大阪港をぐるっとクルーズ！「帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズ」

帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズは、天保山ハーバービレッジ・海遊館の裏にある、海遊館西はとばから出向するクルーズ船です。大阪ベイエリアの大阪港を約45分間かけて周遊します。大阪ベイエリアの名所は全て回ってくれるので、乗るだけで観光名所を海の上から見ることができます。船は新大陸を発見したコロンブスの旗艦であるサンタマリア号を二倍の大きさで復元しており、ゆったりとした寛ぎのスペースで観光することができます。
デイクルーズは、一時間ごとに運行されており約45分の船旅が味わえます。
トワイライトクルーズでは、約一時間の運行になっています。デイクルーズでは予約は必要ありませんが、トワイライトクルーズでは予約優先になっているので注意が必要です。大阪港は西に向いているため、きれいな夕日が見えることから、トワイライトクルーズも人気になっています。主に4月～10月の週末に運航していますが、貸切りの予約があると通常の運行でも乗ることができなくなっているため、事前に確認していくことをおすすめします。また、事前に予約が必要ですがチャータークルーズもできるようになっているので、貸切りにしたい場合は早めに連絡しておく必要があります。
船の中にはコロンブスに関する歴史、綱やいかりや機器類を展示していたり、食事を楽しめたり、ソファ席の特別席もあります。天気が良ければデッキから風を受けつつ海を眺められるようになっており、USJを海から眺められたり、港大橋や天保山大橋の下を通ったりとちょっとしたリゾート気分が満喫できるようになっています。
小さな子供からお年寄りまで、幅広い年代の人が楽しめる観覧船になっています。

デイクルーズとナイトクルーズではコースが違います。
デイクルーズでは、大阪港の観光名所をぐるりと一周してくれます。天保山大観覧車、天保山大橋、ユニバーサルシティのホテルの数々、出航した天保山ベイサイドシティ、USJのアトラクションの数々、IKEAなども海から見ることができます。また、夕日の絶景が見られる大阪港ダイヤモンドポイント、港大橋、なみはや大橋、千歳橋など観光名所のポイントを回りながらデッキから、二階のサラ・デ・パティオから見ることができます。特に港大橋、なみはや大橋、千歳橋は、海の上から三本の橋が連続して見えるようになっており、この景色は帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズからしか見えない景色になっています。
デッキは日陰はないのですが、その分海の風を全身で受けながらクルーズすることができるようになっていて、眺めも抜群になっています。デッキは全部で4つあり、どのデッキにもベンチがあります。そしてデッキには望遠鏡もあるので、船で移動しながら遠くまで見渡すことができるようになっています。デッキには大きな帆が建てられており、思い思いに過ごすことができます。帆船に乗る機会はなかなかないので、はじめて乗る人も多いのでは？
売店のある二階のサラ・デ・パティオでは、船窓から眺められますが一番いい席である窓際はすぐに埋まってしまうので注意してください。サラ・デ・パティオでは飲み物、食べ物を買うことができるようになっており、それから着席するようになっているので、ずっと座っていたい人は何かを頼むことをおすすめします。席に着いて景色が変わるのを見ながらの食事はクルーズ感が出るのでおすすめです。サンタマリア号乗船記念のお土産なども売っており、乗船の記念お土産も買うことができます。船の外観から、海賊船のような外観になっておりアドベンチャー感があるので、子どもからお年寄りまで幅広い年代の人に人気のクルーズです。
めくるめく景色が変わって行くので、あっという間の45分間になってしまいます。ベストショットを逃がさないようにしましょう。ゆっくりと大阪港をできる貴重な時間となっています。また、帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズでは飲食の持ち込みは禁止となっているので注意してください。

三階の特別席、サラ・デ・ビスタでは通常の料金にプラス500円で、海を一望できる特別な部屋からソファに座ってクルーズすることができます。
プラス500円ですが、ワンドリンクまたはソフトクリームが出てくるのでかなりお得です。40名限定なので、サラ・デ・ビスタの席をチャージしておいて船内を回るという方法がベストになってきます。気兼ねなくずっと座れて、目の前の一面の窓からは海や景色が見られるようになっています。また、ルームチャーターとしても使えるようになっているので、気になる人は早めに予約しておきましょう。部屋の収容人数は40名になっているので、観光グループやお祝い会などにおすすめです。ソファにはテーブルも付いており、居心地良く過ごせるようになっています。
また、サラ・デ・ビスタは空調も効いており、暑さ寒さに弱い方などは断然おすすめになっています。デッキは気持ちはいいものの、日差しが強く日陰は少なくなっており、ベンチもはじめに抑えておかないと座れなくなってしまいます。
その点、サラ・デ・ビスタなら船の上の部屋になるので、屋外に出ずともクルーズを楽しむことができます。優雅に船旅を楽しみたいなら、サラ・デ・ビスタを利用しましょう。
こちらの部屋も、一番前の席は先着順となっているので一番前の席に座りたかったら、早めに入っておくようにしてください。席は左右どちら側に座っても、行きと帰りとで見る景色が変わってきます。

船の一階にあるコロンブスの部屋では、広々とした空間にコロンブスの資料が展示されていたり、航海に必要な機器が展示されていたり、コロンブス時代の大航海時代の海図などが展示されています。コロンブスの人形も置かれており、まるでコロンブスの船に乗っている気分が味わえるようになっています。当時の大砲まで置いてあり、気分は冒険家になれます。
船に興味のある人は、資料を見過ぎてしまって、下手するとコロンブスの部屋だけでクルーズが終わってしまう可能性も出てくるので、適度に切り上げて航海を楽しむようにしておきましょう。
折角なら海を見ながら航海を楽しむのがおすすめです。しかし、外を見なくてもいいから広い場所でゆっくりしたいと言う人は、コロンブスの部屋がおすすめです。
コロンブスは、北大西洋をこのコロンブス号の半分の大きさの船で、アメリカ新大陸を見つけたと思うと感慨深い物があります。
サンタマリア号に乗ったなら、是非見学して見ることをおすすめします。

帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズは毎便、毎時00分に出航するようになっています。
午後は海遊館に先に観光した人で込み合うので、午前中に先に乗って置いてから午後から海遊館などの観光をすることをおすすめします。
夏休み時期には18時の便も出るので、一番人気はこの夕日が沈む18時の便になります。
船からは海遊館も、観覧車もばっちり見えるようになっているので、大阪ベイエリアを観光するならサンタマリア号、海遊館、観覧車とセットで楽しむのがおすすめです。また、初めからセットで観光しようと決めているなら、セットでチケットを買うと少し安く買うことができます。

帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズが出航している大阪ベイエリア付近には、遊べる施設が沢山あります。天保山ハーバービレッジ・海遊館エリアには、天保山ハーバービレッジの周辺施設である海遊館、天保山大観覧車、レゴランド・ディスカバリー・センター大阪、天保山アニパ、天保山マーケットプレース、大阪文化館・天保山などが徒歩圏内に固まっています。
天保山ハーバービレッジは海遊館を中心とした総合レジャーススポットになっており、グルメからショッピングまで何でも楽しめるようになっています。海遊館では、目玉のジンベイザメを始め、クラゲを集めた海月銀河や北極海の生き物、フォークランド諸島コーナーやモルディブ諸島ゾーンなど、一日中楽しめるコーナーが沢山あります。エサやりや、ナイト水族館も実施されており、子どもから大人まで皆が楽しめるようになっています。天保山大観覧車では、直径100mの大観覧車から大阪ベイエリアを見下ろすことができるようになっています。夜には観覧車が光のアートとなり、ライトアップイルミネーションを実施しています。レゴランド・ディスカバリー・センター大阪では、レゴ100万個を使ったミニ大阪のジオラマや4Dの飛び出すミニ映画、スペシャルレースカー作りなど家族みんなで楽しめるようになっています。天保山マーケットプレースではこれらの施設に隣接して、グルメからショッピングまで楽しめるようになっています。二階には今話題のLEDキャンドルや、クラゲリウムなどがいつでも体験できる施設、大阪港クラフトタウンがあります。
また、徒歩圏内にある大阪文化館・天保山は美術館になっており、展示品もさることながら大阪文化館・天保山の設計は安藤忠雄と見ごたえありの施設になっています。

施設名：帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズ（はんせんがたかんこうせん さんたまりあ でいくるーず）
営業時間：11時～16時（季節により始発終発変動要問合せ）
定休日：12月31日、1月初旬～2月初旬と海遊館休業日
電話番号：0570-04-5551
住所：〒552-0022　 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10　海遊館エントランスビル2F
アクセス：地下鉄中央線で大阪港駅下車後徒歩10分、市バスでは天保山ハーバービレッジ下車後すぐです。

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