部分は、滞在時にとても利用しやすい、シンプルかつ機能的なつくり。
一棟貸しのため、アメニティや館内設備も非常に充実しており、IHコンロやフライパン類、電子レンジや食器・カトラリーにいたるまで、あると便利な設備が幅広くとりそろえられています。
充実した館内設備のおかげで、まるで京都に暮らしているかのような古民家滞在を体験することが可能です。
こちらは2階にある洋室仕様の寝室です。普段ベッドで眠っていて床に布団をしいて寝るのがあまり好きでない方でも、『紡 伏見稲荷別邸』では敷布団のある和室とふかふかのベッドが設置された洋室の両方が用意されているため、眠りに不安を覚えることなくしっかりと観光や移動で疲れた身体を休めることができます。
駅にも観光地にもアクセス抜群
『紡 伏見稲荷別邸』の最大の特徴は、なんといってもその抜群のアクセスの良さです。
まず駅からのアクセスに関しては、京阪本線『伏見稲荷』駅から徒歩わずか5分、そしてJR奈良線『稲荷』駅からも徒歩約10分と、京都を初めて訪れる人でも安心。2つの路線の電車にすぐ乗車できるため、電車を使って京都の各観光地にお出かけしたい方にとっても利便性の高い立地です。
また、観光スポットである『伏見稲荷大社』までも徒歩約10分で行くことができるため、人が混み合う昼間を避けて朝早くに訪れるなど、公共交通機関を使う場合では難しい柔軟な訪問が可能です。
〈店舗情報〉
店名: 紡 伏見稲荷別邸
住所: 〒612-0006 京都府京都市伏見区深草上横縄町17-7
予算:1泊2名¥15300
空間・設備: 無料Wi-Fi、禁煙、ペット宿泊不可、駐車場なし、英語・中国語・ベトナム語対応可能
電話番号: 075-352-8300
URL:
https://tsumugi-kyoto.jp/facility/383/
稲荷凰庵
『稲荷凰庵』は、伏見稲荷エリアにある、古い町屋をリノベーションしてつくられたお宿です。その京町家としての質はとても高い評価を受けており、『京都景観賞』の『京町家改修部門』と『京町家新築部門』にてどちらも優秀賞を受賞しています。
こちらも一棟貸しのお宿で、他の宿泊客に気をつかうことなくのんびりくつろぐことができます。
『稲荷凰庵』の内装は、小さい小物ひとつひとつに至るまでにこだわりの詰まったオシャレなインテリア。
例えば、建物のうちのひとつ『暦』は、「日本の伝統・文化に触れる家」というテーマのもと、京都で受け継がれてきた伝統と現代の人々の暮らしをうまく融合させた空間づくりが行われています。
木が用いられた天井との相性を考えて選ばれた、やさしい印象を与える丸みのある吊り下げ照明や、鮮やかな色づかいで錦鯉が描かれたふすま、そしてその奥にあるシンプルかつオシャレなベッドルーム、さらにデスクとイスの前にかけられた掛け軸など、伝統的なものと現代で使われているもの双方の良さを取り入れたお部屋となっています。
さらに、インテリアへのこだわりが垣間見えるドアノブの意匠。こちらは、『昴』というお部屋のドアノブです。
お子さん連れの方でも、忙しい日常を離れ家族で楽しくリラックスして過ごせる空間を目指し、ドアノブに至るまで細やかな工夫が施されています。
ネコの後ろ姿がかわいらしいこちらの意匠は、ノブ部分がちょうどネコのしっぽのようになっており、かわいさがありながらも使い勝手を邪魔しないデザインです。
『稲荷凰庵』のお部屋は、それぞれに異なったコンセプトが設定され、ひとつの宿でありながら、どのお部屋に宿泊するか次第で全く異なった楽しみ方をすることが可能です。
室内の雰囲気や設置されている家具などもお部屋ごとにかなり違うため、誰と宿泊するか、いつ宿泊するかなどのシュチュエーションに応じて最適なお部屋を選ぶことができます。
『稲荷凰庵』の『昴』のお部屋は、家族で宿泊する方がのびのび過ごせるような工夫がなされたお部屋です。
先程ご紹介したようなドアノブなどのデザインの工夫や、子どもでも遊べる小さめサイズの卓球台、小型の室内テント、自由に使える黒板や目を引くカラフルな洗面所など、さまざまなものが用意され、子どもがたくさん遊んで楽しめるように考えられたインテリアに仕上がっています。
一転して渋い大人の雰囲気ただようこちらは『郷』のお部屋。
「田舎のおばあちゃんの家」をコンセプトとして設計された棟で、足踏み式のミシン、壁掛け時計、黒電話など、懐かしい雰囲気を漂わせるものがたくさん設置されています。
畳や木の床、まったり過ごせる縁側など、その心落ち着く内装はまさしく「おばあちゃんの家」のよう。
ゆったりとくつろいで過ごす大人な旅をしたい方におすすめのお部屋です。
カウンターキッチンが設置されている『粋』のお部屋。
お部屋でふと一息つきたくなったとき、おいしい飲み物とお菓子を用意すれば、お部屋にいながらカウンターキッチンで簡単にカフェタイムを楽しむことができます。
コーヒーのお店がたくさんある京都にぴったりのこちらのお部屋は、コーヒー好きの方に特におすすめです。
コーヒーカフェと隣接
『稲荷凰庵』のレセプションの隣には、『ABOUT US COFFEE』というコーヒーカフェが隣接しています。
おいしいコーヒーはもちろんのこと、サンドイッチなどの軽食やティラミス、チーズケーキといった絶品スイーツも楽しめるこちらのカフェ。すぐ近くなので、疲れてお部屋に帰ってきてどこかへ出かける気力のないときでも、お腹が減ればすぐに利用できてとても便利です。
宿泊にあたって「朝食つきプラン」を選択すると、こちらのカフェの朝食メニューの中から好きな飲みものと食事メニューを選択して、それをいただくことができます。
〈店舗情報〉
店名: 稲荷凰庵
住所: 京都府京都市伏見区伏見区深草稲荷鳥居前町22-3
予算:1泊2名¥15495
空間・設備: 無料Wi-Fiあり、キッチンあり、ファミリールーム・禁煙ルームあり、駐車場なし
電話番号: 075-211-1800
URL:
https://www.booking.com/hotel/jp/inari-ohan.ja.html
THE REIGN HOTEL KYOTO
『THE REIGN HOTEL KYOTO』は、2021年2月22日にオープンした上質なホテルです。
以前はアートギャラリーとして利用されていた場所を改装してつくられたこちらのホテルは、シンプルかつシックな北欧風インテリアが魅力的な空間。
「新しい感覚の京都滞在」を楽しめるようにと、眠りや食・アートなどに重点をおいてデザインされたお宿です。
『THE REIGN HOTEL KYOTO』の朝食は、焼きたてのパンやコーヒー、フルーツ・ヨーグルトなどをはじめとした豊富なメニューを楽しめるビュッフェスタイル。
大手旅行サイトである『じゃらん』の『2021泊まって良かった宿大賞(近畿北陸エリア 51~100室規模)』の朝食部門において、オープン1年で第1位を獲得したほど、その朝食は宿泊客から高い評価を得ています。
朝食メニューの中でも特に人気が高いのが、季節ごとに限定メニューが出る『スモーブロー』。『スモーブロー』とは、デンマークでよく食べられているパンの上に具材をのせたオープンサンドのことで、薄くスライスされたパンと、たっぷり乗った季節ごとの具材の取り合わせが楽しめます。
『THE REIGN HOTEL KYOTO』で楽しめるのは朝食だけではありません。
テイクアウトできる豊富な種類のドリンクメニューや、見た目もオシャレな北欧スイーツ・『セムラ』もこのホテルの魅力のひとつです。
こちらのホテルの『セムラ』は季節ごとに異なるフルーツのフレーバーが楽しめ、メニューとして提供されているコーヒーとの相性も抜群。
宿泊客でない人からも人気の高い、評判のスイーツです。
〈店舗情報〉
店名: THE REIGN HOTEL KYOTO
住所: 〒601-8025京都府京都市南区東九条柳下町67-1
予算:1泊2名¥10800
空間・設備: 無料Wi-Fiあり、全館禁煙、コインランドリーあり、専用パーキングなし、ユニバーサルルームあり
電話番号: 075-606-1971
URL:
https://reignhotel.jp/
まとめ
今回の記事では、京都「伏見稲荷」エリアの1万円から5万円で宿泊することができるおすすめホテルを3つご紹介しました。
京都南部の魅力をたっぷり味わえる「伏見稲荷」エリア。
都市部から距離があり、徒歩で周辺を観光して回ったり、のんびりとホテルステイをして楽しむことのできる、大人の旅にはぴったりの地域です。
もし「伏見稲荷」エリアにご旅行の際は、ぜひこの記事でご紹介した素敵なホテル3つに宿泊して、ゆったりとした時間を過ごす旅行を楽しんでみてくださいね。