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【北海道】市内だけではもったいない!札幌発日帰りドライブスポット

【北海道】市内だけではもったいない!札幌発日帰りドライブスポット

2024-07-26 Ayumi

北海道旅行を計画する際、「北海道は広すぎて、どこまで回れるかよくわからないし、とりあえず札幌に行こう!」と思う方も多いのではないでしょうか。でも、札幌観光だけで北海道旅行を終わらせてしまうのはもったいないです! 札幌出身で、いくどとなく札幌から日帰りドライブを楽しんできた筆者おすすめの「札幌発日帰りドライブスポット」をご紹介します。
Ayumi

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Ayumi

47都道府県訪問済みのバックパッカー。ゲストハウスで地元の人や旅人と交流するのが大好きです。北海道出身。地元民だからこそ知っている北海道の真の魅力をお伝えします!

登別温泉・苫小牧方面

北海道有数の温泉地として全国的にも有名な「登別温泉」は、札幌中心部から一般道で約2時間半、高速道路で約1時間半で行くことができます。途中、苫小牧市(とまこまいし)や白老町(しらおいちょう)の絶品グルメを味わいながら、登別温泉を目指すのがおすすめです。

ぷらっと食堂(苫小牧市)

苫小牧漁港の目の前にあり、食堂や魚屋・八百屋などが集まる「ぷらっと みなと市場」の中にある食堂です。苫小牧が日本一の水揚げ量をほこるホッキ貝をはじめ、自家製の天日干しホッケ、港町ならではの新鮮な海鮮丼などのグルメを味わうことができます。

中でも私がぜひ食べてもらいたいのは「ホッキカレー」。新鮮なホッキの甘みが溶け出したカレールーと、ホッキのシャキシャキとした食感がたまらなくおいしいです! 私の友人の中には、「他のホッキ料理は苦手だけど、このホッキカレーだけは大盛食べてしまう」という人もいるほど、絶品のカレーです。なかなか他の地域では食べられないメニューです!

<店舗情報>
店名:ぷらっと食堂(ぷらっとしょくどう)
住所:〒053-0004 北海道苫小牧市港町2-2-5
電話番号:0144-35-6662
営業時間:4月~12月:7:00~16:00、1月~3月:9:00~16:00、水曜日:11:00~14:00
定休日:なし 
駐車場:有
URL:http://puratto-s.com/

マザーズプラス(白老町)

天然の飼料と水を与え、平飼いでニワトリを育てている自社養鶏農場から直送された新鮮な卵や、その卵を使用したスイーツを販売しているお店です。アイヌ文化の野外博物館「ウポポイ 民族共生象徴空間」から約2kmの地点にあります。

うみたての卵を使用したシュークリームや「たまごプリン」、「タマゴカステラ」などのスイーツは、どれも卵の味が濃厚でおいしいです。

「マザーズプラス」はもともとこじんまりとした店舗でしたが、2020(令和2)年4月に大幅にリニューアルし、美術館のような美しい近代的な建物となっています。「動物と人間が共存するあたらしい農村風景」として、2020(令和2)年にグッドデザイン賞を受賞しており、意外なインスタ映えスポットとなっています。

「マザーズプラス」の隣には、卵料理の食堂「よこすと食堂」が併設されており、新鮮な卵をふんだんに使用した親子丼や、卵かけご飯定食などを楽しむことができます。

<店舗情報>
店名:Mother's +(まざーずぷらす)
住所:〒059-0901 北海道白老郡白老町社台289-1
電話番号:0144-82-6786
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
駐車場:有
URL:https://www.mothers-egg.com/

登別地獄谷(登別市)

北海道を代表する温泉地「登別温泉」の最大の源泉です。登別温泉は温泉の自然湧出量が一日10000トン(ドラム缶約50000本)と豊富で、泉質の種類がたくさんあることから「温泉のデパート」とも呼ばれ、世界的にも珍しいスポットとなっています。赤茶けた岩肌や黄灰色の岩の裂け目から火山ガスが噴出し、硫黄の臭いが充満しています。

「登別地獄谷」は時間や季節によって変わる表情も魅力です。毎晩日没から21時半までライトアップが行なわれており、大自然が照らされた幻想的な風景を楽しむことができます。また、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々で変化する風景も魅力的です。

そして「登別地獄谷」に行く際、合わせて訪れてもらいたいのが、地獄谷から約1km先の森の中にある「大湯沼川の足湯」です。地獄谷のみを訪れて帰ってしまう人が多いですが、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットです! 

地獄谷から約1.5km登ったところにある「大湯沼」という酸性の温泉でできた沼から流れでたお湯が川になっており、その川が天然の足湯として楽しめるようになっています。森のマイナスイオンを感じながら天然の足湯に浸かることができ、まさに癒しの時間を過ごすことができます。知る人ぞ知る穴場スポットなので、そこまで混んでいないのも嬉しいポイントです。

<施設情報>
店名:登別地獄谷(のぼりべつじごくだに)
住所:〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
営業時間:24時間
定休日:なし
駐車場:有(乗用車500円・バイク200円。ただし早朝・夜間は無料。)

余市・積丹方面

朝ドラ「マッサン」で一躍有名になった「ニッカウヰスキー余市蒸留所」のある余市町(よいちちょう)は、札幌中心部から一般道で約1時間半、高速道路で約1時間で行くことができます。ちなみに発音は「よ↑いち↓」ではなく、「よ↓いち↑」なので注意です(笑)! また、余市を経由して辿り着く、ウニが有名な町・積丹町(しゃこたんちょう)へは、札幌中心部から一般道で約2時間半、高速道路で約2時間で行くことができます。

ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所(余市町)




ウイスキー博物館やウイスキーの工場、2014(平成26)年の朝ドラ「マッサン」の主人公のモデルとなった竹鶴政孝・リタ夫婦の家などを見学できます。

竹鶴政孝氏は現・サントリーの社員として国産ウイスキーの第一号を製造。その後独立し、ニッカの前身である「大日本果汁株式会社」を余市で創業。良質な水が豊富なこと、またウィスキーの本場・スコットランドに似た気候風土に恵まれた地として、余市を選びました。そして1940年、ニッカウヰスキー第1号を出荷し、名実ともに「日本のウイスキーの父」と呼ばれる存在になりました。そのような歴史を学び、感じることができる施設となっています。




「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」の嬉しい点は、なんといってもウイスキーを試飲できることです! 無料試飲ではシングルモルト余市・スーパーニッカ・アップルワインの3種類を試飲することができます。有料試飲では、さまざまな種類のウイスキーを試飲できるので、好みのウイスキーを見つけておみやげに買うのもおすすめです。

<施設情報>
店名:ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所(にっかういすきーほっかいどうこうじょうよいちじょうりゅうじょ)
住所:〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
電話番号:0135-23-3131
営業時間:9:00~15:30
定休日:不定休
駐車場:有
URL:https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/

神威岬(積丹町)

「積丹ブルー」とよばれるあざやかな海が広がる、道内屈指の絶景の岬です。海の中の岩が見えるほど透明度が高く、地中海や沖縄の海のようなコバルトブルーの海を一望することができます。また、切り立った断崖地形に緑が広がる岬のダイナミックさと海のコントラストも感動ポイントです。

岬の先端からは、海の中に立つ奇岩「神威岩」が見えます。41mもの高さのある岩が海の中にそびえたつ景色は圧巻です。

岬の湯(Misaki no You)しゃこたん




神威岬の駐車場から車で約15分ほどの位置にある日帰り温泉施設です。「岬の湯しゃこたん」の名物は、積丹の日本海・神威岬・積丹岬を一望することができる絶景のロケーションの露天風呂です。特に夕暮れどきは、遠くにしずみゆく夕陽に染まる日本海に感動すること間違いなしです。

泉質は透明で少しぬめりのある炭酸塩泉で、入浴後は肌がツルツルになります。サウナもあり、セルフロウリュができるとあって、近頃サウナ好きからの人気も高まっています。サウナのあと、絶景を見下ろしながら外気浴、サウナ―にはたまりません!




施設内には広々とした休憩所兼レストランがあり、食事も種類が豊富なので、ゆっくりとくつろぐことができます。

<店舗情報>
店名:岬の湯(Misaki no You)しゃこたん(みさきのゆ しゃこたん)
住所:〒046-0325 北海道積丹郡積丹町大字野塚町212-1
電話番号:0135-48-5355
営業時間:11:30~18:00(最終受付 17:30)
定休日:水・木曜
駐車場:有
URL:https://shakotango.jp/#top

柿崎商店(余市町)




オレンジ色の外観が目印の創業70年以上の老舗の魚屋さんです。1階は毎朝仕入れる新鮮な魚介類が並ぶ市場になっており、2階は食堂になっています。

この食堂は、道民からの人気も高い、余市を訪れたら必ず行ってもらいたい食堂です!海鮮丼やウニ丼、脂ののった魚焼き定食や煮付けなど、新鮮な海鮮のメニューがそろいます。単品の焼き魚や刺身のメニューもあるので、気になるメニューをシェアするのもおすすめです。




札幌や小樽のレストラン・食堂より安い地元価格とあって、道外からの観光客だけでなく、地元や道内の観光客も数多く訪れる人気店となっています。昼には行列が階段の下まで続くほど混みあいますので、お昼前の早めの時間か、14時以降の来店がおすすめです。ただ、席数が多く回転が早めなので、行列ができていても予想より早めに着席できることが多いです。

<店舗情報>
店名:柿崎商店(かきざきしょうてん)
住所:〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目25
電話番号:0135-22-3354
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
駐車場:有

なお、駐車場から岬の先端まではややアップダウンがある道を片道20分ほど歩く必要があります。階段が多く、足場のよくないところもあるので、スニーカーなどしっかりした靴を履いていくことをおすすめします。

駐車場にあるお土産屋さん「カムイ番屋」では「しゃこたんブルーソフト」を食べることができます。ほのかなミント味の爽やかなソフトクリームです。

<施設情報>
店名:神威岬(かむいみさき)
住所:〒046-0321 北海道積丹郡積丹町神岬町92
営業時間:季節によって異なるため、下記URLをご確認ください
定休日:なし
駐車場:有

増毛方面

「ぞうもうちょう!?」と読み間違えられることでひそかに有名な町、増毛町(ましけちょう)。増毛祈願の聖地として薄毛に悩む方が訪れる地となっていますが、甘エビの漁獲量が日本トップクラスの町でもあります。札幌中心部から一般道で約2時間15分で行くことができます。

旧増毛駅跡




2016(平成28)年12月に廃線となったJR留萌本線の終着駅・増毛駅の跡地です。1984(昭和59)年に無人駅となった際に、駅舎の大きさが1921(大正10)年の開業時の半分に縮小されていましたが、廃線後の2018(平成30)年に開業時の大きさに復元し、外観も当時に近いものにしてオープンした駅舎です。

駅舎内には増毛駅の歴史の展示や、増毛町名物の海鮮を中心としたおみやげ店・飲食店などがあります。運行当時の切符を再現した記念切符は「ネタになる」として人気になっています。

運行当時に電車で増毛駅を訪れたことがありますが、線路は今でも当時のまま残されており、終着駅ならではの片側だけに伸びる線路に旅情を感じます。

<施設情報>
店名:旧増毛駅跡(きゅうましけえきあと)
住所:〒077-0205 北海道増毛郡増毛町弁天町
電話番号:0164-53-1112
営業時間:9:00~16:00
定休日:不定休
駐車場:有

福よし



増毛の名産・甘エビをはじめとした海鮮を味わえる人気の海鮮食堂です。ぷりぷりの甘エビがのった海鮮丼やザンギ、どのネタも新鮮で甘いちらし寿司など、港町ならではのクオリティの海鮮グルメを味わうことができます。

道内各地からの観光客が押し寄せる人気店とあり、休日のランチタイムはかなり混雑することもしばしば。人気メニューは早めに売り切れてしまうこともあるので、比較的余裕のある平日か、11時の開店時を狙って訪れることをおすすめします。

<店舗情報>
店名:福よし(ふくよし)
住所:〒077-0201 北海道増毛郡増毛町永寿町2丁目30−1
電話番号:0164-53-1190
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:有

国稀酒造




1882(明治15)年創業した日本最北の酒造です。道内では知らない人はいないほどの、北海道を代表する酒造です。

酒造内は明治時代を彷彿とさせる内観となっています。数量限定の地元限定酒や新酒など、酒造ならではの貴重な商品を含めた16種類のお酒を試飲することもできます!

売店コーナーも充実しており、地元限定酒や甘酒、酒粕など酒造で製造した商品のほか、増毛名物や和小物なども販売されています。

また、暑寒別岳(しょかんべつだけ)連峰の残雪を源流とする伏流水の湧き水を汲むことができる水場があります。自由に持ち帰ることができるため、地元の人もこのおいしい水を汲みに訪れます。

<施設情報>
店名:国稀酒造(くにまれしゅぞう)
住所:〒077-0204 北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
電話番号:0164-53-1050
営業時間:9:00~17:00 ※酒造見学は9:00~16:30
定休日:年末年始、そのほか
駐車場:有
URL:https://www.kunimare.co.jp/

まとめ

札幌発日帰りドライブスポット、いかがでしたでしょうか。このほかにも、ニセコ方面や富良野・美瑛方面など、定番の観光地も札幌から日帰りドライブで訪れることができます。札幌だけにとどまらず、ぜひ北海道のいろいろなエリアを楽しんでみてください!

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