「ラブライブ!」神田明神
最初に紹介するこちらですが、こちらは是非一番手として紹介しておかねばならない精緻になっています。
日本のアニメの代表格となっていて、かつ聖地としても非常に大きな役割を果たすラブライブにおける神田明神です。話中になんども登場し、重要なシーンの背景になっています。
日本を代表する萌えアニメの定番聖地
「ラブライブ!」1期は2013年に公開された伝説的アイドルアニメになっています。現在でも後継作品が多数登場している人気ブランドになっていて、日本を代表する萌えアニメとなっています。
そんな「ラブライブ!」での神田明神は、メンバーの一人である東條希が巫女さんとして働いている神社になっています。
そのゆかりもあってか、主人公たちのアイドルグループ「µ's」のメンバーたちが目の前の階段を走って筋力トレーニングをして自己研鑽に励むなど大変出番の多いスポットになっているのです。
人気アイドルを夢見て可愛い女の子たちが汗と涙を流す代表的な聖地となっていて、最も聖地巡礼の醍醐味を楽しめるスポットでもあります。
階段を歩きながら、自分の夢についても想いを馳せてみることも楽しいかと存じます。
<情報>
名前:神田明神(かんだみょうじん)
住所:東京都千代田区外神田2-16-2
電話番号:03-3254-0753
公式サイト:
https://www.kandamyoujin.or.jp/
アクセス:丸の内線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
「冴えない彼女の育てかた」東京都 豊島区
こちらもアニメファンらしい「聖地巡礼」のスポットとしては絶対に忘れることのできないスポットになっています。
やはり生活の場がそのまま聖地になって忠実に再現されている場所は実際に足を運んでみたくなります。アニメの中で丁寧にその場所が描かれているからこそ、実際に行った時の興奮や痺れ方も一線を画すのです。
そういった観点で言うと、まさにこの豊島区は主人公たちの生活が如実に色濃く出た地域です。
超人気深夜アニメの雰囲気を全身で感じられます。
「のぞき坂」は作中屈指の名シーンに登場
赤みがかったオシャレの集合住宅の間に挟み込まれた巨大な坂、通称「のぞき坂」は地域の人にも注目されるトレードマーク的なスポットになっています。
傾斜が強く周囲の建物や自然との相性もいいこちらは、美観スポットとしても人気を博しますが「冴えない彼女の育てかた」(冴えカノ)でも極めて重要なスポットとして登場。
ファンならご存じかと存じますが、主人公の安芸倫也はこの坂でヒロイン・加藤恵を見つけ、自分の手掛けるギャルゲーの着想を得ていきます。
ヒロインと主人公の出会いの地であり、夢を追いかけるための原点になっているこちらのスポットはまさに淡い青春が感じられます。
ついつい加藤恵を探してしまう楽しいスポット、ファンの方は忘れることができません。
<情報>
名前:東京都 豊島区(とうきょうととしまく)
アクセス:有楽町線 護国寺駅から徒歩10分
トキワ荘マンガミュージアム
作中に登場した、という観点のアニメの聖地とは少々異なっていますが、あのアニメやマンガにまつわる場所として……という観点で言うとこちらのトキワ荘は忘れることができません。
言わずとしれた有名マンガ家たちの根城となっていたアパートを近隣で再現・再構築した施設で、赤塚不二夫先生や手塚治虫さんなどを輩出しています。
こちらでの暮らしがあの名作を生む原点となった、という観点からファンの方ならたまらない没入感を感じさせます。
有名漫画にちなんだ展示や体験が楽しめる
当時の施設の出で立ちやディテールを忠実に再現したこちらは、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わわせてくれます。
昭和当時の漫画家たちがまるで今でも生きて生活をしているような気分を体感でき、没入感があります。
実際の施設の中では当該作品のネームや設定集などの創作の原点から、限定グッズの物販 などを一手に担っておられます。
マンガ家の巨匠たちが青春を送ったこの地で、日本の漫画やアニメ文化の良さを再発見することができます。
豊島区扱いにはなりますが、池袋などの駅からも歩いていけなくはないのでアクセスも注目しておきましょう。
<情報>
名前:トキワ荘マンガミュージアム(ときわそうまんがみゅーじあむ)
住所:東京都豊島区南長崎3-9-22 南長崎花咲公園内
電話番号:03-6912-7706
公式サイト:
https://tokiwasomm.jp/
アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」A2出口より 徒歩5分
「秒速5センチメートル」参宮橋
新海誠先生が手掛ける大作アニメ「秒速5センチメートル」の聖地はこちらとなっています。
とにかく泣けると評判のこちらのアニメは、男女の別れと出会いを描いた切ないラブストーリーとなっています。
そんな出会いの一端を担う場所として登場するのがこちらの駅で、印象深いと思われる方も多いのではないかと存じます。
ネタバレになるため内容は伏せますが、作中の極めて重要なシーンに登場するエリアです。
主人公たちの出会いと別れを追体験
作中の季節は春が設定になっていますが、同じ時期に足を運ぶとまさにこの場所で描かれた出会いと別れを追体験できます。
桜が実り散っていくまでの儚くて幻想的な雰囲気、こちらのアニメにしかない独特の味を噛みしめるスポットで「エモい」気持ちにさせてくれます。
駅からのアクセスも非常にいいので、是非訪れてみてください。
<情報>
名前:参宮橋駅周辺(さんぐうばし)
住所:東京都渋谷区代々木四丁目6番7号
アクセス:小田急線小田原線 参宮橋駅
「SHIROBAKO」すきっぷ通り
昭和情緒漂うレトロな商店街・すきっぷ通りは、映画にもなった名作アニメ「SHIROBAKO」の聖地となっています。
アニメ制作現場を描いたお仕事ものの作品となっていて、アニメファンのみならず文化人や業界人などからもプッシュされている人気作品です。
武蔵野アニメーションという小さなアニメ制作会社が毎日仕事をし、生活をしていくのがこちらのすきっぷ通りになっていてファンの方なら一目見ればわかる場所となっています。
レトロで下町っぽい雰囲気がクセになる!
どこかレトロで地元密着的な雰囲気が漂っているこちらの商店街は、どこか懐かしい雰囲気を感じさせます。「SHIROBAKO」自体も懐かしめの雰囲気や伝統的なアニメ制作現場を描いた作風がウリとなっておりマッチ度も高いです。
こちらのレトロな雰囲気の中には、スタッフ陣が愛してやまないから揚げのお店があったり、打ち上げなどで使用されている居酒屋などが登場したりと大変温かい思い出をつくることができます。
実際にアニメとのコラボを実施されていた経緯があり、このレトロな商店街の中にアニメらしいかわいらしい女の子のイラストが展示されていることも記憶に新しいです。
クールジャパンを代表する名作アニメの聖地を是非巡ってみてください。
<情報>
名前:すきっぷ通り(すきっぷどおり)
住所:東京都武蔵野市境
公式サイト:
https://www.musashino-shouren.com/shotenkai/ks002/
アクセス:JR武蔵境駅北口より徒歩1分
「リコリス・リコイル」押上駅周辺
「リコリス・リコイル」は2022年シーズンにおいてトップクラスの爆発的ヒットを起こした新進気鋭の名作オリジナルアニメになっています。
こちらの押上駅周辺は「リコリス・リコイル」の舞台となる喫茶リコリコのある地域となっていて、まさにメインのスポットだと言えます。
複数回にわたってこちらのエリアが登場する描写があり、人気のアニメということで現在話題沸騰中の聖地巡礼が楽しめます。
このあたり一帯がリコリコの聖地となっているため、巡礼も大変しやすいのが特徴となっています。
押上駅(作中では北押上駅)では地下鉄爆撃事件が起こった舞台となっていますし、一歩外に出たところやスカイツリーのあたりは第三話で主人公の千束とたきながデートをした超神回のスポットとなっています。
そもそもスカイツリーも「延空木」という名前で登場しますし、それ以外にもすみだ公園やすみだ水族館などは百合百合しい二人のデートスポットとして大変な思い入れがある方も多いかと存じます。
後者ではSNSなどで人気の「さかなー」というフレーズが誕生した水槽の前を訪れることもでき、リコリコの日常の部分をこれでもかと堪能できます。
<情報>
名前:押上駅(おしあげえき)
住所:東京都墨田区押上1-1-65
アクセス:半蔵門線 押上駅より
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」亀有
最後に紹介するのは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という作品の聖地です。こちらは通称「こち亀」の愛称で親しまれているアニメとなっています。
日本を代表するギャグアニメになっていて、往年のファンも多い作品です。
亀有の雰囲気はまさに作品世界そのもの
「こち亀」では亀有にある派出所を舞台に主人公・両津勘吉のドタバタした日常や事件が描かれます。
その中で登場する地域の方の悩みや絡み合いが毎回の定番になっているのですが、それが非常に人情味あふれる面白いものになっているのがこち亀の最大の特徴です。
実際に足を運んでみても下町情緒が残る落ち着いた雰囲気の中で人々が生活している様子が垣間見え、ファンの方にはたまらない印象を受けます。
また周辺には両津勘吉ら主人公の銅像やモニュメント、マンホール、ひいては派出所の形を再現した施設など観光にも非常に力を入れておられますので楽しい体験ができることは請け合いです。
是非足を運んでみてください。
<情報>
名前:亀有(かめあり)
住所: 東京都葛飾区亀有三丁目25-1
アクセス:常磐線 亀有駅より
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
日本の代表産業であるアニメ、好きな作品の聖地を巡って充実した観光をお楽しみください。