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【京都】梅雨の時期に出かけたい!アジサイの名所7選

【京都】梅雨の時期に出かけたい!アジサイの名所7選

2023-06-23 ナベチャン

全国的に見ても紫陽花の名所が数多くある京都。今回は京都にあるおすすめの紫陽花スポットを7ヵ所ご紹介します。外出するのが億劫になる梅雨のシーズン、ぜひ美しい紫陽花を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

三室戸寺



京都にある紫陽花スポットの中でも、とくに外せないのが宇治市にある『三室戸寺』。
光仁天皇の勅願によって建立されたと伝わるこちらのお寺は、京都を代表する花の名所として知られています。
桜、ツツジ、シュウメイギクなど、四季折々の花が楽しめる三室戸寺ですが、中でもとくに人気を誇るのが紫陽花です。
山門の右手側に広がる『与楽苑』では毎年6月から7月にかけてあじさい園が開かれ、約50種20000株の紫陽花が見頃を迎えます。
三室戸寺で見られる紫陽花の品種は、西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、そして幻の紫陽花とされる七段花(シチダンカ)など実にさまざま。
目の前に広がる色とりどりの紫陽花に、思わずうっとりしてしまうこと間違いなしです。土曜日・日曜日はライトアップもおこなわれ、幻想的なあじさい園を見ることができます。



三室戸寺で見られる紫陽花の中には、ハートの形をしたロマンチックなものも。
こちらは出入りしている業者によって偶然発見されたもので、新聞に掲載されたことにより、一気に人気に火が付いたのだそう。
見つけると恋愛運がアップすると言われているので、ぜひ三室戸寺へお出かけの際はハート型の紫陽花もチェックしてみてください。



この時期の三室戸寺でもう1つ見逃せないのが、季節限定の御朱印です。
紫陽花の時期だけしかゲットできないこちらの御朱印は、どれもこれも鮮やかで可愛らしいものばかり。SNS映えするデザインで、境内にある紫陽花と一緒に写真を撮る方も多いのだとか。
御朱印はなくなり次第終了となるため、ゲットしたい方は早めにお出かけするのがおすすめです。
ちなみに紫陽花は日が照るとうつむいてしまうため、三室戸寺の紫陽花を見るなら朝早い時間帯にお出かけするのがベストなのだそう。
梅雨の時期に宇治へ遊びに行く際は、ぜひ早い時間帯に三室戸寺へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒611-0013 宇治市莵道滋賀谷21
電話番号:0774-21-2067
拝観時間:4月〜10月…8:30〜16:30、11月〜3月…8:30〜16:00
拝観料:大人…500円、小人…300円
※2月18日~7月17日及び11月中は大人…1,000円、小人…500円
休業日:お盆(8月13日〜15日)、年末(12月29日〜31日)
※気象警報が発令されている場合は拝観中止
URL:https://www.mimurotoji.com/

楊谷寺



フォトジェニックな紫陽花スポットへお出かけしたい方にぴったりなのが、長岡京市にある『楊谷寺(ようこくじ)』。
今ではすっかり全国各地の寺院で見られるようになった花手水ですが、こちらはなんと花手水発祥の地とされているんです。
楊谷寺で手水舎・手水鉢に花を浮かべるようになったのは数年前の住職交代からで、「歴史と四季を感じられる聖地にしたい、不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を」という想いから始まったそう。
花手水は四季によって定期的に変わり、梅雨のシーズンには芸術的な紫陽花の花手水が見られます。境内に複数あるので、足を運んだ際はぜひそれぞれの花手水を見比べてみてください。



フォトジェニックな紫陽花が見られるスポットは花手水だけではありません。
奥の院の裏と阿弥陀堂の脇から登っていった場所にあるハートのベンチも、近年人気を集めるフォトジェニックスポットの1つとなっています。
背もたれに開けられたハート型の穴から見える四季折々の花は、SNS映えすること間違いなし!花手水とあわせてぜひチェックしていただきたいポイントです。



このほか、書院から奥之院まで続くあじさい回廊や、本堂から奥之院へと続くあじさいのみちなど、楊谷寺にはこのシーズンにしか見られない紫陽花スポットが満載!
毎年6月には『柳⾕観⾳あじさいウイーク』と称し、さまざまなイベントが開催されるので、お出かけの際はぜひ御朱印やライトアップなどの情報もチェックしてみてください。

<施設情報>
住所:〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話番号:075-956-0017
拝観時間:9:00〜17:00
拝観料:大人…500円※ウイーク期間中は700円、高校生以下…無料
休業日:なし
URL:https://yanagidani.jp/

岩船寺



京都と奈良の県境、木津川市にある『岩船寺』は、三重塔と紫陽花の組み合わせが楽しめるスポットとして人気を集めています。
こちらの紫陽花は昭和12年頃、荒れ果ててしまった当時の境内を再び美しくしようと、先代の住職が植え始めたのが始まりなんだそう。
現在はシーズンになると、西洋アジサイや山アジサイなど、約30種5000株の紫陽花が境内に咲き誇ります。
岩船寺の紫陽花は密度が高く、非常に華やかなのが特徴!モコモコと咲く紫陽花と三重塔のコラボレーションは、息を呑むような美しさです。
阿字池はとくに人気のフォトスポットで、見頃を迎えると多くの人たちが紫陽花越しに三重塔を撮影しに来るのだとか。



ほかの紫陽花スポットと同じく、毎年6月上旬から7月上旬にかけて開花しますが、岩船寺は標高がやや高いところにあるため、平地にある紫陽花スポットよりも1週間ほど遅れて見頃を迎えます。
また、夏から初秋にかけては、球体のつぼみが割れて花をつけるタマアジサイが見られます。
開花情報に関しては岩船寺の公式SNSからチェックすることが可能。紫陽花と三重塔が美しく撮れるベストスポットや花手水なども見られるので、お出かけの際はぜひ前日または当日にチェックしておきましょう。

<施設情報>
住所:〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話番号:0774-76-3390
拝観時間:3月~11月…8:30~17:00/12月~2月…9:00~16:00
拝観料:大人…500円、中高生…400円、小学生200円
休業日:なし
URL:https://gansenji.or.jp/

藤森神社



『藤森神社』は勝運・学問と馬の神社として知られていますが、実は京都市を代表する紫陽花スポットの1つ。
境内には2ヵ所の紫陽花苑があり、見頃を迎える6月中旬から下旬にかけて、赤・青・紫と、多彩な色合いをした約3500株の紫陽花が色とりどりに咲き誇ります。
ちなみに、今では「紫陽花の宮」と呼ばれ親しまれている藤森神社ですが、菖蒲の節句発祥の地とされることから、もともとは花菖蒲苑をつくる予定だったのだとか。
しかし土壌の性質上、花菖蒲の生育が難しいと判断されたため、紫陽花苑に変更となったのだそうです。



さまざまな種類の紫陽花が咲き誇る紫陽花苑はもちろんですが、藤森神社といえば、第一紫陽花苑の近くにある花手水も見逃せないところ。
パステルカラーの紫陽花が敷き詰められた花手水は、見る人の心をグッと掴んで離さない可愛さです。
見頃を迎える時期には紫陽花まつりが開かれ、土曜日・日曜日は紫陽花だけでなく、本殿前で蹴鞠や雅楽、舞楽の奉納などを見ることもできます。

<施設情報>
住所:〒612-0864 京都市伏見区深草鳥居崎町609
電話番号:075-641-1045
参拝時間:9:00〜17:00
参拝料:無料
※紫陽花苑は500円の入苑料が必要(小学生以下は無料)
休業日:なし
URL:http://www.fujinomorijinjya.or.jp/

善峯寺



京都市内で最大規模のあじさい苑がある『善峯寺』。
境内にある約3000坪の『白山あじさい苑』では、西洋アジサイ、額あじさい、山アジサイなど約8000株の紫陽花が、京都西山の斜面を埋め尽くすかのように咲き誇ります。
一番の特徴はなんといっても、紫陽花越しに京都の街並みを眺められること!あじさい苑の入口にある展望台から見える景色は圧巻の美しさです。
また、こちらのあじさい苑は傾斜があるため、上から紫陽花を見下ろしたり、反対に下から紫陽花を見上げることも可能。さまざまな角度で紫陽花の美しさを堪能したい方におすすめのスポットです。

<施設情報>
住所:〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372
電話番号:075-331-0020
拝観時間:8:30~17:00※土日は8:00から
拝観料:大人…500円、高校生…300円、小中学生…200円
休業日:なし
URL:http://www.yoshiminedera.com/index.html

三千院



『三千院』は「紫陽花が見頃を迎える頃に出かけるのが難しい」「シーズンを逃してしまった!」という方におすすめの紫陽花スポットです。
こちらは京都市の中心地よりも気温が3〜5度低いところに位置するためか、ほかのスポットに比べて紫陽花の見頃がやや遅く、7月中旬まで見ることができます。
あじさい苑の規模はそこまで大きくありませんが、小あじさいや山アジサイ、額アジサイ、七段花など、さまざまな品種の紫陽花が咲き誇ります。
手つかずの自然が多く残るスポットということもあり、静寂かつ荘厳な雰囲気の中で、ゆったりと紫陽花の美しさを堪能することができます。

<施設情報>
住所:〒601-1242 京都市左京区大原来迎院町540
電話番号:075-744-2531
拝観時間:9:00~17:00
※11月は8:30~17:00、12月~2月は9:00~16:30
拝観料:一般…700円、中学生・高校生…400円、小学生…150円
休業日:なし
URL:http://www.sanzenin.or.jp/

智積院



京都市内でフラッと立ち寄れる紫陽花の名所をお探しの方には『智積院』がおすすめ。
こちらは京都駅から車で10分ほどの距離にあり、清水寺や三十三間堂なども近いので、定番の観光コースに組み込んで立ち寄ることができます。
しかも紫陽花スポットとしては実は穴場。金堂の裏側にはあじさい園があり、無料で解放されているため、美しい紫陽花を自由に見ることができるんです!
また、金堂から大師堂へと向かう道でも静かに咲く紫陽花が見られます。同じ時期にはクチナシや桔梗の花も咲くので、6月に京都観光を予定している方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒605-0951 京都府京都市東山区東瓦町964
電話番号:075-541-5361
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:境内無料※庭園300円、宝物館500円
休業日:なし
URL:https://chisan.or.jp/

まとめ

四季折々の花が楽しめるお寺、神社が数多くある京都には、紫陽花の名所もたくさんあります。それぞれのスポットで異なる品種や花手水が見られるので、1ヵ所といわず、ぜひ複数の紫陽花スポットを巡ってみてください。

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