キタエリア(大阪市)
グランフロント大阪
グランフロント大阪は、ファッション専門店、レストラン、オフィス、超高層マンションに加え、知識創造拠点として知られる「ナレッジ・キャピタル」や高級ホテルの「インターコンチネンタルホテル」等が入居する2013年4月に開設した複合商業施設です。JR大阪駅からは徒歩約5分以内で到着します。大阪最後の一等地として知られ、一日に約250万人が利用する大阪駅、梅田駅北側の再開発エリアの一角の約7ヘクタールの土地に位置します。高さ179.5m、地上38階地下3階の当施設では、266もの店舗が入居しており、このうち73店舗が近畿地方で初出店を果たしています。また、当施設に入居している「ナレッジ・キャピタル」には企業や研究者、クリエーターが短期間で賃貸可能な「コラボオフィス」を設けており、医療、介護、ロボットなどの分野で産学連携を促進しています。
<基本情報>
住所:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-1(うめきた広場)、4-20(南館)、3-1(北館)
アクセス:JR「大阪駅」、阪急 「大阪梅田駅」、阪神 「大阪梅田駅」、Osaka Metro御堂筋線 「梅田駅」
電話番号:06-6372-6301
営業時間:物販:10:00~21:00、飲食:11:00~23:00
※一部営業時間が異なる店舗があります。
公式サイト:https://www.grandfront-osaka.jp/
中崎町
阪急梅田の北側に位置する中崎町は、おしゃれなカフェや雑貨屋、古着屋等が立ち並ぶ繁華街です。第二次世界大戦中、大阪市は何度か空襲を受け、多くの地域が焼け野原となる中、中崎町は空襲を免れたことや、壁を共有して数軒の住まいが連なっているという長屋の特徴的な構造のため、一戸ごとの建て替えが困難であったことから、築100年以上の古民家が多く残っています。長屋や古民家で生活している住民の高齢化や空き家が増え、一昔前はほとんど人が来ない寂れた町でありましたが、2001年に「Salon de Aman To天人」というカフェから中崎町古民家改造プロジェクトが始まりました。延べ1100人のボランティアを集めて行われた「空き家再生パフォーマンス」は多くの人の注目を集め、おしゃれなカフェが集まる昭和時代にタイムスリプしたような町として人が集まる町に変貌を遂げました。また、最近では、韓国、台湾等、東アジアからの訪日外国人旅行客の姿も見られるようになりました。梅田から徒歩20分圏内ということもあり、アクセスしやすい場所です。
<基本情報>
住所:〒530-0016 大阪府大阪市北区中崎
アクセス:Osaka Metro谷町線「中崎町駅」
スカイビル
1993年に開設したスカイビルは、新梅田シティ内にあるタワーイースト(東棟)、タワーウェスト(西棟)から成る地上40階、地下2階、高さ約173メートルの超高層ビルであり、大阪のランドマークとなっています。設計は東大名誉教授の原広司。映画『タワーリング・インフェルノ』に着想を得た原は、二棟のビルの最上階を空中展望台で繋げるというアイディアを思いつきます。この奇抜なアイディアは、空中展望台を地上で組み立ててからワイヤーロープでつり上げるという「リフトアップ工法」と言われる施工技術により具現化されました。イギリスの出版社、ドーリング・キンダースリーの「TOP20 BUILDINGS AROUND THE WORLD」の一つに選出されたことから、近年、多くの訪日外国人旅行客の姿が見受けられます。空中庭園展望台からは梅田の街並みだけでなく、大阪の都心に加え、天気の良い日には、淡路島などの遠景を一望できます。また、展望台付近には、恋愛成就のご利益がある「空中庭園大明神」を祀る社があり、恋人たちの聖地としても知られています。各線梅田駅からは徒歩10分ほどでアクセスできます。
<基本情報>
住所:〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-88
アクセス:JR「大阪駅」、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」・阪急「大阪梅田駅」、Osaka Metro谷町線「東梅田駅」・四ツ橋線「西梅田駅」より徒歩9分
電話番号:06-6440-3901
営業時間:
空中庭園展望台:
9:30~22:30(季節により変動あり、最終入場22:00まで)
料金:
空中庭園展望台入場料
大人:1,500円
4歳~小学生:700円(変更がある可能性がありますので、公式サイトをご参考ください。)
公式サイト:https://www.skybldg.co.jp/
HEP FIVE
HEP FIVEは、阪急梅田駅すぐ近くにある赤い観覧車が目印の複合商業施設で、有名ファッションブランドが数多く入居しています。各線梅田駅からは約5分ほどで到着します。1971年に「阪急ファイブ」として開業した当施設は、1998年に現在の名称に変更されました。”HEP”はHankyu Entertainment Parkの頭文字からとった名称です。地下1階から地上6階にファッションの専門店が軒を連ね、7階は飲食フロア、8階と9階はアミューズメント施設となっており、展覧会等のイベントが随時開催されます。館内のアトリウムには石井竜也がデザインしたことで知られる全長20mの赤いクジラが天井から吊るされており、まるでクジラが海の中を泳いでいるような錯覚に陥ります。HEP FIVE最大の特徴となっている直径75mの巨大な観覧車は11:00~22:45の間運行しており、生駒山や大阪湾などの遠景を一望できます。夜間は観覧車がライトアップされ、夜の梅田の街を美しく彩ります。男性用服飾専門店の阪急百貨店メンズ館、飲食店、TOHOシネマズのシネマコンプレックスが入居する、総売り場面積で日本最大のHEP NAVIOと合わせて、北の一大商業施設として多くの若者を魅了します。
<基本情報>
住所:〒530-0017 大阪市北区角田町5-15
アクセス:阪急「大阪梅田駅」より東へ徒歩約3分、JR「大阪駅」御堂筋口より東へ徒歩4約分、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」より徒歩約5分、Osaka Metro 谷町線「東梅田駅」より徒歩約5分
電話番号:06-6313-0501
営業時間:11:00~21:00
飲食店・アミューズメント施設 11:00~23:00
公式サイト:https://www.hepfive.jp/
大阪くらしの今昔館
天神橋筋6丁目駅から直結した大阪くらしの今昔館は、江戸時代から昭和までの大阪の町と住まいの変化をレプリカの建物を通して体験できる、日本で初めての住まいに特化したミュージアムです。ミュージアムの目玉は9階の「なにわ町家の歳時記」で、江戸時代の大阪の町並みを体験することができます。実物大の家具や調度など、細部に至るまで再現し、当時の大阪の人々の暮らしを今に伝えています。町中を自由に散策することができ、館内にある展示資料は自手にもって鑑賞することができます。また、当フロアでは、朝、昼、晩に合わせて、照明を変える仕掛けを施しており、実際に江戸時代の街中を歩いているような気分になります。また、年中行事や季節ごとに町屋の座敷の飾りつけが変わり、落語やお茶会などのイベントもこの座敷を舞台として随時開催しています。また、「町屋衆」と呼ばれるボランティアガイドの案内を楽しむこともでき、10階の「展望フロア」からは、9階の江戸時代の町並みが一望できます。
<基本情報>
住所:〒530-0041 大阪市北区天神橋6-4-20 大阪市立住まい情報センター内
アクセス:Osaka Metro谷町線・堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目駅」下車すぐ
電話番号:10:00~17:00(入館は16:30まで)
営業時間:06-6242-1170
料金:大人600円、高大生300円、中学生以下・市内在住65歳以上無料(変更がある可能性がありますので、公式サイトをご参考ください。)
公式サイト:https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/
天神橋筋商店街
南北2.6㎞の日本一長いアーケード商店街である天神橋筋商店街は、大阪天満宮の門前町として発展してきた商店街で、600店に及ぶ様々な業種のお店が軒を連ねています。範囲が広い商店街であるため、「扇町駅」「天神橋筋六丁目」「南森町駅」「天満駅」と最寄駅も数駅あり、どの駅からもすぐのアクセスが可能です。大阪三大市場のひとつ、天満青物市場が近くにあったことから、庶民の間で親しまれる商店街として栄えました。商店街の近くには天満天神繁昌亭、扇町公園、キッズプラザ大阪、大阪くらしの今昔館等の観光名所が数多く存在します。1931年に、市場機能が大阪市中央卸売市場に集約されたことや、大型商業施設の出店により一時、買い物客の減少に悩まされていたが、『日本一の長さ』というキャッチフレーズを広め、お客様とのコミュニケーションに力を入れた結果、現在では、600店舗もありながら、空き店舗率はたったの4%と、全国の商店街の空き店舗率の平均値13%を大きく下回っています。
<基本情報>
住所:〒532-0011 大阪府大阪市北区天神橋
アクセス:Osaka Metro堺筋線「扇町駅」
Osaka Metro堺筋線「天神橋筋六丁目」
Osaka Metro堺筋線「南森町駅」
JR大阪環状線「天満駅」
お初天神
梅田のお初天神通り商店街の突き当りに位置するお初天神の名で知られる露天神社は、創建が西暦700年頃とされ、少彦名(すくなひこな)命と菅原道真を祀る神社です。かつては天照皇大伸を御祭神として祀っていたことから、難波神明社とも呼ばれていました。910年に菅原道真が大宰府へ左遷される際、当社に立ち寄り歌を詠んだという社伝が残ります。近世には、神社の境内は560余坪あったと伝えられており、鎮守の森があったといわれています。お初天神という呼び名がつけられたのは1703年に当社の「天神の森」で起こった心中事件がきっかけで、堂島新地天満屋の遊女「お初」と叔父の経営する醤油屋に勤める徳兵衛が心中を果たす物語は人形浄瑠璃、歌舞伎の脚本家の近松門左衛門の手により人形浄瑠璃の代表作『曽根崎心中』として一世を風靡したことに由来しています。現在では、恋愛成就を願う多くの参拝客の姿が見られるようになりました。お初天神までは、各線「梅田駅」から徒歩約5分ほどで到着します。
<基本情報>
住所:〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-5-4
アクセス:阪急「大阪梅田駅」・Osaka Metro谷町線「東梅田駅」より徒歩5分
電話番号:06-6311-0895
公式サイト:http://www.tuyutenjin.com/
大阪市立東洋陶磁美術館
三井グループ21社や、在日韓国人の李秉昌(イ・ビョンチャン)氏より寄贈された、国宝2点、重要文化財13点を含む約6000点の館蔵品を展示する大阪市立東洋陶器美術館は、1982年に設立され、世界一級の東洋陶器のコレクションを鑑賞することができます。当館2階には太陽の光を照明代わりに取り入れた自然採光展示室があり、陶磁器の色合いをより鮮明に鑑賞することができます。また、360度回転する回転台付き展示ケースを3箇所に設置しており、中国陶磁器の前面を見ることができます。その他、ビデオによる詳しい解説や、さまざまな企画展も随時開催しています。当館自慢の喫茶サロンはバラの小路や大阪市中央公会堂を眺めることができ、落ち着いた空間で、ロイヤル・コペンハーゲンのカップに入れられたコーヒーや紅茶を満喫できます。さらに館内のミュージアムショップでは、美術書籍や展示品のポストカードなどを販売しています。各線「なにわ橋駅」よりすぐアクセスできます。
<基本情報>
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島1-1-26
アクセス:京阪・中之島線「なにわ橋駅」下車すぐ、Osaka Metro御堂筋線・京阪電車「淀屋橋駅」または Osaka Metro堺筋線・京阪電車「北浜駅」より徒歩5分
電話番号:06-6223-0055
営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)(2023年秋まで休館中)
料金:大人500円、高大生300円、中学生以下無料 企画展・特別展の場合は別料金(変更がある可能性がありますので、公式サイトをご参考ください。)
公式サイト:https://www.moco.or.jp/
大阪天満宮
南森町駅の近くにある大阪天満宮は、大阪市民の間で「てんまのてんじんさん」との呼び名で親しまれており、学問の神様、菅原道真を祀る全国的に有名な神社です。菅原道真が朝廷での権力闘争に敗れ、大宰府へ左遷される途中、天満宮より前にこの地にあった大将軍社の境内に立ち寄ったという社伝が残るります。道真の死後、949年に大将軍社で道真を祀ってからは、天満宮として知られるようになり、天満地域を守る学問・芸能の神様として学業成就を祈願する人や、大阪商人たちの心のよりどころとなっています。毎年7月24日、25日には日本三大祭りの一つで、1000年余前からつづく「天神祭」が開催されます。この時期になると、近くの天神橋筋商店街では女性が神輿を担ぐ「ギャル神輿」が行われ、大川を行きかう約100隻もの船や約5000発に及ぶ花火を観覧しようと桜宮橋や天満橋の上に多くの人が集まります。
<基本情報>
住所:〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス:Osaka Metro 谷町線・堺筋線「南森町駅」
JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩5分
電話番号:06-6353-0025
営業時間:
料金:無料(変更がある可能性がありますので、公式サイトをご参考ください。)
公式サイト:https://osakatemmangu.or.jp/