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高知県が舞台!有名な映画のロケ地2選

高知県が舞台!有名な映画のロケ地2選

2023-04-03 あっちゃん所長

高知県は四万十川の大自然や太平洋の雄大さに触れられる、ダイナミックな土地柄と、歴史的な面影も残す面も備えています。そんな個性のある高知県が舞台の映画について紹介します。
あっちゃん所長

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あっちゃん所長

長崎県在住のWEBライターです。読者の方に行きたいと思っていただけるような楽しい記事作成を目指してまいります。好きな旅行先は東京・沖縄・東北、そして地元の九州です。博物館・グルメ・温泉好きな活発なインドアです。

竜とそばかすの姫



「竜とそばかすの姫」は、2021年に公開された映画です。監督・脚本・原作は細田守で、かなり話題作になったので、ご存じの方も多いでしょう。細田守と新海誠との区別がつかないという方も安心してご覧ください。

インターネットの仮想世界〈U〉に参加することになった、歌の好きな女子高生すずを中心とした物語です。

浅尾沈下橋





まずは主人公であるすずの生まれ育った町という設定となっている、 高知県高岡郡越知町 浅尾(あそお)沈下橋を紹介してまいります。
この橋の全長は約120mあり、 高知県が代表する、 日本で最も 水質がきれいな 仁淀川に かかっています。仁淀川は水面がきれいな青色をしており、「仁淀ブルー」と呼ばれる淵があり、そこも見どころです。

<スポット情報>
スポット名: 浅尾沈下橋
住所: 高知県高岡郡越知町鎌井田

クリスタル色の水に魅了 安居渓谷・水晶淵





主人公のすずの回想シーンで登場する場所です。



<スポット情報>
スポット名: 安居渓谷・水晶淵
住所: 高知県吾川郡仁淀川町大屋1627-4

高知市のメインストリート・帯屋町商店街



主人公のすずが、友人のヒロの家へ向かう途中に通るアーケードです。作品中の景色はものすごい再現率なのですが、個人情報の問題もあってか、店の名前が微妙に変えてあるところは、制作でひと手間かけているなと感じます。
「高知ってこんな人で賑わっているか?」と言った方。お口、ミッフィーちゃん。


<スポット情報>
スポット名: 帯屋町商店街
住所: 帯屋町商店街
URL:https://kochi.mypl.net/article/shotengai_kochi

ストーリーの転換はやはり駅! JR高知駅



すずが東京へ向かうのに、夜行バスに乗るのですが、その場所が高知駅。
さすがにコンプライアンス問題があるでしょうから、ア◯パ◯マ◯列車では行かなかったようです。

<スポット情報>
スポット名: JR高知駅
住所: 高知県高知市栄田町2丁目1-10
電話番号: 088-822-8229

すずの「アジト」、能津小学校

すずがパソコンを使って活動をしていた場所です。作品では廃校になっているとされていました。



<スポット情報>
スポット名: 能津小学校
住所: 高知県高岡郡日高村本村8

伊野駅

カミシンとルカが両思いだということが判明したシーンでした。



伊野駅前の風景



<スポット情報>
スポット名: 伊野駅
住所:高知県吾川郡いの町1419-3

桐島、部活やめるってよ



「桐島、部活やめるってよ」は、朝井リョウによる青春小説を原作とした映画で、2012年に公開されました。監督:吉田大八、脚本:喜安浩平・吉田大八、原作:朝井リョウ、主な出演は神木隆之介・橋本愛・東出昌大です。
この作品は、第34回ヨコハマ映画祭作品賞および監督賞、第67回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞および監督賞、第36回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む3部門で最優秀賞を受賞しました。

物語は、バレー部キャプテンの桐島が部活をやめるという話が学校で広がってしまうところから始まります。その話を聞いたさまざまな生徒に動揺が走ります。それぞれの生徒に変化が起きていくのが細かく描かれます。

桐島が部活をやめた理由も、桐島がその後どうしたのかも誰もわからないまま、話が進んでいき、徐々に周囲の生徒たちの不安感やいら立ちが表面化していきます。

放課後に桐島とバスケをしていた、野球部の幽霊部員だった宏樹は、それができなくなりやめてしまいます。
その宏樹を陰ながら思いを募らせていた吹奏楽部部長の亜矢は、いなくなった宏樹を探すべく、練習場所を転々とします。
バドミントン部の実果は、死んだ姉と何かにつけて比べては、自分が劣っていることに心を閉ざし、誰に対しても心を開かないでいました。彼女は桐島に代わってバレー部で起用されて頑張る風助に思いを寄せ始めます。バレーの試合が行われますが、敗北。それを見ていた実果は、それをきっかけに自分を見つめるようになります。
映画部の前田は、ゾンビ映画の撮影にはまり込んでいました。けれども顧問からはリアリティーがないと一蹴されました。それにもめげずに撮影を続ける前田。その撮影場所で亜矢が練習をやめないので、撮影は難航しました。彼は思ったでしょう。「カメラを止めるな」と。
前田はかすみが好きでしたが、竜汰(桐島と放課後にバスケをしていた仲間の一人)と付き合っていることを知ってしまいます。
このあたりになると、登場人物はみんなフラストレーションが溜まりまくっています。
最後に映画部とバレー部が桐島のうわさをきっかけに揉めてしまい、そのはずみでカメラが壊れてしまいます。前田はそれを直しながら、「自分たちはこの世界で生きていかなければならないのだ」という、映画の脚本のセリフを吐くのです。
その後やってきた宏樹は、前田とやり取りをします。「将来は映画監督になるのか?」と聞いた宏樹。それに対する前田の答えは素直に無理だということでした。それを聞いた宏樹は泣き出して、桐島に電話をかけて、物語は終わります。

ここでこの作品の最も特徴的なことが、肝心の桐島が一切登場せず、話題の中で登場するにとどまっているということです(何か「リリイ・シュシュのすべて」を彷彿とさせます)。私はそのような手法を取ることによって、この桐島が何らかの象徴している何かを、表現しているのではないのかと推測しました。それが的を射た推測であったのかは、どうぞこの映画を見て確認してみてください。筆者、細かい推測やめるってよ。

舞台の学校「松籟高校」として使用された高知中央高校

作品の中心的な舞台である松籟高校は、この高知中央高校が使用されました。作品のそれぞれのシーンを思い出しながら校舎を眺めるのがいいですね。

<スポット情報>
スポット名: 高知中央高校
住所:高知県高知市大津乙324-1

桐島の穴埋めにメンバー奮闘 高知西高校



バレー部が試合を行った会場としてロケに使用されたのが、高知西高校体育館です。桐島がいないチームで戦った結果惨敗してしまいます。桐島の代わりとして起用された風助は、桐島との実力差を痛感させられてしまいます。

<スポット情報>
スポット名: 高知西高校
住所:高知県高知市鴨部2丁目5-70

偶然会った二人がともに過ごす場所 イオンモール高知



全国的に存在するショッピングモールですから、「聖地」と聞いて「う~ん」という感じに正直なるのかもしれませんが、気にせずに紹介します。

作中で前田とかすみが映画を見に行った場所が、この中にある「TOHOシネマズ高知」です。その後、二人はゲームセンターへ行きます。

<スポット情報>
スポット名: イオンモール高知
住所: 高知県高知市秦南町1丁目4-8
電話番号: 088-826-8000
営業時間:9:00 ~ 23:00
定休日: 不定休
URL:https://kochi-aeonmall.com/


野球部キャプテンの努力を宏樹が目撃 城西公園



野球部の部活もロクに励まずに中途半端になっていた宏樹は、偶然に野球部のキャプテンが素振りの練習をこの公園でしているところを見ます。宏樹は何を望み、何を思ったのでしょう。

スポット名: 城西公園
住所: 高知県高知市丸ノ内1丁目8

まとめ

高知を舞台とする作品は、その土地や歴史を前面に出した作品もあれば(特に坂本龍馬関連など)、その逆に一般的な場所のひとつとして選ばれているという場合もあり、さまざまです。今回紹介した作品は後者の色合いが強いかと思います。割と最近の作品を取りあげさせていただきましたが、どちらも若い年代の人が出てくる物語であり、自分のあり方やどう生きるかという点に焦点があてられた作品ではないでしょうか。作品が気になったという方は、ぜひご覧ください。

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