海遊館
大阪の観光スポットの代表ともいえる海遊館。
太平洋を中心とした各地域14種類の海の環境を再現した水族館で、大きさも世界最大級。水族館好きの方なら一度は見たいといえるスポットです。
そこにいる魚は600種、3万点にもわたります。
さまざまな水槽を見る順路
入館ゲートから中に入ります。そこで順路に従ってまず通るのが、水槽のトンネルになっているようなアクアゲートです。
その後、エスカレーターで8階まで上ります。ものすごく長いエスカレーターです。高所恐怖症の方に言っておきます。「後ろは…見るなよ、絶対見るなよ。」
8階まで上れば、そこから下までスロープで下りながら鑑賞していくというスタイルです。
最も圧巻なのは巨大な「太平洋」の水槽で、水量は5400トン。奥行きも深さもあり、海の大きさを感じることができて、リアリティーを感じられます。その水槽で勇壮に泳ぐジンベエザメやマンタはここでの見どころです。長時間眺めていても飽きません。
どの水槽もハズレなし。魅力的な生き物たち
「日本の森」のコツメカワウソ、「モンタレー湾」のゴマフアザラシ、「パナマ湾」のアカハナグマ、「エクアドル熱帯雨林」のピラルク、「南極大陸」のオウサマペンギン、「タスマン海」のカマイルカ、「グレート・バリア・リーフ」の熱帯魚たち、「瀬戸内海」の私たちに身近な魚たち、「特設水槽」のマンボウ、「チリの岩礁地帯」のイワシの群れ、「クック海峡」のアカウミガメ、「日本海溝」のタカアシガニ、「海月銀河」のミズクラゲなど、それぞれの水槽に魅力的な生き物が待っています。
ここは気をつけよう
海遊館で十分に楽しむために、注意をしておくとよい点を紹介します。実際に行くときの参考になさってください。
ますは、チケット売り場は混雑しますので、できるなら事前にチケットを購入しておいた方がいいでしょう。または混雑しそうな日や曜日、あるいは時間帯を避けるということも効果的な場合もあります。
水族館の中は館内でもあり、多くの人が来館することを踏まえて、冷房を入れる季節もあります。日によって薄手の上着が必要かなと思われるときは準備をしておきましょう。
ベビーカーについては、海遊館の順路が、エスカレーターで上まで上ってからはスロープで下りていくという形式なのですが、何度か上り下りがありますので、数回スタッフ専用エレベーターで移動をする必要があります。
元気に泳ぐ魚を見て「あの魚、美味そうやな」と言ってはいけません。ましてや中途半端な関西弁の使用は厳禁です。入場チケットの注意事項には書かれていません。
また、海遊館内にショップがあります。そこで店員さんに「儲かりまっか?」と無粋な挨拶をしてはいけません(日常語として話している人はいないという証言もあります)。それよりもお気に入りのぬいぐるみや小さなグッズなどを思い出の
夜ならではの楽しみ方
この水族館は夜まで営業していますので、あえて17時以降に行って、「夜の水族館」を楽しむという通な楽しみ方もあります。来館者もそう多くなく、照明がやや暗くされ、不思議な雰囲気の水族館を楽しめます。
《スポット情報》
住所 大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス 大阪メトロ中央線「大阪港駅」より徒歩約5分
営業時間 10:00~20:00(入館は閉館の1時間前まで)
定休日 不定休
入場料
シニア(65歳以上)2,200円
大人(16歳以上)2400円
小中学生 1200円
3歳以上 600円
※2歳以下無料
電話番号 06-6576-5501
HP http://www.kaiyukan.com/