銀座マルギン
JR新橋駅と有楽町駅の間に位置する銀座コリドー街。今や日本一のナンパスポットと呼ばれており、出会いの場として有名です。特にレトロ感の漂う内外装とロゴが特徴的な「銀座マルギン」は、平日を中心にいつも賑わいを見せています。出会いを求める人にもそうでない人にも間違いなくおすすめできる、1人で飲むにはぴったりのお店です。
サクッと飲めるハイボール居酒屋
銀座駅C2出口より歩いて3分という便利なところにある銀座マルギンは、表に掲げる看板の通り角ハイボールをメインに提供しています。気軽に楽しめる立ち飲みスタイルで、1人であっても入りやすい雰囲気。予算はおよそ1500円もあれば十分楽しめる程度で、立地を考えればとてもコスパがいいと言えます。
串物などコスパの良いメニューの数々
ハイボールや日本酒に合う一品料理がとてもおいしく、それぞれ値段もお手頃ということで人気です。いくつか例を挙げるとボリューム感のある「肉厚ハムカツ」、肉汁がジューシーな「手作りメンチカツ」などは、最初に注文するのに最適。また「極上レバー」や「とろけるレバー」なども、一部のファンにここでしか味わえないと言わしめるほどの人気メニューです。ほかにも魅力あるメニューが目白押しなので、まずは試しながら自分好みの味を探してみるのはいかがでしょうか。
<店舗情報>
店舗名:マルギン
住所:東京都中央区銀座7丁目1 コリドー通り105
アクセス:東京メトロ丸の内線「銀座」駅C1出口より徒歩2分、JR各線「有楽町」駅銀座口より徒歩5分、各線「新橋」駅銀座口より徒歩5分
営業時間:11:30~14:00、17:00~6:00(ラストオーダー:5:00)
定休日:日曜日
電話番号:03-3571-8989
どん底
新宿三丁目には知る人ぞ知る隠れ家的老舗居酒屋「どん底」が存在します。もこもこのつたの葉に覆われた外観がかなり独特な雰囲気を醸し出していますが、実は1951年の創業以来数多くの著名人が訪れている歴史あるお店です。黒柳徹子さんや美輪明宏さんもどん底を愛する根強いファンなのだとか。新宿の街並みを時代とともに見守ってきたどん底は、1人客を含めあらゆる人を温かく迎え入れてくれます。
大人の秘密基地を思わせる空間
外からは一見狭そうに見える建物ですが、実は地下1階から3階まで全部で100席程度を用意する比較的大きな居酒屋です。各階ごとに内装や雰囲気が違っていて、真偽は分からないものの来店した人によって通される階が変わるという噂があるとのこと。実際に落ち着いた雰囲気の階にいた客が、別の階を偶然見た際にとても賑やかな様子だったのに驚いたといいます。長年都会の真ん中で愛されてきた歴史あるお店は、お酒を楽しみたいあらゆる人を受け入れる懐の広さを備えているようです。
訪れたらぜひ試したい名物「ドンカク」
各フロアにはそれぞれバーテンダーがいて、好みに応じてカクテルを作ってくれます。ここに来たら忘れずに注文したいのが、通称「ドンカク」こと「どん底カクテル」です。お店とともに長らく愛されてきた、焼酎ベースにレモンなどの柑橘系フレーバーが加わった爽やかなドリンクです。
「今週の逸品」は要チェック
定番のおつまみに加えて、スペイン料理の手法を取り入れたおしゃれな洋風の一品料理が多い印象です。食べ物は控えめにお酒を楽しみたい人から、しっかり食べたい人までさまざまな飲み方に答えてくれる豊富なメニューです。さらに公式ホームページではブログ「今週の逸品」セクションにて新メニューを随時更新。訪れる際にはぜひ参考にしたいところです。
<店舗情報>
店舗名:どん底
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-10-2
アクセス:東京メトロ丸ノ内線&副都心線「新宿三丁目」駅 出口B2より2分、都営新宿線「新宿三丁目」駅 出口C5より2分
電話番号:03-3354-7749
公式サイト:
http://www.donzoko.co.jp/ミッケラー東京
ビール好きに特におすすめなお店が、渋谷・千代田稲荷神社の向かい側に位置する「ミッケラー東京」です。デンマーク発のビール醸造メーカー「MIKKELLER(ミッケラー)」が手がけるクラフトビール専門店ということで、ビールへのこだわりは他の多くの居酒屋にはない強烈なアイデンティティとなっています。興味はあるけどビールに抵抗感のある人などは、訪れてみると新たな発見や出会いがあるかもしれません。
豊富な銘柄を品揃え
MIKKELLERの運営するバーではありますが、用意しているビールはそれだけではありません。いつでも世界中から選りすぐった20もの銘柄が揃えられており、お店にはたくさんの注ぎ口が並びます。いつでもこれだけの選択肢からチョイスできるので、自分好みのビールを探す楽しさが味わえます。スタッフが気分や好みをもとに案内してくれるので、ビールの選び方なんてわからないという人も安心です。気軽に尋ねてみましょう。
メニューの主役はあくまでもビールというスタイルで、提供されるおつまみやスナックはビールの味わいを引き立たせてくれるものばかり。ソーセージやデンマーク風ホットドッグ、ピクルスなど、逸品が揃います。
気分に応じて選べる座席
1階は壁ごとぶち抜いたかのような開放感ある造りで、天候次第ではオープンテラスにも変わります。風を感じながら通りを眺めつつお酒を堪能できます。ゆっくりビールを楽しみたいなら、対照的に落ち着いた雰囲気となっている2階へ上がるのもおすすめ。どちらの空間もビールを楽しむ1人の時間を彩ってくれることでしょう。
<店舗情報>
店舗名:MIKKELLER TOKYO
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-19-11
営業時間:平日:16:00~24:00、土日祝:14:00~24:00
定休日:なし
公式サイト:
https://mikkeller.jp/ja/the BAR ACE
敷居が高いイメージからバーに入るのを躊躇していた人は、池袋駅から徒歩3分の場所にある「the BAR ACE(ザ・バー・エース)」を訪れてみてはいかがでしょうか。木目基調のレトロな内装と心地良い暗さでまとめられた空間は、ヨーロッパのホテルにあるバーのようなワンランク上の品の良さを感じさせます。本格志向のバーである一方、ふらっと立ち寄れるような親しみのある雰囲気やサービスも大きなポイント。バーにあまり行ったことのない人や一人飲み初心者には最適なお店の1つです。
落ち着いたリラックス空間でバーデビュー
何といっても落ち着いた雰囲気の空間で、ゆっくりとお酒と向き合える時間が提供されているのがこのバー最大の魅力です。1日の終わりのご褒美にぴったりな、自分だけの優雅な時間を演出します。訪れた客1人1人の求める最高のお酒を提供するのが本格的なバーの真骨頂。多くのバーと同じく the BAR ACE には、ドリンクの銘柄や種類をまとめて確認できるメニューが存在しません。何か飲み物を頼みたい時にはバーテンダーとの相談が不可欠です。自分が本当に求める味覚を一緒に考えてくれる人がいるのは、バーならではの楽しみ方。予算も含め気軽に相談してみましょう。
熟成が続く樽出しウィスキー
お店には10リットルの樽が4つとミニ樽が用意されており、今この瞬間も自家製ウィスキーが熟成され続けています。さらに自家製漬け込み酒も豊富。グラスにカクテルとして注がれるときには、オーナーの試行錯誤の賜物を楽しむことができます。オーナーの初心者への優しさは、杯数を飲むごとに100円を割り引いてくれるシステムにも表れます。まずは飲んでほしいという気持ちが伝わってきます。
毎月1日と21日はACEの日
バックバーにあるリボンのついたボトルは、毎月2回の「ACEの日」に半額になります。ウィスキーのみならずラムやブランデー、リキュールなども対象になることがあるのだとか。毎月1日と21日はお得なお楽しみのチャンスです。また普段は喫煙可能なACEですが、毎週水曜日と土曜日は店内禁煙ともなっています。タバコを吸わない人にもおいしいお酒を楽しんでほしいというオーナーによる嬉しい配慮です。
<店舗情報>
店舗名:the BAR ACE
住所:東京都豊島区西池袋3-29-11 泉ビル2階
営業時間:17:00~2:00(ラストオーダー1:00)
定休日:不定休
電話番号:03-6912-7823
公式サイト:https://www.bar-ace.net/
波の
お酒はおいしい海鮮料理との相性が抜群です。専門とするいくらをはじめ良質な海鮮グルメで有名な「波の」ですが、実は一人飲みにも大変おすすめなお店の1つ。新鮮な海の幸とリーズナブルなドリンクで、大満足間違いなしです。自由が丘に立ち寄った際には昼でも夜でも立ち寄りたいお店です。渋谷東店にもお店がありますが、そちらはランチのみの扱いなのでお間違えなく。
日本酒に合う新鮮な海の幸
日本の食文化に欠かせない海鮮は、言わずもがな日本酒によく合います。もちろんそのニーズにこたえて、同店のメニューにはたくさんの日本酒の銘柄が目白押し。ショットサイズからお手頃な価格で気軽に注文することができます。
いくらをメインに押し出しているお店ですが、魅力はそれだけにとどまりません。特に人気なのはウニで、いくらとウニを組み合わせた丼はまさに至極のひと言。食材にプライドをかけたお店の出す海鮮丼は、一切の妥協とは無縁です。そのような良質の食べ物とお酒が同時に楽しめるのですから、お店を出る頃には心もお腹も満たされていないわけがありません。
女性1人でも入りやすい雰囲気
東京でも有数の高級住宅街にあるお店というだけあり雰囲気が良く、それでいて立ち寄りやすい気軽さも感じるお店です。女性が1人で入るにもハードルが高くないため、あらゆる人に一人飲みのお店としておすすめできます。
コロナ禍以前には大満足の「せんべろセット」が人気を博していました。その名の通り1000円でしっかり飲めるセットメニューです。注文内容によって最大4杯から7杯もお酒を注文可能という、のんべえにとっては嬉しすぎるお得価格でした。コロナ禍が明けたらぜひ復活してほしいところです。
<店舗情報>
店舗名:波の
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目3−22
定休日:なし
電話番号:03-6421-1765
公式サイト:
http://naminoikura.comまとめ
以上、東京エリアの一人飲みにおすすめな居酒屋及びバーの紹介でした。大切なのは入りやすさ、店内の雰囲気、そしてメニューやサービスの質の高さといった要素です。今やSNSが発達したおかげで、お店の雰囲気を随分手軽に把握することができるようになりました。ぜひ自分に合ったお酒を求めて、お店の中へ1歩踏み込んでみましょう。