ホテル天坊
伊香保温泉には、『こがねの湯』・『しろがねの湯』とよばれる2つの源泉があります。
その2つの源泉両方からお湯を引いているのが、こちらのホテル天坊。
ホテル館内に『湯あそびの館 天晴』という施設を持っており、ここで10種類もの温泉を堪能できます。
天晴内でこがねの湯、しろがねの湯の両方を楽しむことができるのがありがたいところ。
毎日の忙しさを忘れ、ゆったりとお湯につかりましょう。
館内の地下には岩風呂もあるので、温泉好きにはたまらないお宿です。
ちなみに岩風呂に使用されている石は、天然記念物である『三波石(さんばせき)』。
貴重な石を600トンもつかってつくられたお風呂は、野趣にあふれた雰囲気です。
部屋は、昔ながらの和室、洋室、和洋室から選択可能。
露天風呂がついたぜいたくな部屋もあるので、シーンに合わせて選びましょう。
館内には24時間楽しめる足湯、フリードリンクを提供するスペースなども用意されています(8:00～18:00)。
ホテル天坊のビュッフェには2種類のプランがあります。
ひとつは『食座 旬の坊』での食事。
オープンキッチンでつくりたての、アツアツ料理を食べられることで人気を集めています。
ステーキやグラタン、揚げもの類、お寿司にお刺身など小さな子どもから大人まで楽しめる料理がズラリ。
食後にはもちろん、スイーツやフルーツも食べたいですね。
旬の坊での食事では、ソフトドリンクが無料なのもうれしいポイント。
もうひとつのビュッフェは、天坊の最上階『スカイホール 天の川』での食事です。
こちらもオープンキッチンを採用。
ですが、旬の坊と比較して豪華な料理が提供されるのが特徴です。
ズワイガニ、ローストビーフ、自分で火をつける鍋ものなどもありテンションが上がります。
アワビのソテーといった、お酒のおつまみによさそうなメニューも豊富。
料理長オススメだという、コース料理的な食べ方の提案もあり高級感があります。
旬の坊、天の川どちらでも料理のおいしさという点ではオススメ。
ですがあえてどちらかを推すなら、小さな子どもがいるファミリーや予算をできるだけ抑えたいときには旬の坊を。
記念日やお祝い、せっかくなら特別な食体験をしたいというときには天の川をオススメしたいと思います。
ホテル天坊の朝食ビュッフェといえば、やはりタマゴ料理。
目の前で調理してくれるオムレツや、目玉焼きの味はたまりません。
シャキシャキの新鮮野菜をたっぷり摂れるサラダもおいしい。
好きなものをたっぷり食べて、朝から元気をたくわえましょう。
＜スポット情報＞
スポット名：ホテル天坊
住所：〒377-0195 群馬県渋川市伊香保町伊香保396-20
電話番号：0279-72-4489
アクセス方法：渋川伊香保ICより車で約20分
滞在時間：チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
予算：食座旬の坊プラン ¥12,650(1名)～
スカイホール天の川プラン ¥14,850(1名)～
設備：駐車場あり、フリードリンクあり、露天風呂つき客室あり、貸切露天風呂あり(有料)、クレジットカード可
URL：
https://www.tenbo.com/
大江戸温泉物語 伊香保
全国に勢力を拡大する『大江戸温泉物語』。
伊香保でも一軒の宿泊施設を運営しています。
先ほどご紹介した天坊同様に2つの源泉を引湯しているのがポイント。
大浴場ではこがねの湯に、露天風呂ではしろがねの湯につかることができます。
ややこぢんまりとした印象ながら風情のある露天は、岩風呂です。
夜には提灯にあかりがともり、ムード満点。
ドーム状の窯のなかで汗をかく岩盤浴、『かまぶろ』も楽しめます。
お風呂に向かう通路には、竹久夢二らが描いた絵画がかざられているので、ゆっくり見学しながら歩きましょう。
館内には卓球や漫画コーナーなど無料のお楽しみが充実。
有料ではありますが、カラオケやゲームコーナーもあります。
有料マッサージ機で、体をいやすのも気持ちよさそうです。
部屋の種類は、和室、洋室、広々とした特別室など多種多様。
石段街までは徒歩で10分ほどとアクセスもバツグンです。
大江戸温泉物語の食事は、夕食・朝食ともにビュッフェのみ。
季節ごとに、さまざまなフェアメニューを用意するのが特徴です。
特に群馬県産の食材をつかった料理は人気となっています。
群馬名産の豚肉をつかった『豚すき焼き』は、あればぜひ食べてみてください。
甘辛い味にやわらかなお肉がよく合い、ご飯やお酒が進みます。
目の前でジュウジュウと焼く、陶板焼きも人気です。
もちろん、天ぷらやおつくりなどスタンダードなメニューもあり。
デザートには、ぜひハーゲンダッツのアイスクリームを。
もちろんこちらも食べ放題で、テンション爆上がりです。
食事のプランはひとつのみですが、その分バラエティは豊富な印象。
年齢を問わず楽しめるメニュー構成になっています。
お酒好きな人は、飲み放題をつけるのもオススメです。
また、レストランではベビーフードの提供があるので、必要に応じてリクエストしましょう。
夕食同様、豊富な料理がビュッフェ台にならびます。
新鮮なサラダからタマゴ料理、お惣菜などメニューは多彩。
洋食派も和食派もしっかり食べられます。
特に、好きなトッピングを選んでつくる『オリジナル丼』や、自分で焼く『クロッフル』は人気。
食後にはフルーツやヨーグルトなども味わえます。
＜スポット情報＞
スポット名：大江戸温泉物語 伊香保
住所：〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保592-1
電話番号：0570-011261(有料ナビダイヤル)
9:00～19:00
アクセス方法：公式HPに地図あり(https://ikaho.ooedoonsen.jp/access/)
滞在時間：チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
予算：¥11,000(1名)～
設備：駐車場あり、ベビーバス・ベビーチェアあり、ベビーフード提供あり、クレジットカード可
URL：
https://ikaho.ooedoonsen.jp/
伊香保温泉 伊香保グランドホテル
リーズナブルな価格が魅力の、『伊藤園ホテルズ』が運営するお宿。
実は伊香保には伊藤園ホテルズのお宿が2件あります。
今回はそのうちの1件、伊香保グランドホテルをご紹介。
本館1階にある大浴場では、こがねの湯を引湯しています。
たっぷりのわきあがるお湯は、ぜいたくなかけ流しです。
宿泊者は併設する日帰り入浴施設『黄金の湯館』も無料で利用可能なので、ぜひ足を運んでみましょう。
部屋は、窓から山々の風景を見渡せる和室、ビジネスタイプの洋室、露天・半露天のお風呂がついた部屋などから選べます。
洋室はややこぢんまりとした印象ですが、ベッドに小型のテーブル、テレビなどがそなわっており必要十分。
人数や旅行のシーンに合わせて選びましょう。
館内にはカラオケルーム、卓球、マッサージコーナーといった設備があります。
カラオケは大人気のようで抽選制。
運だめしもかねて、申し込んでみてもおもしろいのではないでしょうか。
先にご紹介した大江戸温泉物語同様、こちらも食事のプランはひとつのみ。
以前は和食膳の提供もあったようですが、2023年6月現在はビュッフェだけの提供に。
和洋折衷のバラエティゆたかなメニューを、ビュッフェ形式で提供してくれます。
料理の数は50種類ほど。
特に握り寿司や揚げ物は人気です。
シーズンごとのフェアメニューも用意されているので、好きなものを好きなだけたっぷり味わいましょう。
もちろん、食後にはデザートもどうぞ。
伊藤園ホテルズのよいところは、なんといっても“アルコールが飲み放題”という点。
別途飲み放題をプラスしたり単品注文したりしなくてもお酒を楽しむことができます。
もちろんソフトドリンクも飲み放題。
お酒を飲む人も飲まない人も、追加料金なしというのはうれしいですね。
食事に特別感がほしいという場合は、別注料理を検討してみてはいかがでしょう。
厚切りのお肉に存在感がある『上州牛サーロインステーキ』や『上州牛とやまと豚のしゃぶしゃぶ』などが人気となっています。
和洋食を取り合わせた、30種類以上の料理が並びます。
焼き魚、タマゴ料理、納豆、ハム・ソーセージ、お惣菜、サラダなど朝食としては必要十分以上のラインナップ。
もちろん、主食はパンもごはんも選べます。
ヨーグルトなどちょっとしたデザートもあるので、食後のお楽しみにしてはいかがでしょう。
＜スポット情報＞
スポット名：伊香保温泉 伊香保グランドホテル
住所：〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保550
電話番号：0570-061-780(9:00～20:00)
アクセス方法：
滞在時間：チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
予算：¥7,898(1名)～
設備：駐車場あり、露天風呂つき客室あり、クレジットカード可、電子マネー・QRコード決済可、ギフト券使用可
URL：
https://www.itoenhotel.com/ikaho/
渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保ホテルインター
こちらは全国に展開するビジネスホテル。
観光専門に運営しているお宿と比較すれば設備はシンプルですが、機能的。
宿泊者は併設の『スカイテルメリゾート』の温泉を無料で利用できます。
大浴場に露天風呂、サウナ・水風呂までそなえてありゆったり入浴可能です。
プラス料金で岩盤浴も利用できます。
石段街までは車で約20分。
参道のうどんで有名な水澤観世音にも18分ほどと、主要観光スポットへのアクセス良好です。
残念ながら夕食ビュッフェはありませんが、スカイテルメ内で定食・麺類などを食べることができます。
こちらのホテルでは朝食ビュッフェを追加料金なしで食べることができます。
一番のオススメポイントは、“料理に手づくり感があること”。
煮物などのお惣菜は特にあたたかみのある味でおいしいので、ぜひ試してみてください。
ごはんに合うおかずも、パンに合うおかずも十分にそろっています。
＜スポット情報＞
スポット名：渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保ホテルインター
住所：〒377-0004 群馬県渋川市半田3129-1
電話番号：0279-20-1126
アクセス方法：渋川伊香保ICより車で約3分
滞在時間：チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
予算：¥5,000(1名)～
設備：駐車場あり、岩盤浴あり
URL：
http://hana-hotel.com/ikaho/index.html
まとめ
ビュッフェのメリットは、好きなものを好きな量だけ食べられること。
日中に石段街での食べ歩きも検討している場合、夕食をひかえめに調整することも自在に可能です。
おいしいものをたくさん食べて、伊香保旅行をますます楽しいものにしましょう。
