大和ミュージアム
広島で博物館と言えばまず出てくるのが大和ミュージアムです。
呉市海事歴史科学館でもあるこの施設は、館内に零式艦上戦闘機や人間魚雷の回天、特殊潜行艇の海龍の本物を展示しています。外にも潜水調査船しんかいや戦艦陸奥を展示しており見どころ沢山です。海の上も合わせて展示している博物館は日本でも数少ない珍しい造りとなっています。
また、10分の1戦艦大和など、大迫力で海の魅力を遊ぶのとは違った方向から発信してくれています。
ここに来たら食べたい名物海軍カレー
大和ミュージアムの付近は沢山の海軍カレーを出す店があります。
どの店も、より本物に近づけており中には実際に海軍だった人が出したお店や、海軍指導の元忠実に近づけている海軍カレーが競うように名物メニューになっています。
実際に海軍が食べたカレーを食べて、より大和ミュージアムを堪能するのもおすすめの観光の仕方です。
＜施設情報＞
施設名：大和ミュージアム（やまとみゅーじあむ）
住所：〒737-0029 広島県呉市宝町5-20
電話番号：0823-25-3017
営業時間：9時～18時
定休日：火曜日
予算：大人500円/高校生300円/小・中学生200円
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：海の上も合わせて博物館になっている珍しいスポット。戦艦大和や回天など本物を間近で見られるのも魅力です。
URL： https://yamato-museum.com/
はらみちを美術館
母と子、ふるさとをテーマにした美術館です。
君田温泉 森の泉の中にある小さな美術館ですが、自然が沢山あり自然と一体化するようにある三角の建物の中が美術館になっています。
日々色んなアーティストとコラボしたイベントなどを開催中で、ほっこりとした気分になれる美術館です。
ほっこり一日を過ごせる温泉もあります
温泉の中にある美術館なので、当然温泉も入れます。
宿泊も可能ですが、日帰り入浴も可能（700円）で露天風呂は自然と一体化した気分になり、色々なしがらみをリセットすることができそうな予感のするほっこり温泉です。
パン屋や食事処もあり、美術館と合わせて一日堪能するコースがおすすめです。
＜施設情報＞
施設名：はらみちを美術館（はらみちをびじゅつかん）
住所：〒728-0405 広島県三次市君田町泉吉田311-3
電話番号：0824-53-7021
営業時間：9時～17時
定休日：毎月第３火曜日（８月・１２月のみ第４火曜日）
予算：大人300円/高校生150円/以下無料
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：森の中にあり心と体を温めることのできるほっこり美術館です。
URL： http://www.kimita-onsen.com/haramichio.html
島ごと美術館
生口島自体が島ごと美術館になっており、野外彫刻が全部で17個あります。
作家が設置したい場所を考えて、その場所に合うように考えて作ったオブジェばかりです。
全部回ってみるのも楽しそうですよ！
写真は13の凪のとき 赤いかたちです。
生口島を駆け巡るレンタサイクルやツアーも！
全て回ると26.76kmあり、二カ所だけ坂がありますが基本的に平地なので自転車で回ると海沿いを回るようになりとても気持ちがいいです。
大体2時間半～3時間半で回れます。
＜施設情報＞
施設名：島ごと美術館（しまごとびじゅつかん）
住所：広島県尾道市瀬戸田町
電話番号：0845-27-2210（尾道市瀬戸田支所しまおこし課）
空間・設備：生口島を丸ごと美術館にした攻めてる試みです。大きなオブジェが島中に全部で17個ありそれぞれが現代アートとして存在感を放っています。
URL： https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/44/2787.html
ふくやま美術館
色々な展示品だけでなく、日々色々なイベントも行っているふくやま美術館の一番の魅力は、いつ行ってもある広い庭にあるオブジェが特徴です。愛のアーチという名前の通り、カップルがよく訪れています。
かなり大きなオブジェで、中に入ったりいろんな角度から沢山の人が写真を撮っています。
中も外もかなり広い立地です
20世紀ヨーロッパの美術や地元の人の作品など、現代美術を展示しています。
中もかなり広いですが、外も広く駅からも近い事から人々の癒しスポットにもなっています。福山城公園の中にあり、合わせて観光もおすすめです。
＜施設情報＞
施設名：ふくやま美術館 （ふくやまびじゅつかん）
住所：〒720-0067 広島県福山市西町2-4-3
電話番号：084-932-2345
営業時間：9時半～17時
定休日：月曜日
予算：大人310円/高校生以下無料/特別展別料金
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：福山城公園に隣接する公園型美術館です。広々とした空間でアートやオブジェが楽しめます。
URL： https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
てつのくじら館
大和ミュージアムから歩いてすぐの所にあるてつのくじら館では、日本で唯一の潜水艦の博物館です。実物大の潜水艦が見えたら、その大きさに圧倒してしまいます。
もちろん内部にも入れるようになっており、海上自衛隊呉史料館として日々沢山の観光客が来ています。
海には現在活躍中の潜水艦も！
潜水中の生活を体験することもでき、何よりも外の海には現役の潜水艦が停まります。
圧倒的な大きさの潜水艦を間近で見られるのもここだけです。
大和ミュージアムと合わせて観光するのがおすすめです。
＜施設情報＞
施設名：てつのくじら館（てつのくじらかん）
住所：〒737-0029 広島県呉市宝町5-32
電話番号：0823-21-6111
営業時間：10時～18時
定休日：火曜日
予算：無料
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：野外に巨大潜水艦を展示している海上自衛隊呉史料館です。潜水艦に見て触って体感することができます。
URL： https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/
奥田元宋・小由女美術館
日本で一番月が美しく見えると言われている美術館です。三次市吉舎町出身である日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女の作品を展示しています。
ロビーから見える風景は、元宋作品をイメージして作られており月の事を考えて設計された造りになっています。満月の日には夜9時まで開館時間を伸ばしており、満月イベントとしてコンサートやお茶会、レストランでのディナーなどを開催しています。
昼も独特の景色が見えるロビー
三次市の美しい自然を取り込むようにして作られた設計のため、昼でも水面に雲が反射して美しい景色を見ることができます。
合わせて人気のレストランでは、ビーフシチューが人気のメニューとなっています。
＜施設情報＞
施設名：奥田元宋・小由女美術館（おくだげんそう・さゆめびじゅつかん）
住所：〒728-0023 広島県三次市東酒屋町10453-6
電話番号：0824-65-0010
営業時間：9時半～17時
定休日：水曜日
予算：大人800円/大学生400円/高校生以下無料
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：森林の中にある美術館は、美術館と合わせて遊歩道も完備されており周りすべてを堪能することができます。
URL： http://www.genso-sayume.jp/
福山自動車時計博物館
クラシックカーや昭和初期の車などを展示していて、見て触って乗って見ることができる博物館です。車に興味が無くても、140台のクラシックカーは見答えがありますよ。
自動車だけでなく、レトロな木馬やオルゴール蝋人形とまるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることができます。年に4回、現役で走っているボンネットバスにも乗れます。
時計もマニアックで見ごたえアリ！
枕時計にからくり時計や櫓時計など、滅多なことでは手に入らないような1800年代の時計などがずらりと並んでいます。女性でも男性でも楽しめ、幅広い年代の人に人気の博物館になっています。
＜施設情報＞
施設名：福山自動車時計博物館（ふくやまじどうしゃとけいはくぶつかん）
住所：〒720-0073 広島県福山市北吉津町3-1-22
電話番号：084-922-8188
営業時間：9時～18時
予算：大人900円/中高生・65歳以上600円/3歳～小学生300円
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：クラシックカーや古時計などのレトロな物が大集合した博物館です。見て触って体験できる施設になっています。
URL： https://www.facm.net/index.html
筆の里工房
文房四宝（筆墨硯紙）を展示しており、筆から生まれるであろう作品を展示しています。
筆に関することならほとんどを網羅しており、伝統工芸士による筆づくりの実演もあり体験できるゾーンも広く取られており、筆に関する様々な事を知ることができます。絵手紙や筆による福笑いなど幅広い年代の人に人気です。
女性の憧れである熊野筆
女性なら一度は聞いたことがある位有名な熊野筆。フェイスブラシを筆頭に様々なメイクブラシがあります。
しっかりとしたメイクブラシは、長年その効果を発揮してくれますが値段もしっかりとした価格になっており、女性の憧れのメイクブラシになっています。
＜施設情報＞
施設名：筆の里工房（ふでのさとこうぼう）
住所：〒731-4214 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
電話番号：082-855-3010
営業時間：10時～17時
定休日：月曜日
予算：大人800円/小中学生250円/未就園児無料
禁煙・喫煙：全館禁煙
空間・設備：筆の魅力が凝縮された施設です。筆の展示だけでなく筆から作られる芸術品もありじっくりと楽しめるようになっています。
URL： http://fude.or.jp/jp/
まとめ
どの施設も工夫を凝らした施設ばかりで、見ごたえばっちりです。観光に来たら、一日は博物館や美術館に時間を取って、ゆったりと目の保養をするのもいいかも知れませんね。
特に生口島は自転車を借りて、一日がかりになってしまいますが無料で回れますし、自分で走った分旅の思い出が増えるのでおすすめです。是非行ってみてくださいね！
