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【福岡】観光で訪れたい!歴史や文化を楽しむ博物館・美術館7選

【福岡】観光で訪れたい!歴史や文化を楽しむ博物館・美術館7選

2021-11-29 運営事務局

古くから大陸との貿易拠点として栄えてきた福岡県。博多や大宰府、門司港など歴史の面影を残す街並みも多くあります。なかでも福岡市は地理的な特質からアジアの交流拠点として発展、大きな役割を担ってきました。今回は観光の際に訪れたい歴史や文化を楽しめる博物館・美術館を厳選して7選ご紹介します。福岡の新たな魅力を発見できるかもしれないので、ぜひ最後までご覧ください。
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全国のおすすめのアクティビティやカテゴリー別の特集記事・そのほか、その土地で食べれる美味しいお店や観光スポットなど、失敗しない旅行の為の情報を随時お届けします。

九州国立博物館



西鉄大宰府駅より徒歩10分、「九州国立博物館」は国内4番目の国立博物館として2005年に開館し、国立博物館として最大規模を誇ります。太宰府天満宮から虹色に輝くエスカレーター「アクセストンネル」を利用すると、光輝く長いトンネルの先には近現代的な建物が。近代的な曲線美の建築が周囲の山並みを映し、自然に溶け込むような佇まいです。東京・京都・奈良に次ぐこちらの博物館では、アジア史的観点から日本の文化形成をたどることができるのが特徴です。

アジアの文化と歴史に触れる国内最大博物館



館内ではアジア諸国との文化交流の歴史を紹介した展示が数多くあり、3階に「特別展示室」、4階には「文化交流展示室」が設けられています。「文化交流展示室」では広大なスペースに800件を超える収蔵品を季節毎に替えながら展示。訪れる度に新たな展示に出会える可能性があります。1階にある入場無料の体験型展示室「あじっぱ」では、アジア文化が体験できるほか、工芸品などを多数展示。太宰府天満宮を参拝後にぜひ立ち寄って、アジアからみた日本の歴史や文化に触れてみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
施設名: 九州国立博物館(きゅうしゅうこくりつはくぶつかん)
住所:〒818-0118 太宰府市石坂4-7-2
電話番号: 050-5542-8600 
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
最新情報は公式サイトにてご確認ください
休館日: 月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末
観覧料: 文化交流展 大人700円 / 大学生350円 特別展は別途料金
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: アジアを中心とした文化交流の歴史が展示されている国内4番目の国立博物館
URL: https://www.kyuhaku.jp/

「博多町家」ふるさと館



櫛田(くしだ)神社からすぐの距離にある「『博多町家』ふるさと館」は明治中期から大正時代の博多の町家文化や暮らしに触れられる観光スポットです。みやげ処・町家棟・展示棟の3つに分かれており、町家棟は明治中期に博多織織元が住居兼工場にしていた建物を移築、復元され、市の指定文化財にもなっています。中に入って内部を見学したり、博多織の実演を見たり体験できるスペースが設けられています。

博多の町家を見て体験できる施設



展示棟1階では博多の歴史や文化を紹介しているコーナーや祭りの様子が展示されているスペースも。お祭り好きな博多っ子をモチーフにしたかわいい人形たちも見られますよ。2階では博多人形や博多張子などの実演のようすを鑑賞できるほか、絵付体験も可能。また、毎日14時から約1時間かけて地元ボランティアが観光名所になっている周辺の社寺をガイドしてくれるツアーも実施されています。博多の町をゆっくりと巡りたい方におすすめです。

<施設情報>
施設名:「博多町家」ふるさと館(はかたまちやふるさとかん)
住所:〒812-0039 福岡市博多区冷泉町6-10
電話番号: 092-281-77761
開館時間:展示棟・町家棟10:00~18:00 みやげ処10:00~18:00
最新情報は公式サイトにてご確認ください
休館日: 第4月曜日(祝休日の時は翌平日)
※みやげ処は営業12月29日~31日
観覧料:無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 明治・大正時代の町家文化や人々の暮らしに触れられる博物館
URL: http://www.hakatamachiya.com/

北九州市立いのちのたび博物館



「北九州市立いのちのたび博物館」は日本最大級の自然史・歴史博物館です。地球誕生からに現在までの生命の進化や歴史について展示や体験を通して学べる施設になっています。恐竜ファン必見のコーナーも充実していて、白亜紀の北九州を再現した「エンバイラマ館」は館内人気No.1スポットです。白亜紀をイメージした大自然を音や空間で演出、迫力ある恐竜ロボットの動きにも注目です。どんな恐竜がいるか探すのも楽しいですよ。白亜紀にタイムスリップしたかのようなワクワク感をぜひお楽しみください。

恐竜ファン必見!圧倒的スケールの骨格標本



また、巨大恐竜の骨格標本もみどころの一つです。なかでも、全長35メートルのセイスモサウルスの全身骨格は圧巻で、標本と同じ高さに立ってみるとその大きさに驚かされます。他にもティラノサウルスやトリケラトプスなど人気恐竜たちの大行進は一見の価値あり。また、国内の博物館で2か所のみに常設展示されている、アポロ12号により月から持ち帰られた岩石(玄武岩)も見逃せません。国内最大の貴重な月の石をぜひご覧ください。

<施設情報>
施設名:北九州市立いのちのたび博物館(きたきゅうしゅうしりついのちのたびはくぶつかん)
住所:〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
電話番号:093-681-1011
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) ※入館にはWeb事前予約が必要
最新情報は公式サイトにてご確認ください
休館日: 年末年始、毎年6月下旬頃
観覧料: 大人600円 / 高校生以上の学生 360円 / 小中学生240円 / 小学生未満無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 生命の進化と歴史を体感できる日本最大級の自然史・歴史博物館
URL: https://www.kmnh.jp/

九州鉄道記念館



国際貿易都市として栄えた門司港は木造や煉瓦造りのレトロな洋風建築群が点在するおしゃれな港町です。JR門司港駅から徒歩3分の距離にある、「九州鉄道記念館」は門司港でも外せない観光スポットの一つです。明治時代に建てられた赤煉瓦造りの本館は旧九州鉄道本社屋を使用。2014年に国の登録有形文化財に認定されました。九州を代表する歴代の名車両が並ぶ展示場や、小さなお子様に人気のミニ鉄道公園など4つのエリアからなり、鉄道ファンならずともその迫力に圧倒されること間違いなしです。

国鉄時代の名車両は一見の価値あり



本館では九州を舞台にした鉄道模型「九州の鉄道大パノラマ」や、路線風景を見ながら運転の疑似体験ができる運転シミュレーター、九州鉄道の歴史を紹介した展示や模型など親子で遊びながら鉄道に触れられるコーナーが目白押しです。また、駅のホームをなぞらえた車両展示場には初の国産貨物機関車をはじめ九州各地で活躍した9台が展示されています。実際に車内見学が可能な車両もあり、鉄道ファンでなくともその雄姿と造形美に酔いしれます。大人の方も童心に返って大迫力の鉄道テーマパークを満喫してみては。

<施設情報>
施設名: 九州鉄道記念館(きゅうしゅうてつどうきねんかん)
住所:〒801-0833 福岡県北九州市門司区清滝2丁目3番29号
電話番号: TEL 093-322-1006
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
最新情報は公式サイトにてご確認ください
休館日: 第二水曜日
入館料: 大人300円 / 中学生以下(4歳未満は無料)150円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:子どもから大人まで楽しめる大迫力の鉄道テーマパーク
URL: http://www.k-rhm.jp/

関門海峡ミュージアム



見晴らしのよい関門海峡を望む「関門ミュージアム」は子どもから大人まで世代を問わず楽しめる体験型博物館です。大型客船をイメージした外観がひと際目を引く存在で、館内は波止場や船内を模したおしゃれな作りに。海峡を望むラウンジやカフェはまるで豪華客船のデッキのよう。優雅な時間を過ごせる空間になっています。「海峡アトリウム」で大型セイルスクリーンに映し出される海や生き物たちの映像による幻想的な世界を味わったり、3階の「海峡歴史回廊」で関門海峡にまつわる歴史上の人物や出来事について学ぶことができます。

施設見学後はレトロな港町へタイムトリップ



また、海の仕事を体験できるエリアでは、普段見ることのできない海の仕事について理解を深めることができるのでお子さま連れの方にもおすすめです。海の中にいるような屋内型遊具「海峡こども広場」や大正時代の門司港を再現した「海峡レトロ通り」など、ミュージアムを丸ごと遊べる充実した施設になっていますのでぜひご家族やカップルで訪れてみてください。

<施設情報>
施設名: 関門海峡ミュージアム(かんもんかいきょうミュージアム)
住所:〒801-0841福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3番3号
電話番号: 093-331-6700
開館時間:10:00~18:00
最新情報は公式サイトにてご確認ください
定休日:不定休
観覧料:大人500円 / 小・中学生200円 海峡こども広場100円(1歳以上)
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 関門海峡をまるごと楽しめる体験型博物館
URL: https://www.kanmon-kaikyo-museum.jp/


福岡市美術館



緑豊かな大濠公園のほとりに立つ「福岡市美術館」。2019年に大規模改修を経て、カフェやレストランなどをそなえた、よりオープンな美術館に生まれ変わりました。タイル張りのレトロモダンな外壁やアーチ型の天井など建築家である前川國男氏の意匠が巡らされており、見応えのある造りになっています。観光や公園散策がてら芸術鑑賞を楽しんだ後は「ホテルニューオータニ博多」直営のミュージアムカフェで大濠公園を望み、優雅なティータイムを過ごすこともできますよ。

彫刻や工芸作品など多彩なコレクション



館内には古美術や近現代美術を多数所蔵、その数およそ1万4000点以上にのぼります。シャガールやダリといった有名作品も多数展示されているので、知っている作品が見つかるかもしれませんね。また、絵画作品のみならず彫刻や陶磁器など工芸作品なども多数取り揃えているのが特徴です。福岡藩祖・黒田官兵衛や黒田家ゆかりの資料なども展示されおり、西日本の歴史に関係が深い古美術にも注目です。

<施設情報>
施設名: 福岡市美術館(ふくおかしびじゅつかん)
住所:〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6
電話番号: 092-714-6051
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで)
最新情報は公式サイトにてご確認ください
休館日: 月曜日/12月28日~1月4日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日)
観覧料:大人200円 / 高校生・大学生150円 / 中学生以下無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 散策途中に寄れる大濠公園を望む街のオープン美術館
URL: https://www.fukuoka-art-museum.jp/

福岡アジア美術館



「福岡アジア美術館」はアジア23か国、地域の近現代美術品をコレクション、展示している世界で唯一の美術館です。ほかでは見られないアジアのアーティストによる数多くの個性的な作品に出会える美術館で、気に入った作品を撮影することもできます。ASEANグッドデザイン賞に輝いた家具や子ども用トイレなど、館内全体がアートな空間に。ミュージアムショップやカフェに立ち寄るだけでもアジア気分を満喫できます。

日本の人力車がルーツのリキシャ



「中州川端駅」と直結したビルの7・8階にあるので、アクセスもよく観光にもぴったりです。明治・大正期に移動手段として活躍した人力車は日本からアジア各地へ輸出されました。バングラディシュでは華やかな装飾をまとった「リキシャ」が庶民の足として欠かせません。そんな「リキシャ」が立派なアート作品として展示されるのも、アジアの交流窓口として長い歴史を育んできた福岡市ならでは。作品を通してアジア各国の歴史や文化に触れられる貴重な体験ができる美術館です。

<施設情報>
施設名: 福岡アジア美術館(ふくおかアジアびじゅつかん)
住所:〒 812-0027福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7・8階
電話番号: 092-263-1100
開館時間:9:30~18:00 9:30 - 18:00(金曜・土曜は20:00まで)※ギャラリー入室は閉室30分前まで
最新情報は公式サイトにてご確認ください
定休日: 毎週水曜日(水曜が休日の場合はその翌平日)年末・年始(12月26日~1月1日)
入館料:無料 アジアギャラリー観覧料 一般200円 / 高校生・大学生150円 / 中学生以下無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 世界唯一アジアの近現代アートを鑑賞できる美術館
URL: https://faam.city.fukuoka.lg.jp/

まとめ

かつて大陸との貿易拠点として重要な役割を果たしてきた福岡県には海外との文化交流がさかんだったことがうかがえる博物館や美術館が数多く存在します。様々な活動を通じて今日や未来へと続く芸術作品は見る人によって感じ方もそれぞれです。観光の際には実際に足を運び歴史的、文化的背景から新たな福岡の魅力を発見してみてください。

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