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アートを体感せよ!岐阜県・養老天命反転地の楽しみ方

アートを体感せよ!岐阜県・養老天命反転地の楽しみ方

2022-10-05 ナベチャン

岐阜県・養老町には、“日本一危険な公園”と言われる謎のテーマパークがあります。その名も養老天命反転地。本記事では謎多き異空間スポット・養老天命反転地の魅力についてたっぷりとお届けします。

養老天命反転地の概要



養老天命反転地は愛知県・名古屋市出身のアーティスト荒川修作と、パートナーであり、詩人のマドリン・ギンズのアートプロジェクトによってつくられたアート体験型テーマパークです。
アートと聞くと、おそらく美術・芸術を目で見て楽しむというイメージを持たれる方が多いはず。
しかし、養老天命反転地はテーマパークそのものが作品。つまり身体を使ってアートを楽しめるのが大きな特徴なのです!



約18,000㎡の広大な敷地内には、身体を存分に使って楽しめるパビリオンがたくさん。
近年では芸能人やアーティストの撮影ロケ地となったり、アニメの舞台となったり、メディアにもたびたび登場しています。

養老天命反転地を楽しむためのポイント



養老天命反転地には、面白い仕掛けや思わず写真を撮りたくなるような建物が満載!
手ぶらで行っても十分楽しめるスポットですが、事前準備をしておくことで、より安全に、より楽しくアートを体感することができます。
ここでは養老天命反転地を楽しむためのポイントについてご紹介します。

行く時は必ずスニーカーを履くべし!



日本一危険な公園と言われる養老天命反転地には、私たちのバランス感覚を混乱させる仕掛けがいたるところに施されています。
そのため、ハイヒールやサンダルなどで歩くのはとても危険です!お出かけする際は必ずスニーカーを履いていきましょう。



うっかりスニーカーを履いてくるのを忘れてしまった……。
そういった場合は敷地内でレンタルシューズを借りることも可能です。
入口からすぐのところにあるミュージアムショップでは、レンタルシューズのほか、ヘルメットの無料貸し出しをおこなっています。
大人用・子供用サイズとそれぞれ用意されているので、心配な方はぜひレンタル品を活用してみてください。

カメラは必須アイテム



公園そのものがアート作品になっている養老天命反転地には、写真におさめたくなるようなスポットもたくさんあります。
最近ではSNS映えスポットとしても話題になっているので、カメラはぜひとも持っていきたいところ。
スマートフォンでもいいので、必ずカメラを持っていきましょう!

パンフレットを見てからまわること



養老天命反転地をまわる時は、事前にパンフレットに目を通しておくこともポイント。
なぜなら、養老天命反転地のパンフレットには、生みの親である荒川修作とマドリン・ギンズが提案した使用法が載っているからです。

この使用法というのがまた何とも不思議で、例えばメインパビリオンである『極限で似るものの家』のところには、
“何度となく家を出たり入ったりし、その都度違った入り口を通ること”
”もし(家の)中に入ってバランスを失ったら、自分の名前を呼んでみること”
といった使用法が記されています。
使用法を見てから養老天命反転地をまわれば、さらなる発見ができるかもしれません。

【スポット別】養老天命反転地の楽しみ方

養老天命反転地はパンフレットを見ながらまわることで深く楽しめますが、各スポットの見どころを予習しておけば、さらに時間をかけて深くその世界を堪能することができます。
ここでは養老天命反転地の各スポットの見どころを紹介します。

養老天命反転地記念館



ミュージアムショップを出てまず見えてくるのが『養老天命反転地記念館』。
インパクト抜群のカラフルな壁紙が印象的なこちらの建物は、養老天命反転地の中でもっともフォトジェニックなスポットとして人気を集めています。



中に入ると、これまたカラフルな世界が視界いっぱいに広がります。
しかもこちらの建物は、何と床と天井が双子構造。カメラをひっくり返しても、同じ景色の写真を撮れるのです。



撮影した画像を回転させれば、まるで重力から開放されたかのような写真に。
ポーズやアングルを変えるとさらに面白い写真が撮れます。
養老天命反転地に訪れたなら、まずはぜひこちらでSNS映えする1枚を撮っていきましょう。

不死門



養老天命反転地記念館を出ると、今度は右前に竹が生えている地帯が見えてきます。
こちらは『不死門』といって、養老天命反転地の玄関口にあたる場所。



私たちがイメージする玄関と違って、入口がどこにあるのかわからない造りになっていますが、これも“人間の感覚の可能性を見つけたい”という荒川修作、マドリン・ギンズらしさが感じられる作品です。
何度も自由に出たり入ったりしながら、自分が思う入口を探してみてください。

昆虫山脈



養老天命反転地記念館と不死門のとなりには、『昆虫山脈』と呼ばれる大きな岩山があります。
山のてっぺんにある水を求めて集まる昆虫になりきれることから、この名が付けられています。



「こんな危険そうな場所、のぼっちゃだめでしょ!」と言わんばかりの岩山ですが、昆虫山脈はてっぺんまでのぼることができます。
山頂にある井戸を目指して、昆虫のように四つ足でのぼってみましょう。

極限で似るものの家



『極限で似るものの家』は、養老天命反転地のメインパビリオン。
パンフレットに記された使用法によると、自分の家との似ているところを見つけたり、自分がその家に住んでいるような気持ちで動いたりすることが勧められています。
中に入ってじっくりと体験してみれば、文字通り、自分の家と“極限で似る”家にいるような感覚になれるかもしれません。



極限で似るものの家はいたるところに入口があり、どこからでも自由に出入りすることができます。



足を踏み入れると、そこはもう異世界。
とにかく通路が狭く、人がすれ違うのがやっとといった感じです。
また、家具が壁を貫き抜けたり、天井にくっついていたり、普通ならありえない配置になっているのも面白いポイントです。



建物のすぐ前にはぽっかりと大きな穴があいたスポットもあります。
地面がななめになっているので、穴の前でジャンプすると、まるで穴に飛び込んでいるかのような写真に。
ちなみに実際に穴の中へ入ることも可能です。ただし、想像以上に深い穴になっているので、本当に飛び込んで入らないように注意してください。

楕円形のフィールド



極限で似るものの家を存分に体験したら、つぎはいよいよ『楕円形のフィールド』へ。
どこも傾斜がきついので、転ばないようにご注意を!



楕円形のフィールドの中でもとくに傾斜がきつい場所にある『精緻の棟』。
最近ではその傾斜のきつさを利用して、とある写真を撮影する方がとても増えてきているそうです。



実はこの精緻の棟があるエリアは、まっすぐ立っているだけなのに、こんなにも不思議な写真を撮ることができるのです。
正面を向いたり、数人で並んだりしても面白い写真に仕上がります。



『白昼の混乱地帯』と名づけられたパビリオンには、ソファーが無造作に置かれています。
どのソファーも「ちょっと一息」と落ち着いて座ることができないかたむき具合です。



同じくソファーが置かれているパビリオン『運動路』。
キッチンなどもあるので、極限で似るものの家のように、自分の家にいるかのように過ごしてみると、不思議な感覚を体験できるかもしれません。



『地霊』『切り閉じの間』と呼ばれるパビリオンはまっくらな迷路になっているので、感覚を研ぎ澄ませて歩くことが大切です。
どちらも一部だけ光が差し込むところがあり、顔を上げると日本地図を見ることができます。



『陥入膜の径』は精緻の棟と同じく、かなり傾斜がきつい場所にあります。
パンフレットには目を閉じて周辺を歩くように記されていますが、本当にやると結構危険かもしれません。



『宿命の家』は、極限で似るものの家を水平に切り取った形をしています。
実は楕円形のフィールド内にあるパビリオンは、全て極限で似るものの家の一部を切り取った形になっているそうです。
ただ、それぞれのパビリオンがどの部分に当たるか、その正解はどこにも記されていません。



これまで紹介したパビリオンを合わせ、楕円形のフィールド内には全部で9つのパビリオンが存在します。
それぞれのパビリオンが極限で似るものの家のどの部分にあたるのか、ぜひ記憶を頼りながら歩いてみてください。


名前のついた道



養老天命反転地はインパクト抜群なパビリオンだけでなく、名前がついたさまざまな小道も見どころの1つです。
『死なない為の道』『しかしながらの道』など、ユーモアあふれるさまざまな小道もぜひ探してみてください!

養老天命反転地周辺にも楽しいスポットがたくさん



養老公園の中には養老天命反転地だけでなく、養老の滝や岐阜県こどもの国などの面白スポットもあります。
パターゴルフ場やテニスコートなどの施設もあるので、1日通して遊ぶことができます。
家族連れはもちろん、友達同士やカップルでも楽しめるスポットなので、ぜひ遊びに行ってみてください。

まとめ

私たちの固定概念をくつがえすような仕掛けがたっぷりの養老天命反転地。オープン当初はその仕掛けの多さに、ケガ人が続出したとされています。
「感覚を研ぎ澄ましたい」「自分のあらたな可能性を見つけ出したい!」という方にはうってつけのスポットといえるでしょう。岐阜県へお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

<施設情報>
住所:〒503-1267 岐阜県養老郡養老町高林1298-2
電話番号:0584-32-0501
開園時間:9:00~17:00
定休日:火曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
※火曜日が祝日の場合はその翌日
利用料金:大人…770円、高校生…510円、小中学生…310円
※小学生未満の幼児は無料
URL:https://www.yoro-park.com/facility-map/hantenchi/

ナベチャン

この記事を書いた人

ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

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