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【2024】奈良の観光スポット36選!名所から穴場まで厳選

【2024】奈良の観光スポット36選!名所から穴場まで厳選

2023-04-19 ナベチャン

世界遺産や国宝、重要文化財が数多くある奈良県。東大寺や法隆寺といった定番の観光スポットも魅力的ですが、実はほかにも素敵な観光スポットがたくさんあるんです!今回は旅行業界で7年働いた筆者が選ぶ、奈良の最強おすすめスポットをたっぷりご紹介します。
ナベチャン

這篇文章的作者

ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

奈良エリア

奈良市内には修学旅行でおなじみの神社仏閣から、近年注目されるようになった穴場スポットまで、魅力的なスポットがたくさんあります。まずは奈良エリアのおすすめスポットを13ヵ所ご紹介します。

東大寺



東大寺は聖武天皇(しょうむてんのう)によって743年に建てられたお寺です。
見どころはなんといっても、世界最大級の木造建築物として知られている大仏殿。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、中には高さ15mの巨大な廬舎那仏座像(るしゃなぶつざぞう)が安置されています。
また、東大寺といえば、南大門に安置されている金剛力士像も見どころの1つ。
鎌倉時代、運慶・快慶と弟子たちによってわずか69日間でつくられた2体の像は、どちらも迫力満点です!
このほかにも、法華堂(三月堂)や千寿堂など、東大寺には見逃せない歴史的建造物が満載。奈良を代表する観光スポットの1つなので、ぜひ足を運んでみてください。

<施設概要>
住所:〒630-8587 奈良市雑司町406-1
電話番号:0742-22-5511
開門時間(大仏殿):4〜10月…7:30〜17:30/11〜3月…8:00~17:00
※法華堂・千手堂・東大寺ミュージアムの開門時間は異なります
拝観料:中学生以上…600円、小学生…300円
※大仏殿・法華堂・千手堂・東大寺ミュージアムの各所で料金が発生します。
休業日:なし
URL:https://www.todaiji.or.jp/

奈良公園



奈良公園は東大寺や春日大社、興福寺といった世界遺産が隣接する奈良県の都市公園です。
総面積511ヘクタールという広大な敷地の中には美しい自然が広がっており、桜や紅葉など、1年通じて四季折々の景色が楽しめます。
そして奈良公園といえば、見逃せないのが鹿。園内には約1200頭の鹿が生息しており、猿沢池や春日野周辺ではとくに多くの鹿を見ることができます。
さらに、露天や自販機で鹿せんべいを購入すれば、鹿にエサやりをすることも可能です。
中には鹿せんべいを見つけるやいなや、「恵んでください!」とおじぎしているかのようなポーズを見せてくれる鹿も。豊かな自然を堪能しながら、ぜひ可愛らしい鹿たちと触れ合ってみてはいかがでしょうか。

<施設概要>
住所:〒630-8212 奈良市春日野町ほか
電話番号(奈良公園事務所):0742-22-0375
解放時間:24時間
入場料:無料
休業日:なし
URL:https://www3.pref.nara.jp/park/

春日大社



春日大社は全国に約3000社ある春日神社の総本宮です。
710年に藤原不比等(ふじわらのふひと)が、藤原氏の氏神とされるタケミカヅチノミコトを迎え、平城京を守るために春日山のふもとに祀ったのが始まりとされています。
その後、フツヌシノミコト・アメノコヤネノミコト・ヒメガミを迎え、社殿を建立。4柱を祀る本殿は見どころの1つとなっています。
また、春日大社といえば、境内にある約1800基の石灯籠と、約1000基の釣灯籠も有名です。毎年節分と8月14日・15日には全ての灯篭に火をつける万灯篭がおこなわれ、神秘的な光景を見ることができます。

<施設情報>
住所:〒630-8212 奈良市春日野町160
電話番号:0742-22-7788
開門時間(本殿):3~10月…6:30〜17:30/11〜2月…7:00~17:00
※夫婦大国社、御祈祷所などの開門時間は異なります
拝観料:無料
※特別拝観の場合は500円の拝観料が必要です。
休業日:なし
※国宝殿や春日大社 観葉植物園などは休業日あり
URL:https://www.kasugataisha.or.jp/


興福寺



興福寺は春日大社と共に藤原不比等によって開かれたお寺です。
もともとは中臣鎌足と夫人が現在の京都市・山科区に造営した『山階寺』というお寺でしたが、平城遷都に伴い、現在の場所に移されて興福寺と名付けられました。
境内には2つの塔がそびえ立ち、そのうち高さ51mある五重塔は、京都府にある東寺に次ぐ国内2番目の高さで、奈良市のシンボルタワーとして親しまれています。
また、もう1つの塔である三重塔は興福寺最古の建物で、鎌倉時代の初期に再建されたものと伝えられており、こちらも見どころの1つとなっています。

<施設情報>
住所:〒630-8213 奈良市登大路町48
電話番号(本坊寺務所):0742-22-7755
開門時間:9:00~17:00
拝観料:大人…700円、中・高校生…600円、小学生…300円
休業日:なし
URL:https://www.kohfukuji.com/

奈良国立博物館



奈良国立博物館は1865年に開園した、日本で2番目に古い博物館です。
博物館は『なら仏像館』『青銅器館』『東新館』『西新館』の4つのギャラリーに分かれており、それぞれで仏教関連の彫刻や絵画、工芸品などを見ることができます。
また、春日大社参道側の入口付近にある仏教美術資料研究センターでは、仏教美術に関連する図書や写真などの資料を集めて公開しています。
東大寺や興福寺など、奈良の古い寺社をまわるならぜひ一緒に立ち寄りたいスポットです。
とくに、毎年秋に開催される『正倉院展』は必見!聖武天皇の愛用品や東大寺の法要で使われた品々など、貴重な展示品が満載です。展示品は毎年変わるので、何度行っても飽きることなく楽しめます。

<施設情報>
住所:〒630-8213 奈良市登大路町50
電話番号:050-5542-8600
開館時間:9:30~17:00(土曜日のみ20:00まで)
拝観料:一般…700円、大学生…600円、高校生以下…無料
休業日:月曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
URL:https://www.narahaku.go.jp/

奈良町にぎわいの家



続いてご紹介するのが、ならまちの観光スポット。ならまちは平城京の外京にあたる地域で、昔ながらの風情ある町家が多く立ち並ぶスポットです。
このエリア周辺でぜひ立ち寄っていただきたいのが、元興寺から徒歩2分の距離にある奈良町にぎわいの家。
約100年前に骨董商が建てた町家を奈良市が改修工事して開館した施設で、当時の雰囲気が残る和室や茶室、土間、日本庭園などを見ることができます。
釜石体験や町家講座など、定期的にイベントも開催されているので、お出かけする際はぜひ公式サイトからイベント情報もチェックしてみてください。

<施設情報>
住所:〒630-8333 奈良市中新屋町5
電話番号:0742-20-1917
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休業日:水曜日
URL:https://naramachi-nigiwainoie.jp/

奈良町からくりおもちゃ館



ならまちからくりおもちゃ館は、文字通り昔ながらのからくりおもちゃを展示する施設です。
所蔵するおもちゃは200点以上にものぼり、その中から厳選された20〜30点のおもちゃを常設展示。木挽き人形や風車など、昔懐かしのぬくもりが感じられるおもちゃが満載です。
展示されているおもちゃは全て自由に遊ぶことができるので、大人から子どもまで幅広く楽しむことができます。
奥にある工房では、ほぼ月1で土曜日または日曜日にからくりおもちゃの制作体験講座を実施。小学生以上から参加できますので、イベント開催日にお出かけする予定の方はぜひおもちゃ作りにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒630-8338 奈良市陰陽町7
電話番号:0742-26-5656
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休業日:水曜日、年末年始(12月29~1月3日)
URL:https://karakuri-omochakan.jimdofree.com/

なら麦酒ならまち醸造所



なら麦酒ならまち醸造所は2017年にオープンした奈良市初のクラフトビール醸造所です。
クラフトビールとは、小規模で生産している手作りビールのことで、なら麦酒ならまち醸造所では現在、6〜8種類のクラフトビールを提供しています。
おすすめは大和ほうじ茶を使用して作られた『ならまちエール』。あっさりとした味わいで、ほんのりほうじ茶の香りが感じられると人気です。
昼間から営業しているので、ならまち散策の合間に喉を潤したい方にもぴったり!柿の葉ずしや自家製レバーのパテといったフードメニューもあるので、地元の素材を味わえるお店を探している方にもおすすめです。

<施設情報>
住所:〒630-8306 奈良県奈良市紀寺町956-2
電話番号:0742-95-9700
営業時間:11:00~19:00
休業日:不定休
URL:http://narabeer.jp/

まほろば大仏プリン本舗



まほろば大仏プリン本舗は奈良に9店舗を展開しているプリン専門店です。
シンプルな素材で作られた『まほろば大仏プリン』はお店自慢の商品で、近年は奈良の定番土産としても注目を集めています。
中でも多くの観光客がお土産を買いに訪れるのが、ならやま大通り沿いにある本店、プリンの森・カフェ。
プリンのような色合いの外観&メルヘンでおしゃれな内装がとにかく可愛い!と人気で、お土産を購入するついでにカフェを利用するお客さんも多いのだとか。
カフェスペースでは6種類のまほろば大仏プリンのほか、ソフトクリームや特製グラスに入ったドリンクなどを味わうことができます。

<施設情報>※本店
住所:〒630-8104 奈良県奈良市奈良阪町1073
電話番号:0742-23-7515
営業時間:11:30~17:30
休業日:不定休
URL:https://daibutsu-purin.com/#1

平城宮跡歴史公園



平城宮跡歴史公園は、奈良時代の都・平城京の中央北端に存在したとされる平城宮の跡地につくられた国営公園です。
奈良の歴史・文化遺産を保存する目的として2008年より事業が始まり、現在では第一次大極殿や朱雀門など、当時の建物が多数復元され、奈良を代表する観光スポットとなっています。
園内は大きく『第一次大極殿院エリア』『朱雀門ひろばエリア』『第二次大極殿エリア』と3つのスポットに分かれ、各エリアで復元施設や遺構展示物を見ることができます。
中でも見逃せないのが、2022年に完成したばかりの大極門。第一次大極殿院の南に位置する正門で、扉の入口から朱雀門と大極殿の両方を見ることができます。
なお、今後は大極門の隣に東楼が復元される予定。完成後はもちろん、完成前の貴重な光景を見に行くのもおすすめです。

<施設情報>※平城宮跡管理センター
住所:〒630-8012 奈良市二条大路南三丁目5番1号
電話番号:0742-36-8780
開館時間:9:00~(閉館時間は施設によって異なります)
入館料:無料
休業日:施設によって異なります
URL:https://www.heijo-park.jp/

唐招提寺



唐招提寺は中国の僧・鑑真によって759年に建てられたお寺です。
創建当時は鑑真の私寺として開かれ、講堂や経蔵、宝蔵などがあるだけでしたが、鑑真が亡くなった後、弟子の尽力によって金堂などの主要伽藍が完成したと伝えられています。
現在も歴史的建造物が多く残る唐招提寺ですが、その中でも奈良時代の姿を唯一残している金堂は必見!
内陣にはご本尊の廬舎那仏を中心に、薬師如来立像、千手観音立像が並び、厳かな雰囲気を生み出しています。
また、唐招提寺といえば、毎年5月19日におこなわれる『うちわまき』も有名。鼓楼の2階からまかれるハート型のうちわは『宝扇』と呼ばれ、魔除けや五穀豊穣、安産などにご利益があるとされています。

<施設情報>
住所:〒630-8032 奈良市五条町13-46
電話番号:0742-33-7900
開門時間:8:30~17:00
拝観料:大人…1,000円、中・高校生…400円、小学生…200円
休業日:なし
URL:https://toshodaiji.jp/

西大寺



西大寺は奈良時代の南都七大寺の1つで、東大寺や薬師寺などとともに朝廷からの保護を受けたお寺です。
創建当時は東大寺に匹敵するほどの規模で、広い寺域には薬師金堂や弥勒金堂、東西の五重塔などが立ち並んでいたと伝えられています。
現在は当時よりも小規模の寺域となってしまいましたが、国宝の仏像や寺宝が多く、奈良の歴史巡りをしたい方にはぴったりのスポットとなっています。
国宝である叡尊上人の坐像をはじめ、ご本尊の釈迦如来薬師像などを間近で見られるのも嬉しいポイントです。
春・秋・冬は西大寺の宝物を収蔵する聚宝館の特別公開がおこなわれるので、貴重な展示品を見たい方はこの時期に行くのがおすすめ。
公開時期は公式サイトで確認できますので、足を運ぶ際はぜひチェックしてみてください。

<施設情報>
住所:〒631-0825 奈良市西大寺芝町1-1-5
電話番号:0742-45-4700
開門時間:8:30~16:30
拝観料:大人…800円、中・高校生…600円、小学生…400円
※本堂・愛染堂・四王堂の三堂共通拝観料
※聚宝館は別途料金が発生します
休業日:なし
URL:http://saidaiji.or.jp/

薬師寺



薬師寺は天武天皇が持統天皇の病気平癒を願って発願し、文武天皇の代に飛鳥の地に完成したお寺です。その後、平城遷都に伴い、718年に現在の場所へ移されました。
度重なる火災により、現存する当時の建物は東塔のみとなってしまいましたが、同じく白鳳時代を代表する遺産として、金堂に祀られている薬師三尊像、東院堂に祀られている聖観音菩薩像が国宝に指定されています。
「凍れる音楽」と称される東塔は、人々の心を魅了すること間違いなし。裳階と呼ばれる飾り屋根とのバランスが絶妙で、ずっと眺めていられるような美しさです。
また、薬師寺は説法が面白いことでも有名。興味がある方は、お出かけの前に公式サイトで法話会の開催予定をチェックしてみては。

<施設情報>
住所:〒630-8563 奈良市西ノ京町457
電話番号:0742-33-6001
開門時間:8:30~17:00
拝観料:期間により異なります
休業日:なし
URL:https://yakushiji.or.jp/

斑鳩・生駒エリア

斑鳩は聖徳太子と縁の深いお寺が多く、のんびり散策を楽しむことができます。
また、大阪と奈良の県境である生駒には日本最古のアトラクションが楽しめる遊園地があり、子連れ旅行にぴったりです。ここでは斑鳩・生駒エリアのおすすめスポットを6ヶ所ご紹介します。

法隆寺



斑鳩エリアの観光スポットといえば、まず外せないのが法隆寺です。
法隆寺は聖徳太子と推古天皇によって607年頃に建立されたお寺で、日本で初めて世界文化遺産に登録されたことでもおなじみです。
境内には飛鳥時代をはじめとする各時代の建物が数多く残っており、西院伽藍ではご本尊の釈迦三尊像を祀る金堂や日本最古の五重塔、エンタシスの柱が有名な中門などを見ることができます。
東院伽藍には聖観音菩薩や聖徳太子の孝養像などを安置する夢殿があり、毎年春と秋には秘仏・救世観音像が見られる特別開帳がおこなわれます。
このほか、大宝蔵院や南大門、正岡子規の句碑など、見どころが盛りだくさんの法隆寺。改めて見ると驚きがたくさん感じられる場所なので、修学旅行で一度訪れたことがある方もぜひ再度足を運んでみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒636-0115 生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
電話番号:0745-75-2555
開門時間:2月22日~11月3日…8:00~17:00/11月4日~2月21日…8:00~16:30
拝観料:一般…1,500円/小学生…750円
休業日:なし
URL:http://www.horyuji.or.jp/

中宮寺



中宮寺は法隆寺の東院伽藍の奥にあるお寺で、聖徳太子の母である穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)の願いにより建てられたと伝えられています。
創建当時は穴穂部間人皇后の宮跡に建てられましたが、16世紀末頃に現在地へ移され、天文年間に尊智女王(そんちじょおう)が入寺してからは、宮家の皇女を迎える尼門跡寺院となりました。
こちらのハイライトはズバリ、本尊の菩薩半跏像。飛鳥時代の最高傑作ともいえる仏像で、優しく微笑みかけるようなアルカイックスマイルが印象的です。
国際美術史学者の間では、モナリザやエジプトのスフィンクスと並んで「世界三大微笑像」と呼ばれているのだそう。
法隆寺と一緒に参拝すると料金が割引されるため、お出かけされる方は法隆寺の見学後に行くのがおすすめです。

<施設情報>
住所:〒636-0111 生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
電話番号:0745-75-2106
開門時間:10月1日〜3月20日…9:00~16:00/3月21日〜9月30日…9:00~16:30
拝観料:大人…600円、中学生…450円、小学生…300円
休業日:行事によってあり。詳しくは公式サイトをご覧ください
URL:http://www.chuguji.jp/

法輪寺



法輪寺は622年に山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、父である聖徳太子の病気平癒を願って建立したと伝えられているお寺です。
見どころは法隆寺の五重塔、法起寺の三重塔とともに斑鳩三塔の1つに数えられている三重塔。
かつては最大最古の三重塔として、明治時代より国宝に指定されていましたが、1944年に落雷で全焼し、その後1975年に作家・幸田文(こうだあや)らの尽力によって再建されました。
焼失によって国宝の指定は解除されてしまいましたが、飛鳥様式を完全再現した三重塔は見応え抜群。風鐸の音に耳をすませたり、鮮やかなベンガラ色の屋根の美しさを堪能したり、若い塔ならではの一味違った魅力が感じられます。

<施設情報>
住所:〒636-0101 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
電話番号:0745-75-2686
開門時間:3月~11月末…8:00~17:00/12月~2月末…8:00~16:30
拝観料:大人…500円、中・高校生…400円、小学生…200円
休業日:なし
URL:https://ikaruga-horinji.or.jp/

生駒山上遊園地



生駒山上遊園地は1929年、奈良県と大阪府の県境である生駒山の山上に開かれた遊園地です。
開園から90年以上経つ遊園地ということで、園内にはどこか懐かしさを感じるレトロな乗り物がいっぱい!
開園当時から今もなお現役で稼働している日本最古の大型遊具『飛行塔』をはじめ、メリーゴーランドやSL列車など、さまざまなアトラクションが用意されており、小さい子どもから大人まで1日通して楽しめます。
また、生駒山上遊園地は奈良・大阪の絶景を望めるのも魅力の1つ。昼間は奈良盆地や大阪平野、夜はロマンチックで美しい夜景を堪能することができます。

<施設情報>
住所:〒630-0231 奈良県生駒市菜畑2312-1
電話番号:0743-74-2173
開門時間:10:00〜17:00
入園料:無料
休業日:木曜日
※祝日および春休み・夏休み期間は営業
URL:http://www.ikomasanjou.com


法起寺



法起寺もまた聖徳太子ゆかりの寺院で、太子の遺言により山背大兄王が岡本宮(聖徳太子が法華経を講じた場所)を寺に改めたのが始まりとされています。
境内にある高さ約23メートルの三重塔は国宝に指定されており、法輪寺の三重塔焼失後は現存する日本最古最大の三重塔となっています。
法隆寺、法輪寺へ参拝へ行く際は、ぜひ法起寺にも足をのばして塔を見比べてみましょう。
また、法起寺周辺はコスモスの名所として有名です。見頃を迎える10月から11月にかけては法起寺周辺にコスモスが咲き乱れ、歴史的遺産と自然が混然一体となった美しい景色が眺められます。

<施設情報>
住所:〒630-0102 生駒郡斑鳩町大字岡本1837
電話番号:0745-75-5559
開門時間:2月22日〜11月3日…8:30〜17:00/11月4日〜2月21日…8:30〜16:30
拝観料:一般…300円、小学生…200円
休業日:なし
URL:http://www.horyuji.or.jp/hokiji/

郡山城跡



郡山城は1580年、筒井順慶によって築城され、後に豊臣秀吉の弟である豊臣秀長をはじめ、水野家、松平家、本多家、柳澤家が統治した大和で最も大きな規模のお城です。
桜の名所としても有名な場所ですが、それよりもさらに注目したいのが、天守台の石垣に使われている転用石。
転用石とは文字通り、もともと他の目的で使われていた石を転用したもので、郡山城跡の石垣には石仏や羅城門の礎石、五輪塔など、さまざまな転用石がいたるところに散りばめられているんです!
中でも有名なのが、天守台北側にある『さかさ地蔵』。こちらは豊臣秀長が城を増築する際に積み込んだものと伝えられています。
現時点ではおよそ1000基の転用石が確認されているとのこと。さまざまな転用石があるので、ぜひ探してみてください。

<施設情報>
住所:〒639-1011 奈良県大和郡山市城内町2-255
電話番号(大和郡山市観光協会):0743-52-2010
開門時間:24時間
観覧料:無料
休業日:なし

天理・飛鳥・橿原エリア

東大寺や法隆寺よりもさらに古い歴史を持つ観光スポットがたくさんある天理・飛鳥・橿原エリア。奈良グルメを堪能できるお店や子ども向けの施設などもあり、1日ではまわりきれないほどの充実ぶりです。続いては、天理・飛鳥・橿原エリアのおすすめスポットを13ヶ所ご紹介します。

大神神社



大神神社(おおみわじんじゃ)は三輪山をご神体とする、我が国で最も古い神社です。
ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が山に鎮座されているため、本殿が設けられておらず、参拝の際は拝殿から山に向かって拝みます。
広い境内には神宝神社や祓戸神社といった神社をはじめ、宝物収蔵庫、夫婦岩などさまざまなスポットがありますが、その中でもとくにおすすめしたいのが、参集殿の玄関にある『なでうさぎ』。
ご祭神・大物主大神が因幡の白兎を助けた神様であることに由来して置かれているのだそう。体の痛みを感じている部分と同じところをなでると痛みがとれる上、運気が上昇すると言われているので、大神神社に訪れたらぜひなでうさぎもチェックしてみてください。

<施設情報>
住所:〒633-8538 桜井市三輪1422
電話番号:0744-42-6633
参拝時間:自由
拝観料:無料
休業日:なし
URL:https://oomiwa.or.jp/

彩華ラーメン



彩華(さいか)ラーメンは1968年に誕生した天理市のラーメン店です。
奈良のご当地グルメである天理ラーメンの元祖と称され、地元だけではなく県外からも連日多くのお客さんが訪れています。
彩華ラーメンは秘伝の自家製醤油ダレをベースに、にんにくや唐辛子を効かせたいわゆるスタミナ系ラーメンで、ピリッとした味わいが特徴。
具材は豚肉やニラ、そして天理ラーメンには欠かせない大量の白菜が使われています。
身体の芯から温まるラーメンなので、寒い冬の季節はとくにおすすめですが、暑い季節もガツンとしたスープが夏バテ防止になると大人気です。

<施設情報>※本店
住所:〒632-0076天理市岩室町91
電話番号:0743-63-3165
営業時間:11:00~24:00
休業日:なし
URL:https://www.saikaramen.com

石舞台古墳



石舞台古墳は飛鳥歴史公園の石舞台地区にある古墳です。
いつ、誰を埋葬するためにつくられたのかは明らかになっていませんが、最有力説では6世紀後半から7世紀初頭にかけて、蘇我入鹿の祖父である蘇我馬子を埋葬するためにつくられたものと考えられています。
古墳は大小合わせて30数個の岩でつくられており、総重量は約2300トン。そのうち、天井石は約77トンもの重さがあるとされています。
現在は横穴式石室が露出しているため、内部を見ることが可能です。実際に古墳を目の当たりにすると、写真で見るよりも大きな岩に圧倒されること間違いありません。
こんなにも大きな岩を果たしてどのように運んだのか、当時の運搬技術にも驚かされることでしょう。

<施設情報>
住所:〒634-0112 高市郡明日香村島庄133
電話番号(飛鳥観光協会):0744-54-3240
入場時間:8:30~17:00
入場料:一般… 300円、高校生~小学生…100円
休業日:なし
URL:https://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/

高松塚古墳



高松塚古墳は石舞台古墳と同じく飛鳥歴史公園内にある古墳で、高松塚周辺地区で見ることができます。
直径23mの下段と直径18mの上段が重なった2段式の円墳で、1974年に石室の彩色壁画が発見されたことで一躍有名になりました。その中の1つ、西側の女子群像は色彩鮮やかで、教科書などでも紹介されています。
発見当初は7世紀の終わりから8世紀初めの終末期につくられたものと推測されていましたが、2005年におこなわれた発掘調査によって、694年〜710年の藤原京時代につくられたものであることが明らかになりました。
まだ解明されていない点が多い高松塚古墳。訪れた際はぐるっと周りを眺めながら、古代ミステリーの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒634-0144 高市郡明日香村大字平田444
電話番号(飛鳥管理センター):0744-54-2441
入場時間:24時間
入場料:無料
休業日:なし
URL:https://www.asuka-park.jp/area/takamatsuzuka/tumulus/

高松塚壁画館



高松塚壁画館は高松塚古墳に隣接する施設で、その名の通り、高松塚古墳で発見された壁画を中心とした展示が見られるスポットです。
館内には発見当初の壁画を模写した『現状模写』や、絵を見やすくするために剥落や汚れを取り除いて模写した『一部復元模写』、凝灰岩に漆喰を塗り再現した『再現模造模写』が展示されています。
全て本物ではありませんが、実物そっくりに復元された壁画は見応え抜群です。このほか、館内には副葬されていた太刀装飾金具や木棺金具などのレプリカなども展示されています。
高松塚古墳を見学するなら、ぜひセットで立ち寄っていただきたいところです。

<施設情報>
住所:〒634-0144 高市郡明日香村平田439
電話番号:0744-54-3340
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人…300円、大学生・高校生…130円、中学生・小学生…70円
休業日:4月・7月・11月・2月の第2月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
URL:ttps://www.asukabito.or.jp/hekigakan.html

キトラ古墳



キトラ古墳は高松塚古墳に続き、日本で2番目に発見された壁画古墳です。
1983年におこなわれた調査により、石室内に描かれた壁画をはじめ、被葬者が納められていた木棺の部材や玉類などが発見されました。
高松塚古墳とともに謎が多く残る古墳で、被葬者が誰なのか明らかになっていませんが、高松塚古墳の被葬者よりも身分が低い者のお墓であることが推測されています。
おすすめの見どころは古墳の横にある乾拓板。乾拓板とは金属の板に図様が刻まれたもので、キトラ古墳の乾拓板には石室内にある壁画が原寸大で刻まれています。
紙をのせて濃いめの鉛筆で擦ることで壁画の絵を写し取れるので、お出かけの際はぜひ紙と筆記用具をご持参ください。

<施設情報>
住所:〒634-0134 高市郡明日香村大字阿部山243
電話番号(キトラ古墳壁画体験館):0744-54-5105
入場時間:24時間
入場料:無料
休業日:なし
URL:https://www.nabunken.go.jp/shijin/about/

亀石



明日香村には石舞台古墳や高松塚古墳などの陵墓・王墓だけでなく、不思議な形をした石造物が多く存在します。
中でも有名なのが、『亀石』と呼ばれる巨大な花崗岩です。長さが約3.6m、重さは約40tもあるとされており、にっこりと笑っているかのような愛らしい表情をしています。
一説によると、この亀石はもともと北の方角を向いていたそうで、西を向くと奈良盆地が大洪水になると伝えられているのだそう。現在は南西の方角を向いているので、これ以上西側を向かないことを願います。
明日香村にはほかにも、猿石・鬼の俎(まないた)・鬼の雪隠(せっちん)など、さまざまな石があります。観光へ訪れる際は併せてチェックしてみてください。

<施設情報>
住所:〒634-0141 奈良県高市郡明日香村川原108

岡寺



岡寺は明日香村にある真言宗豊山派の寺院で、正式名称は『龍蓋寺(りゅうがいじ)』と言います。
開祖の義淵僧正(ぎえんしょうじょう)が草壁皇子の宮殿の岡宮にお寺を建てたことから、飛鳥の岡にあるお寺ということで、親しみを込めて岡寺と呼ばれるようになりました。
日本最初の厄除け霊場で知られる岡寺ですが、最近では花の名所としても有名で、春には境内に植えられた約3000株のシャクナゲをはじめ、ボタン、ツツジなどの色鮮やかな花々が見頃を迎えます。
1年通じて四季折々の景色が見られる寺院ですが、参拝へ行くならゴールデンウィークが最もおすすめ。
この期間は境内の池や鉢などにダリアの花を浮かべるイベントが開催されるため、いつも以上に美しい光景が見られます。

<施設情報>
住所:〒634-0111 高市郡明日香村岡806
電話番号:0744-54-2007
入山時間:3月~11月…8:30~17:00/12月~2月…8:30~16:30
入山料:一般…400円、高校生…300円、中学生…200円
休業日:なし
URL:https://www.okadera3307.com/

橘寺



橘寺は聖徳太子の生誕地と伝えられる天台宗のお寺です。
創建年代は明らかになっていませんが、寺伝によると、聖徳太子が祖父である欽明天皇の別宮『橘の宮』を寺に改めたことが橘寺の始まりとされています。
境内には本堂に祀られている聖徳太子像をはじめ、謎の石造物の1つに数えられる二面石、五重塔跡の心礎など、見どころが盛りだくさん。
中でもとくにおすすめなのが、往生院の天井画です。現代画家が競作した260点の花の天井画は、ずっと眺めていたくなるような美しさです。
写真撮影はもちろん、床にゴロンと転がって眺めるのもOK。記念に寝転がって天井画全体を撮影するのもおすすめです。

<施設情報>
住所:〒634-0142 高市郡明日香村橘532
電話番号:0744-54-2026
入山時間:9:00~17:00
入山料:一般…400円、中・高校生…300円、小学生…200円
休業日:なし
URL:https://tachibanadera-asuka.jimdofree.com/

飛鳥寺



飛鳥寺は蘇我馬子の発願により、594年に建てられた我が国で最も古い本格的寺院です。
ご本尊の飛鳥大仏(釈迦如来像)も日本最古の仏像で、609年に止利仏師によってつくられたと伝えられています。
平安・鎌倉時代と二度の大火災により大部分を補修しているため、当時の部分はほとんど残っていませんが、面長の顔やアーモンド形の目元、アルカイックスマイルなど、今もなお随所で時代が感じられる仏像です。
火災によって創建時の伽藍が失われてしまったため、規模は当時よりも小さくなってしまいましたが、日本最古の寺院・仏像は一見の価値あり。飛鳥の寺院巡りをするなら絶対に外せないスポットです。

<施設情報>
住所:〒634-0103 高市郡明日香村飛鳥682
電話番号:0744-54-2126
拝観時間:4月1日~9月30日…9:00~17:30/10月1日~3月31日 : 9:00~17:00
拝観料:大人…350円、中・高校生…250円、小学生…200円
休業日:4月7日~4月9日

長谷寺



長谷寺は真言宗豊山派の総本山として、全国に3,000ほどの末寺を持つ大きなお寺です。
サクラやボタン、アジサイなど、四季を通じてさまざまな花が咲き誇ることから、『花の御寺』とも呼ばれています。
また、長谷寺といえば、清少納言の枕草子や紫式部の源氏物語、菅原孝標女の更級日記など、平安時代の作品に数多く登場しているお寺としても有名。
今昔物語のわらしべ長者に登場する長谷観音(十一面観世音菩薩立像)は、10メートル以上の高さを誇る日本最大級の観音様で、重要文化財に指定されています。
普段は拝所から拝むことしかできませんが、春から秋にかけての特別拝観期間は本堂内に入ることができ、観音さまのお御足に直接触れて参拝することができます。

<施設情報>
住所:〒633-0112 桜井市初瀬731-1
電話番号:0744-47-7001
入山時間:4月~9月…8:30〜17:00/10月〜11月、3月…9:00〜17:00/12月〜2月…9:00〜16:30
※牡丹まつり期間等時間延長あり
入山料:大人…500円、中・高校生…500円、小学生…250円
休業日:なし
URL:https://www.hasedera.or.jp/

橿原市昆虫館



橿原市昆虫館は橿原市の香久山公園にある、子どもから大人まで楽しめる体験型の自然博物館です。
「見て・聞いて・触って・感じる・昆虫館」がテーマとなっており、館内には楽しみながら昆虫の生態について学べる展示品が満載!
さまざまな昆虫の標本や化石はもちろん、ハンドル操作で腕が動くカマキリの模型や、昆虫が見ている風景を体感できるコーナーなどがあり、土日は多くの人で賑わいます。
実際に生きている昆虫を見られるコーナーもありますが、基本的には模型が多いため、昆虫が苦手な方でも比較的安心して見学を楽しめます。
子連れで奈良へ観光に行く予定の方にはとくにおすすめのスポットです。

<施設情報>
住所:〒634-0024 奈良県橿原市南山町624
電話番号:0744-24-7246
見学時間:午前…9:30~12:30/午後…13:30~16;30
利用料:大人…520円、大学生・高校生…410円、中学生以下…100円
※3歳以下は無料
休業日:公式サイトをご確認ください
URL:https://www.city.kashihara.nara.jp/kanko_bunka_sports/konchukan/index.html

めんどや



めんどやは創業から100年以上続く老舗の食事処で、柿の葉ずしをはじめ、にゅうめん、わらび餅など、奈良の郷土料理が味わえると人気のお店です。
ここでぜひ召し上がっていただきたいのが、看板メニューの飛鳥鍋。飛鳥鍋の歴史は大変古く、飛鳥時代に唐から牛乳が伝わり、次第に飼っていた鶏の肉を牛乳で煮て食べるようになったのが始まりとされています。
牛乳をベースに、複数の出汁がブレンドされためんどや特製のスープは、一度口にしたら虜になること間違いなし。寒い季節は体がポカポカに温まるのでとくにおすすめです。
お店が岡寺と橘寺のちょうど中間あたりに位置しているので、飛鳥観光の合間にフラッと立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

<施設情報>
住所:〒634-0111 高市郡明日香村岡40
電話番号:0744-54-2055
営業時間:11:00~
※売り切れ次第終了となります
休業日:なし

谷瀬の吊り橋



谷瀬の吊り橋(たにぜのつりばし)は十津川村に架かる日本最長の鉄線の吊り橋です。
現在は十津川村の観光スポットの1つとなっていますが、もともとは地元の人々が使う生活用の吊り橋として架けられました。
橋の長さは297メートル。晴れた日はそびえ立つ山々や眼下に広がる十津川を眺めながら、10〜15分ほどの空中散歩を楽しむことができます。
ただし、歩くたびにゆらゆらと揺れるので、高所恐怖症の方は要注意。抵抗がある方は無理に渡らず、橋の入口付近にある展望台から景色を堪能するのがおすすめです。
悪天候の日は足元が滑りやすいので、歩きやすい靴で行くのが鉄則!スマートフォンやカメラの落下対策もお忘れなく。

<施設情報>※十津川観光協会
住所:〒637-1106 吉野郡十津川村上野地65-2
電話番号:0746-63-0200
業務時間:8:30~17:15
URL:https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/

吉野路エリア

吉野周辺は自然を満喫できる絶景スポットが満載。最後は吉野路エリアのおすすめスポットを4ヵ所ご紹介します。

面不動鍾乳洞



面不動鍾乳洞は天川村にある関西屈指の鍾乳洞です。1933年に発見され、その後5年の歳月をかけて発掘されました。
洞の長さは280メートル。内部には珍しいストロー状の鍾乳石をはじめ、サンゴ礁や時雨のような鍾乳石などがあり、大自然の芸術をたっぷりと堪能することができます。美しくライトアップされた洞内は神秘的で、時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。
なお、洞内は平均気温が8度となっているため、夏場に見学する際は羽織ものを持っていくのがおすすめです。
車で5分ほどの距離には五代松鍾乳洞もあるので、お時間がある方はぜひどちらも巡ってみてください。

<施設情報>
住所:〒638-0431 吉野郡天川村洞川673-89
電話番号:0747-64-0352
営業時間:夏期…8:00~18:00/冬期…9:00~17:00
料金:大人…450円、小人…200円
※3歳以下は無料
休業日:年末年始
URL:https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5163/

国栖の里



国栖の里(くずのさと)は古事記や日本書紀にも登場するほど長い歴史を持つ集落で、古くから残る自然を生かしたものづくりが盛んです。
集落には特産品の吉野手漉き和紙をはじめ、箸作り、陶芸、ガラス工芸などの工房があり、ベテランスタッフ指導のもと、本格的なものづくり体験が楽しめます。
中には小学生ぐらいから参加できるメニューもあるので、家族連れで訪れる方は旅の記念に親子でものづくりに挑戦するのもおすすめです。
また、国栖には谷崎潤一郎の小説『吉野葛』の記念碑や、天武天皇をお祀りする浄見原神社などの観光スポットもあり、ゆったりと自然を満喫しながら散策を楽しむこともできます。

<施設情報>※国栖の里総合センター
住所:〒639-3433 吉野郡吉野町新子281
電話番号:0746-36-6403
URL:http://kuzunosato.jp/

吉野山



吉野山は奈良県の吉野町に位置する山で、青森県の弘前公園、長野県の高遠城址公園と並ぶ日本三大桜の名所の1つです。
長い歴史の中でさまざまな桜が植えられており、現在はシロヤマザクラを中心に、200種3万本の桜が群生しています。
吉野山は低いところから下千本・中千本・上千本・奥千本と区域が分かれており、区域によって違った景色を見ることができます。
絶景スポットは複数ありますが、中でもとくにおすすめしたいのが花矢倉展望台です。
こちらは上千本と中千本を一望できる、吉野山一番の絶景スポットと言われています。
見頃を迎える時期には多くの人で賑わうので、お出かけされる方は上千本・中千本の開花情報をしっかりチェックしておきましょう。

<施設情報>※吉野山観光協会
住所:〒639-3115 吉野郡吉野町吉野山2430
電話番号:0746-32-1007
営業時間:10:00~16:00
休業日:火・木・土・日
※3月は毎日営業(土日祝日は除く)、4月は第3週まで休まず営業
URL:https://yoshinoyama-kankou.com/

まとめ

古事記や日本書紀などで紹介され、かつては都としても栄えた奈良には、当時の面影がそこかしこに残っています。歴史的建造物はもちろん、自然が堪能できるスポットも満載なので、日常の喧騒から離れてリフレッシュしたい方にはとてもおすすめです。奈良へお出かけに行く際は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。



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