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【沖縄】宮古島エリアで1年中楽しめる! 魅力的なマリンスポーツ8選

【沖縄】宮古島エリアで1年中楽しめる! 魅力的なマリンスポーツ8選

2024-09-11 香田あつし

国内でありながら南国気分を味わえるリゾート地、宮古島。近年航空便でのアクセスが向上し、東京や大阪、名古屋など各都市からの直行便で訪れることが可能になっています。宮古島では1年を通じて温暖な気候のもとマリンスポーツを楽しむことができます。ハイシーズンの夏はもちろん、冬も涼しい風が快適でさまざまなアクティビティに挑戦するよういざないます。宮古島で幅広い層の人が楽しめる魅力的なマリンスポーツをまとめたので、次の旅を計画する際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
香田あつし

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香田あつし

兵庫県出身。自分の知らない世界を見られるならたとえ地球の裏側にでも行ってしまうような人間です。食べることと交通、特に鉄道が大好き。読む人の旅のクオリティが最大限上がるような情報をご提供します。

パラセーリング




宮古島エリアには美しい海が広がり、周辺にも緑豊かな島々が点在します。これら宝石のような世界を満喫したいなら、まずはパラセーリングで空中散歩を楽しむのがおすすめです。鳥になった気分で空に舞い上がれば、どこを見てもエメラルドグリーンに輝く海が360度あなたを取り囲みます。

パラセーリングはパラグライダーとセーリングをかけ合わせたスポーツです。モーターボートに引かれたパラシュートに乗って飛行します。原理は風に乗って舞い上がる凧(たこ)のようなもので、航行中の船からふわっと浮き上がりながら離陸していきます。

まるでブランコに乗っているかのような気軽な感覚で空中を散歩できるのがパラセーリングの魅力。ほとんどは定員が3人か4人なので、カップルや家族、グループでの参加に適しています。見渡す限りの絶景を目の当たりにできる感動を大切な人と共有できるのは素晴らしいことです。きっと一生忘れられない思い出になることでしょう。




パラセーリングを体験する際に特別な事前講習は必要ありません。なぜなら難しい操作や技術が一切必要ないからです。体験者はただパラシュートに座って身を任せるのみなので、小学生からシニア世代まで幅広い層が安心して楽しめます。また海上に出ながらずぶ濡れになる心配がほぼないのもいいところ。本当に気軽に、かつ最大限に海の魅力を楽しめるマリンスポーツなのです。

ツアーを提供するショップによってはトランシーバーを導入していて、飛行中でも船上のスタッフと連絡をとれます。高度はだいたい100メートル前後ですが、ロープの長さによって調整が可能なので好みに応じて選びましょう。




日本でも屈指の透明度を誇る宮古島の海は、パラセーリングをすることで訪れた価値を一層強く感じられるでしょう。浅瀬に広がるサンゴ礁はもちろんのこと、上空からでさえ優雅に泳ぐエイやウミガメの姿を容易に確認することができます。百聞は一見に如かずとはまさにこのことで、水中や水面からでは得られない体験が待っています。

ダイビング




宮古島の透明な海の美しさを味わうなら、スキューバダイビングに挑戦するのは間違いなく外せない選択肢の1つです。台風のタイミングさえ避けられれば、1年を通じて潜ることができます。

宮古島はスキューバダイビングを初めて体験する人にとても適した場所で、ライセンスの必要ない体験ダイビングプランが数多く提供されています。重たい酸素ボンベを背負って水中へと入っていくので、普通に泳ぐことに比べて難しいのはたしか。とはいえ丁寧な事前講習や経験豊富なインストラクターのサポートで、徐々に水の中で体をコントロールできるようになっていくことでしょう。




プラン次第では所要時間が案外短く、2時間程度で体験できてしまうのもいいところ。見どころ満載の宮古島エリアを限られた時間で効率よく満喫したい人に最適です。




サンゴや波の力が織りなす、バラエティに富む美しい地形を思う存分楽しめるのがダイビングの醍醐味です。特に3大地形ポイントと呼ばれる「アントニガウディ」「魔王の宮殿」「通り池」は起伏に富む非常にダイナミックな造形で、訪れた人を一目で魅了するまさに圧巻の迫力。さらに島の北部には国の天然記念物にも指定されている日本最大級のサンゴ礁帯「八重干瀬(やびじ)」があり、こちらも多くのダイバーを惹きつける名所となっています。

カヌー・シーカヤック




海底が透けて見えるほどの透明度を誇る宮古島は、カヌーやカヤックで水上散策を楽しむのに絶好のスポットです。カップルや家族、グループでまったりと会話しながら、優雅に海の上での時間を楽しむのは最高のひと時でしょう。




初めての人でも比較的簡単に乗ることができるのがカヌーの長所。数人で安定感ある小型の船に乗り、パドルで漕ぎ進めます。安全性が高いという特性から小学生以下の小さな子供でも乗船可能で、家族みんなで体験できるアクティビティです。まさに団体での思い出作りにぴったりなマリンスポーツとなっています。

海水につからないので夏には暑く感じるかもしれません。むしろ涼しい風を満喫できる冬のシーズンは快適で、この時期には特にカヌー体験をすべきといえるでしょう。漕ぐ際に足元がぬれたり水しぶきがかかったりするため、乾きやすく動きやすい素材の服を選んで着てくるのがおすすめです。




ショップによっては透明なカヤックを用意しているところもあり、真下にあるサンゴ礁や泳ぎ回るカラフルな熱帯魚を足元で観察することが可能です。船上にいながら水面に座っているような不思議な感覚で、SNS映えは間違いありません。島の南側に位置するワイワイビーチ付近ではウミガメを見られる可能性も高いため、訪れてみる価値があるでしょう。

マングローブ林の散策にもカヌーやカヤックは最適で、多くのプランが提供されています。島尻のマングローブ林は奥行き1キロメートルほどの入り江で、ヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギ・ヒルギモドキ・ヒルギダマシという5種のヒルギを観察することができます。まるでタコの足のように根を張るヒルギ科の植物は本州ではめったに見られません。そこに生息する野鳥やカニなどの生物も見どころです。

シュノーケリング




南国の海を訪れたら、やはり泳ぐことは欠かせません。ダイビングに比べてハードルが低いシュノーケリングは、初心者や子供を含め幅広い層におすすめできる間口の広いマリンスポーツの定番です。

水面付近の浅い水中を潜るシュノーケリング。宮古島のように水面からでさえ海底が見える透明な海を楽しむにはぴったりのアクティビティです。最低限必要な機材は水中メガネ・シュノーケル・フィンのわずか3点で、比較的気軽に挑戦することができます。もちろん自然を相手にする以上油断は禁物ですが、事前講習やインストラクターのサポートがあるので安心して体験できるでしょう。

宮古島には浅瀬が多く、大抵のシュノーケリングポイントにはビーチから泳いで向かうことができるのが大きな特徴です。特に有名なシュノーケリングポイントの1つが吉野海岸。ビーチからわずか数メートルでサンゴ礁の広がる光景を目の当たりにできます。海底を覆い尽くさんばかりのサンゴ礁とそこを泳ぐカラフルな熱帯魚たちは、本州ではまず見られない絶景です。




シュノーケリングを目的としてツアーに参加する際には、当然ながらシュノーケリング向けのプランを選ぶのが鉄則。比較的深く潜るダイビング向けのポイントとはやや異なるため注意が必要です。

SUP




水面を歩くという夢のような体験をしている気分を味わえる新感覚のマリンスポーツがあります。それがSUP(サップ)です。1人で自由に、エメラルドグリーンに輝く海の上を歩き回ってみるのはいかがでしょうか。

SUPとはカヤックに似た1人乗りの船で、形状は大きめのサーフボードといったところ。「スタンドアップパドル」の略で、その名の通り通常は立って漕ぎます。未経験者は感覚をつかむ必要がありますが、ほとんどは1時間程度で立って漕ぎ進められるようになるようです。水上を自由に滑りながら散策する感覚は爽快そのもの。さらには座ったり寝転んだりして、水面をなでる風を思う存分満喫することもできます。




ビーチ周辺から始まるサンゴ礁の多い宮古島はSUPで水上を散策するのにぴったりです。さらには時間帯を変えることで、異なる海の表情を見られるのもSUPツアーの非常に大きな魅力です。特におすすめなのが、伊良部大橋周辺の絶景ビーチでクルージングを楽しみつつ、日の入り時間帯には寝転びながら優雅にサンセットを満喫できるプラン。最高の贅沢です。スタッフが撮影した写真データを無料でプレゼントしてくれるプランも選べるので、素晴らしい思い出ができるに違いありません。

フィッシング




海の幸を堪能することも忘れてはいけません。豊かなサンゴ礁が集まる宮古島の海は、観察するだけでなく釣りをするにもぴったりです。本格的な釣り船で絶景に囲まれながらフィッシング体験を楽しめるプランが人気を呼んでいます。

宮古島で釣れる魚は実にさまざまです。特に釣られているのは沖縄料理で定番の魚「グルクン」。さらには「沖縄3大高級魚」として知られる「ハマダイ」「アカジンミーバイ」「マクブー」なども釣れます。これらは刺身や煮つけ、塩焼きなど様々な調理方法で堪能することができます。夕食付オプションをつけるとこれら自分で釣った魚を食べることもできるので、海の楽しみ方が広がります。




釣り船での本格的な釣り体験もいいですが、カヤックで水上散歩を楽しみながらフィッシング体験ができるプランも提供されています。釣りのために使われるカヤックは、手ではなく足で漕ぐ専用装備。両手がふさがっている状況でも楽に進んでいくことができます。ぜひチェックしてみましょう。

フライボード

広々としていて透明な浅瀬が一望できる宮古島の海は、さまざまなアクティビティに適している絶好のスポット。フライボードで刺激的な体験を味わうにも最適です。体験し終える頃にはきっと病みつきになっているかもしれません。




水上バイクの噴射装置を足に装着し、そこから噴出される水圧を利用して水の上を浮遊するアクティビティがフライボード。はたから見ていると難しそうに思えてしまうスポーツですが、実は多くの未経験者が空中散歩を成功させてしまうようです。コツさえつかんでしまえばきっと非日常の刺激がクセになるでしょう。

ジェットスキー




海上をツーリングしながら爽快な風と波を思う存分味わいたいなら、ジェットスキーがおすすめです。予算は高めですが、宮古島のあらゆる絶景ポイントをくまなく探索したいなら検討してみる価値があります。

海の上を時速40~50キロで駆け抜けるジェットスキー。運転するには小型特殊免許が必要ですが、経験豊富なインストラクターによるツーリングツアーなら誰でも参加することが可能です。水面での体感スピードは陸の3倍といわれるほどで、疾走感と爽快感は日常ではまず得られないことでしょう。さほど体力を消耗するわけではないので、幅広い年齢層の人が楽しめるのがいいところです。

まとめ

宮古島の魅力をたっぷりと満喫できるマリンスポーツを8つご紹介しました。どれも宮古島の雄大な自然があるからこそできる素晴らしい体験で、しかも年中楽しめるというチャンスの多さもポイントです。忙しい日々では体験できない刺激的なアクティビティが欲しくなったら、ぜひ宮古島への旅行を検討してみてください。

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