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【埼玉】お腹が空いちゃう!フードテーマパーク6選

【埼玉】お腹が空いちゃう!フードテーマパーク6選

2023-05-30 ナベチャン

なじみのある食べ物の製造過程が見られたり、試食が楽しめたりするフードテーマパークは、親子でのお出かけやデートにぴったりのスポットです。今回は埼玉県内にあるフードパークを6ヶ所ご紹介します。
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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

ロッテ おかしの学校



ロッテ おかしの学校は、『ガーナチョコレート』や『トッポ』、『雪見だいふく』などで知られるお菓子メーカー・ロッテの工場見学スポットです。
もともとはロッテの浦和工場の見学施設でしたが、単に見学するだけのスポットだけではなく「食の楽しさ、作る楽しさを発信する学びの場」となるよう、新たな施設やコンテンツが加えられ、2022年5月にロッテ おかしの学校としてリニューアルオープンしました。



大規模リニューアルされた見学施設には、『ロッテのおかしヒストリー』や『ロッテのSDGs』といったタッチパネルで学べるデジタルコンテンツ、世界各国で販売されているロッテのお菓子の展示コーナーやトリックアートなど、面白いコンテンツが盛りだくさん!
さらにはパイの実や雪見だいふくの形をした椅子、可愛いフォトスポットなども用意されています。



工場見学ではまずはじめに、おかしの学校の世界観を表現した『おかしな教室』で授業を受け、その後に最大の見どころである工場内部の製造ラインへと潜入していきます。
製造ライン見学では『パイの実コース』『ガーナチョコレートコース』と2つのコースが用意されていますが、その日の稼働状況に応じて見学コースが変わるため、どちらが見られるかはその日の運しだい。
とはいえ、どちらとも体験型コンテンツが充実しているので、小さいお子さまでも楽しみながらお菓子の製造過程を学べます。
製造ラインを見学したあとは再びおかしな教室に戻り、クイズでロッテのお菓子のおいしさの秘密をおさらい。その後はおみやげのお菓子をもらって終了となります。
終わる頃にはロッテのお菓子をもっと好きになっていること間違いなし!夏休みや冬休みのお出かけスポット、カップルのデートスポットなどにぴったりです。

<施設情報>
住所:〒336-0027 埼玉県さいたま市南区沼影3-1-1
休業日:土日祝日、お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日
見学参加費:無料(完全予約制)
予約方法:一般…WEB予約、学校団体…電話予約(0570-054-610)
URL:https://www.lotte.co.jp/kengaku/

グリコピア・イースト



グリコピア・イーストは、食品メーカー・江崎グリコの工場見学スポットです。
1988年に開設された兵庫県のグリコピア神戸に続き、東日本初進出として2012年にオープンしました。
こちらの工場では、グリコの人気商品『ポッキー』と『プリッツ』の製造ラインを見学することができます。
ポッキーは仕上げから包装まで、プリッツはなんと原材料を混ぜ合わせる工程から見学することが可能!
ただ、ポッキーのチョコ付けだけは企業秘密のため、残念ながら見ることができないそう。これは非常に気になるところです。



ミュージアムゾーンには、グリコのキャラメルに付いてきたおまけのおもちゃや、歴代のポッキーのパッケージなどが展示されています。
グリコのおもちゃの展示数は、なんと1500点にもおよぶのだそう!子供はもちろん、大人も見ていてわくわくするゾーンです。
また、近くには初代・グリコキャラメルの自動販売機も設置されています。当時はこの自販機に10銭硬貨を入れると、グリコのキャラメルが購入できるだけでなく、ディスプレイに流れる映像を見ることもできたのだとか。
自販機はまだ現役で動くそうで、こちらではスタッフさんが当時のお金をいれて商品を購入する流れを実演してくれます。



また、グリコピア・イーストには江崎グリコならではの面白いフォトスポットも!
巨大なポッキーやプリッツのパッケージや、グリコポーズでおなじみのゴールインマークと一緒に写真を撮ることができます。
グリコピアは兵庫と千葉にもありますが、巨大なゴールインマークのパネルと写真が撮れるのはここだけ。見学が終わったら、ぜひこちらのフォトスポットで記念に1枚写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒364-0013 埼玉県北本市中丸9-55
電話番号:048-593-8811
電話受付時間:9:00~16:00
休業日:金曜日、お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日
見学参加費:無料(完全予約制)
予約方法:WEB・電話予約
URL:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/east/

赤城乳業 本庄千本さくら『5S』工場




赤城乳業 本庄千本さくら『5S』工場は、埼玉県に本社を構えるアイスクリーム専業メーカー・赤城乳業の工場見学スポットです。
赤城乳業の代表商品といえば、いがぐり頭のキャラクターが目印の氷菓『ガリガリ君』を思い浮かべる方も多いのでは。
こちらの施設も歴代のガリガリ君やコラボグッズ、ガリガリ君がうつる工場限定のプリクラなど、魅力的なコンテンツが満載!
もちろん最大の見どころは製造ラインの見学ですが、施設内にある『ガリガリ君ひろば』は一番の人気スポットとなっています。



ガリガリ君ひろばには等身大のガリガリ君と記念撮影ができるフォトスポットや、アイスクリームのクレーンゲーム、さらにはガリガリ君とのプリクラが撮れる工場限定のプリントシール機など、楽しいコンテンツが盛りだくさん。
中でもひときわ目を引くのが口を大きく広げたガリガリ君大仏で、アイスの棒にお願いごとを書き、大仏の口に入れると願いが叶うとされているのだとか。
大仏の隣にはおみくじがあり、無料でアイスの棒のおみくじを引くことができます。



そしてガリガリ君ひろばで最も人気を集めているのがこちら!フリーアイスコーナーです。
ここではなんと、赤城乳業のアイスが食べ放題。時間制限はありますが、思わず「正気ですか?」といいたくなってしまうような太っ腹っぷりです。
ちなみにケースに入っているアイスの種類は日によって異なるそう。運が良ければ新商品やレアなアイスを食べられることも!?
アイスが食べたくなる夏にぜひとも訪れていただきたいフードテーマパークです。

<施設情報>
住所:〒367-0212 埼玉県本庄市児玉町児玉850-10
電話番号:0120-60-6092
休業日:公式サイトでご確認ください
見学参加費:無料
予約方法:WEB予約(月によって抽選となる場合あり)
URL:https://www.akagi.com/factory/index.html

金箔しょうゆパーク



金笛しょうゆパークは川島町にある醤油のテーマパークです。
こちらは1789年創業の老舗醤油蔵『笛木醤油(ふえきしょうゆ)』が創業230周年を記念してつくられた施設で、2019年にオープンしました。
園内には醤油蔵の工場見学ができる『金笛しょうゆ楽校(がっこう)』をはじめ、『しょうゆ蔵のレストラン』、木桶フォトスポットやアスレチックなどがあり、「食べる」「買う」「学ぶ」「遊ぶ」の4つの体験を楽しむことができます。



人気スポットの金笛しょうゆ楽校では、醤油がどんな原料からどのようにしてつくられるのかを授業形式で学んでいきます。
流れとしては、入学時に配布される教科書をベースに、ガイドさんの説明を聞きながら、前蔵・麹蔵・仕込み蔵を見学する感じ。
ただ見学するだけでなく、原材料である大豆に触れたり、もろみの香りを嗅いだりできるので、小さなお子さまでも楽しく醤油の製造工程を学ぶことができます。日によっては実際にもろみをかき混ぜたり、絞ったりできることも!
醤油の秘密について、社会や国語、理科などに見立てて説明しているのも面白いポイントです。



併設されたレストランでは、うどんや卵かけごはん、みたらし団子など、自慢の醤油を使ったおいしい料理が味わえます。
看板メニューは自家製麺を使った『醤油屋の木桶うどん』と『蔵出し醤油の食べ比べうどん』。食べ比べうどんに付いてくる醤油は売店で購入することが可能なので、事前に味を確かめて醤油を購入したいという方にもおすすめです。
また、甘味メニューの中には醤油色の『金笛ソフトクリーム』という商品も!どんな味がするのかはもちろん食べてからのお楽しみです。気になる方は、ぜひ金笛しょうゆパークへ行って味を確かめてみてください。

<施設情報>
住所:〒350-0152 埼玉県比企郡川島町上伊草660
電話番号:049-297-0917
見学開催時間:平日/①10:30~(月曜日は開催なし)、②12:30~、③13:30~
土日祝日/10:30から15:30まで毎時00分~と30分~の開催、全11回
休業日:なし
見学参加費:無料
予約方法:WEB予約または当日受付
URL:https://kinbue-park.jp

学校給食歴史館



学校給食歴史館は埼玉県学校給食会が運営する、日本で唯一の給食をテーマにした博物館です。
埼玉県学校給食会の敷地内にある小規模の施設ですが、館内には学校給食にまつわる資料がズラリ。
パネル展示だけでなく、年代別の給食サンプルや給食関連の書籍、小学校などの食育授業に使われるユニークな教材なども展示されており、なかなか見応えのあるスポットとなっています。



ちなみにみなさんは給食がいつ、どこではじまったのかご存知でしょうか。
「学校給食歴史館なんて建物があるから、そりゃあ埼玉じゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は給食の発祥地は埼玉県ではなく、山形県鶴岡市の大督寺内にある忠愛小学校なんです。
入口にある『学校給食発祥の地』の記念碑(レプリカ)に記載された内容によると、生活が苦しい家庭の子供たちに昼食が無償提供されていたのが給食のはじまりなのだそう。
記念碑を通り過ぎた先には年代別の給食サンプルコーナーがあり、学校給食がはじまった1889年から2015年までの給食が壁沿いにズラリと展示されています。
日本初の給食も展示されているので、当時の子供たちが一体どんなものを食べていたのか、ぜひ足を運んで確かめてみてください。



ほかにも学校給食に使われていた食器や、2005年に開催された日韓ワールドカップ参加国の料理を取り入れた給食など、楽しい展示コーナーがたくさんある学校給食歴史館。
給食の歴史を辿るのも面白いですが、自分が学生時代の頃に食べていたメニューや食器を見て懐かしんだり、おうちの献立の参考になるようなメニューを探したりするのもおすすめです。
なお、こちらの施設は予約不要で見学することが可能です。先にご紹介したグリコピア・イーストから近い距離にあるので、ぜひセットで遊びに行ってみてください。

<施設情報>
住所:〒364-0011 埼玉県北本市朝日2-288
電話番号:048-592-2115
営業時間:9:00~16:00
休館日:土・日・祝日・年末年始(12/29~1/3)・夏期(8/13~8/15)
入館料:無料
URL:https://www.saigaku.or.jp/profile/library/

明治なるほどファクトリー



明治なるほどファクトリーは「チョコレートはめ・い・じ」のCMでおなじみ、明治が運営する見学工場です。
全国に7ヵ所ある明治の見学工場の1つで、埼玉の坂戸工場では明治ミルクチョコレートやアポロなどの製造ラインを見学することができます。
また、館内にはチョコレートのさまざまな研究開発について映像で学んだり、カカオ豆の現物を見たり、貴重な体験ができるコーナーが満載。
甘い香りに包まれながら見学を楽しめる、まさにチョコレート好きにはたまらないスポットとなっています。



以前はカールの工場見学もできましたが、全国販売が終了してからはこちらでの製造もやめてしまったのだとか。うーん、残念です。
とはいえ、『カール』のキャラクター・カールおじさんと写真が撮れるフォトスポットは今もなお建物の入口に残っているのだそう。
今や東日本エリアではすっかり見ることがなくなったカールですが、食べたことがある方はぜひこちらで記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒350-0298 埼玉県坂戸市千代田5-3-1
見学時間:月曜日~金曜日1日3回(9:30~、11:30~、14:00~)
休業日:土曜日、日曜日、その他工場指定の休日
見学参加費:無料(完全予約制)
予約方法:一般…WEB予約、学校団体…電話予約(049-283-1398)
URL:https://www.meiji.co.jp/learned/factory/sakado/

まとめ

普段口にしている食品の歴史や製造過程を学べるフードテーマパーク。
実際につくっているところを見学したり、材料に触れたりと貴重な体験ができるため、大人の社会科見学だけでなく、子供の食育にもぴったりです!
今回ご紹介したスポットはほとんどが予約制となっているので、お出かけの際は事前予約をお忘れなく。友人や家族とぜひ足を運んでみてください。

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