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【石川】金沢の”ちょっと通”な観光スポット3選

【石川】金沢の”ちょっと通”な観光スポット3選

2024-02-29 mochi

歴史的建造物と現代モダンな雰囲気が融合する素敵な街「金沢」。
金沢の観光地といえば、鼓門、金沢城跡、兼六園、21世紀美術館などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

もちろん、それらの施設はどれも素敵でおすすめですが、そのほかにも金沢には素敵な観光スポットがたくさんあります!

今回の記事ではそんな、“ちょっと通”な、王道としては紹介されないような金沢観光スポットを3つご紹介します。
ぜひ、本記事を参考に金沢観光をして、いつもとは違う金沢の顔を楽しんでみてください!
mochi

この記事を書いた人

mochi

5年間で45都道府県制覇した旅好きOLです。
ひとり旅、空港、ホテル、映えスポットなど新しい発見ができるような記事を届けられたら嬉しいです!

長町武家屋敷跡界隈

昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、豪壮な武家屋敷が立ち並ぶ長町武家屋敷跡。
伝統環境保存区域および景観地区に指定されていて、今でも趣のある景観が維持されているエリアです。

あまりに美しいまちなみなので、テーマパークと勘違いする人もいますが、ほとんどの家には人が住んでいる住宅街。
日本を代表するあの企業の社長さんのご自宅もあるとか?

この界隈の風景をより一層印象深くしているのが、大野庄用水の清らかで豊かな流れ。かつては木材の運搬に使われ、金沢城の築城にも大きな役割を果たしたといわれています。

屋敷内を公開しているところとしては「武家屋敷跡 野村家」があり、当時の武士の暮らしぶりがうかがえ、庭園はミシュラン2つ星の評価を得るほど見事で、海外からもたくさんの観光客が訪れています。

冬になると町並みの土塀を雪や凍結から守るために「こも掛け」が行われ、金沢の冬の風物詩を見るために観光客が訪れます。

この界隈から繁華街の香林坊に抜ける鞍月用水沿いには割烹、郷土料理店、カフェなどが立ち並び、たくさんの人で賑わっています。

古き良き雰囲気を楽しめる街なので、外国人観光客の方にも大人気。
「前田土佐守家資料館」や「旧加賀藩士高田家跡」で、復元された長屋門と池泉回遊式庭園を見たり、「金沢市足軽資料館」で、加賀藩足軽の堅実な暮らしぶりを知ったりして、江戸時代の暮らしにタイムスリップ体験してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
名称:長町武家屋敷跡界隈
住所:〒920-0865 石川県金沢市長町
車でのアクセス:金沢駅から約10分、金沢西ICから約15分、金沢東IC・金沢森本ICから約20分
公共交通機関でのアクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「香林坊」バス停から徒歩約5分、まちバス「香林坊大和・アトリオ」「香林坊東急スクエア・日銀前」バス停から徒歩約5分、金沢ふらっとバス長町ルート「長町武家屋敷跡」バス停からすぐ

ひがし茶屋街

「金澤しつらえ(旧諸江屋)」正面の柳

ひがし茶屋街のメインといっても過言ではないほど、観光客で本当ににぎわっています。
着物を着た観光客や外国人観光客たちも多くみられ、今と昔、日本と海外が混ざり合った、まさに“金沢ならでは”の雰囲気を楽しむことができます。

各地に残る歴史的な町並みや景観を守るため、文化財としての価値が高い伝統的な建造物群を国が選定する「重要伝統的建造物群保存地区」に、2001年に選ばれ、人気を最沸させた理由の一つともいわれています。


茶屋街には、インスタ映えするようなおしゃれなカフェや飲食店、雑貨屋が立ち並んでいます。また、有名な金箔ソフトクリームが食べられるのも有名ですよね。

風情ある石畳の道や出格子の町家、夕暮れになるとどこからか聞こえてくる三味線の音色が、旅する気持ちをいっそう盛りあげます。
江戸時代の面影を今も残すノスタルジックな町を、ゆっくり散策しませんか。

<施設情報>
名称:ひがし茶屋街
住所:石川県金沢市東山
アクセス:JR金沢駅から北陸鉄道バス柳橋方面行きで10分、橋場町下車、徒歩3分
営業期間/時間:通年/見学自由
休業日:店舗による

浅野川大橋

ひがし茶屋街を訪れた際にはぜひおすすめしたいのが、浅野大橋。

美しいアーチ型が大正ロマンを伝える浅野川大橋は、1922年に架橋され2022年に100年を迎えます。
金沢らしさを象徴する地域のシンボルとして多くの人に親しまれており、古きよきものを尊重する金沢市民の気質を感じることができる場所。

歴史的な価値を有するとして2000年には国の登録有形文化財にも登録されています。


ひがし茶屋街の観光バス駐車場からほど近い場所に位置しているので、アクセスも抜群です。特に、夕暮れ時の水面に映る街並みは風情があり感動すること間違いなし!

藩政期の情緒漂う浅野川界わいの街並みにふさわしく、レトロ調の五灯式あんどん型照明を設置されていたり、電線類をすべて撤去して歩道下に埋設したり、など工夫が凝らされているのも、大正時代の面影が復元されている理由の一つ。

近くに観光お土産店もあるので、立ち寄ってみてくださいね。

<施設詳細>
名称:浅野川大橋
住所:金沢市橋場町・主計町~東山
路線:一般国道159号

ヤマト八丁味噌糀パーク

ヤマト醤油味噌の本社製造工場「糀パーク」

発酵食文化と糀のチカラをご体験いただきお持ち帰りいただくために誕生しましたした糀パーク。
本社直売所「ひしほ蔵」、季節の発酵食ランチをお楽しみいただける「発酵食美人食堂」、無料の糀パークツアーや味噌作り(時期限定)、塩糀作り体験(要予約)など人気のワークショップを体験できる「糀蔵」が軒を連ねます。

発酵食美人食堂

発酵食美人食堂® は、ヤマト・糀パーク会員の方がご利用いただける会員制の食堂です。もちもち食感がたまらない「寝かせ玄米® 」、活きた酵素がたくさん摂れる、醤油・味噌・甘酒・塩糀などの発酵食品と、地元金沢の旬の食材をふんだんに使用した季節の糀料理をお楽しみいただけます。

食堂のすぐ横でいただけるのが、醤油ソフトクリーム。
今までに食べたことのないような不思議な味付けを楽しむことができます。

また、すぐ横にあるお土産屋さん「ひしほ蔵」では、すべての醤油、味噌、甘酒は試食・試飲が可能なので、お気に入りの発酵食品を見つけてみてくださいね。

こめとはな

糀パーク内にある飲食店「こめとはな」。
表面をキャラメリゼしたブリュレタイプのベイクドチーズケーキ「こめはなチーズケーキ」や、「こめはなチーズプリン」、「こめはなチーズソフト」など、老舗味噌醤油蔵・発酵のプロが店内工房で手作りした絶品チーズスイーツが楽しめます。

また、チーズのコクと濃厚さと、後味のミルクのさっぱりとした風味がバランスの良い「こめはなチーズソフト」も魅力的。

醬油ソフトクリームとどちらを食べるのか、悩みどころです!

糀蔵

大きな木桶が迫力満点の「糀蔵」。

発酵食品についての解説動画が流れていたり、発酵期間別の味噌サンプルが展示してあったりと、発酵食品について学ぶことのできる施設です。

また、パーク内のヤマト醤油味噌の歴史を感じるスポットを巡りや、スタッフの案内で楽しく散策できるツアーもあり、手湯の体験もおこなっているとか。

平日は11 時、14 時の2回開催、土日祝は 11 時、13 時、14 時3 回開催で、
定休日の毎週水曜、年末年始以外は無料で参加することができます。

そのほかにも、

手がすべすべになる糀手湯(ハンドバス)体験やみそぼーる作り体験など、どなたでも楽しみながら参加できるイベントが盛りだくさん。
時間が許す限り、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
名称:ヤマト‧糀パーク
住所:〒920-0331 石川県金沢市大野町4丁目イ170
電話番号:076-268-5289
定休日:毎週水曜、年末年始

金沢港いきいき魚市

金沢といえば、近江町市場が有名ですよね。
金沢駅からほど近い場所にあり、金沢の食文化を支える『市民の台所』として親しまれています。
アーケードに鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店、約170の店が軒を連ねているため、くさんの観光客で賑わっています。

もちろん近江町市場もおすすめですが、もっと“通”な楽しみをしたい場合には、この「金沢港いきいき魚市」がとってもおすすめです。

近江町市場に比べると規模は小さいですが、その分観光客の方も少なく、ゆったりじっくりと買い物を楽しむことができます。
また、地元の方が日常的に使う市場ということもあり、より“金沢ならでは”を感じていただける場所です!

金沢港に漁船が帰港するのは、夜の8時〜9時。
すぐに市場でセリ落とされた魚はまだ活きているものもあり、新鮮そのものです。朝のセリでは、県内各地から早朝に水揚げされたばかりの定置網の魚がずらりと並び、次々にセリ落とされ「いきいき魚市」で販売されます。

また、いきいき魚市の強みは、目の前の金沢港はもとより、能登や、富山湾で獲れた近郊の魚は一度金沢港に集まり、地物の魚を中心に厳選し市場に並んでいること。

石川の四季の魚の本当の美味しさをお届けするために、頑固なまでに漁れたて新鮮な地物にこだわり販売しているので、安心してお買いものを楽しめます!

<施設情報>
名称:金沢港いきいき魚市
住所:石川県金沢市無量寺町ヲ52
アクセス:JR金沢駅からタクシーで15分
電話番号:076-266-1353
営業時間:通年9:00~16:00
定休日:水曜、盆時期休、年始休
駐車場:あり(100台・無料)

まとめ

今回は、“ちょっと通”な金沢旅というテーマで、金沢のいつもとは違う顔が見ることができる観光スポットをご紹介しました!

また、金沢は食べ物がおいしいことでも有名。
海鮮や冬の蟹、甲箱蟹、金沢おでんなどの名物も外せません。
それに加えて、食べ物も「B級グルメ」と呼ばれるような“ちょっと通”な金沢飯もあります。

それが、「ゴーゴーカレー」や「8番らーめん」。
最近では東京でもよく見かけるようになったチェーン店ですが、金沢市民に古くから愛される地元グルメです!

どちらもJR金沢駅直結のおみやげ屋さん「あんと」に店舗があるので食べてみてくださいね。

ほかにも、金沢港ターミナルや尾山神社など、「金沢ならでは」の風情を感じていただけるようなスポットもあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

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