お気に入り 日本語 USD

【滋賀】歴史と風情の街並みとグルメを楽しむ近江八幡観光スポット

【滋賀】歴史と風情の街並みとグルメを楽しむ近江八幡観光スポット

2023-08-03 Ayumi

滋賀県中央部、安土城の城下町として発展した近江八幡市。近江商人のふるさととして知られ、風情ある街並みが広がります。映画やドラマのロケ地としても知られ、朝ドラ「あさが来た」や映画「るろうに剣心」のロケ地として有名です。また、おいしい食べ歩きグルメも充実。そんな近江八幡の観光スポットをご紹介します。
Ayumi

この記事を書いた人

Ayumi

47都道府県訪問済みのバックパッカー。ゲストハウスで地元の人や旅人と交流するのが大好きです。北海道出身。地元民だからこそ知っている北海道の真の魅力をお伝えします!

八幡堀

安土・桃山時代に豊臣秀次が築き、商業用のものを運ぶ船が琵琶湖まで行き来したという、歴史ある水路で、この水路のおかげで近江八幡は商業の町として栄えました。両端には白壁の土蔵が立ち並び、風情ある街並みとなっています。

今でこそ美しい街並みですが、高度経済成長期、八幡堀は汚れが進み、公害病の汚染源になりました。その後、ボランティアの手できれいな姿によみがえり、全国初の重要文化的景観に選ばれるまでになりました。

時間があれば、手漕ぎ舟に乗って八幡堀を眺めるのもおすすめです。特に3月末から4月初めにかけて、桜が咲き誇る美しい風景を楽しめます。

<施設情報>
施設名:八幡堀(はちまんぼり)
住所:〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)

伝承によれば131年に成務天皇が神を祀ったのが創建と言われる、歴史のある神社です。地元では「八幡さま」として親しまれ、近江の守護として信仰されている日牟禮八幡宮。「近江八幡市」の「八幡」はこの神社の名前から来ています。

主祭神は応神天皇の御神霊である譽田別尊(ほむだわけのみこと)、応神天皇の御母君である息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、神功皇后の御神霊である比賣神(ひめがみ)の三柱です。

現在では商売繁盛や厄除けのご利益があるといわれ、参拝客が後を絶ちません。

3月には縁起物を載せた神輿を造って競う「左義長祭」、4月には高さ10メートルもの巨大な松明に火をつける「八幡まつり」の2つの火祭りが行われます。

<施設情報>
店舗名:日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)
住所:〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257
営業時間:8:00~17:00
定休日:年中無休
※休憩室を利用する場合、利用料金は異なります。詳しくは公式HPを確認。
電話番号:0748-32-3151
駐車場:あり
URL:https://himure.jp/

新町通り



江戸時代から近世にかけて活躍し、巨額の富を築いた近江商人達の本宅が軒を連ねる約2キロの通りです。国の重要伝統的建造物保存地域に選定されており、江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が今もきれいに残されています。

「郷土資料館」や「歴史民俗資料館」もこの通り沿いにあり、近江八幡の歴史を学ぶことができます。

<施設情報>
施設名:新町通り(しんまちどおり)
住所:〒523-0871 滋賀県近江八幡市新町2丁目 新町通り

ラ コリーナ 近江八幡

2015年にオープンした、滋賀を代表する老舗菓子メーカー「たねや」「クラブハリエ」のフラッグシップ店で、和洋菓子やパン、フードコートなどの複合施設です。

メイン施設はツタで緑に覆われており、まるでジブリのような世界観だと言われています。この中にはお菓子の販売コーナー、カフェ、ベーカリーなど、様々な施設が入っています。

「ラ コリーナ」で人気なのは、焼き立てのバウムクーヘンを食べられるカフェです。連休などには1時間以上待ち時間が出るほどの人気スイーツです!

また、こちらのおしゃれな倉庫風の建物で買えるお土産も、他では見たことのないポップなデザインがキュート!お土産に渡すと、盛り上がること間違いなしです。

<施設情報>
店舗名:ラ コリーナ 近江八幡(ら こりーな おうみはちまん)
住所:〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
営業時間:9:00~18:00(フードコート 10:00~17:00)
定休日:1月1日
電話番号:0748-33-6666
駐車場:あり
URL:https://taneya.jp/la_collina/

たねや 日牟禮乃舍

日牟禮八幡宮のすぐそばにある、滋賀の老舗和菓子メーカー「たねや」のお店です。店内には茶屋があり、日牟禮八幡宮へのお参りや、近江八幡散策の合間の休憩に利用するにももってこいです。

茶屋では、ぜんざいやあんみつ、かき氷などの甘味がいただけるほか、滋賀県産のもちごめや近江牛をメニューに盛り込んだ食事メニューをいただけます。

おすすめは「つぶら餅」。滋賀のもちごめを炊き、粒餡を包んで焼き上げたお餅です。店内の工房で、目の前で焼き上げてくれます。焼き立ての香ばしいお餅と粒あん、そしてサービスのあずき茶に八幡堀や八幡宮散策で疲れた体が癒されます。

<店舗情報>
店舗名:たねや 日牟禮乃舍(たねや ひむれのや)
住所:〒523-8558 滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ
営業時間:販売 9:30 ~ 17:00 / 茶屋 〈食事〉11:00~15:00(LO 15:00)〈甘味〉10:00~17:00(LO 16:30)
定休日:年中無休
電話番号:0748-33-4444
駐車場:あり
URL:https://taneya.jp/shop/shiga_himure_taneya

カネ𠮷 山本 本店

JR近江八幡駅から徒歩3分の立地にある、明治29年創業の近江牛を中心とした精肉店です。1階は精肉店、2階は近江牛グルメを楽しめるレストラン「ティファニー」となっています。

近江八幡散策中の食べ歩きにおすすめなのが、1階で販売されているカツやフライです。約25種類と豊富な品ぞろえになっており、選ぶのに迷ってしまいます。地元の方は、様々な種類をまとめ買いして行く方も多いです。

近江牛を使用したものでは、メンチカツやコロッケはもちろん、ナス挟みメンチカツや牛カツなど、なかなか他店では見ないものもあります。

<店舗情報>
店舗名:カネ𠮷 山本 本店(かねよし やまもと ほんてん)
住所:〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町558
営業時間:物販 9:00〜19:00 / レストラン 11:30〜15:00・17:00〜20:00
定休日:火曜
電話番号:物販 0748-33-3355 / レストラン 0748-33-3055
URL:https://www.oumigyuu.jp/shop/honten

千成亭 八幡堀店

昭和32年創業の近江牛の専門店です。精肉、すきやき・しゃぶしゃぶ・焼肉などの肉、ソーセージやハンバーグなどの加工品など、幅広く販売されています。

近江八幡の街並みに溶け込むような昔風の造りの「千成亭 八幡堀店」は、1階はコロッケや加工品、2階は近江牛のレストランとなっています。

1階で販売されている揚げ物は、コロッケやお肉増量コロッケ、メンチカツなど食べ歩きにぴったりです。また、ビールも販売されているので、近江牛の旨味あふれる揚げ物とビールをいただきながらの一休みもおすすめです。

<店舗情報>
店舗名:千成亭 八幡堀店(せんなりてい はちまんぼりてん)
住所:〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町12番地
営業時間:1F 10:00〜17:00 / 2F 11:00〜15:00(LO 14:30)
定休日:火曜
電話番号:0748-43-1129
URL:https://www.sennaritei.jp/shop/shop_hatimanbori/

特別史跡 安土城跡



近江八幡市安土町下豊浦にあります。織田信長の居城として、天正4年(1576)から約3年をかけて築城されましたが、本能寺の変後に消失しました。現在では石垣や堀、豊臣秀吉が建立した織田信長廟などが残っており、国の特別史跡に指定されています。

<施設情報>
店舗名:特別史跡 安土城跡(とくべつしせき あづちじょうせき)
住所:〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
営業時間:24時間
定休日:なし
駐車場:あり

かわらミュージアム



江戸時代から300年以上続く「八幡瓦」の技術や伝統を後世に伝えるため、瓦工場跡に建設された全国でも珍しい瓦の博物館です。

10棟からなる建物全体が展示物といえる、瓦づくしの建物です。八幡堀に面して建っており、八幡堀の水面に映る姿が美しいです。また、国が選定した「重要伝統的建造物群保存地区」の一角にあり、2万4千枚の屋根瓦を周辺の古い町なみの景観に合うように工夫されています。さらに屋外には古い瓦のリサイクルで作られた散策道を設けられ、渦巻く川の流れや天の川をデザインするなど、敷地全体を瓦で演出した庭に見立てています。

展示品は豊臣秀次公居館跡から発掘された金箔瓦をはじめ、江戸時代に様々な願いや祈りを込めて作られた鬼瓦、瓦の素材である粘土を使って作られた瓦人形、日本各地の屋根瓦、世界各国の屋根瓦などがあります。鬼瓦や瓦人形からは、江戸時代の瓦職人の技術の高さや発想の豊かさを見ることができます。

<施設情報>
店舗名:かわらミュージアム(かわらみゅーじあむ)
住所:〒523-0821 滋賀県近江八幡市多賀町738−2
営業時間::9:00~17:00(最終入場 16:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日・年末年始
入場料:一般300円(10名様以上団体250円)、小・中学生200円(同150円)
電話番号:0748-33-8567
駐車場:なし

まとめ

近江八幡の観光スポットはいかがでしたでしょうか?タイムスリップしたかのような街並みと美味しいグルメがたくさんあり、散策が気軽に楽しめる近江八幡。車があってもなくても楽しめるので、ぜひ訪れてみてください!

おすすめ記事