十割そば 大善
善光寺の表参道にお店を構える「十割そば 大善」では、その名の通り、つなぎを使わない信州の十割そばを堪能できます。善光寺へのお参りがてら、寄っておきたいお店です。
深い霧に包まれる高原の「霧下蕎麦」
長野県の信濃町にある「黒姫山」近くに広がる高原では、標高が高いために深い霧に包まれた環境で丁寧に育てられた「霧下蕎麦」の栽培が盛んです。こちらのお店では、この絶品の蕎麦粉を使ったお蕎麦を味わえます。
十割と更科の「二色そば」
お店の人気メニューは、十割と更科の二色の彩りが美しい「二色そば」900円です。十割も更科も同じぐらいの麺の太さで、コシがあって喉ごしの良い2種類のお蕎麦を一気に味わえます。長野県ならではの水の清らかさが決め手となって、さらに豊かな高原の土壌で育まれた蕎麦のお味は抜群です。
そばつゆは辛めで、カラッと揚がった山菜や海老の天ぷらは抹茶塩でもいただけるようになっています。本格蕎麦の割には価格が低めなので、サイドメニューを頼んでもお財布に負担が少なく、地場の旬菜の天ぷらやいなり寿司とともに絶品の信州そばを贅沢に味わえる人気店です。
<お店情報>
店名:十割そば 大善
住所:〒380-0841 長野県長野市大門町46-1
電話番号:0265-83-1115
営業時間:[月~金]10:30~15:00 [土・日]10:30~15:00
(そばが終わると、早く閉店する場合あり)
※定休日:水曜日(祝日は営業)
予算:¥750~
空間・設備:カウンター席、座敷あり、49席
URL: http://daizen-soba.com/
明治亭 駒ヶ根本店
「駒ヶ根ソースかつ丼」の名店
長野県の駒ケ根市の名物の「駒ヶ根ソースかつ丼」は、ホカホカのご飯の上に大量の千切りキャベツを乗せて、その上に甘辛のソースをからめたトンカツを乗せたかつ丼です。このエリアではかつ丼と言うと玉ねぎと卵でとじたものではなく、このソースかつ丼を指します。
12種類の具材を使った甘辛ソース
長野駅や軽井沢にも店舗がある「明治亭」は、何と言ってもそのソースが魅力です。駒ヶ根エリアで元気に育った食材をたっぷり12種類も使ったソースは、長い時間をかけて食材の旨味を引き出したもので、専用のソース工場まであります。手間をかけて、お客様の声を聞きながら改良を重ねてきたソースは深みがあって高級感のある味わいです。
国産ロースと国産ヒレ
「明治亭」では、国産のロースかヒレから選べるようになっています。トンカツの揚げ具合も絶妙で、カリカリした衣部分がソースを絡めてもしっかり残っているので、じゅわっとしたソースと衣のサクサク感を一緒に楽しめます。深く油を通しているので、内側もジューシーに仕上がっています。
エビフライやカレーも
プリプリの海老の食感がたまらないエビフライと、ロースカツやヒレカツがミックスされた丼もあります。他にもカレーライスの上に特製ソースをかけたカツを乗せたカツカレーや、お持ち帰り用のお弁当、カツサンドなどもあり、友だち同士で行ってもシェアしていろんな味わいを楽しめます。特製ソースも1本950円で販売しています。
<お店情報>
店名:明治亭 駒ヶ根本店
住所:〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂898-6
電話番号:0265-83-1115
営業時間:11:00~20:30(ラストオーダー)
※定休日:年中無休
予算:¥1,000~
空間・設備:落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり、40席
URL: http://www.meijitei.com/
おやきや総本家 松代店
長野のソウルフード「おやき」
長野を代表するソウルフード「おやき」は、小麦や雑穀、米などの粉を練った生地に具材を包んで焼いたものです。歴史もかなり古く、一説によると縄文時代には既に原型となるものが作られていたとも言われています。中の具材はお漬物などの惣菜系からスイーツ系まで幅広く、焼き方もスタンダードに焼く以外に、蒸し焼きや揚げ焼きなどお店によって様々な工夫がされています。長野県ではいろんなお店で売られているので、食べ比べてみて自分好みの一品を探す楽しみもあります。
「更級のめぐみ粉」100%使用の「門前おやき」
「おやきや総本家 松代店」では、質の良いうどんを作るためにも使われている信州産の「更級のめぐみ粉」を100%使ったモチモチのおやきを味わえます。
名物の「門前おやき」は1つ160円程度のお値段で、野沢菜やナス、キャベツやじゃがバタなど長野のフレッシュなお野菜を使ったものと、つぶあんやクルミなどのスイーツ系の甘いものなど種類がたくさんあります。
真田こねつけ餅
こちらのお店では、クルミやお米、小麦など信州産の素材にこだわって作られた「真田丸こねつけ餅」200円もいただけます。
このお餅には切ない物語が隠されていて、戦国自体に敵同士となった兄弟の弟が、ひっそりと今生の別れを告げに兄の元へ訪れた時に振る舞われたお餅とされています。
弟が訪ねて来たのが夜中だったため兄はご飯を炊くわけにもいかず、残っていた冷やご飯をこねて味噌をつけて持たせたのが始まりと言われています。
おやき作りや蕎麦打ち体験も
こちらのお店は信州そばを振る舞う食堂もあり、おやき作りや蕎麦打ち体験もできるようになっています。美味しいおやきを食べるついでに、どんな風におやきが出来上がるのか自分で体験してみても楽しめそうです。
<お店情報>
店名:おやきや総本家 松代店
住所:〒381-1231 長野市松代町殿町2-2
電話番号:026-278-3641
営業時間:9:00~17:00
※定休日:火曜日
予算:¥160~
空間・設備:落ち着いた空間、座敷あり、70席
URL: http://matsu-ten.com/oyakiya.html
古炉奈
「おしぼりうどん」発祥の老舗
「おしぼりうどん」は、長野県の坂城町や千曲市の名物料理です。「ねずみ大根」という辛味の強い大根をおろして、つけ汁にたっぷり入れて食べます。かなりのピリ辛うどんですがヤミツキになる美味しさで、ビタミンCも豊富に含まれた女子の身体に優しい食べ物です。つけ汁に味噌を入れることで味が柔らかくなり、また違った味わいを楽しめるようになっています。
もっちり自家製麺
名店「古炉奈」は、「おしぼりうどん」の発祥の地とされている老舗です。熱々で提供される釜揚げうどんの麺は極太で、もっちりとしていながらツルツルとした喉ごしです。コシもあって、麺の食感も楽しめます。この自家製の麺の他にも、つゆの中に入れる味噌もお店で作られていて、クルミもお店でちょうどいい大きさに砕いています。
こちらのお店では、もっちりした自家製麺に合わせるつけ汁の美味しさが評判です。ねずみ大根おろしはしっかりと辛味がピリッと利いていて、つけ汁自体はコクのある甘めの仕上がりになっています。「おしぼりうどん」の食べ方として、すすってしまうと辛すぎてむせてしまう可能性があるので、少しずつしっかり噛みしめながら食べると良いようです。
おろし汁は温めると辛味が少なくなるので、あまりにも辛いようならうどんのお湯をつけ汁に足してみると、柔らかいお味が楽しめます。
ゴマダレやクルミダレうどんも
自家製のゴマダレ、きめ細かく砕かれたクルミを使ったクルミダレを使ったまろやかなうどんもあるので、グループで行くなら違うメニューを注文して、「おしぼりうどん」以外の老舗の絶品うどんにも挑戦してみるのもいいかもしれません。
<お店情報>
店名:古炉奈
住所:〒387-0000 長野県千曲市上山田温泉1-10-2
電話番号:026-276-0953
営業時間:
■ランチ:11:30~14:00(L.O.14:00)
■ディナー:17:00~22:00(L.O.22:00)
※不定休
予算:¥1,000~
空間・設備:カウンター席あり、座敷あり、30席
URL: https://tabelog.com/nagano/A2001/A200103/20006937/
里久(俵屋里久)
「五平餅」の名店
長野県の木曽や伊那地方で名物として人気の郷土料理に、「五平餅」があります。「五平餅」は、ツヤツヤに炊かれたうるち米をつぶして串に巻きつけて、タレをつけて焼いたシンプルな食べ物で、おやつや夜食にもピッタリの一品です。
長野県だけでなく日本全国でも親しまれている「五平餅」は形に特徴があって、地方やお店によって丸いお団子のような形をしていたり、楕円形に伸ばした形など様々です。「里久」の「五平餅」は平たく伸ばした楕円形のもので、香ばしい味噌ダレの香りが店外にも漂っています。
「里久」のタレは甘めで、クルミ感が強くて香ばしいのが特徴です。タレには味噌も入っていますが、味噌が強く主張し過ぎず、上品でふくよかな味わいと人気です。お値段は「五平餅」2つで550円となっていて、長野のもうひとつの名物でもある野沢菜漬けがお口直しに付いてきます。
信州そばと「五平餅」のセットも
「五平餅」とお蕎麦で1,000円と、お得なセットメニューもあります。こうしてお蕎麦と並べてみると、「五平餅」がビッグサイズなのがよくわかります。ランチにふらりと入って、お得に長野名物の「五平餅」もセットでいただくのもいいかもしれません。
<お店情報>
店名:里久(俵屋里久)
住所:〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2181-1
電話番号:0264-57-2522
営業時間:9:00~16:30
※定休日:金曜日
予算:¥500~
空間・設備:カウンター席あり、座敷あり、30席
URL: https://tabelog.com/nagano/A2007/A200702/20000602/