志多美屋 本店(したみやほんてん)
桐生市のソースカツ丼といえば、こちらの志多美屋 本店。
市内に多く存在するソースカツ丼提供店のなかでも歴史が古く、おそらく元祖ではないかと伝わっています。
お店の外観は、全体が黄色い壁におおわれており大変目立つルックス。
店内にはテーブル席とたたみ敷きのお座敷があり、落ち着いた日本料理店という雰囲気です。
志多美屋のソースカツ丼には2種類あり、うちひとつは豚ヒレ肉を使用したノーマルなもの。
今回ご紹介するのはこちらです。
志多美屋を訪れる人々の多くが注文する、超人気メニュー。
”うなぎのタレ”から着想を得たという甘辛いソースはこのお店特有のもので、まさに唯一無二の味わいです。
厚みのあるヒレ肉はボリュームとうま味がぎっしりと詰まっており、食べごたえも充実しています。
お肉は4個入りのほか、6個入りも選べます。
アブラ気のある方が好きという人は、ソースかつ丼(ロース)もあり。
大盛は各種類¥100増しで注文可能です(2023年5月現在)。
<店舗情報>
店名:志多美屋 本店
住所:〒376-0007 群馬県桐生市浜松町1-1-1
アクセス方法:JR両毛線桐生駅より徒歩にて約12分
電話番号:0277-44-4693
営業時間:11:00~14:00
17:00~20:00
定休日:木曜、第3金曜、第5水曜
予算:¥1,000~
支払い方法:クレジットカード可、電子マネー可(交通系・iD・QUICPay)
禁煙・喫煙:全席禁煙
空間・設備:落ち着いた空間、駐車場あり、お座敷席あり、テイクアウト可
URL:
https://www.sitamiya.com/index.php
藤屋食堂
先ほどの志多美屋と人気を二分するお店です。
ランチタイムには行列ができることもしばしば。
できれば、予約してから訪問する方がスムーズです。
予約なしの場合は“お昼どまんなか”の時間帯は外して、11:00からの開店時間付近をねらってみてはいかがでしょう。
店内には、テーブル席とたたみ敷きの小上がり席があります。
藤屋食堂のソースカツ丼は、サクサクの食感。
お肉は食べごたえのある厚みですが、歯でかみ切れるやわらかさがあります。
ソースはやや甘めながら主張は大きくなく、ごはんとのバランスに優れた風味です。
このソースがじわっと染みたごはんがとてもおいしい。
ぜひ、ひとくちはソースとごはんだけで召し上がってみてください。
豚もも肉を使用した『ソースカツ丼』はややリーズナブルで、こちらもオススメです。
<店舗情報>
店名:藤屋食堂
住所:〒376-0026 群馬県桐生市清瀬町5-49
アクセス方法:JR両毛線桐生駅より徒歩にて約7分
電話番号:0277-45-1805
営業時間:11:00~14:30
17:00~20:15
定休日:月曜、第2火曜
予算:¥1,000~
支払い方法:現金
禁煙・喫煙:全席禁煙
空間・設備:落ちついた空間、駐車場あり(店舗前と第2駐車場あり・道路には駐車不可)、小上がり席あり、テイクアウト可、予約可
藤屋本店
ご紹介がややこしくてゴメンナサイ。
同じ藤屋という名前のお店でも、こちらは食堂ではなく”うどん店”。
経営もまったく異なります。
こちらでは、桐生名物のひとつである”ひもかわうどん”も味わえるのが特徴。
幅広の麺がおもしろい食感を生み出すグルメを、ソースカツ丼と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
地酒の種類も多いので、運転のない人はぜひ。
店内にはテーブル席にカウンターがあり、ひとりでも入りやすい雰囲気です。
藤屋食堂で食べるなら、桐生2大グルメを一緒に味わえるセットメニューがオススメ。
今回は、ミニサイズのソースカツ丼がつくものをご紹介します。
ミニとはいえ、こちらの丼は決して物足りないシロモノではありません。
薄めで大振りのサクッとしたカツが2枚も乗って、食べごたえは十分です。
ソースの味わいは甘さ控えめで、比較的サッパリしたもの。
これに、サラダとちょっとしたデザートがついてきます。
セットのうどんは、¥100増しで『ひもかわ』をオーダーするのをお忘れなく。
「ひもかわでなくてもいいかな」、という人はもちろん普通のうどんで召し上がることも可能です。
<店舗情報>
店名:藤屋本店
住所:〒376-0031 群馬県桐生市本町1-6-35
アクセス方法:JR両毛線桐生駅より徒歩にて約20分 本町通り沿い
電話番号:0277-44-3791
営業時間:11:30~14:30
17:30~20:30
定休日:月曜、第4火曜
午後の部の営業は、金・土・日曜のみ
月曜祝日の場合は午前のみ営業・翌日火曜が休業となります
材料が売り切れ次第閉店
予算:¥1,000~
支払い方法:クレジットカード可
禁煙・喫煙:全席禁煙
空間・設備:落ちついた空間、駐車場あり(土・日・祝のみ臨時駐車場解放)、カウンター席あり、予約可、テイクアウト可
URL:
https://fujiya-honten.net/index.html
はやぶさ食堂
昔ながらの食堂といった雰囲気のお店。
『わたらせ渓谷鐡道 水沼駅(わたらせけいこくてつどう みずぬまえき)』を至近距離にのぞむ環境にあり、観光客も多く訪れます。
休日のランチタイムは混みあうことが多いので、少し早めか遅めの時間帯を選ぶとスムーズでしょう。
店内はアットホームな雰囲気で、テーブル席とカウンター席、フローリングのお座敷席があります。
はじめに触れたように、桐生市のソースカツ丼にはごはんにキャベツを敷くという”決まりごと”がありません。
市内で提供されているソースカツ丼はどちらかといえばキャベツなしが多く、はやぶさ食堂のようにキャベツありのものは珍しい印象。
細目の千切りキャベツと一緒にお肉やごはんを食べるとサッパリとし、箸休め的に味わうことができます。
カツは豚ヒレ肉使用で、やや薄めの大きなものが4枚。
ソースの味は甘さ控えめでカツとの調和が取れたもの。
ごはんもたっぷりと盛られてボリューム感があります。
この”盛りのよさ”は特徴的です。
ソースカツ丼に半うどんまたは半ラーメンがつくお得なセットメニューもあります。
<店舗情報>
店名:はやぶさ食堂
住所:〒376-0141 群馬県桐生市黒保根町水沼151
アクセス方法:わたらせ渓谷鐡道 水沼駅すぐ目の前
電話番号:0277-96-2507
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜
予算:¥1,000~
支払い方法:電子マネー可
禁煙・喫煙:全席禁煙
空間・設備:アットホームな空間、カウンター席あり、お座敷席あり(フローリング)、駐車場あり
一本木屋食堂
桐生市広沢町7丁目の信号から、すぐの場所にあるお店です。
地域になじむ大衆的な食堂といった雰囲気のお店で、週末のランチタイムにはこちらも多くの人でにぎわいます。
注文は食券制なので、出入口に用意された券売機で購入しましょう。
席同士の間隔は比較的広めに取られており、ゆったりと座ることが可能。
テーブル席、カウンター席とフローリングの小上がり席があります。
一本気屋のソースカツ丼は、ソースの味が辛め。
甘さはないというわけではありませんが、前面に出ず控えめです。
どちらかといえば甘辛よりしょっぱい味つけが好みという人にオススメ。
お肉にしっかりとからんだソースは黒っぽい見た目ですが、ガツンとしたタイプではなく全体をしっかりと引き立てるバランスです。
料理のボリュームは、適度な厚みのお肉4枚とごはんたっぷり。
種類はヒレのほかロースもあり、金額は同額です。
今回はやわらかいヒレ肉の方をオススメしましたが、お好みでどうぞ。
食後にはセルフサービスでコーヒーやお茶も楽しめます。
<店舗情報>
店名:一本木屋食堂
住所:〒376-0013 群馬県桐生市広沢町7-5264-2
アクセス方法:桐生広沢町7丁目信号至近
電話番号:0277-54-1207
営業時間:11:00~14:30
17:30~20:00
定休日:火曜、第2日曜
毎週月曜ランチ営業のみ
予算:¥1,000
支払い方法:食券制 現金
禁煙・喫煙:不明
空間・設備:落ちついた雰囲気、カウンター席あり、小上がり席あり
なごみや
桐生駅南口のほぼ目の前という好立地にあるなごみや。
『エースホテル』という宿泊施設の1階部分に店舗があります。
電車移動をベースにした旅を計画しているなら、ソースカツ丼を食べる場所としてトップ候補に挙がるお店でしょう。
店内は、ホテルの食事どころとしても機能しているためか高級感のあるつくり。
落ちついたインテリアがいい雰囲気で、庭園をながめることもでき、ゆっくりと過ごせます。
座り心地のいいソファタイプの長イスもあり。
なごみやのソースカツ丼はヒレ肉使用です。
やや厚みがあり大きなカツが3枚に、たまご焼き、あしらいの茹でインゲンが盛りつけられ見た目にとても美しいのが特徴。
カツだけでなく、たまご焼きの味もおいしいと評判です。
ソースはしっかりとごはんにも染みていますが、甘すぎず品のいい味わい。
丼にはお味噌汁と漬物もついておりボリュームもしっかりあり、全体的に満足感の高い食事を楽しめます。
<店舗情報>
店名:なごみや
住所:〒376-0021 群馬県桐生市巴町2-1893-9 エースホテル1階
アクセス方法:JR両毛線桐生駅すぐ目の前
電話番号:0277-47-4910
営業時間:11:00~21:00
ランチ対応時間 11:30~14:00
定休日:日曜(都合により月曜休業の場合あり)
予算:¥1,000~
支払い方法:クレジットカード可
禁煙・喫煙:分煙
空間・設備:落ちついた空間、ソファ席あり
まとめ
今回は群馬県桐生市の名物グルメ『ソースカツ丼』のオススメ店についてまとめました。
お肉やごはんを引き立てるソースは各店こだわりの味で、オリジナリティゆたか。
ボリュームたっぷりのご当地グルメを、ぜひ味わってみてください。
桐生市内かその近郊に宿泊する場合は、食べ比べを楽しんでみても楽しいのではないでしょうか。