登別温泉・苫小牧方面
北海道有数の温泉地として全国的にも有名な「登別温泉」は、札幌中心部から一般道で約2時間半、高速道路で約1時間半で行くことができます。途中、苫小牧市(とまこまいし)や白老町(しらおいちょう)の絶品グルメを味わいながら、登別温泉を目指すのがおすすめです。
ぷらっと食堂(苫小牧市)
苫小牧漁港の目の前にあり、食堂や魚屋・八百屋などが集まる「ぷらっと みなと市場」の中にある食堂です。苫小牧が日本一の水揚げ量をほこるホッキ貝をはじめ、自家製の天日干しホッケ、港町ならではの新鮮な海鮮丼などのグルメを味わうことができます。
中でも私がぜひ食べてもらいたいのは「ホッキカレー」。新鮮なホッキの甘みが溶け出したカレールーと、ホッキのシャキシャキとした食感がたまらなくおいしいです! 私の友人の中には、「他のホッキ料理は苦手だけど、このホッキカレーだけは大盛食べてしまう」という人もいるほど、絶品のカレーです。なかなか他の地域では食べられないメニューです!
<店舗情報>
店名:ぷらっと食堂(ぷらっとしょくどう)
住所:〒053-0004 北海道苫小牧市港町2-2-5
電話番号:0144-35-6662
営業時間:4月~12月:7:00~16:00、1月~3月:9:00~16:00、水曜日:11:00~14:00
定休日:なし
駐車場:有
URL:http://puratto-s.com/
マザーズプラス(白老町)
天然の飼料と水を与え、平飼いでニワトリを育てている自社養鶏農場から直送された新鮮な卵や、その卵を使用したスイーツを販売しているお店です。アイヌ文化の野外博物館「ウポポイ 民族共生象徴空間」から約2kmの地点にあります。
うみたての卵を使用したシュークリームや「たまごプリン」、「タマゴカステラ」などのスイーツは、どれも卵の味が濃厚でおいしいです。
「マザーズプラス」はもともとこじんまりとした店舗でしたが、2020(令和2)年4月に大幅にリニューアルし、美術館のような美しい近代的な建物となっています。「動物と人間が共存するあたらしい農村風景」として、2020(令和2)年にグッドデザイン賞を受賞しており、意外なインスタ映えスポットとなっています。
「マザーズプラス」の隣には、卵料理の食堂「よこすと食堂」が併設されており、新鮮な卵をふんだんに使用した親子丼や、卵かけご飯定食などを楽しむことができます。
<店舗情報>
店名:Mother's +(まざーずぷらす)
住所:〒059-0901 北海道白老郡白老町社台289-1
電話番号:0144-82-6786
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
駐車場:有
URL:https://www.mothers-egg.com/
登別地獄谷(登別市)
北海道を代表する温泉地「登別温泉」の最大の源泉です。登別温泉は温泉の自然湧出量が一日10000トン(ドラム缶約50000本)と豊富で、泉質の種類がたくさんあることから「温泉のデパート」とも呼ばれ、世界的にも珍しいスポットとなっています。赤茶けた岩肌や黄灰色の岩の裂け目から火山ガスが噴出し、硫黄の臭いが充満しています。
「登別地獄谷」は時間や季節によって変わる表情も魅力です。毎晩日没から21時半までライトアップが行なわれており、大自然が照らされた幻想的な風景を楽しむことができます。また、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々で変化する風景も魅力的です。
そして「登別地獄谷」に行く際、合わせて訪れてもらいたいのが、地獄谷から約1km先の森の中にある「大湯沼川の足湯」です。地獄谷のみを訪れて帰ってしまう人が多いですが、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットです!
地獄谷から約1.5km登ったところにある「大湯沼」という酸性の温泉でできた沼から流れでたお湯が川になっており、その川が天然の足湯として楽しめるようになっています。森のマイナスイオンを感じながら天然の足湯に浸かることができ、まさに癒しの時間を過ごすことができます。知る人ぞ知る穴場スポットなので、そこまで混んでいないのも嬉しいポイントです。
<施設情報>
店名:登別地獄谷(のぼりべつじごくだに)
住所:〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
営業時間:24時間
定休日:なし
駐車場:有(乗用車500円・バイク200円。ただし早朝・夜間は無料。)