熊野本宮大社周辺
熊野本宮大社
熊野三山の中心で、全国に約4700社ある「熊野神社」の総本宮です。創建は紀元前33年、熊野川の中洲(現在の大斎原)に社殿が建てられたと伝えられています。牟須美(むすみ)・速玉(はやたま)・家津美御子神(けつみみこのかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られた神社です。
参道入口の鳥居から続く158段の石段がおごそかな雰囲気を醸し出しています。石段を昇り切ると、熊野本宮大社の社殿が姿を現します。
熊野三山の中でも、熊野大社の美しい茅葺き屋根の社殿は神聖な雰囲気が漂っており、思わず背筋がピンとします。
また、熊野本宮大社から徒歩10分のところに、旧社地である大斎原(おおゆのはら)があります。1889(明治22)年の大洪水により、大斎原にあった熊野本宮大社の社殿の大部分が流されました。現在の社殿は流出を免れた3棟を1891(明治24)年に移築・再建したものとなっています。
現在、大斎原には2000(平成14)年に建てられた日本一高い大鳥居(高さ33.9m、横42m)がそびえたっており、人気のフォトスポットとなっています。
<施設情報>
施設名:熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
住所:〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮
参拝時間:8:00~17:00
定休日:なし
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.hongutaisha.jp/