北方文化博物館
北方文化博物館は、新潟の伝統と芸術にあふれる豪農の館です。
越後の大地主である伊藤家の旧大邸宅を保存・公開したものになります。
歴代当主のコレクションなどの美術品が鑑賞できます。
8年の歳月をかけて建築されたその豪壮な館は、迫力のある美しさです。
広大な8800坪の敷地内には、母屋・大広間・茶室・蔵などがあります。
越後の庭匠(にわしょう)・田中泰阿弥(たなか たいあみ)による池泉回遊式庭園は、四季折々の美しさを見せてくれます。
池泉回遊式庭園とは、広い池泉を中心として、周囲に鑑賞用に作られた小さな山や、小島、橋や庭石などで景色を作り上げた庭園のこと。
この庭園には一本の木から広がる大藤があり、4月下旬から5月上旬ごろに、甘い香りとともにきれいな花を咲かせます。
また11月ごろの庭園は美しい紅葉に彩られ、その眺めを感動的なものにします。
それぞれ見ごろな時期にはライトアップもされ、建物と自然の奥行きや立体感がとても印象的に映ります。
他にも、春の桜、夏のハス、冬の雪景色も素晴らしいです。
敷地内には三楽亭という茶屋もあり、食堂・喫茶店・売店・宿泊施設などもあります。
<施設情報>
施設名:北方文化博物館
住所:新潟県新潟市江南区沢海2-15-25
アクセス:[車]磐越道新津ICから10分 [タクシー]JR新津駅より約20分、JR新潟駅より約25分 [バス]万代シティバスセンター発、沢海経由秋葉区役所行き、上沢海博物館前下車、徒歩2分
電話番号:025-385-2001
時間:9:00~17:00(12~3月は16:30まで)
定休日:なし
料金:大人800(700)円 小人400(300)円 ※()内は団体20名以上の料金 学生割引他、各種割引あり
URL:
https://hoppou-bunka.com/
新潟市新津鉄道資料館
新潟市新津(にいつ)鉄道資料館は、鉄道の町・新津の鉄道文化を伝える資料館です。
1983年に旧新潟鉄道病院新津分室の空き建物を利用して開館しました。
古くからJR信越本線・羽越本線・磐越西線の交差する重要拠点として知られる新津の歴史とともに、現代の技術発展についてもしることができます。
新津は、働く人の4人に1人は鉄道関係者だったこともあるほどの鉄道の町。
ここでしか見られない資料がたくさんあり、とても貴重です。
歴史や鉄道技術に関する多くの収蔵品や説明パネルなど、見応え十分です。
新幹線・蒸気機関車・特急形電車などの実物車両の展示があります。
また、機器操作を実際に体験できたり、鉄道の運転シミュレーターや小さなSLの乗車など、親子で楽しめるコーナーもたくさんあります。
<施設情報>
施設名:新潟市新津鉄道資料館
住所:新潟県新潟市秋葉区新津東町2-5-6
アクセス:
電話番号:0250-24-5700
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:火曜日および12月28日~翌年1月3日(火曜日が祝日の場合は翌日に休館、資料整理のため臨時休館することがあります)
料金:一般:300円(240円) 高校・大学生:200円(160円) 小・中学生:100円(80円) ※()は団体20人以上の料金 ※土曜・日曜・祝日は中学生以下無料です。
URL:
http://www.ncnrm.com/
新潟県立万代島美術館
新潟県立万代島(ばんだいじま)美術館は、信濃川河口の複合施設「朱鷺メッセ」内にある美術館です。
長岡市にある新潟県立近代美術館の分館として2003年7月に開館しました。
現代美術を積極的に発掘しており、多種多様なアートをゆったりとした空間で楽しめます。
長岡市にある県立近代美術館と共有する所蔵品は約6000点。
また、国内外の優れた美術を取り上げる企画展も行っております。
土・日曜日には、学芸員の解説会があることも。
万代島美術館の理念として、芸術文化に親しむ機会を提供することを目指しているとのこと。
ミュージアムショップもあり、展覧会に関連するグッズや書籍を購入できます。
<施設情報>
施設名:新潟県立万代島美術館
住所:新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5階
アクセス:JR新潟駅からバスで15分万代口バス乗場より「佐渡汽船線」(3番線)で「朱鷺メッセ」下車 北陸自動車道「新潟西IC」から車で30分 日本海東北自動車道「新潟中央IC」から車で20分
電話番号:025-290-6655
時間:10:00~18:00(観覧券の販売は17:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館。展覧会によって月曜開館あり)、展示替期間、年末年始 ※展覧会ごとにご確認ください。
料金:展覧会により異なる(中学生以下は無料)
URL:
https://banbi.pref.niigata.lg.jp/
新潟せんべい王国
新潟せんべい王国は、人気米菓「ばかうけ」を製造・販売する栗山米菓直営のせんべいテーマパークです。
おせんべいの工場見学ができるだけでなく、自分で焼いたり、味わうこともできます。
工場見学では、職人が炭火でおせんべいを焼く姿を見ることができます。
資料コーナーで新潟の米菓の歴史を、資料やミニチュア模型などで学ぶことができます。
自分でおせんべいを焼く体験コーナーもあります。自分で作ったおせんべいには好きな絵や文字を入れることもでき、楽しく記念にもなります。写真のプリントも可能です。
飲食コーナーには、「せんべいソフト」や「ばかうけコロッケ」などのせんべい王国ならではのメニューがあります。
おみやげには、せんべい王国限定のばかうけがオススメです。
ばかうけグッズも人気です。
また、米どころである新潟の、お米やお酒といった名産品もあります。
<施設情報>
施設名:新潟せんべい王国
住所:新潟県新潟市北区新崎2661番地
アクセス:JR白新線「新崎駅」より車で約10分 新潟バイパス「濁川IC」より車で2分
電話番号:025-259-0161
時間:9:30~17:00
定休日:不定休(火曜日を定休とする場合有。要問合せ)
料金:無料 各種体験コーナーに料金あり
URL:
http://senbei-oukoku.jp/
新潟市歴史博物館みなとぴあ
新潟市歴史博物館みなとぴあは、平成16年3月に信濃川のほとりに誕生した歴史博物館です。新潟の歴史や文化を、資料や模型、写真・映像などで知ることができます。
展示には、水の都と呼ばれる新潟の「郷土の水と人々のあゆみ」をテーマにしたものが。
潟べりの自然を再現したジオラマや、物資を運んだベザイ船や人々を運んでいた小舟の模型、砂浜で楽しむ漁の時に使用されていた下駄などの展示は、当時の人々の生活を詳細に学べます。
また、ミュージアムシアターでは6メートル以上の大型スクリーンにて、新潟に関する作品を迫力満点で上映しています。
体験コーナーでは、勾玉やオリジナルのペンを作るプログラムも行われています。
過去には古代鏡を模したチョコ作りを体験できるイベントも開催されていました。
ワラや布でできた物を集めた「むかしBOX」は、現代の子供たちに新鮮な驚きを与えてくれます。
みなとぴあにある旧第四銀行住吉町支店は、昭和初期の古典的な様式の建物で、当時の雰囲気を感じることができます。
現在、1階はレストランとして生まれ変わり、昭和レトロの重厚で良い雰囲気とともに食事を味わえます。
2階にある会議室・日本間は、貸出サービスを行っています。
<施設情報>
施設名:新潟市歴史博物館みなとぴあ
住所:新潟県新潟市中央区柳島町2丁目10
アクセス:JR新潟駅万代口より新潟交通バス「昭和大橋経由入船営業所行き」、または新潟市観光循環バス「朱鷺メッセ先回りコース」に乗車、「歴史博物館前」下車すぐ 磐越自動車道「新潟中央IC」より車で20分
電話番号:025-225-6111
時間:9:30~18:00(10月~3月は17:00まで)
定休日:月曜日、休日の翌日、年末年始
料金:一般300円 高校・大学生200円 小・中学生100円(土・日・祝は小中学生無料)
URL:
https://www.nchm.jp/index.html
まとめ
新潟県のオススメ博物館・美術館をご紹介させていただきました。文化や芸術に触れることは、心を豊かにしてくれるとともに、時に新たな発見を与えてくれます。新潟県の博物館・美術館に訪れて、素敵な時間をお過ごしいただければ幸いです。