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【北海道】函館で食べるならここ!リピーター続出グルメ9選!

【北海道】函館で食べるならここ!リピーター続出グルメ9選!

2023-08-29 Ayumi

北海道観光の定番・函館。海鮮やスイーツなど、魅力的なグルメがたくさんあります。今回は年1回以上函館を訪れる筆者おすすめの、本当においしい函館グルメをご紹介します。定番から地元民のみぞ知るグルメまで、要チェックです!
Ayumi

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Ayumi

47都道府県訪問済みのバックパッカー。ゲストハウスで地元の人や旅人と交流するのが大好きです。北海道出身。地元民だからこそ知っている北海道の真の魅力をお伝えします!

朝市の味処 茶夢



函館観光の大定番「函館朝市」内の「どんぶり横丁市場」という建物に入っている海鮮食堂です。海鮮丼や焼き魚、イカ刺しなど、函館ならではの新鮮な海鮮料理を食べることができます。

現地に長く住んでいる知人から教えてもらったお店なのですが、朝市の他のお店の従業員さんも「茶夢はサービス満点だしおいしいから、よく食べに行くよ!」と言っていたくらい、地元の方にも愛されているお店です。

「茶夢」はメインとなる料理のおいしさはもちろんですが、一品注文するとたくさん小鉢が付いてくるのが人気の理由です! 煮物やおひたし、漬物など、約10皿付いてきます。特にイカのゴロ炒めが絶品です。普段、魚介類の内臓が苦手なのですが、このゴロ炒めはまったく臭みがなく、ご飯との相性が抜群です。

函館朝市の定番・海鮮丼もおいしいのですが、私のおすすめメニューは「ぎんだら煮定食」です。脂ののった銀鱈が甘じょっぱく煮付けられていて、口の中でとろけます……!

JR函館駅から徒歩1分とアクセス抜群なので、観光だけでなく出張時の朝食やランチにもおすすめです。

<店舗情報>
店名: 朝市の味処 茶夢(あさいちのあじどころ ちゃむ)
住所:〒040-0063 北海道函館市若松町9-15 どんぶり横丁内
電話番号:0138-27-1749
営業時間:7:00~14:00
定休日:不定休
座席数:15席(小上がり3席)
駐車場:有
URL:https://donburiyokocho.com/01_09.html

ラッキーピエロ



函館でハンバーガーショップといえば、おなじみのマクドナルドではなく、「ラッキーピエロ」通称ラッピです。全国ご当地バーガー第1位に選ばれており、地元民から観光客まで幅広く愛されるお店です。食材の80%以上が北海道産、とくに道南産を使用しているという、地産地消を徹底する姿勢も地域に愛される理由です。

「ラッキーピエロ」でまず食べてほしいのが、人気ナンバー1メニュー「チャイニーズチキンバーガー」通称チャイチキです。大きくて食べ応えのあるサイズのから揚げに、油淋鶏のタレのような甘じょっぱいタレがかかっている、絶品バーガーです。



本当においしくて、函館に行くといつも、まず店内で1回チャイチキバーガーを食べ、帰りにもチャイチキのから揚げのみテイクアウトしてもう一度楽しんでいます。「これを食べないと、函館観光は始まらない!」と言っても過言ではないほどおすすめです。

そして、もう1つおすすめしたいメニューが「ラキポテ」です。太めのフライドポテトに、ミートソースとホワイトソースがかかった、ここでしか食べられない味です。

間違いない味のコラボレーションに手が止まりません……! ボリューミーなので、バーガーのお供に食べる場合は、一緒に行った人とシェアするのがおすすめです。

函館在住の友人いわく、「バーガーもおいしいけど、実はカレーやオムライス、スパゲッティなどの他のメニューもおいしくて、ボリュームがすごい」とのことです。こちらはその友人が注文した「ミートスパゲティ」ですが、2人前のようなボリュームがあります。

私はバーガーとラキポテ以外のメニューを注文したことがないので、次回訪れた際は私も食べてみたいと思います。

ラッピは店舗によって内装のコンセプトが異なり、往年のアメリカ映画のポスターをところ狭しと飾った店舗や、ブランコの席のある店舗、エルヴィス・プレスリーがテーマの店舗など、個性豊かな17店舗が揃っています。リピーターの方は、今まで訪れていない店舗に行ってみるのも面白いです。

また、ラッピはガラナ・カレー・ラーメン・クッキーやまんじゅうなどのお菓子や、マグカップ・Tシャツ・エコバッグなどのオリジナルグッズなど、お土産の種類も豊富です。ラッピ特有のカラフルで奇抜な見た目に、渡したお友達のテンションが上がること間違いなしです!



<店舗情報>
店名:ラッキーピエロ(らっきーぴえろ)
店舗:函館市を中心とした道南エリアに17店舗
URL:https://luckypierrot.jp/

串山串蔵



JR函館駅から徒歩約5分の位置にある、セルフ串焼き居酒屋です。豚や鶏など肉の串、イカやこまい、ほたてなど函館らしい海鮮の串、野菜の串など、好きな串を注文して、目の前の炭火焼カウンターで焼いて食べる、珍しいスタイルです。

店内はU字型のカウンター席になっており、その形に沿って焼き網があります。

一串100円台からのラインナップなので、朝市や他の居酒屋よりも気軽に海鮮や北海道食材を味わえるのも魅力です!

カウンター席のみとなっているので、一人旅や出張時にひとりでも訪れやすい居酒屋です。

<店舗情報>
店名: 串山串蔵(くしやまくしぞう)
住所:〒040-0063 北海道函館市若松町17-9
電話番号:0138-22-9434
営業時間:15:00~22:00
定休日:不定休
座席数:15席(カウンターのみ)
駐車場:無(近隣にコインパーキング多数有)

はこだてビール



函館の地ビールの元祖である「はこだてビール」。そのブルワリー兼ビアレストランがベイエリアにあります。

レストランからはブルワリーの醸造タンクを眺めることができ、非日常的な雰囲気を感じることができます。毎晩2回行なわれるピアノ演奏も、旅の楽しい夜を盛り上げます。



色々なビールを飲んでみたい方にぴったりの「おためしセット3種・4種」が人気です。これを飲んで、お気に入りのビールを追加で頼むのもよいかもしれません。


ザンギ・ジンギスカン・イカ刺し・焼きとうきび(とうもろこし)など、北海道の幸が詰まった食事メニューと共に、できたてのビールを味わってみてはいかがでしょうか。

<店舗情報>
店名: はこだてビール(はこだてびーる)
住所:〒040-0064 北海道函館市大手町5−25
電話番号:0138-23-8000
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~22:00(LO 21:20)
定休日:水曜日
座席数:1F 100席 / 2F 宴会場
駐車場:有(提携駐車場:三井のリパーク)

ハセガワストア

函館エリアに13店舗ある、ご当地コンビニ「ハセガワストア」通称ハセスト。ハセストの名物は、1978年の発売以来変わらぬ人気を誇る「やきとり弁当」です。

「やきとり」と言っても、使用されている肉は豚です。道南をはじめ、北海道では「焼き鳥」は鶏串と豚串両方を指すため、単に「焼き鳥ください」と言うと、「鶏ですか?豚ですか?」と言われてしまいます。私も上京するまでは、これが北海道の文化とは知りませんでした。



ほかほかのご飯の上に海苔、その上にやきとりが乗っています。やきとりのタレはタレ(醤油ベース)・塩・塩だれ・うま辛・みそだれの5種類があります。私のおすすめは、定番の甘じょっぱいタレと、ちょっぴり酸味の効いた塩だれです。「タレ1本・塩だれ1本・うま辛1本」というように、数種類の味の串を乗せることもできるので、気になる味を試してみてください!



「やきとり弁当」の弁当箱は、端に溝があります。ここに串の後ろの方を乗せ、フタで挟んで、ぐりぐりと串を抜くと、ご飯の上にきれいに肉とネギを乗せられるようになっています。容器にまで、おいしく食べるための工夫が詰まっています。

ちなみに、日本の本土最東端にある根室市のご当地コンビニ「タイエー」でも、ハセストからのれん分けされた「やきとり弁当」を味わうことができます。

<店舗情報>
店名:ハセガワストア(はせがわすとあ)
店舗:函館市・北斗市・七飯町に13店舗
URL:https://www.hasesuto.co.jp/index.html

函館カール・レイモン



ドイツのソーセージ・ハム職人であるカール・ワイデル・レイモン氏が函館の地に創業した、ドイツ式のソーセージ・ハム店です。北海道では、お歳暮や贈り物として人気のブランドです。

イートインできるショップの「レイモンハウス元町店」は、1Fはショップ兼軽食レストラン、2Fはレイモン氏の歴史展示館となっています。



おすすめは「レモン&パセリ」ソーセージです。パリッとはじけるジューシーな食感、溢れる肉汁、そしてほどよく効いたレモンの風味がおいしさをワンランクアップさせています。私はソーセージがそこまで好きではなかったのですが、このソーセージを食べて、「本物のソーセージはこんなに肉の旨みが溢れていておいしいのか!」と感激した一品です。



ソーセージやホットドッグにぴったりのビールも提供されています。ハリストス正教会や旧函館区公会堂など、人気の観光地がひしめく元町地区にあるお店なので、観光のひとやすみにぴったりです。

<店舗情報>
店名: レイモンハウス元町店(れいもんはうすもとまちてん)
住所:〒040-0054 北海道函館市元町30-3
電話番号:0138-22-4596
営業時間:9:00~18:00(軽食のオーダーは17:30まで)
定休日:不定休
駐車場:有

プティ・メルヴィーユ



「メルチーズ」というひと口サイズのスフレチーズケーキが人気の函館の洋菓子店です。

もちろん「メルチーズ」もおいしいのですが、私が皆さんにおすすめしたいのは「かぼちゃのプリン」です。



道南産の糖度24度のかぼちゃ「くりりん」がふんだんに使用され、かぼちゃの自然の甘みがふんだんに感じられるプリンです。「世の中にこんな濃厚な甘味のかぼちゃがあるのか!」と驚かされる逸品です。

お土産店だと、冷凍状態で販売されていることもあるので、ぜひ店舗の喫茶コーナーで食べてみてください。

<店舗情報>
店名:プティ・メルヴィーユ(ぷてぃ・めるびぃーゆ)
店舗:函館市に4店舗あるほか、函館市・札幌市・東京都等の提携店で取り扱い有
URL:https://www.petite-merveille.jp/?mode=f1

スナッフルス



1998年に函館で創業した洋菓子店です。

こちらのお店でおすすめしたいのは、看板商品「チーズオムレット」です。



「チーズオムレット」の断面を見ると、細かい気泡があることがわかります。この気泡により、しゅわわっと溶けるような食感を味わうことができます。チーズの濃厚な旨味は味わえますが、この溶けるような食感と爽やかな酸味で、いくつも食べたくなってしまいます。

<店舗情報>
店名:函館洋菓子スナッフルス(はこだてようがしすなっふるす)
店舗:函館市に5店舗あるほか、札幌市・新千歳空港・東京に4店舗
URL:https://www.snaffles.jp/

千秋庵総本家



北海道で現存する最古のお菓子屋さんです。その歴史は江戸末期の1860年、日米和親条約の開港でにぎわいを見せる函館で、秋田藩士の創業者が菓子売りを行なったことから始まります。道内各地にのれん分けされ、札幌では「札幌千秋庵」、帯広では今の「六花亭」へと発展している、道内の菓子文化の礎を作った存在と言っても過言ではありません。



千秋庵といえば、「元祖山親父」という商品です。幕末の開港からいち早く洋風文化が伝わった函館らしく、バターと牛乳が使用された洋風せんべいです。バターの風味とほどよい甘味の生地に、手が止まりません……!個人的には、端のカリッとした部分が好きです。

千秋庵は道外の皆さんにはあまり知られていないお菓子屋さんかと思いますが、道民は「山親父」のCMソングをみんな口ずさめるくらい、おなじみの存在です(CMはかつて「札幌千秋庵」が放映していました)。北海道のお菓子文化の歴史を感じに、ぜひ訪れてみてください。

<店舗情報>
店名:千秋庵総本家(せんしゅうあんそうほんけ)
店舗:函館市・北斗市に6店舗あるほか、東京都に1店舗
URL:http://www.sensyuansohonke.co.jp/

まとめ

有名な定番グルメから、函館に何度も訪れているからこそのおすすめグルメまでご紹介しました。函館は見どころがコンパクトにまとまっているので、車の運転できない方や一人旅でも楽しめる素敵な街です。歴史ロマンとグルメの街・函館にぜひ一度訪れてみては?

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