天安河原
「天安河原」は宮崎県内でも最強のパワースポットと言われています。日本の始まりとも言える神々の時代、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が弟の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」の暴挙ぶりに怒って岩屋の中に入ってしまいました。「天照大神」に岩屋から出てきてもらうため、八百万の神が集まって会議をした場所がこの「天安河原」なんです。
「天岩戸神社」の西宮から岩戸川に沿って歩かないと来られないスポットですが、歩く道中も神秘的な雰囲気に包まれます。洞窟の中は静寂に包まれ、神々の気が満ちているようです。宮崎県に来たら絶対に訪れたいパワースポットです。
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸
公式サイト:https://www.kanko-miyazaki.jp/takachiho/kanko/12528.html
高千穂峡
大昔、阿蘇山大噴火の際の火砕流が冷え固まってできたのが「高千穂峡」です。高さ80mの断崖の間には清らかな水が流れていて、峡谷の中をボートで巡れます。「高千穂峡」の中でもっとも有名なのが「真名井の滝」です。日本の滝100選に選ばれていて、落差17mの滝をボートの上から間近に見られます。
「高千穂峡」沿いには遊歩道が整備されています。「真名井の滝」を上から見下ろせるスポットもあるんです。ボートに乗って、遊歩道を歩いて、自然が長い時間をかけて作り出した「高千穂峡」で自然のパワーを感じましょう。
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町押方
貸しボート:4,100円~5,100円
公式サイト:https://takachiho-kanko.info/
鵜戸神宮
「鵜戸神宮」の創建は崇神天皇の時代と言う言い伝えがあり、紀元前にまで遡ります。元々はお寺でしたが、明治維新の際に神社となりました。主神には「崇神天皇」をお祀りしています。
駐車場から石段を上がりきると朱塗りの楼門が見えてきます。楼門をくぐると朱塗りの千鳥橋があり、日向灘の絶景が広がっているんです。さらに玉橋を渡ると本殿に着きます。朱塗りのお社が洞窟の中に建っていて、荘厳さを感じられます。本殿のすぐ下には海があり、見下ろすと「霊石亀岩」が見えます。その「亀岩」の窪みに運玉を投げ入れることができると、願いが叶うと言われているんです。「鵜戸神宮」を訪れたら、運試しにチャレンジしてみましょう。
所在地:宮崎県日南市宮浦3232
公式サイト:https://www.udojingu.or.jp/
馬ヶ背展望所
「馬ヶ背展望所」からは、リアス式海岸の断崖絶壁が見渡せます。展望所の断崖絶壁は高さ70mあり、日本一の高さを誇るんです。青く美しい日向灘に向かって展望所が伸びていて、絶景を楽しめます。「馬ヶ背展望台」の床はスケルトンになっていて、70m下の海が足元に迫り、スリル満点の絶景が楽しめるスポットになっています。
「馬ヶ背展望所」の近くには十字の形に見える「クルスの海」があります。断崖と海から出た岩によって、海が十字の形になっているんです。自然が長い時間をかけて今の形になったことを思うと、自然の神秘を感じられます。雄大な日向灘のパワーを感じましょう。
所在地:宮崎県日向市細島
公式サイト:https://www.kanko-miyazaki.jp/hyuga/kanko/10755.html
天岩戸神社
「天岩戸神社」は日本の始まりである古事記に由来のある神社です。東宮と西宮からなっていて、東宮には「天照大神」が岩戸から出られたあとに、お住まいになられた場所がお祀りされています。西宮には「天照大神」が弟の「素戔嗚尊」の乱暴ぶりに怒り、こもられてしまった岩戸をご神体としてお祀りしています。西宮からは「天安河原」に続く道があるんです。
森の中にある「天岩戸神社」は静かで、天照大神の偉大なパワーを感じられます。西宮と東宮は岩戸川を挟んで、それぞれ対岸に建っています。両方ともお参りをして、天照大神のパワーをいただきましょう。
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073
公式サイト:https://amanoiwato-jinja.jp/
国見ケ丘
「国見ケ丘」は標高513mの場所にあり、高千穂盆地を見下ろせます。盆地の向こうには阿蘇五岳や祖母連山が見え、絶景スポットなんです。「国見ケ丘」は雲海の名所としても有名です。秋の早朝に見られる確率が高く、快晴で無風の日がねらい目です。眼下の高千穂盆地を雲が覆い、朝もやに浮かぶ阿蘇や祖母山のシルエットが幻想的な景色を作り出します。早朝のヒンヤリと澄んだ空気の中で見る絶景は、感動すること間違いなしです。神話の街でもある「高千穂」の地で見る雲海は、他とは違って特別神秘的な気分が味わえます。
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
公式サイト:https://takachiho-kanko.info/sightseeing/8/
高千穂神社
「高千穂神社」の創建は約1900年前に遡る、歴史ある神社です。高千穂郷八十八社の総社です。主祭神には「高千穂皇神」と「十社大明神」をお祀りしており、他に4組の夫婦の神様もお祀りされています。本殿は大きな杉の木立に囲まれていて、神聖な雰囲気です。木造の本殿は国の重要文化財に指定されています。
夫婦の神様を4組もお祀りしているため、縁結びと夫婦円満にご利益があります。さらにご神木は「夫婦杉」と言われ、1つの株から2つの幹に分かれているんです。カップルや友人で手をつなぎ「夫婦杉」の周りを3周すると、円満になると言われています。歴史ある神社でさらに仲を深めましょう。
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
公式サイト:https://takachiho-kanko.info/sightseeing/5/
高千穂峰
「高千穂峰」は宮崎県と鹿児島県にまたがる「霧島連山」の1つをなす山です。「高千穂峰」は天孫降臨の地と呼ばれ、天の神がこの地に降りてこられたと言われています。神が降り立った地であることから、「高千穂峰」の山頂には「天の逆鉾」があるんです。天に向かって大地に刺さっている鉾からは、まさに神様が降りたと思うほどのパワーを感じられます。
「高千穂峰」からは日向灘に昇る朝陽と、東シナ海に沈んでいく夕陽の両方が見られます。朝陽と夕陽に照らされる「高千穂峰」の山頂は神々しく感じられるでしょう。
駐車場所在地:鹿児島県霧島市霧島田口2583-12
公式サイト:https://takachiho-visitorcenter.org/
青島神社
「青島神社」も古事記にゆかりのある神社で、海幸彦・山幸彦神話の舞台と言われています。釣り針を探しに海の中へ行った「山幸彦(やまさちひこ)」が、海の神様の娘である「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」とともに陸に帰って住んだところが、この「青島神社」と言われています。境内にある「海積神社」に山幸彦である「少彦名命」と「豊玉姫命」の夫婦の神様がお祀りされています。夫婦の神様にあやかれることから、縁結びにご利益があるんです。
「青島神社」は日向灘に浮かぶ島の上にあります。潮騒に耳を傾けながら境内を散策していると、心が穏やかになりますよ。美しい海に癒されながら、良縁を願いましょう。
所在地:宮崎県宮崎市青島2-13-1
公式サイト:https://aoshima-jinja.jp/
鬼の洗濯板
「鬼の洗濯板」は「青島神社」が建つ青島の周りを囲む奇岩です。海中でできた柔らかい水成岩が隆起し、長い間波に洗われて今の形になりました。凹凸のある岩が板状に続いていることから、「鬼の洗濯板」と言われるようになったんです。自然が長い時間をかけて作り出した景色からは、大地のパワーを感じられます。
青島神社に向かう途中からも見られ、朱塗りの鳥居と「鬼の洗濯板」が一緒に見られるんです。早朝は朝陽に照らされて、海と空がオレンジ色に染まります。「鬼の洗濯板」の上から眺めると、自然の中に溶け込んだような気分が味わえますよ。
所在地:宮崎県宮崎市青島
公式サイト:https://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/spot/10137
まとめ
宮崎県のパワースポットは、日本誕生のお話である古事記にゆかりのあるものが多くあります。九州屈指のパワースポットが集まる宮崎県で、神々の強大なパワーを感じましょう。神様のパワーを感じながら、自然にも癒されると心がスッキリしますよ。