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【福島】乙女心くすぐる!リカちゃんキャッスルをご紹介

【福島】乙女心くすぐる!リカちゃんキャッスルをご紹介

2024-11-14 ナベチャン

1967年の発売から長年にわたり、多くの乙女たちから愛され続けているリカちゃん人形。そんなリカちゃんの世界感に浸れるスポットが福島県にあることをご存知でしょうか。今回は福島一のスイートスポット『リカちゃんキャッスル』をご紹介します。
ナベチャン

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ナベチャン

旅行業界で7年ほど働いていました。仕事で有名観光地に行き過ぎたせいか、プライベートでは珍スポット・B級スポットと呼ばれる場所ばかり出かけています。素敵な情報をお届けできたら嬉しいです!

乙女たちの夢の国『リカちゃんキャッスル』




リカちゃんキャッスルは福島県小野町にあるリカちゃん人形のテーマパークです。
大手おもちゃメーカー・タカラトミーから発売されているリカちゃん人形を生産しており、製造過程が見られるオープンファクトリーから、リカちゃんの歴史を学べるミュージアム、リカちゃんと同じ衣装を着て写真が撮れるスポットなど、さまざまな施設が揃っています。
外観はご覧のとおり、おとぎ話に出てきそうな白亜のお城。リカちゃんの世界観にぴったりハマっていて素敵です!まさに乙女たちの夢の国!
ちなみにリカちゃんキャッスルは周囲に大きな建物がないため、小野町のランドマーク的存在にもなっているのだそう。




ところで、ディズニーやジブリ、国民的アニメなど、大抵のキャラクターテーマパークは関東や関西などの都市部にあるのに、なぜリカちゃんキャッスルは福島県にあるのでしょうか。
実はこちら、リカちゃんキャッスルができる前はタカラ(現・タカラトミー)の福島工場だったそう。
その上、メインで製造していたのがリカちゃんやジェニーだったこともあって、1993年にリカちゃんキャッスルとしてリニューアルオープンしたのだとか。
ちなみにリカちゃんの出身地はフランスだそうで、福島県はあまり関係がないようです。

リカちゃんキャッスルの「遊ぶ」スポット

リカちゃんキャッスルの館内には「遊ぶ」「見る・知る」「軽食・お買い物」ができる12ヵ所のゾーンがあります。
ここではまず、リカちゃんキャッスルの「遊ぶ」スポットをご紹介します。
おすすめの楽しみ方もご紹介しておりますので、これからお出かけされる予定の方はぜひ参考にしてみてください。




お城に入ってまず目に留まるのが、等身大のウェルカムリカちゃん。公式プロフィールに記載されている身長と同じく、142センチあるそうです。
目の前にはボタンが設置されており、押すとリカちゃんが可愛らしくおしゃべりをして私たちを出迎えてくれます。
ちなみにウェルカムリカちゃんはイベントなどの節目で衣替えすることが多いので、せっかくならぜひここで記念に1枚写真を撮っておきたいところ。
お次に紹介するなりきりレンタルドレスのコーナーで、衣装を借りて撮影するのもおすすめです!

ウェルカムリカちゃんのすぐ近くには、なりきりレンタルドレスのコーナーがあります。
文字通り、リカちゃんになりきれちゃうドレスで、なんと貸し出し無料。しかも申し込み不要で、営業時間内であれば時間無制限で利用することができちゃうんです!
以前は数種類の衣装が用意されていましたが、現在は2種類の衣装から選べるようになっています。もちろん無料レンタルなので、両方着用してもOK。
レンタルドレスはエプロンのように背中でひもを結んで着用するタイプとなっているので、洋服の上から簡単に羽織ることができます。




サイズが80から160センチまで用意されているのも嬉しいポイント。姉妹はもちろん、母娘で親子コーデを楽しむことも可能です。
リカちゃんになりきって園内を散策できるので、さまざまなスポットでフォトジェニックな1枚が撮れちゃいます。
なお、貸し出しは衣装のみとなるため、より気分を味わいたい方はティアラやカチューシャ、大ぶりのアクセサリーを用意するのがおすすめ。せっかくドレスを着るなら全身コーディネートをとことん楽しんでみては。

リカちゃんのおへや




2階フロアにはリカちゃんが使っている自室をイメージしてつくられた、リカちゃんのおへやというコーナーがあります。
ピンクを基調としたラブリーでキュートなインテリアは、写真映えすること間違いなし!
そこかしこにハートやお花をモチーフにした家具が置かれており、思わず入り浸りたくなってしまいます。

ちなみに室内に置かれている家具は実際に触れることも可能。机の引き出しをあけたり、電話をかけたり、ソファでくつろいだりしてもOKです!
リカちゃんは永遠の小学5年生ということで、椅子の背もたれにはランドセルも。未就学児のお子さまは、ランドセルを背負ってお姉さん気分を味わうのもいいかもしれません。
もちろんこちらのコーナーも撮影OKなので、なりきりドレスを着て思う存分撮影を楽しんじゃいましょう!




リカちゃんのおへやを進んだ先には、なりきり世界旅行コーナーがあります。
こちらはなんと、リカちゃんと一緒に世界旅行をした気分が味わえるフォトスポット。
以前は各国の撮影ゾーンにリカちゃんの等身大パネルが設置されていましたが、リニューアルによりAR撮影が導入され、さらにリアルにリカちゃんとの世界旅行気分が味わえるようになりました。
撮影ブースは全部で5ヵ所。スタート地点となる福岡空港から、ハワイ・パリ・台湾・アフリカの4ヵ国を巡ります。

アップルガーデン




建物の外には、四季折々の景色が楽しめる人気のフォトスポット、アップルガーデンがあります。
こちらはリカちゃんのパパ、ピエールさんの故郷であるフランス庭園をイメージして設計されたのだそう。
アップルガーデンという名前の通り、お庭には福島県三のりんごの木が植えられており、収穫の時期になるとカフェで限定発売されることも。

ここで写真を撮るなら、館内にあるなりきりドレスを着用して撮影をするのがおすすめ!
バックに映るお城とお庭の雰囲気が相まって、より世界観のある写真を撮ることができます。親子や友人同士でお出かけされる方は、お揃いの衣装を着て撮影するのもアリです。




推し活をしている方は、お気に入りのリカちゃん人形もお忘れなく!
SNSに写真をあげている方も多くいらっしゃるので、渾身の1枚を撮りたい方は推し活仲間の投稿をぜひ事前にチェックしておきましょう。

リカちゃんキャッスルの「見る・知る」スポット

続いては、リカちゃんキャッスルの「見る・知る」スポットをご紹介!
館内の2階には、リカちゃんのこれまでの歴史や製造過程などが見られる貴重なコーナーが満載です。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。




2階フロアへ上がって最初に見えるのが、リカちゃんミュージアム&ムービングリカちゃん。
こちらは1967年から現在に至るまでの歴代リカちゃんを展示するミュージアムコーナーです。
仕掛けコーナーのムービングリカちゃんでは、リカちゃんが動いたりおしゃべりをしたりしながら展示内容の紹介をしてくれます。




ショーウインドーには幼少時代に遊んでいたリカちゃんから、廃盤となってしまったリカちゃん、過去に限定販売されていたリカちゃんなど、貴重なリカちゃんがズラリ。
まさにリカちゃん好きにとってはたまらないスポットとなっています!

ところでみなさんは現在のリカちゃんが何代目かご存知でしょうか。
ファンのみなさまなら既にご存知かと思いますが、実はリカちゃんはこれまで3度にわたりモデルチェンジされており、現在のリカちゃんは1987年から活躍する4代目なんです。
年代ごとの展示では、当時の流行や文化など、時代背景の移り変わりとともにリカちゃんの歴史を見ることができます。
それぞれのリカちゃんで顔やスタイルが異なるので、どういった違いがあるのか見比べてみるのもおすすめです。




リカちゃんミュージアムにはリカちゃんだけでなく、リカちゃんのパパやママ、双子の妹たちや三つ子の赤ちゃんなども展示されています。
こうやって見ると、リカちゃんのパパママってとても若い!おじいさんとおばあさんの若々しさも半端ない。そしてママが33歳にして6児の母っていうことにも驚かされます。
人形の後ろにはファミリー家系図などの説明書きも一緒に展示されているので、リカちゃんにあまり詳しくない方でも改めてリカちゃんについて知ることができます。

お人形ファクトリー見学

こちらはリカちゃんミュージアム&ムービングリカちゃんを過ぎた先にある、お人形ファクトリー見学スポット。1階の工場でリカちゃんがつくられる過程を見学することができる、超レアなコーナーです。
ここでは顔や体の成型が終わり、最後におこなわれる彩色・植毛・組立・検査の4工程を見ることができます。
滅多に見られない光景なので、大人だけでなく、子供も思わず釘付けになること間違いなし。よりじっくりと見たい方は、双眼鏡を持っていくのがおすすめです。
また、見学コーナーには各工程について紹介されたパネルも展示されています。それぞれどんな作業をしているのか詳しくわかるので、そちらもぜひ目を通してみてください。




リカちゃんキャッスルにはリカちゃんだけでなく、ジェニー人形を展示しているコーナーもあります。
「ジェニーって何?」という方もいらっしゃるかと思うので、ジェニーについて簡単にご説明しましょう。
ジェニーは1986年にタカラバービーから改名して登場したキャラクタードールです。リカちゃんよりも高い年齢層を対象としてつくられているそうで、どちらかといえばごっこ遊びよりもファッションを楽しむための人形となっています。

館内にあるキャッスルギャラリージェニーには、さまざまな時代のジェニーや、リトルファクトリーのデザイナー達によって制作された1点物のドレスなどがズラリ。
ラブリーで可愛いリカちゃんの世界観とは異なり、こちらはシックでやや大人向けの展示コーナーとなっています。ジェニーはもちろん、ファッションが好きな女性も必見です!

リカちゃんキャッスルの「軽食&買い物」スポット

最後はリカちゃんキャッスルの「軽食&買い物」スポットをご紹介。撮影や見学を楽しんだあとは、ぜひこちらも立ち寄ってみてください。




「軽食&買い物」スポットの中で一番見逃せないのが、2階にあるお人形教室。
こちらではなんと、自分だけのオリジナルリカちゃんをコーディネートすることができるんです!
まさに乙女の夢とロマンが詰まったコーナー。子供はもちろん、大人も思わず夢中になってしまうスポットとなっています。

お人形教室には髪色や表情が異なるさまざまなリカちゃん人形やドレスが豊富に並べられており、見ているだけでもテンションが上がってしまいます。
お好みのリカちゃんを選んだら、次はドレスや小物をチョイス。選んだアイテムは会計後に教室内で組み合わせることができます。もちろんそのまま持ち帰って、おうちでコーディネートを楽しむのもOKです。
自分でコーディネートを選んだリカちゃんは特別感満載!リカちゃんキャッスルでつくったという証明書も付いてくるので、より特別感が得られます。

アップルガーデンカフェ




続いてご紹介するのが軽食スポット。リカちゃんキャッスルの外には、ワッフルなどのフードや、アップルジュース、紅茶などのドリンクを販売するアップルガーデンカフェがあります。
お店のおすすめメニューはおいりソフト。おいりとは、結婚式の引き出物やアイスクリームのトッピングなどによく使われているあられの一種なのだそう。
パステルカラーが可愛いおいりソフトは、リカちゃんキャッスルのメルヘンな世界観にぴったりです!
ちなみにリカちゃんキャッスルのチケットは当日有効となっているため、一旦外に出てもチケットを提示すれば再入館OK。見学の合間に小腹を満たせるのも嬉しいポイントです。




1階にあるリカちゃんショップでは、お土産にぴったりなお菓子やおもちゃなどを販売しています。
おすすめはやはりリカちゃんキャッスルオリジナル商品。リカちゃんの写真がパッケージとなっている白河ラーメンや喜多方ラーメン、カレーなど、ここだけのレアなお土産もたくさんあるので、見学の最後にぜひ立ち寄ってみてください。

まとめ

歴史から製造過程など、リカちゃんのことがまるっとわかるリカちゃんキャッスル。リカちゃんファンはもちろん、幼い頃にリカちゃんで遊んだ乙女たち、リカちゃん大好きキッズも楽しめるスポットとなっています。
都心から離れた距離にありますが、高速道路を使えば約3時間でアクセスできるので、週末や連休にぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
住所:963-3401 福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
電話番号:0247-72-6364
営業時間:10:00~16:00
休館日:月曜日
料金:一般…1,000円、2才以上~中学生…800円
URL:https://liccacastle.co.jp/

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