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【北海道】女子ひとり旅〜小樽観光スポット8選〜

【北海道】女子ひとり旅〜小樽観光スポット8選〜

2024-09-20 mochi

ひとり旅におすすめで、国内外から多くの観光客が訪れるノスタルジックな魅力あふれる街、小樽。石造りや煉瓦造りの建物が並び、異国情緒あふれるロマンチックな街並みとガラス工芸や港町ならではのグルメが楽しめます。本記事では、そんな小樽の魅力あふれる観光スポットの中から8スポットに絞ってご紹介します。夏には避暑地ともなり、冬とはひと味い違った雰囲気を楽しめますよ。次の旅先の選択肢に悩んでいる方や、小樽へ旅行する予定のある方、歴史に興味のある方は是非参考にしてみてください!
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mochi

5年間で45都道府県制覇した旅好きOLです。
ひとり旅、空港、ホテル、映えスポットなど新しい発見ができるような記事を届けられたら嬉しいです!

三角市場

▲三角市場外観

小樽の玄関口である「小樽駅」より徒歩2分とアクセス抜群の立地にある三角市場。北海道小樽ならではの旬な海鮮が堪能できます!
土地と屋根が三角の形をしていることから「三角市場」と名付けられたと言われています。
市場内は店と店の間に細い道が続いており、左右のお店の人がかける呼び込みの声で活気あふれる市場ならではの雰囲気を楽しむことができます。

▲三角市場で食べられる海鮮丼

三角市場は、全長約200m横幅2mほどの坂道に約16店舗が軒を連ねています。そのうち6店舗のお食事処では朝7時から夕方5時まで食事を楽しむことができます。新鮮な魚介を使った丼ものや、日替わり定食、市場で買った商品をその場で調理してもらってオリジナル丼を作るなど多種多様な魚介料理をお楽しみください。

<施設情報>
名称:三角市場
住所:〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-10-16
電話番号:0134-23-2466
営業時間:06:00〜17:00
定休日:無休
URL:http://otaru-sankaku.com/

小樽築港

▲快速エアポート車窓から見える北海道の海

北海道小樽市築港にあるJR北海道函館本線の駅『小樽築港駅』。防波堤など小樽港の港湾工事基地とするために開業されたと言われ、かつては操車場(貨物ヤード)や機関区を擁する大規模な駅だったと言われています。現在では、快速エアポートやニセコライナーが停車する主要駅として小樽観光の玄関口としても使われています。

▲小樽築港

地元の方々から人気を集める商業施設ウイングベイ小樽が駅直結で隣接しており、連絡通路でショッピングを楽しむことができます。ウイングベイ小樽の中には、小樽でも有数のシーサイドリゾートほてるである『グランドパーク小樽』があります。部屋によっては小樽の海や線路などの眺望が見られます。小樽運河エリアまで歩くこともでき、朝ごはんを食べ終わった後の運動を兼ねたお散歩をぜひお楽しみください。

小樽オルゴール堂

▲蒸気時計

メルヘン交差点にある上記時計が目印の、国内最大級オルゴール専門店、『小樽オルゴール堂』。本館だけで約5,000種類、商品約80,000点以上のオルゴールを取り揃えています。
そもそも小樽でオルゴールが有名になったのは、鎖国をしていた江戸幕府と唯一取引のあったオランダ人が江戸の深川で見世物として公開したことでした。 ORGELからオルゴールと訛り、日本語化し、江戸の町の見せ物として大いに流行ったと言われています。

▲オルゴール堂入り口

小樽駅から徒歩15分ほどの堺町通りにある小樽オルゴール堂本館。もともとは北海道では有数の米穀商である共成株式会社の本社社屋で、倉庫として建設されました。その後使用されることがなくなり、空き家と化していたところ、1912年から現在まで「小樽オルゴール堂本館」として利用されました。本館は1階~3階まであり、様々な種類のオルゴールが展示されています。
では、なぜ小樽とオルゴールがむすびついたのでしょうか。実は小樽とオルゴールの歴史は浅く、小樽のレトロな雰囲気に合うのではないかということからオルゴールの販売が行われるようになったことがはじまりだそうです。
現在は小樽の代名詞ともいえるオルゴール。ぜひ足を運んでみてください!

<施設情報>
名称:小樽オルゴール堂本館
住所:〒047-0015 北海道小樽市住吉町4番1号
電話番号:0134-22-1108
営業時間9:00〜18:00
定休日:なし
駐車場:なし
URLhttps://www.otaru-orgel.co.jp/

旧百十三銀行小樽支店

現在は歴史的建造物を利用したガラスアクセサリー中心のお店となっている『旧百十三銀行小樽市店』。つい時間を忘れて見入ってしまうアクセサリーがたくさん販売されています。店内には年中クリスマス気分を味わうことができるクリスマスコーナもありました!
この建物は、明治30年(1897年)に百十三銀行へ改組・整備されその後業務拡大のために明治41年(1908年)に移転先として建てられたと言われています。寄棟、瓦屋根で、角地に玄関を設け、上部にギリシャ建築を思わせる飾りを配しているのが特徴的です。
店舗の前には子供に絶大な人気を誇るキャラクター『アンパンマン』と『バイキンマン』の石像がありました!

<施設情報>
名称:旧百十三銀行小樽市店(小樽浪漫館)
住所:北海道小樽市堺町1-25
電話番号:0134-31-6566
アクセス:JR函館本線小樽駅から徒歩15分
営業時間:通年
営業時間:9:30〜18:00
休業日:無休
料金:アクセサリー1,080円〜/ガラスミニチュア194円〜/ガラスクリスマスツリー2,052円〜

運河公園

▲旧日本郵船(株)小樽支店

国指定重要文化財である旧日本郵船(株)小樽支店と、小樽運河(北端部)の間にあり、園内には明治・大正の石造倉庫を復元した休憩棟と遊戯棟のほか、中央部には当時の「船入澗」形状をした噴水池があります。私が訪れた当時(2021年9月頃)は修復工事中でしたが、シートも景観を崩さないような工夫がされていました!
広さは約7800平方メートルで、園内には明治・大正の石造りの倉庫を再利用した遊具施設棟や休憩棟が設置されています。他にも、小樽港の築港に従事した廣井勇や伊藤長右衛門の胸像や、童謡でよく知られる「赤い靴」の親子像など、小樽にゆかりのある人々の銅像もあります。横浜の山下公園にも赤い靴像はありますが、小樽の赤い靴像は親子であることや実際にメロディが流れるという違いがあります。その違いにも注目しながら観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

▲方位表示盤

小樽の貿易相手であった世界の港の方向と航海距離を示した方位表示盤もあり、当時の歴史を感じさせてくれます。

<施設情報>
名称:運河公園
住所:北海道小樽市色内3-6きた運河沿い
アクセス:JR函館本線小樽駅から徒歩20分
駐車場:なし
利用時間:9:00〜17:00(トイレ棟・遊具棟・休憩棟)

旧手宮線跡

▲旧手宮線跡地

寿司屋通りから小樽市総合博物館まで続く「手宮線跡地」。手宮線の廃線跡が遊歩道として整備されています。旧国鉄手宮線は、1880年に北海道で初めて開通した鉄道「官営幌内鉄道」の一部。幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、1985年には路線が廃線となりました。

▲遊歩道内に設置されている当時の鉄道関連機械

現在は小樽市によって鉄道跡地の整備が行われ、当時使っていた線路や踏切、遮断機を残し、約1.6kmの散策路として生まれ変わりました。2018年には北海道遺産「小樽の鉄道遺産」にも選定。毎年行われるお祭りのイベント会場としても親しまれています。北海道鉄道の発祥の地である小樽市総合博物館まで散策路が続いているので、鉄道の歴史に思いを馳せながら歩いてみてはいかがでしょうか。

▲遊歩道内にある記念オブジェ

ステンドグラス美術館

▲美術館に展示されているステンドグラス『最後の晩餐』

2016年に開設された「小樽芸術村」の美術館のひとつである『ステンドグラス美術館』。開設したのは、家具などで有名な北海道創業の「ニトリ」。日本や世界の優れた美術品や工芸品を集め、小樽が栄華を誇っていた20世期初頭に建設された歴史的な建物に展示されています。

小樽芸術村には、ステンドグラス美術館のほか、西洋美術館や似鳥美術館、旧三井銀行小樽支店があり、複数の施設を巡ることのできる4館共通券もありました!
美術館内は薄暗い展示室の壁一面にステンドグラスが並び、荘厳でとてもきれいな光の空間になっています。フラッシュや動画は禁止されていますが、写真は自由に撮ることができます。
キリスト教関係について歴史を体験しながら学びたい方などにもおすすめスポットです。展示を見終わった後には展示品に関するお土産商品を扱っているショップもあります。
圧巻で素敵なステンドグラスの世界にぜひ出会ってみてください。心が浄化されますよ!

<施設情報>
名称:ステンドグラス美術館(旧荒田商会・旧高橋倉庫)
住所:北海道小樽市色内1-2-16小樽芸術村内
電話番号:0134-31-1033
開館時間:9:30〜17:00(5月〜10月)
     10:00〜16:00(11月〜4月)
休館日:毎月第4水曜日(5月〜10月)
    毎週水曜日(11月〜4月)※祝日の場合はその翌日
    年末年始
アクセス:JR函館本線「小樽駅」から徒歩10分
駐車場:提携駐車場あり

小樽運河クルーズ

▲小樽運河

小樽観光の新定番、小樽運河クルーズ。運河と小樽港を船で巡る約40分間のクルージングです。発着は小樽観光の中心地ともいえる「中央橋」なので、札幌からの日帰り旅でも気軽に参加できます!
クルーズでは、船頭さんが“誰かに教えたくなるような”小樽運河に関する豆知識をたくさん教えてくれるので下船後の小樽旅もより楽しくなること間違いなしです。

出発時間が日没前のデイクルーズと日没後のナイトクルーズの2種類運行しており、どちらも全く別の雰囲気を楽しめるのでおすすめです。
クルーズ内では小樽港へ潜り出します。小樽港は波が比較的穏やかな良港として知られていますが、運河でのクルーズと比べると波も高くなるので、少しスリリングな体験も楽しめます!青いラインの巡視船や警察の船、時には豪華客船も間近で見ることができます。


まとめ

北海道の美しい湾岸都市である小樽。「北の商都」として明治時代以降発展してきた小樽には、レトロ&ロマンチックな歴史的建造物がたくさん現存しています。小樽はいい意味でこじんまりとした街なので、北海道旅行のひとコマに取り入れるのもよし、小樽をじっくり満喫するのもよしと多種多様な楽しみ方ができます。また、人気観光スポット間のアクセスも抜群なので、初めてのひとり旅にとってもおすすめです。実際私自身小樽旅行は毎回ひとり旅で楽しんでます!本記事を参考にしながら、次の旅先に小樽を選んでみてはいかがでしょうか。

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