お気に入り 日本語 USD

【兵庫】但馬エリアの絶景が楽しめる観光名所7選

【兵庫】但馬エリアの絶景が楽しめる観光名所7選

2021-08-26 運営事務局

兵庫県但馬エリアには絶景が楽しめる観光名所が数多くあるのをご存じでしょうか。但馬エリアは県北部に位置し、氷ノ山をはじめとする山々と日本海に囲まれた自然豊かな地域です。山陰海岸ジオパークでは奇岩や地質遺産を身近に感じられるジオツーリズムも充実しています。今回は但馬エリアの絶景が楽しめる観光名所7選をピックアップし、その知られざる魅力に迫っていきます。ぜひこの夏に大切な家族や気の合う仲間とお出かけしてみてはいかがでしょうか。
運営事務局

この記事を書いた人

運営事務局

全国のおすすめのアクティビティやカテゴリー別の特集記事・そのほか、その土地で食べれる美味しいお店や観光スポットなど、失敗しない旅行の為の情報を随時お届けします。

竹田城跡(たけだじょうせき)



まずは但馬エリアでもぜひ押さえてきたい絶景スポットをご紹介します。美しい雲海に浮かぶ姿が幻想的で日本のマチュピチュとも称される「天空の城」竹田城跡。9月下旬から11月のよく晴れた明け方から午前8時頃、風の弱い日に雲海が発生しやすいと言われています。雲海を狙いたい人は天気予報をチェックのうえ前日からの宿泊がおすすめです。



国内屈指の圧倒的な石垣遺構

竹田城は但馬の守護である山名氏により基礎が築かれ、最後の城主赤松広秀が石積みの城郭を整備したといわれています。完存する石垣遺構はまれで、南北400メートル、東西100メートルと国内屈指の規模を誇り、国の史跡に指定されています。353.7メートルの山頂へは登山ルートか天空バスでのアクセスが可能です。



戦国時代の城跡としても人気の古城山の山頂にあり、山全体が虎が臥せている様子にも見えることから「虎臥城」の別名も持ち合せます。本丸から眼下に広がる城下町は絶景で、三の丸から望む天守跡は当時を象徴する穴太(あのう)積の石垣が映えますのでそちらもぜひチェックしてみてください。

<施設情報>
施設名: 竹田城跡
住所:〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
電話番号: 079-674-2120(天空の城 情報館)
営業時間: 6時~18時(入城時間は季節により異なる)
予算: 大人(高校生以上)500円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備:「山城の郷」に駐車場、天空バスのバス停あり
URL: http://www.city.asago.hyogo.jp/takeda/

余部(あまるべ)鉄橋「空の駅」展望施設



明治45年から約100年間、JR山陰本線を支えてきた余部鉄橋。赤い櫓状に組み立てた「トレッスル式鉄橋」がランドマークとして多くの鉄道ファンを魅了してきました。その旧鉄橋のうち3本の橋脚は現地保存され2010からはコンクリート橋へと装いも新たに余部鉄橋「空の駅」として生まれ変わりました。保存された3本の橋脚は余部鉄橋「空の駅」展望施設となり、実際にレールや枕木の上を歩くことができるので多くの人が記念撮影を楽しんでいます。



高さ41メートルのクリスタルタワーから望む日本海

2017年には「空の駅」への移動手段として「余部クリスタルタワー」の愛称で高さ41メートルのエレベーターが完成しました。高層エレベーターならではの浮遊感と目の前に広がる日本海は絶景そのもので、他では味わうことのできない高揚感に包まれます。また、季節によって変わるエレベーターのライトアップも見逃せません。運がよければレインボーカラーが見られることも。余部橋梁の下には芝生の広がる公園や道の駅も併設されており、「空の駅」を楽しんだあとはほっと一息つくことができます。

<施設情報>
施設名:余部鉄橋「空の駅」展望施設
住所:〒669-6671 兵庫県香美町香住区余部JR山陰本線餘部駅横(余部鉄橋跡)
電話番号: 0796-20-3617(道の駅あまるべ)
営業時間: 6時~23時 ※開門時間は季節により変更あり 現地の気象状況により閉門する場合あり
予算:展望施設、クリスタルタワーは無料
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 余部鉄橋「空の駅」展望施設へは車でのアクセス不可 ※道の駅あまるべ駐車場利用のうえエレベーターか散策路にて移動
URL: https://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1595899021941/index.html

城崎マリンワールド



城崎マリンワールドは「水族館以上、であること。」をコンセプトに掲げ、「見る」、「楽しむ」、「体験する」そのすべてにおいて満足できる多彩なアトラクションが展開されています。例えば、Sea Landでのイルカ・アシカショーは毎年ショーの内容がリニューアルされ、動物たちの可愛い姿や迫力のあるパフォーマンスで観客を魅了しています。また水中カメラでカマイルカを撮影、200インチの巨大スクリーンに映し出される「イルカのライブステージ」ではイルカの背びれやおへそなどが普段見られないイルカの姿を楽しむことができます。



目の前繰り広げられる海の生き物たちの素顔

さらに、12メートルの横長水槽「チューブ」では上下の角度からアシカの泳ぐ姿を見ることができます。目の前であっという間に通り過ぎていくスピード感あふれるアシカの泳ぎに驚くことでしょう。このほか、360度パノラマビューで魚たちが泳ぐ様子が見られる「フィッシュダンス」では特別体験(有料)にてエサやりも体験できます。フロートの目の前でエサを食べる魚たちの姿は圧巻そのものです。日本海に面した絶景地に立地する城崎マリンワールドで1日遊びつくしてはいかがでしょうか。

<施設情報>
施設名:城崎マリンワールド
住所:豊岡市瀬戸1090番地
電話番号:0796-28-2300
営業時間:9時30分~16時30分 (季節により営業時間の変更あり)年中無休 (メンテンナンスによる休園日あり)最新情報は公式HPにてご確認ください
予算: 大人2600円 / 小人(小・中学生) 1300円 / 幼児(3才以上)650円
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: 駐車場 授乳室 スロープ コインロッカー
URL: http://marineworld.hiyoriyama.co.jp/

山陰海岸ジオパーク



山陰海岸ジオパークは京丹後市経ヶ島から鳥取県青谷海岸にまたがる地域が指定されており、日本海形成に関わった火成岩類や地層、リアス式海岸などの海岸地形や地質財産が多く見られます。但馬海岸も山陰海岸ジオパークの一部であり、古くから地域の人々の生活の場になっています。



ジオパークの拠点施設では美しい自然を背景にした歴史や文化などについて学ぶことができます。また、各自治体では自然遺産の保全や地域活性化のため観光事業にも力を入れており、現地ガイドによる案内ツアーや気軽に楽しめるシュノーケリング、ダイビングなどの体験ツアーといったジオツーリズムが充実しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

玄武洞公園



山陰海岸ジオパークの一つである「玄武洞公園」は豊岡市赤石にある国立公園で、160万年前の溶岩が冷えて固まる際に作られた規則正しい割れ目模様、「柱状節理」を見ることができます。六角形の玄武岩が規則正しく積み上げられた洞は神秘的で「天下の奇勝」ともよばれています。



160万年前に造られた自然美のアート

園内にある「玄武」、「青龍」、「白虎」、「北朱雀」、「南朱雀」の5つの洞窟は趣が異なり、「玄武」と「青龍」は国の天然記念物に指定されています。なかでも青龍洞は一番長い「柱状節理」で、目の前に立ちはだかるダイナミックな自然美に思わずため息がこぼれます。「NPO法人玄武洞ガイドクラブ」では地元の方が玄武洞の知られざる魅力を丁寧に解説してくれるので、気になる方は「NPO玄武洞ガイドクラブ事務局」 にお問い合わせください。

<施設情報>
施設名:玄武洞公園
住所:〒668-0801 豊岡市赤石1362
電話番号: 0796-23-3821
営業時間: 9時~17時
予算: 見学無料
禁煙・喫煙:園内禁煙
空間・設備:駐車場完備 JR豊岡駅からタクシー利用(片道約7分)・JR城崎温泉駅からタクシー利用(片道約5分)
URL: https://kinosaki-spa.gr.jp/facility/genbudou/

竹野海岸周辺



白い砂浜と透明度の高い海で関西有数の海水浴場として人気を誇る竹野浜。東西800メートルに渡って続く砂浜と透明度と水質、遠浅で潮の流れが少ないことなどから家族連れにも大人気で「快水浴場百選」や「日本渚百選」などに名を連ねています。美しい海を守るためには定期的な地元住民やダイバーたちによるビーチクリーンが欠かせません。環境保全のためにカヌーで岩場に漂着したごみを回収する「おそうじカヌー」イベントなども行われています。



カヌーやダイビングなどの体験プランも充実

竹野浜では海水浴以外にも海のレジャーが楽しめます。地元の遊覧船やジオカヌーで、巨大な岩が二つの島に挟まって落ちない「はさかり岩」や、かつて一大寄港地として栄えた「猫崎半島」をめぐる海からの絶景が楽しめるコースなどが用意されています。またシュノーケリングやダイビングツアーが楽しめるプランも充実しており、透き通った海底から一味違った絶景を楽しむこともできます。この夏はぜひ、山陰海岸ジオパーク内でも人気の竹野海岸周辺エリアでマリンレジャーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
施設名: たけの観光協会
住所:〒669-6201豊岡市竹野町竹野17-22
電話番号: 0796-47-1080
営業時間: 9時~17時(電話受付時間)
予算: 各施設に準ずる
禁煙・喫煙:全館禁煙
URL: http://www.takeno-kanko.com/

城崎温泉(きのさきおんせん)



関西でも指折りの温泉街として知られる城崎温泉は今から1300年前に道智上人が発見したとされています。難病の人々を救うため千日間の修行「曼荼羅一千日祈願」を行ったところ、温泉が湧出し城崎温泉が開かれたそうです。城崎温泉は『まち全体が一つの大きな宿』をコンセプトに、温泉宿、外湯、食事処、土産物店に至るまでまち全体で観光客をおもてなししてくれる人情味あふれる温泉街です。

浴衣姿で温泉街をしっとりそぞろ歩き



温泉宿の中心を流れる大谿川(おおたにがわ)にかかる石造りの太鼓橋と川べりの柳の木は風情溢れる城崎温泉街のシンボルになっています。その美しい景色は文豪「志賀直哉」からも愛されていました。夜間はライトアップされ暗闇に映し出されると辺りはムーディーな雰囲気に包まれます。ぜひ浴衣姿で下駄を鳴らしながらしっとりとした夜のまちを楽しんでみてはいかがでしょうか。

徒歩圏内で巡る7つの外湯



JR城崎温泉駅から徒歩圏内には7つの外湯があります。道智上人が開いたと伝えられる「まんだらの湯」やコウノトリが足の傷を癒したとの逸話が残る「鴻の湯」など、発見された時期や歴史的背景も異なります。また、岩肌を削った洞窟風呂や滝を配した豪華な庭園を備えた露天風呂など様々な外湯が一日で楽しめるのも城崎温泉の外湯ならではです。各湯には入浴すると嬉しいご利益得られるそうなので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

<施設情報>
施設名:城崎温泉
住所: 豊岡市城崎町
電話番号: 0796-32-3663(城崎温泉観光協会)
営業時間: 各施設にお問い合わせください
予算: 入浴料700円~
禁煙・喫煙:全館禁煙
空間・設備: JR山陰本線城崎駅下車
URL: https://kinosaki-spa.gr.jp/

まとめ

兵庫県但馬エリアの絶景が楽しめる観光名所7選を紹介してきました。大自然の景観を生かした但馬エリアならではの絶景スポットはきっと心も体もリフレッシュさせてくれることでしょう。この夏はぜひ大切な家族や仲間との思いで作りや日々の疲れを癒しに、但馬エリアを訪れてみてください。

おすすめ記事