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【青森】3大ねぶた祭を堪能できるスポット5選

【青森】3大ねぶた祭を堪能できるスポット5選

2024-06-28 ナベチャン

青森の夏を熱く盛り上げるねぶた祭り。実は地域によってスタイルが大きく異なることをご存知でしょうか。そこで今回は、3大ねぶた祭りと称される『青森ねぶた祭り』『弘前ねぷたまつり』『五所川原立佞武多』の特徴とともに、それぞれのねぶたを楽しめるスポットをご紹介します。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

青森ねぶた祭り


ねぶた祭りの中でもとくに来場者数が多いのが、青森市でおこなわれる『青森ねぶた祭り』です。
ねぶた祭りは毎年8月2日から7日にかけておこなわれ、物語をテーマに制作された人形型の灯篭が連なって青森市内を練り歩きます。
巨大なねぶたはもちろんのこと、街中に響き渡る「ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセラッセラッセーラー」の掛け声、そしてピョンピョンと飛び跳ねながら街を練り歩くハネトたちの姿は迫力満点!
地元の人だけでなく、県外から訪れた観光客も自由にハネトとして参加できるのも魅力的です。
ここでは青森ねぶた祭りをより楽しめるおすすめスポットを3つご紹介します。

ねぶたの家 ワ・ラッセ



青森ねぶた祭りを見るなら、まずはねぶたの歴史や魅力をしっかりと予習しておきたいところ。
そこでおすすめしたいのが、ねぶたのことについて深く学べるスポット『ねぶたの家 ワ・ラッセ』です。
こちらはねぶたに関する資料を数多く保存・展示する文化観光交流施設で、2011年1月にオープンしました。
目印はのれんのようにぶら下がっている真っ赤なルーバースクリーン。青森駅から徒歩1分の距離にあり、観光に持ってこいのスポットです。



施設の1階には、4台の大型ねぶたを展示する『ねぶたホール』があり、年中いつでもねぶたを見ることが可能。写真撮影もOKなので、ねぶたをより間近で見たい方には非常におすすめです。
また、展示されているねぶたは毎年祭りが終わったあとに入れ替えとなるので、祭りの開催期間中は前年のねぶたを見られるラストチャンス。ねぶた祭りの期間に足を運べる方にはぜひ立ち寄っていただきたいところです。
さらに、ねぶたホールではねぶたの囃子を聞いたり、ハネトの体験をしたりできることも。初めてねぶた祭りに参加される方は、ぜひねぶたホールで祭りの予習をしてみてはいかがでしょうか。



2階には『ねぶたミュージアム』も併設されており、青森ねぶた祭りの起源や過去に開催された祭りの様子、題材の移り変わりなどが見られます。
館内にはタッチパネル操作で自分だけのねぶたが作れる『マイねぶた』コーナーも。子供でも簡単にオリジナルのねぶたが作れるので、家族連れでねぶたを見に行かれる方にもおすすめです。ねぶたホールと併せてぜひ足を運んでみてください。

<施設情報>
住所:〒030-0803 青森県青森市安方1-1-1
電話番号:017-752-1311
営業時間(ねぶたミュージアム・ねぶたホール):5月~8月…9:00~19:00、9月~4月…9:00~18:00
定休日:8月9日、8月10日、年末年始(12月31日・1月1日)
入館料(ねぶたミュージアム・ねぶたホール):大人…620円、高校生…460円、小中学生…260円
URL:https://www.nebuta.jp/warasse/

ねぶたの國 たか久


青森市内には青森グルメを味わえるお店がたくさんありますが、ねぶた祭りの余韻に浸りながら青森グルメを堪能したい方にぜひおすすめしたいのが、『ねぶたの國 たか久』です。
こちらでは毎日、津軽三味線やねぶた囃子のライブが開催されています。観客参加型のイベントなので、店内は大盛り上がり!賑やかな雰囲気の中で食事をしたい方や、青森に訪れた気分を盛り上げたい方にもぴったりです。



津軽三味線やねぶた囃子の演奏は毎回19時頃から開催されます。
ねぶた運行は18時台または19時台から始まりますが、祭りの開催期間は演奏時間を延長しているため、ねぶたを見終わった後に訪れてもOK。
津軽三味線の演奏中にリクエストをしたり、店員さんと一緒に「ラッセーラー」の掛け声で盛り上がったりしながら、青森の夜を楽しんじゃいましょう!

ねぶたの國 たか久は『ほたて味噌貝焼き』や『いちご煮』などの郷土料理をはじめ、地元の食材を使った料理、地酒などが味わえるのも魅力の1つです。
生演奏を聴きながら味わう青森グルメは格別!ねぶたの運行コースから近いので、祭りが始まる前に食事だけしに行くのもありです。
祭りの開催期間や大型連休はとくに県外からのお客さんで賑わうため、来店の際は事前予約してから行くのがおすすめ。
グループはもちろん、少人数やお一人様で訪れても楽しめるので、食事処でお悩みの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

<店舗情報>
住所:青森県青森市本町5-6-11
電話番号:017-723-4416
営業時間:月曜日〜木曜日…17:00~22:00、金曜日・土曜日…17:00~23:00
定休日:不定休
URL:https://nebutanokunitakakyu.com/

ねぶたラッセランド



ねぶた祭りの開催期間に青森へ訪れるなら、『ねぶたラッセランド』も見逃せません!
ねぶたラッセランドは青森駅のすぐ近く、青い海公園に毎年春から夏にかけて仮設される大型テントで、地元の人たちからは「ねぶた小屋」と呼ばれ親しまれています。
ここではなんと無料でねぶたが見放題!その年に出陣するねぶたを制作するための作業場なので、基本的には完成したねぶたしか見られませんが、運が良ければ制作途中にねぶたが見られることも。



ねぶた祭りの開催期間中は、出陣する22台の大型ねぶたを一斉に見ることができます。もちろん記念撮影もOK。
夕方から夜にかけて華麗にライトアップされるねぶたとはまた違った表情を見られるので、最終日以外に訪れる方はとくに見ていただきたいところです。
なお、こちらのエリアは海が一望でき、心地よい潮風を感じられるため、市民や観光客の憩いの場としても人気です。
ねぶたラッセランドを見学したあとは、ぜひ周辺も散策してみてください。

<施設情報>
住所:〒030-0803 青森県青森市安方1-2-1
電話番号:017-723-7211

弘前ねぷたまつり


『弘前ねぷたまつり』は毎年8月1日から7日までおこなわれ、扇ねぷたと呼ばれる三国志や水滸伝を題材にした扇形の灯篭が約80台、弘前市街地を練り歩きます。
誰でも自由にハネトとして参加できる青森ねぶた祭りとは異なり、弘前ねぷたまつりは地域の住民が主役となった祭りとなっているのが特徴です。
祭りでは「ヤーヤドー」の掛け声に合わせ、子供から大人まで、地元の住民たちが街を練り歩きます。
ここでは弘前ねぷたまつりをより楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

津軽藩ねぷた村



弘前ねぷたまつりを見学する前に立ち寄りたいのが、地元の魅力が詰まった文化センター『津軽藩ねぷた村』。
こちらでは巨大な弘前ねぷたを見学できるほか、津軽三味線の演奏を聞いたり、伝統工芸品の制作風景を眺めたり、さまざまな体験ができます。
100円バスの停留所が近くにあり、弘前城から徒歩圏内の距離にあるのも嬉しいポイント。見学や体験のあとは、隣接する農産物直売所やお土産売り場でショッピングも楽しめます。


最大の見どころは見学ゾーン『弘前ねぷたの館』内にある、高さ10メートルの巨大ねぷた。周りを回遊しながら見学することができるため、正面だけでなく、裏面の絵も見ることができます。
また、大型ねぷたの近くには骨組みの模型や、ねぷたの絵を描くねぷた師の紹介コーナーなど、面白い展示物が満載。
青森や五所川原のねぶた施設に比べるとコンパクトな展示内容となっていますが、スタッフがねぷたの歴史や特徴について説明したり、笛と太鼓で囃子を実演したりしてくれるので、ねぷたの魅力について余すことなく学べます。

金魚ねぷたを扇形に展示しているゾーンは人気のフォトスポットとなっており、SNSに載せる人も多いのだとか。
こちらの施設では金魚ねぷたの制作実演が見られるだけでなく、実際に金魚ねぷたに絵付けをすることも可能です。
弘前ねぷたまつりを見に行く際は、ぜひ旅の思い出にマイ金魚ねぷたの制作体験をしてみては。

<施設情報>
住所:〒036-8332 青森県弘前市亀甲町61
電話番号:0172-39-1511
営業時間(見学・体験エリア):9:00~17:00
定休日:なし
入館料(有料ゾーン):大人…600円、高校生・中学生…400円、小学生…300円、幼児…100円
URL:http://neputamura.com/

五所川原立佞武多



県内各地で開催されるねぶた祭りの中でも、ひときわ印象に残るのが『五所川原立佞武多(たちねぷた)』です。
立佞武多の特徴といえば、なんといっても圧倒的な高さを誇ること!一番大きな立佞武多はなんと23メートルもの高さとなっています。
青森市、弘前市と比べて出陣するねぶたの数は15台と少ないものの、ビルを超えるほどの巨大なねぶたに驚かされること間違いなしです。
ちなみに五所川原立佞武多の掛け声は「ヤッテマレ」。祭りは毎年8月4日から8日まで開催されます。
ここでは五所川原立佞武多を見に行く方におすすめのスポットをご紹介します。

立佞武多の館


ねぶた関連の施設の中でも度肝を抜かれるのが、『立佞武多の館』です。
市内でも圧倒的な高さを誇るこちらの施設では、なんと祭りで実際に使われる大型立佞武多を見ることができるんです!
祭りの開催時は専用のドアが開いて、ここから大型立佞武多が出陣します。そのスケールの大きさには感動すること間違いなし。
館内には立佞武多のほか、祭りの映像を見たり、各地のねぶた囃子の違いを聴き比べたりできる展示コーナーがあります。

実際に祭りで使われる3体の大型立佞武多を展示している立佞武多の館。
そのうちの1体は、毎年祭りの開催時期に合わせて館内の『立佞武多製作所』で制作されたのち、立佞武多展示室に加わります。
館内は1階から6階までが吹き抜けになっており、スロープ状の通路を歩きながらさまざまな角度で立佞武多を見ることが可能。
下から見上げる立佞武多も見応え十分ですが、真横から眺める立佞武多はより迫力があるのでぜひ見ていただきたいところです。

<施設情報>
住所:〒037-0063 青森県五所川原市大町506-10
電話番号:0173-38-3232
営業時間:9:00~17:00
定休日:1月1日
入館料(立佞武多展示室):大人…650円、高校生…600円、小中学生…300円
URL:http://tachineputa.jp/

まとめ

ねぶたは東北を代表する祭りの1つですが、青森ねぶた祭り・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多と、一言にねぶたといっても、灯篭の形や掛け声、囃子などは各地で全く異なります。
1ヵ所のねぶたをご覧になる方はもちろん、各地のねぶたを見に行く方も、ぜひ今回ご紹介した施設でねぶたについて学んでみてください。きっとねぶた祭りがより楽しめるはずです。

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