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京都のバスまとめ!便利でお得に京都を観光できる!

京都のバスまとめ!便利でお得に京都を観光できる!

2022-08-18 運営事務局

1,300年の歴史を持つ京都の町は過去から現在まで、数多くの人々を惹きつけてきました。この京都の街を観光で巡るなら市内中心部から郊外までを縦横無尽に走るバスを使いこなすのがポイントです。

しかし、観光で訪れた町でバスを利用するのは少しハードルが高く、尻込みしてしまう人が少なくありません。この記事ではそんな人たちが京都市内のバスをうまく使いこなすことができるように、京都のバス事情をバス会社・エリアごとにご紹介します。

まずは会社ごとに特徴を説明します。京都市中心部へ乗り入れているバス会社は大きく分けて4社あります。このほかの会社は観光で利用する機会の少ない路線を運行しているためこの記事では除外しています。
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京都市交通局(市バス)



緑色の車両が特徴の公営バスです。JR京都駅をはじめ、市内の主要駅前のバスターミナルを拠点に京都市中心部から郊外まで広く路線網を持ち、主な観光施設の多くをカバーしています。

市バスを利用するときのポイントが各種フリー乗車券の使い分けです。
市内中心部を運行するのは大人230円均一の均一運賃系統で、これらの系統では1日乗り放題の「バス一日券」が利用できます。

また、桂・洛西ニュータウン地区といった郊外では乗車区間ごとに運賃が変わる多区間運賃系統が運行されています。
これらの系統では「バス一日券」を利用する際には追加の運賃が必要ですが、市バス・地下鉄全線が乗り放題の「地下鉄・バス一日券」では追加料金なしで利用ができます。

その他に京都へ乗り入れる私鉄と市バスがセットで乗り放題になるフリー乗車券が数多く設定されています。
京都まで利用する鉄道や、京都で主に訪れるエリアによって最適な乗車券を選んでお得に市バスを利用しましょう。

京都バス



京阪電鉄グループのバス会社で、クリーム色に臙脂色の帯を巻いたカラーリングの車両が特徴です。
市内中心部から郊外の右京区や左京区へ伸びる路線を多く持ち、嵐山地区や洛北・大原地区をめぐる際に利用することが多いです。

京都バスの運行する系統は市バスと同様に市内中心部は均一運賃となっていて、多くの路線が市バスと共同運行をしているため、市バスと共通で「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」が利用できます。

また、多区間運賃系統となる郊外の系統でも「地下鉄・バス一日券」が利用できます。
京都バス独自のフリー乗車券や、阪急電車・近鉄電車、京都市内を走る路面電車の嵐電(京福電車)、鞍馬への叡山電車との各種フリー乗車券も数多く設定されています。
嵐山地区や洛北・大原地区を訪れる際は京都バスのフリー乗車券もしっかりとチェックしましょう。

西日本ジェイアールバス(JRバス)



JR西日本グループのバス会社で、京都地区では京都駅から立命館大学方面と、京都駅から高雄・周山・京北地域への路線を運行しています。
高雄・神護寺や周山などを訪れる際に利用することが多いです。
これらの路線の多くの区間は市バスと共同運行をしているため、「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」が利用できます。

京阪バス



京阪電鉄グループのバス会社で、白地に赤いボーダー模様のカラーリングの車両が特徴です。
市内中心部から伏見地区や山科地区への路線が設定されています。

京阪バスのほかにグループで亀岡方面への京阪京都交通、伏見や宇治に路線を持つ京都京阪バスという会社があります。

京阪バスを利用する際の注意点が、京都市内を運行する路線であっても市バスの「バス一日券」の対象外となり、追加運賃が必要となることです。
京阪バスを主に利用した観光を計画しているのでしたら「地下鉄・バス一日券」や京阪バス独自の「京阪バスIC1dayチケット」を始めとした京阪バスの路線が対象となるフリー乗車券を用意するようにしてください。

エリアごとに便利なバス

次に、エリアごとのバスの使いこなしポイントについてご紹介します。

河原町・烏丸エリア





繁華街や百貨店の建ち並ぶ市内中心部の河原町・烏丸エリアへのアクセスやエリア内での移動には、市内中心部に数多くの路線を持つ市バスと京都バスの利用が便利です。

「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。
ただし、特に春や秋の観光シーズンにはバスが混雑して乗り切れない場合や、混雑や渋滞によってバスが大幅に遅れ、計画に影響が出ることがあります。

バスだけでなく鉄道、徒歩移動をうまく組み合わせましょう。
特にJR京都駅からのアクセスには地下鉄烏丸線を利用するほうが有利です。

また、四条通の地下を走る阪急電車を利用する場合には「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」ではなく阪急電車と地下鉄・バスがセットになった「いい古都チケット」などのフリー乗車券の方がお得になることがあります。

清水寺・祇園エリア





八坂神社、花見小路、清水寺や古都の風情を楽しめる産寧坂のある市内東部の清水寺・祇園エリアでは市バスの利用が便利です。
「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

このエリアでも春や秋の観光シーズンにはバスが混雑して乗り切れない場合や、混雑や渋滞によってバスが大幅に遅れ、計画に影響が出ることがあります。
阪急電車の河原町駅からのアクセスは徒歩移動、JR京都駅からのアクセスなら地下鉄烏丸線と阪急電車の組み合わせや、少し歩いた七条駅から京阪電車を利用してアクセスするほうが便利です。
また、エリア内の移動も徒歩移動や京阪電車をうまく活用しましょう。

銀閣・岡崎エリア





平安神宮や銀閣寺のある市内東部の銀閣・岡崎エリアでは市バスの利用が便利です。
「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

このエリアは鉄道駅から少し離れていて、バスでの移動がメインになります。
JR京都駅からのアクセスでは5系統や17系統といった銀閣寺方面へ直行する系統の市バスが運行されていますが、特に観光シーズンの利用はお勧めしません。
市内中心部では電車を利用してバス利用区間を短くできるように京阪電車山上駅前の「三条京阪前」や地下鉄烏丸線北大路駅前の「北大路バスターミナル」といったバス停からバスを利用しましょう。

岩倉・大原エリア





大原・三千院や岩倉実相院のある北東部の岩倉・大原エリアでは京都バスの利用が便利です。
京都バスも共同で利用できる「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

このエリアは鉄道駅から少し離れていて、バスでの移動がメインになります。
JR京都駅からのアクセスでは大原へ直行する京都バス3系統が運行されていますが、やはり観光シーズンの利用はお勧めしません。
京阪電車三条駅前の「三条京阪前」や出町柳駅前の「出町柳駅」といったバス停からバスを利用しましょう。
また、岩倉エリアに限れば地下鉄烏丸線や叡山電車と徒歩移動をバスとうまく組み合わせることで効率的に移動ができます。

金閣寺・北野エリア





金閣や学問の神様・北野天満宮のある北西部の金閣寺・北野エリアでは市バスとJRバスの利用が便利です。
市バスとJRバスが利用できる「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

このエリアも鉄道路線が不便でバス利用が中心となります。
JR京都駅からは金閣寺方面へ直行する205系統という路線がありますが、観光シーズンには非常に混雑し、京都駅で長い時間待たされることがあります。

また、ようやくバスに乗れても大幅に遅れてしまい到着に時間がかかることも珍しくありません。
地下鉄やJRで中心部を移動し、地下鉄烏丸線北大路駅前の「北大路バスターミナル」やJR嵯峨野線円町駅前の「西ノ京円町」といったバス停からバスを利用することをお勧めします。
また、エリア内を走る嵐電(京福電車)とバスを組み合わせることで効率的に移動することができます。

嵐山・嵯峨野エリア





渡月橋や天龍寺、嵐山の街並みを楽しむことができる北西部の嵐山・嵯峨野エリアでは市バスと京都バスの利用が便利です。
市バスと京都バスが利用できる「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

また、京都バスには嵐電とセットになった「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」、阪急電車とセットになった「京都・嵐山1dayパス」、嵐山地区の京都バスだけが乗り放題の「嵐山・嵯峨野フリーきっぷ」といったフリー乗車券の設定もあります。
JR京都駅から嵐山へ直行する市バスと京都バスの路線がありますが、こちらも観光シーズンには非常に混雑し、乗り切れないことや、乗れたとしても大幅に遅れることが珍しくありません。
阪急電車嵐山駅前やJR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩移動とバスを組み合わせて、混雑する市内中心部の移動をできるだけ時間に正確な鉄道を利用するようにしましょう。

伏見エリア





酒蔵の街並みや朱塗りの鳥居が美しい伏見稲荷大社のある南部の伏見エリアでは市バスの利用が便利です。
「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」を用意しましょう。

ただし、伏見エリアの観光施設の訪問に便利なバスはあまり多くありません。
エリア内の観光施設の多くをカバーするのは京阪電車とJR奈良線です。両路線が対象となる鉄道の企画乗車券をうまく利用しましょう。

山科エリア



醍醐寺のある東部の山科エリアでは京阪バスの利用が便利です。
「地下鉄・バス一日券」や京阪バス独自の「京阪バスIC1dayチケット」を用意しましょう。

また、エリア内を南北に走る地下鉄東西線も組み合わせましょう。
ちなみに、「京阪バスIC1dayチケット」は手持ちのIC乗車券がそのままフリー乗車券になる便利な乗車券で、京都だけでなく大阪・滋賀エリアの京阪バスが一日乗り放題になります。
利用の際は降車時タッチの前にバス運転士に申し出て、チケットを購入してください。

まとめ

京都市内のバス事情をバス会社・エリアごとにご紹介しました。エリアごとに利用できる乗車券や利用の際のポイントが少しずつ異なりますが、全般的に言えるのが、フリー乗車券をうまく利用することと、特に観光シーズンには鉄道や徒歩移動とバスの利用をうまく組み合わせて混雑や遅れをできるだけ避けることです。こうしたポイントを押さえて、バスで京都を無駄なくお得に楽しみましょう。

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