「化物語」直江津
最初に紹介するのは「化物語」の聖地となっています。
アニメや原作そのものの人気はさることながらパチンコ・パチスロへの巧みなメディアミックスで一気に名を馳せたこちらの作品は、アニメファンからそれ以外の畑の人々にまで幅広く届いています。
独特の作風と重厚な世界観、繊細なストーリーで高い評価を得る名作で間違いなく日本のアニメ史に名前を刻んでいます。
直江津エリアはまさにど真ん中で化物語の聖地となっていて、作品に触れたことのある方には大変なじみ深いものとなっています。
作品の高校はまさに直江津のど真ん中、直江津高校がモデルとなっています。カラフルな
棒状の独特のオブジェクトが隆起した正面は作品でも大変印象的に描かれ、一度見たらな
かなか忘れられないものとなっています。
周囲に視界を遮るものは何もなく、キレイな緑色の芝の中に堂々と佇む変わったオブジェ
クト、ひいては建物自体も宇宙船のような近代的な形状をしていますが、そのギャップが非
常に謎を駆り立て視線を引き寄せられてしまいます。
人によっては「ラスボスの城」という面白い表現で形容することもあるこちらの建物は物
語の学園ものという作風の根幹をなしている舞台となります。
現代でも周辺住民や作品ファンから愛される場所ですので、是非一度足を運んでみていた
だきたいです。
<情報>
名前:旧 直江津高等学校(なおえつこうとうがっこう)
住所:新潟県上越市西本町4-20-1
アクセス:JR東日本(信越本線)北越急行(ほくほく線)直江津駅 徒歩約20分
「めぞん一刻」JR新潟駅
日本屈指の名作漫画ヒットメーカー、高橋留美子先生が手掛けた「めぞん一刻」の聖地も新潟県にあります。
未亡人の主人公の淡い恋愛を描いた作品で、一世代前の方々にとってはキュンキュンと胸が高鳴る作品の代名詞にもなっています。
現代でも語られることからその人気ぶりがうかがえ、多くの方に広くオススメされる名作です。
同作品のクライマックスでは新潟駅らしき場所が登場します。
明言はされておらず直接的な描写もないのですが、作者の出身地でもある新潟県でまずは確定という見方が強いです。
純愛を深めていった男女の主人公が、結婚を報告するために最終的に訪れて空を見上げながら愛をさらに深めたロマンティックな場所。
簡素でシンプルなデザインの装丁ですが、作品の重要なシーンを担っている思い出深い聖地です。
作品ファンの方はキュンキュンと高鳴る胸を抑えながら、2人の恋路に思いを馳せてみてください。
<情報>
名前:JR新潟駅(じぇいあーるにいがたえき)
住所:新潟県新潟市中央区花園1丁目1−1
アクセス:JR東日本 新潟駅
「神様ドォルズ」旧上岡小学校
こちらの作品は2011年に放送されたアニメとなっていて、主人公が引っ越してきたとある村を舞台に巻き起こる村のいざこざ(住民間の闘争や子供についての言い伝え)に巻き込まれていくお話です。
そんな良い意味で「閉鎖的」に描かれている神秘性のある村がこちらの常陸太田市などを中心にモデルとなっていて、特にこちらの旧上岡小学校はメインの登場場所として非常に魅力的に描かれています。
昭和っぽい雰囲気が今でも残っているこちらの施設は、レトロで落ち着きのある空間になっています。
現代でも残るそんな古き良き雰囲気は今でも多くの方の心を震わせ、こちらのアニメだけでなく他の映像媒体などでも度々登場します。
NHKの人気ドラマとして最近話題になった「ちむどんどん」にも聖地として登場したのですが、その点でもファンが多いです。
どの世代の方にもなつかしさを感じさせる素敵なスポットで、是非足を運んでいただきたいです。
<情報>
名前:旧上岡小学校(きゅううわおかしょうがっこう)
住所:新潟県久慈郡大子町大字上岡957-3
電話番号:0295-72-0285
アクセス:常磐自動車道「那珂I.C」より60分
「新世界より」神栖市
「新世界より」はアニメファン以外にも知られている作品だと言えます。というのも名作小説を独自にアニメ化した作品となっているからです。
「新世界より」を自分の人生の中でトップクラスの名作だと表現する文化人や社会人の方も多く、それだけインパクトのある作品になっています。
こちらの作品では1000年後の「神栖市」が舞台になっていて、様々な呪力を用いる人々とそれに伴う災厄の襲来などが描かれるSF作品となっていてそれだけでワクワクしてしまいます。
そんな作品には良い意味で工場が多めでメカニックなイメージのこちらの街の雰囲気がマッチしていて、魅力的です。
作品のファンの方は多数いて、その方にはたまらないエリアと言えます。是非訪れてみてください。
<情報>
名前:神栖市(かみすし)
住所:新潟県神栖市溝口4991-5
アクセス:JR成田線「小見川駅」で下車
「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」水戸市
こちらは王道のラブコメアニメーションという感じになっていて、男性ファンが多い作品となっています。
水戸市を舞台にするというセンスもなかなかに面白く、こってりとしたラブコメ展開をご所望の方にとってはファンも少なくない作品となっています。
「のうこめ」の愛称で親しまれるこちらの作品は、アニメ史にしっかりと名前を遺す作品となっています。そもそもラブコメ作品というのは作品の間口も広く多くの方にジャンルで選定されやすいアニメなのですが、しっかりとアニメファンの間で知名度を獲得しているのです。
頭の中に浮かんだ選択肢通りにヒロインとの恋愛・ラブコメ展開を遂行しなければならないという一風変わったラブコメ作品で「RPG」的な要素をも取り込んだアイデアベースの作品です。
水戸市の派手とは言い難い雰囲気とこちらの作品の通好みの雰囲気がマッチしていて、一見の価値はあります。
1・3・6話に水戸駅周辺が待ち合わせ場所として使われ登場するという情報も併せて記載させていただきます。
<情報>
名前:水戸駅(みとえき)
住所:新潟県水戸市宮町1丁目1−1
アクセス:JR水戸駅
「ももくり」水戸市
最後に紹介するのは、「ももくり」という作品の聖地です。
こちらはWEBマンガ発でアニメ化した作品となっていて、テレビなどで放送されたわけではないのですがインターネット上の公式サイトにて放映されたという少し毛色の異なったものとなっています。
しかしながらインターネット上に聖地巡礼ブログも掲載されているほどでファンも侮れないです。
美少女が登場するふわふわものとしては意外にも写実的に水戸駅周辺のスポットが描かれているのが面白いです。
「ここ、知ってる」と地元の方なら一目でわかるほどリアリティも顕在しています。「ハースブラウン エクセルみなみ店」は主人公の男の子とのデートをする際に登場するパン屋として描かれますし、水戸駅近郊の納豆像マルイの建物など周囲の生活がありありと描かれています。
ヒロインの女の子が主人公にまつわるものを物色するというストーキング的なおもしろラブコメなのですが、平和な気持ちになります。是非足を運んでみてください。
<情報>
名前:水戸駅(みとえき)
住所:新潟県水戸市宮町1丁目1−1
アクセス:JR水戸駅
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
新潟県を舞台にした作品の聖地に触れ、作品をより楽しんでみてください。