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【沖縄本島南部】定番から穴場まで!おすすめスポット7選

【沖縄本島南部】定番から穴場まで!おすすめスポット7選

2025-03-19 Ayumi

沖縄本島南部は那覇市を含むエリアです。今回は多くの方が訪れるであろう那覇市以外の沖縄本島南部のおすすめスポットをご紹介します!沖縄ならではの雰囲気を味わえるお店や雄大な景色を楽しめるスポットも多く、魅力満点です。
Ayumi

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Ayumi

47都道府県訪問済みのバックパッカー。ゲストハウスで地元の人や旅人と交流するのが大好きです。北海道出身。地元民だからこそ知っている北海道の真の魅力をお伝えします!

ニライカナイ橋(南城市)

県道86号から国道331号に向かってU字型にかかる全長1200mの橋で、真っ青な太平洋を眺める絶景ビューの橋です。橋のまんなかで名前が分かれており、山側がニライ橋、海側がカナイ橋となっています。

橋は山の斜面に架かっており、橋の頂上からは大きな橋と生い茂る緑の木々、エメラルドブルーやコバルトブルーの美しい太平洋、そして青空の壮大なパノラマビューを楽しめます!沖縄本島の中でも屈指の絶景で、走ると気分爽快な人気のドライブルートとなっています。

ニライカナイ橋は海側からも山の頂上側からも通ることができますが、おすすめは断然山の頂上側から下るルートです。橋に入る前にトンネルがあり、トンネルを抜けると太平洋が目に飛び込んでくる感動の光景が広がります。

<施設情報>
施設名:ニライカナイ橋(にらいかないばし)
住所:〒901-1513 沖縄県南城市知念吉富

いろは食堂(南城市)

穴場中の穴場、知る人ぞ知る地元民が普段使いする小さな食堂です。ニライカナイ橋から程近くにありますが、一見すると食堂には見えない小ささと見た目なので通り過ぎないよう注意が必要です。

中に入ると「THE・沖縄の食堂」といった、沖縄が舞台のドラマに迷い込んだような空間が。店内は小上がり席が2つとテーブル席が2つととてもコンパクトです。

メニューはホワイトボードに手書きされており、ほとんどの商品が500~700円とお手頃価格。各種沖縄そばや中身汁・骨汁・味噌汁など沖縄の汁料理、沖縄食材を使ったチャンプルーや炒め物など、沖縄の定番料理が楽しめます。

へちまや冬瓜など、沖縄以外ではなかなか食べる機会のない野菜がふんだんに使われており、観光客向けの料理ではなく、本物の沖縄の家庭料理を味わうことができます。

地元のお客さんがほとんどですが、地元のお客さんが「どこから来たの~?」「これ食べてみなよ!」と声をかけてくれるような暖かいお店です。

<店舗情報>
店舗名:いろは食堂(いろはしょくどう)
住所:〒901-1513 沖縄県南城市知念字知念936
営業時間:11:30~14:30
定休日:日曜 
駐車場:あり ※店横に車1台を停められるスペースあり

カフェくるくま(南城市)




高台にあり、どこまでも広がる太平洋を眺めながらタイ料理やカフェメニューをいただけるカフェレストランです。沖縄の海を眺めながら食事を楽しめるカフェやレストランの中でも人気の高いレストランです。

「カフェくるくま」は景色だけでなく、新鮮な沖縄野菜やハーブをふんだんに使った本格タイ料理が楽しめるお店です。キッチンスタッフは全員タイ人で、「高いレベルの品質管理を行なっているタイ料理レストランである」とタイ政府機関が認定した「タイセレクト認定店」です。

また、食事メニュー以外にもココナッツミルクぜんざいやタピオカぜんざい、紅芋モンブランなど、沖縄らしいスイーツをはじめとしたスイーツやドリンクも充実しています。

おすすめはテラス席。目の前にパノラマビューが広がり、「神が降臨する地」として昔から崇められてきた久高島をはじめとした島々、サンゴ礁のリーフの境目など、海岸近くからは見ることのできない風景が見渡せます。

<店舗情報>
店舗名:カフェくるくま(かふぇくるくま)
住所:〒901-1513 沖縄県南城市知念字知念1190
営業時間:月~金 10:00~17:00(LO 16:00)/ 土日祝 10:00~18:00(LO 17:00)
定休日:年中無休
電話番号:098-949-1189
駐車場:あり 

久高島(南城市)

久高島(くだかじま)は琉球の始祖「アマミキヨ」が降り立ったといわれる、神の島として名高い離島です。沖縄本島の安座真港から約5キロ、フェリーで15~20分ほどと訪れやすい離島です。数多くの伝説が残る久高島にはパワースポットがたくさんあります。

「イシキ浜」は海底にある理想郷として信じられていた「ニライカナイ」から、神様を乗せた船がやってきたといわれる場所です。この浜に五穀が入ったツボがたどりついたとされ、久高島で穀物の生産がはじまり、沖縄本島でも生産するきっかけとなった伝説の場所でもあります。 琉球王朝時代には歴代国王が参拝した神聖な浜となっています。
島の最北端にある「カベール岬」は琉球の国土を創世したといわれる海の神様「アマミキヨ」が地上に降り立った場所とされる、大変神聖な場所です。


久高島は周囲8キロほどの小さな島なので、徒歩や自転車で回ることができます。フェリー乗り場の近くにはレンタサイクルのお店がいくつかあるので、レンタサイクルを借りて回るのがおすすめです。

伝統的な沖縄家屋や、沖縄の草木に囲まれた白砂の道など、観光地化されていない昔ながらの沖縄を感じることのできる島です。

中本鮮魚てんぷら店(南城市)

奥武島(おうじま)にある天ぷらのテイクアウト・イートイン店です。1個100円~とリーズナブルな価格とあり、何個も買い求めるお客さんが殺到する人気店です。

奥武島は本島から約100メートルしか離れていない、橋で結ばれている島です。その橋を渡ってすぐの場所に「中本鮮魚てんぷら店」があります。
沖縄の天ぷらは薄い衣でサクサクな一般的な天ぷらとは違い、分厚くて卵を使った味の付いた衣をまとったフリットのようなものです。何もつけなくてもおいしく食べられますが、ウスターソースをつけて食べるのも地元民の定番となっています。

「中本鮮魚てんぷら店」の天ぷらの具材はさかな・もずく・アーサ(あおさ)・ウムクジ(紅芋)・田イモなど、沖縄らしい食材がバラエティ豊かに揃っています。

私のおすすめはもずくとアーサ。もずくはサクサクとしていてまるでスナックのよう。アーサはほんのり塩味が効いていて、もちもちの生地がクセになります。

奥武島にはたくさんネコがおり、「中本鮮魚てんぷら店」でもネコが寝ていたり、イートインスペースに座っていたりとキュートな姿を見ることができます。ネコに癒されながら、天ぷらをほおばる、のんびりとしたひと時を過ごせます。

<店舗情報>
店舗名:中本鮮魚てんぷら店(なかもとせんぎょてんぷらてん)
住所:〒901-0614 沖縄県南城市玉城奥武9
営業時間:10:30~18:00
定休日:木曜 ※木曜日が祝日の場合は前日水曜
電話番号:098-948-3583
駐車場:あり 

屋宜家(八重瀬町)

沖縄の伝統的な古民家を利用した沖縄そばのお店です。まるでタイムスリップしたかのような、沖縄の昔ながらの雰囲気を味わいながら沖縄そばをいただけます。

家屋の正門と母屋の間に立つ壁「ひんぷん」や「あしゃぎ」と呼ばれる離れ、現在はメインの客席と調理場として使われている「主屋」などからなる沖縄の伝統的な様式の屋敷は、その貴重さから2009(平成21)年に国の登録有形文化財として登録されています。


そんな「屋宜家」の人気NO1メニューは「アーサそば」です。アーサ(あおさ)が練りこまれ、少し緑色をした麺は切り口が正方形に近く、つるつるとしています。他の沖縄そば店のそばとは一味違う麺です。

トッピングには、柔らかく煮込まれた三枚肉とたっぷりのアーサが乗せられています。スープはカツオベースのあっさりとした味で、沖縄旅行で連日ごちそうを食べて疲れた胃にも優しい一品となっています。

私のおすすめは「アーサそばセット」です。アーサそばのほか、沖縄の郷土料理の炊き込みご飯「じゅーしー」、手作りの「じーまみ豆腐」、沖縄県産の「もずく酢」などがセットとなっています。どれも沖縄ならではのおいしさなので、ぜひ全て味わってもらいたいです!

また、「屋宜家」はデザートメニューも豊富です。人気NO1は「黒蜜きな粉黒糖ぜんざい」。黒糖で煮た金時豆と白玉の上にかき氷が盛られ、きな粉と黒蜜がかかっています。さっぱりとした健康的なデザートで、食事のあとにもすいすい食べられます。

<店舗情報>
店舗名:屋宜家(やぎや)
住所:〒901-0502 沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172番地
営業時間:11:00~15:45(LO 15:15)
定休日:火曜 ※営業する場合もあるため、火曜に来店希望の際は要問い合わせ
電話番号:098-998-2774
駐車場:あり 

琉球温泉 龍神の湯(豊見城市)




那覇空港から車で15分、路線バスで約20分の位置にあるアクセス良好な日帰り温泉です。沖縄の海と、那覇空港に着陸する飛行機を眺められる絶景が自慢の温泉です。

露天風呂は開放的な岩湯と、1人でリラックスできる壺湯があり、沖縄の青空や星空、海や飛行機などの景色をゆっくりと眺めながら入浴する、特別なひとときを過ごすことができます。また、「龍神の湯」には珍しい「立ち湯」があります。水深120メートルと深い浴槽の内湯で立ちながら入浴するスタイルで、オーシャンビューと飛行機の絶景を風や雨の心配なく楽しむことができます。

沖縄県唯一のロウリュが行なわれるサウナもあり、サウナ―にも注目される温泉です。「沖縄で温泉入浴」というイメージはあまりないかもしれませんが、綺麗で開放的な空間と沖縄ならではの絶景に感動すること間違いなしです。

<施設情報>
店舗名:琉球温泉 龍神の湯(りゅうきゅうおんせん りゅうじんのゆ)
住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市字瀬長174-5
営業時間:6:00~24:00(最終受付 23:00)
定休日:年中無休
電話番号:098-851-7167
駐車場:あり 

まとめ

沖縄本島南部のおすすめスポットはいかがでしたでしょうか?沖縄本島南部には沖縄の美しい風景や、昔からの沖縄らしい雰囲気を楽しめるスポットがたくさんあります。ぜひ那覇以南にも足を伸ばしてみてくださいね!

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