自家製麵くろ松
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JR高崎駅からおおよそ2キロメートルほどの場所にたたずむお店です。
オープンは11:00。
開店前には行列ができはじめてしまうので、特に休日は早めにお出かけください。
お店専用の駐車場はありませんので、車で訪問する場合は近くのパーキングを利用するとよいでしょう。
店内に入ると、コンクリート打ちっぱなしのモダンな雰囲気。
席は9席、カウンターのみです。
オープンキッチンなので、カウンター越しに調理の様子が見えるのも楽しい印象。
奥には製麺機もあります。
特上 白醤油つけ麺
くろ松のウリは、なんといっても白醤油をつかったラーメン。
白醤油とは小麦原料でかつ熟成期間が短く、色味がとても薄いものを指します。
やわらかな黄金色で、料理の見た目をほとんどジャマしません。
食材の美しさを、そのままに活かせる調味料というわけです。
さらに、白醤油はうま味自体もおだやかなので、ラーメンにつかうダシの味をしっかり活かせるのも特徴。
食材や調理の過程にこだわっているということが、うかがえます。
くろ松では、かけとつけ麺の2種類を提供していますが、今回ご紹介するのはオーソドックスなかけ。
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しっとりとやわらかい豚チャーシュー・鶏チャーシュー・メンマ・煮たまご・ワンタンに三つ葉とトッピングが豪華。
特にチャーシューは、豚と鶏の2種類が味わえ、大変ぜいたくです。
肝心のお味は、魚介のダシと白醤油がお互いを引き立て合い、アッサリしながらもうま味の強さを感じます。
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麺はストレートな細麺。
スープとよく合います。
アッサリした味わいですが、うま味がきいているためか物足りなさを覚えることはありません。
ちなみにくろ松の中華そばには、梅・竹・松の3種類がありますが、これはトッピングの数の違い。
「スープと麺をシンプルに味わってみたい」という場合は、梅を選ぶのがオススメです。
スープに麺と三つ葉だけの最もシンプルな一杯は、くろ松の真髄ともいえます。
＜店舗情報＞
店名：自家製麺くろ松
住所：〒370-0815 群馬県高崎市柳川町9-5
アクセス方法：県道29号線沿い
高崎駅より徒歩にて18~20分
営業時間：11:00~15:00
定休日：日曜、その他不定休
予算：¥1,500
禁煙・喫煙：全席禁煙
空間・設備：ベビーベッドあり、カウンター席のみ
URL：https://twitter.com/773kuromatu
志那そば なかじま
『東金井県営住宅』の１階にあります。
こちらも休日にはオープン前から行列のできるお店です。
駐車場は敷地内にはありませんが、車で1分ほど先にある高架下に専用のスペースが用意されています。
店内は、10席ほどのカウンターのみ。
カウンター後方には、待ち合い用のイスがあり便利です。
客席とおおむね同じ高さにオープンキッチンの作業台が設えられており、調理の風景を間近に感じることができます。
ちなみに、なかじまのご主人は、東京都目黒区の有名店『志那そば かづ屋』で修業を積まれたそう。
修行に裏打ちされた確かなウデがつくるラーメンを、存分に堪能しましょう。
わんたんそば
ブシ系・昆布・鶏などのうま味がぎゅっと詰まった、醤油ベースのスープがおいしい一杯です。
トッピングは、チャーシュー・のり・ワンタン・メンマ・白ネギ。
なかでも特筆すべきと感じるのは、ワンタンとチャーシュー、メンマです。
ワンタンはまず食感がとてもよく、口にいれた瞬間になめらかさを感じます。
噛めば、肉感のあるあんとジューシーな肉汁。
ショウガの風味もよくきいています。
チャーシューは肉質がしっかりしているのに、やわらかくうま味たっぷりです。
また、メンマはコリコリとして箸休めに最高。
トッピングだけでもかなりバラエティに富んだ味わいを楽しむことができます。
麺は中細ストレートでコシが強く、ツルツルの食感です。
アッサリめのスープとよくなじみ、どこかなつかしさを感じる味わい。
スープ割りもできるので、ラーメン通の人はぜひ試してみてはいかがでしょう。
＜店舗情報＞
店名：志那そば なかじま
住所：〒370-0069 群馬県高崎市飯塚町1190-4 東金井県営住宅1階
アクセス方法：東金井県営住宅内
高崎駅より徒歩にて16~17分
営業時間：11:00~14:30
材料がなくなり次第閉店
定休日：日曜
予算：\1,000
禁煙・喫煙：全席禁煙
空間・設備：駐車場あり（新幹線高架下に専用スペース 7台分）、カウンター席のみ
URL：
https://twitter.com/nakajima_2008
だるま大使 本店
市内に2店舗ある、だるま大使。
今回ご紹介するのは本店です。
実は現在だるま大使2号店は、別会社の運営に変わっているそう。
メニューも違うということなので、訪問の際は確認しておきたいところです。
だるま大使の目印は、屋根の上。
なぜか触角のようなものをつけてロングヘアの、だるまさんがいます。
とてもユーモラスなその姿に、カメラを向ける人も。
1枚写真を撮らせてもらえば、いい記念になりそうです。
店内にはカウンター席とテーブル席があり広々。
壁に、芸能人や著名人のサイン色紙がたくさん飾ってあるのが印象的です。
地元の有名店ながら決して気取りのある感じはなく、料理を待つ間に読むマンガなど、アットホームな雰囲気を感じます。
オーダーは食券制。
駐車場は敷地内に約25台分あり、便利です。
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先にご紹介した2店舗は、どちらかといえばアッサリしたラーメンがウリのお店でした。
ですが、だるま大使のラーメンはその逆。
『超濃厚』なトンコツを楽しめるお店です。
スープにたっぷりと浮かぶアブラは、見ただけでもコッテリ感を想像させます。
口にふくむと、豚の凝縮したようなうま味が押し寄せてきて、おどろくほど。
醤油の塩分もしっかりきいていて、ガツンとした味わいです。
「コッテリしたラーメンが好き」なら、きっとハマる一杯ではないかと思います。
トンコツラーメンというと、においが強いというイメージが先行しがちですが、くさみ
というようなものはほとんど感じません。
丁寧な調理でダシを採っているのだろう、と思わせるような“おいしいスープ”です。
ここに合わせる麺は、製麺所に特注しているという細麺(中太麺も選択可能）。
味の強いスープに負けないしっかりした麺で、モチモチした食感を楽しめます。
ゆで方の希望も伝えられるので、お好みの固さでラーメンを楽しみましょう。
ごま・高菜・紅ショウガなどはカウンターに用意されています。
＜店舗情報＞
店名：だるま大使 本店
住所：〒370-0883 群馬県高崎市剣崎町1186-12
アクセス方法：群馬八幡駅より1.3キロメートル
群馬八幡駅より徒歩にて15分
営業時間：水・木・金 11:30~13:45
18:00~20:45
土・日 12:00~14:45
17:00~20:45
定休日：月曜、火曜、年末年始
予算：¥1,000
禁煙・喫煙：全席禁煙
空間・設備：カウンター席、テーブル席、駐車場あり
URL：
http://daruma-taishi.com/index.htm
鶏白湯泡ramenたまき
店名にある“泡ramen”。
あわラーメンって、どんな食べ物でしょう……。
実はこれ、関西発祥のニュージャンル。
食べる直前に、スープを泡立てて提供するもののことを指すそうです。
群馬県で泡ラーメンに特化したお店を出したのは、たまきが初。
時代の最先端を走るお店の味を、ぜひ体験してみてください。
場所は高崎駅のほど近く。
飲食店などが多く並ぶ、『レンガ通り』という道路沿いにあります。
黒の外壁に和のニュアンスを感じる外観を目印にどうぞ。
たまきのイチ押しメニューは、コレ。
「メレンゲ？」
と思ってしまうほどキメこまかく泡立てられた白い白湯スープがとても美しいですね。
ひと口飲んでみると、鶏のダシと醤油のこうばしさを感じます。
しょっぱくはなく、どちらかといえばやさしい風味で繊細な味です。
トッピングは半熟がうれしい燻製(くんせい)煮たまごに、ピンク色のローストポーク、レッドオニオン、カイワレ大根、ゆずの皮と、とってもオシャレ。
このローストポークは群馬名産の豚肉を使用したものだそうです。
お肉を脱水してから丁寧に火入れをすることで、バツグンにやわらかくしっとりとした食感をつくり出しています。
煮たまごについても、燻製してあるというのはラーメンのトッピングとしては珍しいのではないでしょうか。
泡でモコモコなので、丼に沈んだ麺は見えません。
そこへ箸を入れてみると、幅の広い平内麺が登場。
「あ、こういう麺なのかな」と思うと、実はそうではなく、コレはどうやら具として1本だけ入っているもののようです。
ワンタンのようにモチモチで、とてもおいしい。
こうした遊び心があるのも楽しいものです。
主役の麺は中太のストレート。
やさしい泡にしっかりと包まれて、味がよくからみます。
繊細ながら鶏のおいしさがしっかりと感じられる、味わい深い一杯です。
ちなみに、トッピングのローストポークは丼で楽しむこともできます。
ラーメンとローストポーク丼（ミニサイズ）のセットもあるので、おなかに余裕があれば召し上がってみてください。
＜店舗情報＞
店名：鶏白湯泡ramenたまき
住所：〒370-0832 群馬県高崎市砂賀町24-1
アクセス方法：レンガ通り沿い
高崎駅より徒歩にて約7分
営業時間：平日 11:00~15:00
土・日・祝日 11:00~16:00
定休日：月曜、第3日曜
予算：¥1,500
禁煙・喫煙：全席禁煙
空間・設備：カウンター席、テーブル席
URL：
https://twitter.com/ramen19692785
まとめ
本記事では、群馬県高崎市内にある“行列のできるラーメン店”をまとめました。
どのお店も素材や製法にこだわり、独自の味わいをうみ出しています。
気になったところがあれば、ぜひ足を運んでみてください。
市内にはまだまだたくさんのお店がありますので、好きな味わいと似た傾向のラーメンがあれば食べ比べをしてみるというのもオススメです。
小麦を愛する群馬県民が熱狂するラーメンを、楽しみましょう。
