「クレヨンしんちゃん」春日部市
埼玉県を舞台にしたアニメとして「クレヨンしんちゃん」は絶対に外すことができないと言えます。
誰しもが知っていると言っていいほど、クレヨンしんちゃん＝埼玉県の方程式は根強く印象に残っており、県全体をあげて歓迎ムードが醸成されています。
作中にも「かすかべ防衛隊」など埼玉県、春日部市というワードが多用されているのは作者の臼井儀人先生の出身が埼玉県であることにも起因しています。
作者の地の利を活かした可愛げのある作風は老若男女問わずに愛されます。
春日部市一帯が聖地となっているため、ズバリここを巡ってみてくださいとは断言することができないのですがその拠点として春日部駅をご紹介したいと存じます。
こちらはまさにクレヨンしんちゃんを一身に背負った駅内の展開がされていて、ファンにはたまらない雰囲気づくりがなされています。
構内やホームもまさにクレヨンしんちゃん一色となっていて、駅の装飾には飼い犬のシロやしんのすけなどのイラストが描かれています。
それだけでなく発車メロディーとしては主題歌の「オラはにんきもの」が採用されていて、ノリノリで電車に乗ることも可能です。
駅からクレヨンしんちゃんファンの琴線に触れてくるこちらの駅は、作品を愛する人にはたまらないものとなっています。
こちらの駅を起点に、春日部市一帯を巡ってみてください。
＜情報＞
名前：春日部駅（かすかべえき）
住所：埼玉県春日部市粕壁一丁目
電話番号：048-761-4136
アクセス：東武鉄道 春日部駅
「となりのトトロ」狭山丘陵
こちらはジブリが日本から世界に誇る超名作アニメ「となりのトトロ」の聖地として知られている場所となっています。
「となりのトトロ」と言えばなんといっても日本らしい原風景の自然で、緑がこれでもかと溢れる田舎の景色です。
訪れたことはないのになぜか足を運んだことがあるような気にさせる郷愁感とエモーショナルさを与えてくれる場所が実際に存在しているということで、是非足を運んでおきたいところです。
夏場になるとあたり一帯を包み込む緑のカーテンと木漏れ日、生き生きと羽を伸ばす動植物たちの協奏曲は日本人としての矜持をこれでもかと刺激してくれます。
懐かしく、おっとりとした落ち着いた自然は人生で一度は見ておきたいと思わせるほど劇的です。
また、これだけありのままの自然が生きている（作中でも山奥として描かれていた場所）ため、アクセスが悪く親しみにくい印象を持たれる方も少なくないかもしれませんが、こちらは公式ホームページがしっかりと確立されている公園で、家族連れなどの比較的ライトな感じで足を運べます。
意外に都心からも足を運びやすい非現実ということで、人気になっています。
＜情報＞
名前：狭山丘陵（さやまきゅうりょう）
住所：埼玉県所沢市荒幡など
アクセス：狭山線 下山口駅から徒歩15分
「四月は君の嘘」秩父市・新座市
こちらの作品は漫画原作のアニメ作品となっています。
男女におけるウソを主題に置いた胸がえぐられるような青春グラフィティとなっていて、そのセンチメンタルな空気感が手で触れるようにこちらの近辺には生きています。
実際の場所として紹介できるところも多々あるのですが、まずは前通り橋が挙げられます。
インターネットなどで検索をしても聖地巡礼をされる方が多く、都市と都市をつなぐ橋はまさに代名詞的なスポットと言えます。
街一帯がどこか懐かしい雰囲気になっているのは、さすが埼玉県といった印象。
さらに他の具体的なスポット名を挙げておくと、狭山不動尊なども挙げられます。アニメでは終盤のかなり雰囲気が高まったシーンの夕刻に登場した寺院で、思い出深いものとなっています。
埼玉県の都会すぎず、昔ながらの雰囲気が今でも残っているという点は多くの方の心を惹きつけると考えられます。
実際にアニメでも名作中の名作が舞台としています。そんな埼玉県の良さを再確認できるこちらの場所は、是非足を運んでいただきたいです。
＜情報＞
名前：狭山不動尊（さやまふどうそん）
住所：埼玉県所沢市大字上山口2214
電話番号：04-2928-0020
アクセス：西武線西武球場前駅下車
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」秩父市
こちらの作品は「最も泣けるアニメ」として放送開始以来、常に相当高い評価を受けている作品です。
少年少女たちのひと夏の出会いと死別をテーマにした作品は、まさに涙なしで見ることが出来ず多くの方の琴線に触れます。
日本のアニメ史を語る上でも欠かせない作品で、心をキレイにしてくれます。
秩父市内はあの花の主人公たちが住んでいる生活圏内となっているのですが、その中でも秩父橋などは印象的で忘れることができません。
アニメの宣伝用の作画ポスターの背景となっているのがこちらの橋となっていて、キャラが勢ぞろいで映っています。
作中においてもどこかからの帰りや行きなど、場面が変わるごとに登場する場所でもありまさに印象が深いです。
近隣の定林寺ではあの花とコラボした絵馬も販売中で、町全体があの花一色に染まっている点がうかがえます。
忠実に作中でも描かれた美しく素敵な情景は、実際に足を運んで味わうことができます。
＜情報＞
名前：定林寺（じょうりんじ）
住所：埼玉県秩父市桜木町21-3
電話：0494-22-6857
アクセス：西武鉄道「西武秩父駅」から
西武観光バス「小鹿野車庫・栗尾行（相生町経由）」の「札所十七番入口」で下車徒歩３分駅から徒歩20分
「ソードアート・オンライン」山波氷川神社
「SAO」も極めて人気の異世界物の作品で、原作のライトノベルは歴代でも１０位以内の売り上げを誇っているなどすさまじい勢いを感じさせます。
基本的にはVRMMOもので、仮想世界へダイブしている描写が極めて多いのですが主人公の現実世界における生活圏内として埼玉県の川越市があげられます。
仙波氷川神社が登場するのは、アニメ第一話での出来事です。
繰り返すようですが主人公が現実世界で生活をしている様子が描かれるのは、こちらの作品においては稀で非常に面白いシーンとなっています。
神社ということで聖地巡礼としても足を運びやすく、一息つかせてくれる場所となっています。
作中の異世界には足を運ぶことが出来ない、憧れるだけの場所になってしまいますがこちらのような場所で超人気作の空気感を実際に触れることも可能です。是非訪れてみてください。
＜情報＞
名前：仙波氷川神社（せんばひかわじんじゃ）
住所：川越市仙波町4-19-1
アクセス：西武新宿線 本川越駅から徒歩約30分
「ちはやふる」戸田市
アニメ、そして映画と段階的なメディアミックスで人気を着実に獲得していった「ちはやふる」は一世を風靡した名作と言っても差し支えないのではないかと存じます。
意外にもこちら埼玉県の戸田市が聖地となっているのですが、他にも聖地を数々抱える丁寧な舞台公証が売りの作品です。
ですが、戸田市の某施設は作品の中でも大きな意味を持つ場所となっています。足を運んでみてください。
こちらの「戸田市スポーツセンター」は、埼玉県のスポーツをする若人たちの集合場所となっている施設です。
作品を実際にご覧になった方には、見覚えがしっかりとある場所なのではないかと存じます。
埼玉県百人一首大会の会場となっていたのがこちらの施設で、スポーツ顔負けの血沸き肉躍る、火花が散るような熱い戦いが展開されています。
埼玉県民にはなじみのあるスポットですが、ファンの方にも是非多くの方に足を運んでいただき、「ちはやふる」の熱気に触れてみていただきたいと存じます。
＜情報＞
名前：戸田市スポーツセンター（とだしすぽーつせんたー）
住所：埼玉県戸田市新曽1286
アクセス：JR埼京線戸田駅（西口）徒歩7分
「らき☆すた」久喜市
最後に紹介するのはこちらの作品に登場する聖地です。
一昔前の「アキバ系」と呼ばれる人々の萌え要素やアニメへの情熱を一身に背負っていた伝説的なアニメで、現代でもその魅力は語られるほどとなっています。
アニメファンにおける聖地巡礼文化のパイオニア的な側面があるのではないか、との呼び声が高い作品にもなっていて忘れることはできません。
「らき☆すた」の原作者である美水かがみ先生は、こちらの作品の舞台となっている久喜市の出身。
その郷土愛と知る人ぞ知る魅力を前面に押し出したマンガの作り方は非常に面白みがあります。
自身の母校である「春日部共栄高等学校」という高校にキャラたちを通わせるほか、代表的な鷲宮神社も忘れることができません。
作中のキャラが宮司をつとめる神社で、現在でもたびたびコラボをされています。
作品ファンのアニメの熱の中心地たるこのエリアで、「らき☆すた」への想いを表現してみてください。
＜情報＞
名前：鷲宮神社（わしのみやじんじゃ）
住所：埼玉県久喜市鷲宮一丁目6番1号
アクセス：東武伊勢崎線 鷲宮駅から徒歩約9分
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
並みいるビッグネームの舞台になっているのがこちらの埼玉県です。一つの作品だけでなく様々なものを横断的にめぐるのも楽しいのではないかと存じます。
是非一度、足を運んでみてください。
