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【東京】大人にこそ行ってほしい博物館5選!無料入場可!

【東京】大人にこそ行ってほしい博物館5選!無料入場可!

2023-07-03 ナベチャン

知的好奇心を満たすスポットとして人気の博物館。しかし、中には博物館に対して「つまらなさそう」「興味ない」と感じている方もいるのでは。そこで今回は、大人にこそ行ってほしい、都内のおすすめ博物館をご紹介します。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

東京税関『情報ひろば』



最初に紹介するのが、江東区にある東京税関。
いかにも「堅苦しそう」「つまらなさそう」といった見た目の建物ですが、実はこちらの館内にある『情報ひろば』には、麻薬の模造品やコピー商品、貴重な動物たちの剥製など、思わず見入ってしまうようなおもしろい展示物がたくさん陳列されているんです!
税関ということもあり、館内に入る際は身分証明書の提示が必要となりますが、予約は一切必要なし。手続きさえすれば、大人も子どもも自由に見学することが可能です。



情報ひろばには税関の仕事に関する展示物がズラリと並べられており、税関の歴史や仕事内容について楽しく学ぶことができます。
館内は原則撮影禁止ですが、この情報ひろばだけは撮影OK。普段はなかなか見られない貴重な展示品がたくさんあり、つい話のネタに写真を撮ってしまいたくなります。
中でもおすすめしたいのが、密輸の展示品コーナー。過去に実際おこなわれていた密輸の手口が学べます。
サンダルの底やぬいぐるみの中に麻薬を仕込んだり、ぶ厚い本をくり抜いて拳銃を隠したり…。いやはや、次から次へと色々な手段が考えられるものです。実際にこれを見抜く税関の職員さんもすごい。



もう1つおすすめしたいのが、コピー商品の展示コーナー。
ヴィトンやシャネルといった人気海外ブランドの偽造品をはじめ、国産ブランドを装った海外製のバイク、さらにはオリンピックの偽メダルまで、さまざまなコピー商品が展示されています。
中には本物と見比べても違いがわからないぐらい、精巧につくられた商品も。
……かと思いきや、「これはどう見ても偽物だろ!」と突っ込みたくなるようなキャラクターグッズなんかもあり、見ごたえ抜群です。



こちらはワシントン条約に違反する品々を展示しているコーナー。
ご存知の方も多いかと思いますが、ワシントン条約とは絶滅のおそれがある野生動植物の国際取引に関する条約のことを指します。
展示コーナーには、トラやシロクマの剥製などがわんさか。まさか動物たちも、税関で捕まってここに展示されるとは思ってもみなかったことでしょう……。
このほか、麻薬探知犬コーナーや覚せい剤の見本コーナーなども用意されています。
また、マスコットキャラクターのカスタム君と写真が撮れるフォトスポットもあるので、訪れた際はぜひ記念に撮影してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:〒135-8615 東京都江東区青海2-7-11 2F
電話番号:03-3581-4321
開館時間:9:00~17:00
休館日:土・日・祝・年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
URL:https://www.customs.go.jp/tokyo/jroom/johohiroba.htm

ポリスミュージアム 『警察博物館』



続いてご紹介するのが、中央区にあるポリスミュージアム『警察博物館』です。
ここもまた堅苦しそうなイメージがありますが、中に入ってみると、警察の活動が楽しく学べるコンテンツが満載!
展示フロアは1階から5階まであり、そのうちの1階から3階まではジオラマやタッチパネル、職業体験コーナーなど、子どもでも楽しめる展示物がたくさん並べられています。



中でもおすすめなのが、3階の展示フロア。指紋採取をしたり、似顔絵捜査官になりきって犯人の似顔絵をつくってみたり、大人も夢中になってしまうような疑似体験コーナーがたくさんあります。
また、撮影を楽しんだり、実際に中へ入れる交番のセットも。中のつくりは実際の交番と異なり、交番でのお仕事を学べる映像が流れています。
そして交番のすぐ目の前には、鑑識にまつわる展示品がズラリ。鑑識に使っている道具や、真相究明中の様子を再現したマネキンなどが展示されています。



一方、撮影禁止となっている4階・5階は、呼気中アルコール測定器や薬物の見本など、少し大人向けの展示品が多いフロアとなっています。
1階から3階までのような体験型コンテンツではなく、ガラスケース越しに見る展示品がメインとなっていますが、ここもまた興味深い品々が揃っているので、つい長居したくなること間違いなしです。
中には殉職された方の写真や所持品など、胸を締め付けられるような展示品を並べているコーナーも。ただ警察の活動について知るだけでなく、これまでの歴史についても学ぶことができます。
普段はなかなか見ることができない貴重な展示物がたくさんありますので、近くへ立ち寄った際はぜひ遊びに行ってみてください。

<施設情報>
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-5番-1
電話番号:03-3599-6264
開館時間:9:30~16:00(最終入館は15:30)
休館日:月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:無料
URL:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/welcome/welcome/museum_tour.html

東京宝くじドリーム館



続いてご紹介するのは、ポリスミュージアムから徒歩4分の距離にある東京宝くじドリーム館。
文字通り、宝くじを身近に感じられる品々が展示されている施設です。宝くじをテーマとした博物館ですが、「今まで一度も宝くじを買ったことがない!」という方でも楽しめます。



中でもおすすめなのが、正面入口のすぐ近くにある『高額当せん体験コーナー』です。
こちらは10億円の量を目で見たり、レプリカを持って1億円の重さを体感したり、まさに宝くじドリームを疑似体験できる大変素晴らしいコーナーとなっています。
このほか、館内には世界の富くじや江戸時代の富くじなどの展示品もあり、宝くじの歴史や知識について学ぶことができます。



宝くじドリーム館では、マスコットキャラクターのクーちゃんにも出会えます。触ることはできませんが、見るだけでご利益を授かれそうです。
ちなみに館内には運だめしバーチャルナンバーズがあり、当たるとクーちゃんの激レアグッズが貰えます。宝くじと同様、当せん確率は高くありませんが、無料でできるのでぜひ挑戦してみては。

<施設情報>
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋2-5-7 日土地京橋ビル1F
電話番号:03-3567-1192
開館時間:平日…10:00〜19:30、土曜日…10:00〜18:00
休館日:日・祝・年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
URL:https://www.takarakuji-official.jp/dreamplace.html

お札と切手の博物館



お金にまつわる博物館でもう1つおすすめなのが、北区にあるお札と切手の博物館です。
宝くじドリーム館のように夢を感じられるスポットではありませんが、自分のお札が偽札かどうか確かめたり、ボタンを押してお札を動かしてみたり、体験を通じて紙幣を印刷するときの大変さや偽造防止技術を学ぶことができます。



こちらは世代がモロバレしてしまうお札の移り変わりコーナー。
現代生まれのキッズたちは「へえ~」とただ流し見して終わってしまうかもしれませんが、当時のデザインを知っている大人たちは「あっ、これ知ってる!」なんて見入ってしまうかもしれません。
このほか、お札の展示コーナーでは、昭和や平成に発行されたお札だけでなく、江戸時代のお札や世界のお札などを見ることもできます。
現代のお札と実際に見比べてみても楽しいので、遊びに行く際はぜひお財布の中にお札を何枚か入れていきましょう。



切手の展示コーナーでは、歴代の日本切手や、各国の切手などが展示されています。
中でも見ごたえがあるのが、世界の珍しい切手を展示したコーナー。ハガキよりも大きな切手やマンダリンの香り・味がする切手、さらにはタラの皮付きの切手など、「切手とは……」と思わず突っ込みたくなるようなおもしろい切手がたくさん展示されています。
2フロアのコンパクトな博物館ですが、お札の人物になりきって記念撮影ができるフォトスポットや記念スタンプコーナーなども用意されており、なかなか楽しめるスポットです。

<施設情報>
住所:〒114-0002 東京都北区王子1-6-1
電話番号:03-5390-5194
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日・年末年始※臨時休館あり
入館料:無料
URL:https://www.npb.go.jp/ja/museum/index.html

消防博物館



最後にご紹介するのが、新宿区にある消防博物館。今回ご紹介した博物館の中で最も規模が大きく、見ごたえ抜群のスポットです。それでいて入場無料。嬉しい!
こちらは地下1階から10階までの建物となっており、地下1階から5階までのフロアは消防に関する展示品がこれでもかというぐらい並べられています。



消防博物館で一番驚くのが、なんと本物の消防車やヘリコプターが展示されていること!
しかも実際に乗ってサイレンを鳴らしたり、操縦体験をしたりできるんです。
さらに、消防士になりきって消化活動を体験できるゲームや、歴代の火消し・消防士の衣装、各地区のまといなどの展示品も。これには子どもだけでなく、大人も思わずテンションが上がってしまいます。
規模が大きく、全て見学するとなると1〜2時間ぐらいかかるので、デートスポットにもおすすめです。
また、小さいお子さまが楽しめるスポットもたくさんあるので、親子連れで遊びに行っても楽しめるでしょう。

<施設情報>
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-10
電話番号:03-3353-9119
開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30)
休館日:月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
URL:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/museum.html

まとめ

興味がない人にとっては「つまらなさそう」といったイメージを持たれがちな博物館ですが、実際に足を運んでみると想像以上に楽しめたり、知的好奇心が刺激されたりするものです。
今回ご紹介した博物館は、どれも大人になった今だからこそ、より楽しめるコンテンツが充実しています。どのスポットも入館無料なので、休日の暇つぶしやデートスポットにぜひお出かけしてみてください。

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