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ビールもワインもウイスキーも!北海道で飲むべきお酒10選

ビールもワインもウイスキーも!北海道で飲むべきお酒10選

2024-10-17 Ayumi

北海道は、お酒の原料となるきれいな水や食材が豊富に獲れることから、ビール・ワイン・日本酒・焼酎と、ジャンルを問わず様々なお酒が製造されています。中には北海道ならではの知られざるお酒も。今回は北海道を訪れたらぜひ飲んでほしい、道産酒をご紹介します。
Ayumi

這篇文章的作者

Ayumi

47都道府県訪問済みのバックパッカー。ゲストハウスで地元の人や旅人と交流するのが大好きです。北海道出身。地元民だからこそ知っている北海道の真の魅力をお伝えします!

ビール

サッポロビール サッポロクラシック

道民にとって「ビールといえばクラシック!」というほどの、大定番のビールです。北海道の飲食店では、一番見かける機会の多いビールかもしれません。

サッポロビールからは様々な種類のビールが販売されていますが、「サッポロクラシック」は北海道限定販売となっています。

原材料にファインアロマホップを使用しており、ホップの香りが豊かなビールです。
コクはあるもののスッキリとした味で、ジンギスカンや寿司など、北海道のグルメとの愛称もぴったりです。

また、「サッポロクラシック」は年に3種類、季節限定の種類も販売され、道民の楽しみとなっています。通常の「サッポロクラシック」との飲み比べも楽しいかもしれません。

のぼりべつ地ビール 鬼伝説




日本でも有数の温泉地・登別温泉で造られているクラフトビールです。ホップの香りや苦みを生かした味わいが特徴で、全国のクラフトビール好きから評価されている、人気のブルワリーです。

仕込み水には自然豊かな登別の水が使用されています。また、ホップは厳選したアメリカ産のものが中心ですが、限定醸造ビールでは、地元登別産カスケードホップや上富良野産カスケードホップなど、北海道で育てられたホップも使用されています。

定番のビールは、いずれもコンクールで賞を獲得した実力のある「金鬼ペールエール」「青鬼ピルスナー」「赤鬼レッドエール」の3種類。特に「金鬼ペールエール」はホップの強い苦みと柑橘系の爽やかさが効いた味わいにファンが多い一品です。また、不定期に限定醸造されるIPAも毎回ビールファンが沸き立つ名品となっています。

実は「のぼりべつ地ビール 鬼伝説」は、北海道土産の定番・わかさいもを製造する老舗菓子メーカー「わかさいも本舗」が製造しています。そのため、醸造所も登別市内の「わかさいも本舗登別東店」に併設されているんです!登別温泉観光で「わかさいも本舗」に訪れた際、ぜひ店舗内の醸造所も見学してみてください。

<施設情報>
施設名:わかさいも本舗 登別東店(わかさいもほんぽ のぼりべつひがしてん)
住所:〒059-0463 北海道登別市中登別町96−6
営業時間:9:00〜18:00
定休日:不定休
駐車場:あり

月と太陽BREWING




札幌にクラフトビール人気を根付かせた存在とも言える醸造所です。

札幌中心部にある直営ダイニングバー「月と太陽BREWING 本店」「月と太陽BREWING miredo店」では、市内にある自社工場で製造したクラフトビールが常時10種類揃います。日や季節によって飲むことのできる種類が異なるため、訪れるたびに新しいビールに出会えます。

お店でのおすすめは、ビール10種類全てを飲み比べできる「All Flight Set」。1杯あたり150ミリリットル入っており、ビール好きの方は全て自分で飲み比べても、友達とシェアしても楽しめます。




また、「月と太陽BREWING」では缶ビールも製造。直営ダイニングバーで購入できるほか、道内外の複数の酒販店で購入することができます。

<店舗情報>
店名:月と太陽BREWING 本店(つきとたいようぶりゅーいんぐ ほんてん)
住所:〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東1丁目3番地
電話番号:011-218-5311
営業時間:平日 17:00 ~23:00(L.O.22:00)/ 土日祝 16:00 ~23:00(L.O.22:00)
定休日:不定休

ウイスキー

ニッカウヰスキー 北海道工場余市蒸溜所




札幌中心部から車で約1時間、電車で1時間10分ほどの場所にある「ニッカウヰスキー」の余市蒸留所です。いまや世界中で人気のジャパニーズウイスキーの代表格「余市 シングルモルト」をはじめ、「竹鶴」「ブラックニッカ」など、お手頃価格から高級ラインまで幅広いウイスキーを生産しています。

そんな「ニッカウヰスキー 北海道工場余市蒸溜所」では、ウイスキー博物館やウイスキーの工場、2014(平成26)年の朝ドラ「マッサン」の主人公のモデルとなった竹鶴政孝・リタ夫婦の家などを見学できます。

また、試飲が楽しめるのも嬉しいポイント。無料試飲ではシングルモルト余市・スーパーニッカ・アップルワインの3種類、有料試飲では、さまざまな種類のウイスキーを試飲できます。




全国で「余市」「竹鶴」などを購入することはできますが、ブレンデッドウイスキーなど「ニッカウヰスキー 北海道工場余市蒸溜所」限定のお酒が多数販売されています。ウイスキーファンであれば、ぜひ現地へ足を伸ばして、貴重なお酒の数々を味わってみてください。

<施設情報>
店名:ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所(にっかういすきーほっかいどうこうじょうよいちじょうりゅうじょ)
住所:〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
電話番号:0135-23-3131
営業時間:9:00~16:15
定休日:毎年12月25日~1月7日
駐車場:有

厚岸(あっけし)蒸溜所




2016年に設立された新しい蒸溜所ながら、2020年に国際コンテストのブレンデッドウイスキー部門で世界一を受賞するなど、今世界中から注目されている新進気鋭のウイスキー蒸溜所です。

厚岸町は、年間を通して冷涼で、湿度が高く、海霧が発生しやすい港町です。北東には別寒辺牛湿原があり、アイラモルトのようなウイスキー造りに最適な環境です。「厚岸蒸溜所」では、「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを造る」というこだわりのもと、アイラ島の蒸留技術と同様、泥炭(ピート)を通った水を仕込み水に使用し、海風が当たる場所で熟成しています。熟成用の機材もスコットランドから輸入している徹底ぶりです。




「厚岸蒸溜所」のウイスキーは、生産量が少なく、希少性が高いことから、抽選販売で当選しないとなかなか購入が難しいウイスキーとなっています。しかし、道内の一部のバーや、「厚岸蒸溜所」がある釧路市近郊の町・厚岸町の「道の駅 厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」ではいつでも味わうことができますよ。

焼酎

清里じゃがいも焼酎




じゃがいも焼酎は、さつまいもで作られる一般的ないも焼酎とは味わいが全く異なっており、すっきりとした味わいながら、じゃがいも特有の自然な甘みが感じられます。

じゃがいもの国内生産量の約78パーセントを占める北海道のじゃがいもを原料に、1975年日本初のじゃがいも焼酎を製造したのがオホーツクの町・清里町の「清里焼酎醸造所」です。

看板商品の「北海道 清里」は、斜里岳山麓の澄んだ湧き水とじゃがいもから作られた、「清里焼酎醸造所」の焼酎第1号。白麹仕込みのほのかな甘みと優しい味わいが特徴です。

そして、全国にもファンが多いのが「北海道 清里〈樽〉」。ウィスキーの熟成にも使われるホワイトオーク樽で約1年間貯蔵・熟成され、木樽の色合いと風味が解けこんだ琥珀色のじゃがいも焼酎です。ウイスキーの香りに似た熟成香が楽しめながらも、くせがなく飲みやすい人気の一品です。

鍛高譚(たんたかたん)




今や全国に名の知れた人気の紫蘇焼酎「鍛高譚」。赤シソの生産地である、釧路市の隣町・白糠(しらぬか)町のシソ農家の方が、自分でシソジュースを焼酎割りにして飲んでいたのをきっかけに商品化を持ちかけて誕生したものです。

シソの香りが広がる爽やかな味で、焼酎が苦手な人でも飲みやすくなっています。特に夏にロックやソーダ割りなど冷やして飲むのが最高です。

発売当初は道内のみで販売されていましたが、その爽やかな飲み口からあっというまに人気が広まり、今では全国で販売されています。

ワイン

北海道ワイン おたるナイヤガラ




国産ナイヤガラワインの代表格である「おたるナイヤガラ」シリーズ。

ワイン用ぶどうではなく生食用ぶどうが使用されており、マスカットのように爽やかでフルーティーな味わいです。甘口で飲みやすいため、普段ワインを飲まない方のなかにもファンが多いシリーズとなっています。

「おたるナイヤガラ」シリーズには3種類あります。国産ナイヤガラ種ぶどうを100%使用したやや甘口の「おたるナイヤガラ」、道産ナイヤガラの最も糖度の高いぶどうを房撰りし、搾汁した果汁を氷結凝縮した「おたる特撰 ナイヤガラ 」、完熟した道産ナイヤガラを使用した濃厚な風味のデザートワイン「おたる 完熟ナイヤガラ」のラインナップとなっています。

小樽市内の複数の飲食店では、「おたるナイヤガラ」をブルーキュラソーとジンジャーエールで割り、レモンスライスを添えた「おたる生ワインボール ナイヤガラ」が提供されています。小樽観光の際に、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

宝水ワイナリー





札幌から車で1時間ほどの位置にある岩見沢市にある「宝水ワイナリー」。「正直、国産ワインは海外産ワインに比べて、あまり美味しいと思ったことがない…」という方も多いと思いますが、そんな方にもおすすめしたいワイナリーです。

「宝水ワイナリー」のワインの多くは自家栽培されており、ドイツの品種が多く、あまり他のワイナリーでは見かけない品種も数多くそろうのが魅力です。

特に人気なのが「RICCAシャルドネ」。青りんごや柑橘類、ハーブなどのような香りがし、甘み・酸味・苦みのバランスが取れた、きりっとしたシャルドネです。ワイン好きからの評価も高く、ぜひ北海道を訪れた際に飲んでもらいたいワインです。

<施設情報>
店名:宝水ワイナリー(ほうすいわいなりー)
住所:〒068-0837 北海道岩見沢市宝水町364-3
電話番号:0126-20-1810
営業時間:10:00~17:00
定休日:1月~3月の毎週水曜
駐車場:有

リキュール

福司酒造 みなニコリ




釧路市唯一の酒造「福司(ふくつかさ)酒造」が製造している、道産牛乳を100パーセント使用したヨーグルトのお酒です。地元の方におすすめされた、地元の方も太鼓判のお酒です。

トロトロと濃厚なお酒で、甘めの味わいながら、ヨーグルトのすっきりとした酸味が特徴です。もちろんお酒の風味は感じられますが、その爽やかな味わいにスイスイ飲めてしまいます。初めて飲んだ時、おいしすぎて一気に瓶半分飲んでしまいました(笑)。

お酒好きな方から少し苦手な方まで楽しめる、北海道みやげにもおすすめの一品です。

まとめ

質の良い水、お酒の本場ヨーロッパに似た気候、豊かな原材料が揃う北海道は、ジャンル問わず様々なお酒の銘品があります。今回ご紹介したのは、その中のほんの一部です。ぜひ次の北海道旅行では、お気に入りの一本を見つけてみてください。

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