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カオススポット満載!北海道・札幌で珍スポット巡り

カオススポット満載!北海道・札幌で珍スポット巡り

2024-11-06 ナベチャン

北海道の中でもひときわ人気が高い観光地・札幌。丸山動物園や白い恋人パークなどの有名観光スポットが数多くあるエリアですが、実は魅力的な珍スポットもたくさんあるんです。そこで今回は、北海道で珍スポット巡りができるモデルコースをご紹介。変わった旅をしてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

1日目は野外の珍スポット巡り

今回のモデルコースは東京をスタート地点としてご紹介します。旅のはじまりは新千歳空港から。
札幌の定番観光スポットは公共交通機関を使ってもまわれますが、今回ご紹介するスポットはやや距離が離れているため、レンタカーを利用するのがおすすめです。
新千歳空港で車を借りたら、まずは最初の目的地、真駒内滝野霊園へと向かいます。新千歳空港から真駒内滝野霊園までは車で約1時間ほど。11時頃までには新千歳空港を出発しましょう。

【12:00】真駒内滝野霊園で世界的建造物を拝見




「えっ、いきなり霊園!?」と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。これから向かう真駒内滝野霊園は、みなさんが想像する霊園とは大きくかけ離れた少しユニークなスポットなんです。
真駒内滝野霊園は札幌ドームがすっぽり32個も収まるほどの敷地面積を誇る、道内最大級の霊園。1981年に開園され、現在は5万基を超えるお墓が並んでいるのだそう。




そんな真駒内滝野霊園、一体どこがユニークなのかと言いますと……。実はこちらの霊園、広大な敷地内にモアイ像やストーンヘンジなどの巨大な彫刻像が設置されているんです!
真駒内滝野霊園を管理している事務所によると、こういった巨大な彫刻仏が置かれているのには「墓地としてだけでなく、地域の人々にとって過ごしやすい、明るい気持ちになれるような場所にしたい」という理由があるからなのだそう。




また、諸説ありますが、モアイ像やストーンヘンジがかつて先祖を祀る目的で建てられたものであったということから、世界各国のお墓を建てる=真駒内滝野霊園は宗派を問わないということを体現する意味合いも込められているそうです。




なんにせよ、国内で、しかも霊園でこのような世界的建造物を見られるのはとても珍しくてユニークです。
このほかにも、外から頭しか見ることができない頭大仏、エジプト感が強い人頭有翼の獅子像など、いくつもの石像を見ることができます。
湿っぽいイメージがある霊園ですが、ここに来ればきっと印象が変わるはず。珍しい景色をたっぷり堪能しちゃいましょう!

<施設情報>
住所:〒005-0862 北海道札幌市南区滝野2
電話番号:011-592-1223
開門時間:4月~10月…7:00~19:00/11月~3月…7:00~18:00
定休日:年中無休
料金:無料
URL:https://www.takinoreien.com/

【14:00】ノースサファリサッポロでスリル体験

続いて向かうのが、真駒内滝野霊園から車で30分の距離にあるノースサファリサッポロ。
札幌市の動物園といえば、円山動物園を思い浮かべる方が多いかと思いますが、珍スポットを求めるなら断然ノースサファリサッポロがおすすめです。
なぜなら、こちらは一般的な動物園ではあまり見かけない、超貴重な体験ができるからです。では一体どういった体験ができるのかと言いますと……。





なんと、動物たちと距離感ゼロで触れ合うことができるんです!
間近でじっと観察できるのはもちろん、購入したエサをダイレクトにあげたり、スキンシップをとったり……。さらに、ライオンへのエサやり体験、キツネの抱っこ体験など、ほかの動物園ではなかなか体験できないプレミアムなメニューも用意されています。しかし、1つ注意が。

実はこちら、園内でのケガや物損に関しては一切保証されていないんです。つまり、何があっても全て自己責任ということ!ご覧の通り、入口にも注意書きの看板が立っています。
それゆえ、お子さま連れの方や、動物を不快にさせる能力がある方は注意が必要です。
とはいえ、園内にはスタッフさんもいるので、よほどふざけた態度をとらなければ問題ありません。多少の緊張感と覚悟を持って入場すれば楽しく動物たちと触れ合えます。




普通のゾーンにも十分恐ろしい動物たちがいますが、もっと怖いのがこちらのデンジャラスゾーン。なんと入場する際は誓約書に名前を書かなくてはなりません。
ちなみにこちらはお触り厳禁。文字通り危険な動物たちがたくさんいるので、むやみやたらに触ると普通に大ケガをします。




動物たちと間近で触れ合えるだけでなく、珍しいグルメも堪能できるノースサファリサッポロ。
園内にあるフードコートでは、カレーライスやハンバーガーなどの定番メニューに加え、カエルの足を揚げたフライドケロッグ、ワニのお肉が挟まったクロコダイルバーガーなどのチャレンジメニューも用意されています。
まさに勇気ある強者が楽しめる動物園。珍しい体験がたくさんできるので、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒061-2273 札幌市南区豊滝469-1
電話番号:080-1869-6443
営業時間:10:00~16:00(最終入園は15:30)
定休日:公式サイトからご確認ください
料金:(夏季)大人…1,900円、小人…700円/(冬季)大人…1,200、小人…500円
URL:https://www.north-safari.com/

【18:00】夜のすすきので飲み歩き




ノースサファリサッポロを出発したあとは、札幌市内のホテルへレッツゴー。
チェックインを済ませてホッと一息ついたら、札幌の歓楽街・すすきのへと繰り出しましょう!すすきの駅付近は、おもしろい飲食店がいっぱい。
バーテンダーによるパフォーマンスが見られるバーや、モノマネタレントたちが集うバー、特撮バー、怪談バーなどさまざまな飲み屋さんがあります。
また、締めのラーメンならぬ、締めのパフェを提供している専門店もありますので、しこたま飲んだあとはぜひ締めパフェにも挑戦してみては。

2日目は札幌の中心地で珍スポット巡り

2日目は最後に立ち寄る施設のオープン時間が遅いため、朝はゆっくり過ごしてOK!
「もう少し札幌観光を満喫したい」という方は、1軒目の前にぜひ白い恋人パークへも足を運んでみましょう。
今回はご紹介していませんが、白い恋人も定番観光地ながら、なかなかおもしろいアトラクションが満載です。
また、札幌市内にはシャンプー専門自販機や魚専門自販機など、変わった自販機が多い街なので、そういった珍しい自販機探しをして散策するのもおもしろいかもしれません。

【11:00】札幌オリンピックミュージアムで遊ぶ




まずは札幌オリンピックミュージアムへレッツゴー。こちらはオリンピック・パラリンピックに関する資料を展示している博物館で、1980年に『札幌市冬のスポーツ博物館』という名称でオープンしました。
以前は別の場所にありましたが、2000年に『札幌ウィンタースポーツミュージアム』という名称に変更され、現在地に移転。その後、2017年に展示内容を変更し、札幌オリンピックミュージアムと新たに施設名を変更しました。




館内の見どころはなんといっても、オリンピックの競技を疑似体験できるアトラクション!
スキージャンプやボブスレー、アイススケートなどのウィンタースポーツを体験することができます。しかもどれだけ遊んでも追加料金が発生しないのが嬉しい。体力がある限りずっと遊べちゃいます。

ミュージアムということで、もちろん博物館要素もあります。1972年に開催された札幌オリンピックに関する資料や、近年活躍したオリンピック選手たちの競技用具など、さまざまな展示品を見ることができます。
選手になりきれる顔ハメパネルなんかもあり、展示スペースも楽しめる要素が満載です。

札幌オリンピックミュージアムの敷地内には、札幌オリンピックの会場ともなった大倉山ジャンプ競技場もあり、展望台からは札幌の街並みを一望することができます。
展望台へ行くにはリフトの搭乗券が必要ですが、札幌オリンピックミュージアムへ行く場合はお得なセット券を購入することが可能です。
せっかくミュージアムへ足を運ぶなら、ぜひジャンプ台からの景色も堪能してみてはいかがでしょうか。選手気分をさらに味わえること間違いなしです。

<施設情報>
住所:〒064-0958 北海道札幌市中央区宮の森1274
電話番号:011-641-8585
営業時間:5月1日~10月31日…9:00〜18:00/11月1日~4月30日…9:30〜17:00
※大倉山展望台の営業時間とは異なります
定休日:施設へお問い合わせください
※メンテナンスにより、月に1回程度休館となる場合あり
料金:大人…600円/中学生以下…無料
URL:https://sapporo-olympicmuseum.jp/

【12:30】チャンドニー華麗ばぁーでランチタイム




たくさん動いたあとは、麻生にあるチャンドニー華麗ばぁーでランチタイム。
ピンクの外観がとてもかわいらしいですが、実はこちら、外観以上に内装が超キュートなんです。




店内は煌びやかな装飾がそこかしこに施されており、まるでおとぎの世界に迷い込んだかのよう。クリスマスでもないのにイルミネーションがこれでもかというほど輝いています。
それでいて、店主は寡黙。いやはや、ギャップがありすぎます。




看板メニューはカレーライス。そう、チャンドニー華麗ばぁーは実はカレーライスのお店なんです。もちろんバーなのでアルコール類もありますが、あくまでもメインはカレー。
手頃な価格で本格的なカレーライスが食べられるので、ぜひこちらも立ち寄っていただきたいところです。

<施設情報>
住所:〒001-0045 北海道札幌市北区麻生町5-4-11
電話番号:011-726-2586
営業時間:10:00~24:00
定休日:店舗へお問い合わせください

【13:30】旅の締めはレトロスペース・坂会館で




今回の旅の最後を飾るのは、札幌一の珍スポットと名高い博物館、レトロスペース・坂会館。
こちらは北海道民なら誰もが知る製菓『しおA字フライ』『ラインサンド』などを製造・販売している坂栄養食品株式会社の私設博物館です。
企業の博物館と聞くと、大抵は企業に関する資料が展示されているところだと考える方が多いかと思うのですが、レトロスペース・坂会館はなんというか、もう異空間。
企業に関する展示物は一切なく、古びた人形や時計、雑誌、洗剤などがところせましと並べられているんです。




しかもテーマがとくに決まっていないので、あらゆるカルチャーがごちゃまぜになっているのもおもしろいポイントです。
軍服やガスマスクなど、戦時中に使われていたであろうアイテムから、今もバリバリ活躍している芸能人の等身大パネルまであります。基本的にほとんどの展示物は寄贈されたものなんだそう。




なぜか縛り付けられている人形や昭和女優のヌード写真、エロティックな下着など、なかなかきわどいものも展示されています。
しかし物で溢れかえっているので、さほど気にならないのが不思議!突っ込みどころが多くて逆にどこから突っ込んでいいかわからなくなります。さすが札幌一の珍スポット。インパクト抜群でしばらく居座りたくなってしまいます。




とんでもなく濃ゆい施設でありながら、入館料はなんと無料となっているレトロスペース・坂会館。とはいえ、運営継続のためにできれば商品の購入をお願いしたいとのこと。
館内を見学したら、ぜひ隣にある直売所へも立ち寄ってみてください。北海道でしか購入できないお菓子がたくさんあるので、お土産として購入するのもおすすめです。

<施設情報>
住所:〒063-0803 北海道札幌市西区二十四軒3条7丁目3-22
電話番号:011-632-5656
営業時間:11:00~18:30
定休日:日曜・祝日
料金:無料
URL:https://www.facebook.com/rsp.saka

まとめ

観光都市として人気の札幌市には、まだまだ人に知られていない穴場スポットが満載。定番の観光地も楽しいですが、ほかにはない珍スポットを巡ってみるのもおすすめです。これから北海道へ遊びに行かれる方は、ぜひ今回ご紹介したモデルコースも参考にしてみてください。

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