サボテンと人気の動物が楽しめる伊豆シャボテン動物公園
伊豆シャボテン動物公園は、サボテン・多肉植物と、野鳥やカピバラなどの動物を集めた動植物園です。
サボテンは世界中から集められた1500種類が温室内で育てられています。中には「シャボテン狩り工房」があり、「サボテン狩り」をして、多肉植物を「購入」することができます。
温室は次の5つに分かれています。
①メキシコ館
金鯱(きんしゃち)。30~50年かけて育って花を咲かせます。メキシコ館には日本最大の金鯱があります。
5つの温室の中で面積が最大の温室であり、メキシコから北米にかけて生育しているサボテンが育てられています。他にもテキーラの原料とされているテキラーナも育てられています。
②マダガスカル館
マダガスカル島に自生しているサボテンが育てられています。マダガスカル島は早い時期に大陸から離れたため、独特の種類のものが生息しています。
③森林性シャボテン館
世界のの森林地帯で生息する個性的なサボテンを集めています。年にたった数回だけ一晩限りの花を咲かせる「月下美人」などがあります。
④アフリカ館
アフリカではほとんどの場所でサボテンの自生が見られないため、ここでは多肉植物が育てられています。
⑤南アメリカ館
ウチワサボテンなどの南アメリカ原産のサボテンや多肉植物があります。
さて、動物のゾーンの見どころを紹介します。
まず、ボートに乗って、ガイドの説明を聞きながら池を周遊して動物を見る「アニマルボートツアーズ」は、間近で動物を見ることができる楽しさを味わえます。
直接動物と触れ合えるところもあります。フレミッシュジャイアント、コンゴウインコなどは「ふれあい体験」が、カピバラ、チンパンジー、ワオキツネザル、ポニー、ミミナガヤギ、リクガメ、エミュー、マーラ、ラマ、ロバ、ペッカリー、ミーアキャット、モルモットなどは、「エサやり体験(有料)」ができます。
ただ、ラマに関しては、直接エサをあげることができないらしく、ロックガーデンにおいて「ラマのジップラインおやつあげ体験」をしています。これはブラインドや国旗の紐を手繰るようにしてエサをラマのいるところへ運ぶというやり方です(自分がジップラインでぶら下がりながらエサをあげるのではありません)。また、マジックハンドでエサをあげる「ラマのマジックハンドおやつあげ体験」もあります。どちらもエッジの効いたエサやり体験です。
1日に2回、無料でアニマルショーが開催されます。公式サイトによると「動物たちが日ごろの学習の成果を発表!」とあり、何やらハプニング臭のするショーで、見たいという気持ちにさせられます。おすすめは「バード&モンキータイム」です。
動物たちの中で特筆すべきはカピバラです。穏やかでゆったりとした表情は、見ていて癒されます。とくに露天風呂に浸かって気持ちよい表情をするカピバラが人気となり、ファンが急増したまさにその施設が伊豆シャボテン動物公園なのです。
他にもレッサーパンダ館、チンパンジーの島、なかよし牧場、わくわくモンキーハウス、カンガルーの丘など、人気の動物たちが待っています。
楽しい動物とのひと時を満喫できる施設です。
<スポット情報>
スポット名:伊豆シャボテン動物公園
住所:静岡県伊東市富戸1317-13
電話番号:0557-51-1111
営業時間:9:30-17:00
定休日:不定休
予算:(入場料)大人2,600円 小学生1,300円 4歳以上幼児700円
URL:
https://izushaboten.com/
個性的なキャラクターの多い東山動植物園
東海地方の中心都市名古屋。その中でも有名な動物園といえば東山動植物園です。とくに動物に関しては、450種と日本で最も種類数が多い動物園となっています。
さて、東山動物園には話題の動物も数多くいます。
コアラを日本で初めて公開をしたのもこの東山動物園。1984(昭和59)年以来、現在も飼育しています。
他にも「イケメンすぎる」ゴリラで話題になった、ニシゴリラのシャバーニもこの東山動物園にいます。どれくらいイケメンか勝負しようと思い、私は足を運んでみたのですが、「参りました」の一言であえなく終了。
イケメンすぎるゴリラのシャバーニ
また話題になったといえば、オッサンの叫び声のような声を出すフクロテナガザルのケイジ君もいます。私が彼を見たときは、夕方遅かったので、建物の中に帰ってしまっていたので残念な思いをしたのですが、彼は美しい姿勢で体育座りをしていて、それはそれで来園者の歓声を受けていました。
動物園は「本園」と「北園」とに分かれており、それらに隣接をする形で植物園があります。
どちらもかなり広いので、メンバーによっては休憩や水分補給をこまめに取り入れながら回ることをお勧めします。
植物園は7,000種類もの植物を育てています。動物と違って、季節ごとに咲く花や景色が変わるので、それぞれ楽しむことができるということです。また日本の重要文化財に指定された温室や、世界遺産「白川郷」の合掌造りの家も楽しむポイントです。他にも春と秋に咲き誇るバラ園や、100種1,000本の桜の木が春になると美しい「桜の回廊」など、見どころも多いです。
ぜひゆっくりと楽しんでほしい場所です。たっぷりと時間を確保して自然に触れましょう。
<スポット情報>
スポット名:東山動植物園
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
電話番号:052-782-2111
営業時間:9:00~16:30(閉園は16:50)
定休日:月曜日
予算:(入場料)高校生以上500円 中学生以下無料
URL:
https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/