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北海道で冬ならではの景色が観られるスポット9選

北海道で冬ならではの景色が観られるスポット9選

2023-12-15 monemoni

真っ白な雪が降り積もる冬のイメージが強い北海道。
本記事では、冬の北海道ならではの景色を楽しめるスポットをご紹介します。
息を飲むような美しい光景を楽しみに行ってみましょう。
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大阪生まれ、沖縄の離島在住の主婦です。子育てに追われながらも楽しい毎日を送っています。全国各地の魅力を発信したいと思います。

旭山動物園

「旭山動物園」は、1967年に開園した日本最北の動物園です。
15ヘクタール以上もの広大な面積を誇り、園内には100種類以上の動物たちが暮らしています。
動物たちのありのままの姿を観ることができる「行動展示」という展示方法を採用していて日本国内はもちろん、海外からの観光客にも人気が高いスポットです。

旭山動物園はいつ訪れても満足度が高い場所なのですが、冬はその時期にしか見ることができない動物たちの姿を楽しめます。
11月頃から雪が降り始め、12月後半から3月にかけて園内は一面雪に覆われて、幻想的なムードが漂います。

旭山動物園の冬の名物となっているのが、元気に動き回る「ホッキョクグマ」と「ペンギンのお散歩」です。
本来寒い地域に生息しているホッキョクグマは、一日中動き回って元気な姿を見せています。
人気イベントであるペンギンのお散歩は、愛らしいペンギンたちが雪の上を行進する様子を間近でみることができます。
冬にしかみられない動物たちの姿を観察できるので、冬の旭山動物園にぜひ足を運んでみてください。

<スポット情報>
スポット名:旭山動物園
電話番号:0166-36-1104
住所:〒078-8205 北海道旭川市東旭川倉沼 旭川五旭山動物園
営業時間:夏季 9:30~5:15(最終入場4:00)/冬季 10:30~3:30(最終入場3:00)
定休日:不定休
入場料:大人(高校生以上)1,000円/中学生以下無料
駐車場:有
最寄り空港:旭川空港から車で約25分

五稜郭タワー

「五稜郭タワー」は、函館市を代表する観光スポットのひとつです。
国の特別史跡である「五稜郭」の隣に建つ展望塔で、五稜郭を上から眺めることができます。
初代五稜郭タワーは、1964年に建てられ、40年間五稜郭を見守り続けました。
40周年を期に建て替えが行われ、現在の五稜郭タワーが2006年に完成。
以前のタワーの2倍の高さがあり、90mの高さから五稜郭や函館の街を見渡せます。

春は桜の名所として人気の五稜郭ですが、冬も美しい姿をみせてくれます。
一面雪に覆われた白銀の五稜郭は、冬に訪れる人しかみることができない光景です。

塔内には五稜郭の歴史について

<スポット情報>
スポット名:五稜郭タワー
電話番号:0138-51-4785
住所:〒040-0001 北海道函館市五稜郭町43-9
営業時間:9:00~18:00(展望チケット販売終了時間17:50)
定休日:なし
入場料:大人1,000円/中・高校生750円/小学生500円
駐車場:有
最寄り空港:函館空港から車で約17分

層雲峡

「層雲峡」は、大自然に囲まれた24kmに渡って続く断崖絶壁の渓谷です。
四季折々の景色を楽しめ、渓谷内には温泉や公園など観光施設が数多くあります。
層雲峡を最初に発見したのアイヌの人々で、アイヌ語で滝の多い川という意味の「ソウウンベツ」と呼ばれていました。
崖からはいくつもの滝が流れ落ち、自然の雄大で力強い光景を目にすることができます。

数多くの絶景スポットを有する層雲峡でも、冬にしかみることができない素晴らしい景色を楽しめます。
北海道の冬の三大まつりのひとつに数えられる「氷瀑まつり」は、石狩川の河川敷に作られる特設会場で、大小さまざまな氷像が建ち並びます。
展示される氷像は、3カ月の期間をかけて造られる美しく幻想的な作品ばかりです。
そして氷像はカラフルにライトアップされ、写真映え抜群です。

氷像の中でお酒が飲めるスポットや、アイスクライミングを楽しめるスポット、子供が喜ぶチューブスライダーなどがあり、家族みんなで満喫することができます。
滝も凍るほどの寒さを活かした、北海道ならではの氷の祭典をぜひ観に行ってみてください。


<スポット情報>
スポット名、:層雲峡温泉氷瀑まつり特設会場
電話番号:0165-82-1811
住所:〒078-1701 北海道上川郡神河町層雲峡
開催時間:17:00~21:30(最終入場21:15)
入場料:協力金として500円
駐車場:有
最寄り空港:旭川空港から車で約1時間30分

能取岬

「能取岬」は、「能取湖」の東側にある、オホーツク海側に突き出た岬です。
岬の先端部分には灯台が建っていて、夏場は周辺に緑が生い茂りゆったりとした時間が流れています。
能取岬は北海道の中でも特に寒さが厳しい網走にあります。
冬は極寒の網走ならではの景色を観られるスポットとしてたくさんの観光客が訪れるスポットです。

冬の能取岬は、毎年2月頃になるとロシアから流氷が接岸します。
流氷を間近で観察することができるツアーが多く開催されるので、参加して楽しむのがオススメです。
スノーシューを履いて雪道を下り、流氷の近くまで降りていくトレッキングコースや、流氷を砕きながら進む観光船などさまざまな楽しみ方ができます。

流氷以外にも見どころのひとつとしてあげられるのが、岬から垂れ下がる美しい氷瀑です。
滝の水が凍っているわけではなく、地中から染み出た水や沢の水が凍ったものなので、透明度が非常に高く美しさもぴかいち。
雪道を歩いてでも観に行く価値のある素敵な光景を、ぜひみなさんも目の当たりにしてみてください。

<スポット情報>
スポット名:能取岬
電話番号:0152-44-5849(網走観光協会)
住所:〒093-0087 北海道網走市能取岬
営業時間:-
入場料:無料
駐車場:有
最寄り空港:女満別空港から車で約45分

白ひげの滝

「白ひげの滝」は、美瑛町の白金温泉地区にある景勝地です。
白ひげと呼ばれる理由は、岩の隙間を伝って流れ落ちる滝の水が、白いひげのように見えるから。
白ひげの滝は、渓谷の断崖の隙間から流れ落ちる珍しいタイプの滝で、「潜流瀑」という種類に分類されています。
水源は十勝岳連峰の地下水や伏流水などで、透明度が高く綺麗なのが特徴です。

白ひげの滝は、美瑛川の本流、硫黄沢川、尻無沢川が合流する地点にあり、この3つの川があわさることで水が青くみえる現象が起きます。
そのことから美瑛川は別名「ブルーリバー」と呼ばれており、美瑛町の人気観光スポット「青い池」は、美瑛川の水が流れついた水と光の反射で美しい青色に見えています。

冬の白ひげの滝は、滝のまわりに雪化粧が施され、青い水流とのコントラストが幻想的で美しい冬ならではの景観を楽しめるのでオススメです。
夕方頃からはライトアップされ、より一層美しさが増します。
一度は観ておきたい素晴らしい光景をぜひ楽しんでみましょう。

<スポット情報>
スポット名:白ひげの滝
電話番号:0166-92-4321
住所:〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
営業時間:-
入場料:無料
駐車場:有
最寄り空港:旭川空港から車で約35分

ニングルテラス

「ニングルテラス」は、富良野の人気ホテル「新富良野プリンスホテル」内にある、童話の世界に迷い込んだかのようなメルヘンな世界観が魅力のスポットです。
テラス内には15軒のログハウスが建ち並び、それぞれで工芸品やアクセサリーなどを販売しています。

年中いつ来てもかわいらしい雰囲気を楽しめるニングルテラスですが、冬はより一層美しい光景を楽しむことができます。
周辺には雪が降り積もり、暗くなってくるとログハウスや遊歩道がライトアップされ、温かみのある最高の景観を満喫できるので、冬に訪れるのがオススメです。


<スポット情報>
スポット名:ニングルテラス
電話番号:0167-22-1111
住所:〒076-8511 北海道富良野市中御料
営業時間:12:00~20:45
定休日:店舗により不定休
入場料:無料
駐車場:有
最寄り空港:旭川空港から車で約1時間

SL冬の湿原号

「SL冬の湿原号」は、2000年から運行が始まった、北海道の冬の風物詩ともなっている観光列車です。
雪原で蒸気をあげて走り抜ける姿がかっこいいと、毎年乗車希望の人が殺到する人気コンテンツになっています。

列車の運行ルートは釧路駅から標茶駅間で、自然豊かな釧路湿原を横断します。
列車内からはタンチョウやエゾシカなどの動物の姿を頻繁に見ることができ、子供から大人まで誰が乗っても楽しめます。
車内アナウンスで観光案内をしてくれたり、お土産品や記念品の販売も行われたりするので、最初から最後までしっかりと満喫できるのが魅力です。

運行日は限られていて、予約はJRのネット予約サービスや、提携している旅行代理店などで行えます。
北海道に行く予定のある人は、ぜひ日程をあわせて乗車してみてください。

<スポット情報>
スポット名:SL冬の湿原号
電話番号:011-222-7111(JR北海道)
運行日:公式サイトに記載あり
運行区間:釧路駅~標茶駅
乗車料:大人2,970円/子ども1,480円

しかりべつ湖コタン

「しかりべつ湖コタン」は、毎年冬に2カ月間だけ現れる雪と氷でできた村です。
然別湖の水が氷る冬にだけ現れる、湖の上の真っ白な美しい村は、非日常的で一度は体験してみたい北海道ならではのスポット。
一日中楽しめる施設がたくさん建設されるので、家族や友人、パートナーなどどんな相手と行っても楽しめます。

毎年人気なのが、氷のグラスでお酒やドリンクを楽しめる「アイスバー」です。
氷のグラスは自分で作ることができ、オリジナルの氷グラスでおいしいドリンクを楽しめるのでオススメです。
極寒の中、身体の芯までポカポカになれる「氷上露天風呂」と「氷上足湯」も人気があります。
見渡す限り一面白銀世界の絶景の中で浸かる露天風呂は、ここでしか体験できない最高の時間です。

他にも、湖の上に造られたイグルーというドーム型のアイスロッジの中で眠るプランや、月や星など自然の灯りだけに照らされ、自然の中を探索する「ナイトウォッチング」などが開催されていて、朝から夜まで楽しみ尽くせます。

<スポット情報>
スポット名:しかりべつ湖コタン
電話番号:0156-69-8181
住所:〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地 然別湖畔温泉
入場料:無料
駐車場:有
最寄り空港:とかち帯広空港から車で約1時間15分

大津海岸

「大津海岸」は、毎年1月~2月下旬頃にかけて「ジュエリーアイス」という宝石のような氷の塊が海岸に打ち上げられる、写真映え抜群のスポットです。
ジュエリーアイスは、流氷のように真っ白な氷の層が打ち寄せたものではなく、十勝川の氷が太平洋に流れ出て、海岸に打ち寄せられたもの。
きれいな十勝川の水なのでとても透明度が高く、太陽の光が反射してキラキラと輝いて見えます。

ジュエリーアイスは時間帯によって色が違って見えるので、どの時間帯に行くのもオススメです。
氷がすべりやすいので足元が悪く、波が高いときもあるので転倒には注意しましょう。
特に寒さが厳しい時期にしか見ることができない、自然が生み出す美しい光景をぜひ観に行ってみてください。

<スポット情報>
スポット名:大津海岸
電話番号:015-578-7202
住所:〒089-5461 北海道中川郡豊頃町大津元町
営業時間:-
入場料:無料
駐車場:有
最寄り空港:とかち帯広空港から車で約65分

まとめ

北海道は、自然が生み出す冬ならではの景色を思い切り楽しめるエリアです。
雪と氷でできた村や、自然が生み出すジュエリーなど、写真映え抜群のスポットがたくさんあります。
最高の思い出に残る、特別な時間を北海道で過ごしてみましょう。

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